雛見沢症候群 羽入。 ひぐらしのなく頃に で聞きたいことです(ネタバレあり)

雛見沢症候群は統合失調症 言祝し編の羽入のメンヘラ度

雛見沢症候群 羽入

概要 [ ] から登場した主要人物でありの主人公の一人でもある。 困った時に、口癖の「あぅあぅ」と言う言葉を発する。 祭囃し編では、実体化して古手梨花の遠縁の親戚として現れる。 人物 [ ] の遠縁の親戚に当たる人物として登場する。 頭に角が2本(本人から見て左側には傷がある)生えており、それがコンプレックスである。 好きなものは甘い物(特に、初登場は綿流し)で、嫌いなものはなどの辛いものと(梨花と味覚などの感覚を共有しているため、梨花が辛いものを食べることを嫌がる。 梨花自身がおしおきや、嫌がらせとして楽しむために食べることもある)。 体格は梨花と同じ位のため、レナに狙われている。 祭囃し編では学校に転校生として登場し、部活メンバーの一人としても活躍する。 その正体は村で崇拝されている「 オヤシロさま」。 本来は姿と声は、オヤシロ様の生まれ変わりと称される梨花にのみ知覚できる存在(古手家では、八代続いて第一子が女子であったならばその八代目がオヤシロ様の生まれ変わりだという言い伝えがある)。 梨花の相談役として100年間、共に惨劇に挑戦してきた。 沙都子が寝静まった後に梨花と相談をし、今後の方針を決めている。 梨花にからかわれることが多いが、誰よりも彼女を心配している。 鬼隠しや他の話で登場しているように見えるが、それは雛見沢症候群の初期症状である。 が、雛見沢症候群の症状が強まると羽入の気配や音を知覚しやすくなるようなので、必ずしも雛見沢症候群の幻覚や幻聴ともいえない。 例として綿流し編で詩音や富竹が祭具殿で聞いていた音は三四の間違ったオヤシロ様説に対する羽入の抗議である。 ちなみに「」で梨花が詩音に注射をされ、よろけている時「はっ、はにゅー、はにゅー」と言っていた事がある。 では、彼女がずっと傍観して何もしなかったから敵に勝てなかったと指摘され、物語に積極的に関わろうと考えを改める。 そして、傍観を止め、彼女自身も表舞台に上がり惨劇に挑戦する一つの存在として現世に現れたのが、から転校してきた 古手羽入である。 その際、普段着ている巫女服とは違い制服の姿で現われ、梨花以外にも知覚でき触れることも可能となる。 「ひぐらしのなく頃に絆」における非公式設定 [ ] の言祝し編によると、本名は ハィ=リューン・イェアソムール・ジェダであり、からこの世界にやってきた「リューンの民」と自称する異世界人の一人である。 世界移動の際のトラブルによって「リューンの民」の多くが肉体を失って精神体でこの世界に流れ着いた中で、元の肉体を維持したままこの世界にやってきた「純血[ピュトゥス]」と呼ばれる一人であり、暴走して人を襲う「混血[グリフィス](リューンの民の精神体が人間に憑依したもの)」を討伐することを役割として各地を放浪していた。 頭の角は「リューンの民」の特徴であり、「リューンの民」はこの世界の人間とは違い、老化しない代わりに徐々に肉体や精神の構造が単純化、つまり退行して「死」に至るという(現在の羽入が少女の姿であるのはそのため)。 あるとき、鬼ヶ淵村で 古手陸と出会い(過去に鬼ヶ淵村で「混血」を討伐した際に救った赤子が陸であり、正確には再会なのだが最初はお互いに初対面だと思っていた。 羽入という名は、出会った際に本名は呼びにくいということで陸が名づけたもの)、ひょんなことから古手家に居候することになった羽入は、陸と暮らすうちに彼に惹かれ結婚。 娘の桜花を儲け幸せな家庭を築くものの、ある事件により陸は死亡、羽入も普通の人間には知覚できない状態になってしまう。 成長した娘の桜花だけは唯一羽入を知覚することができたため、羽入は桜花に自分が母親である事は伏せ、友人として影から見守っていた。 ところがある時、村に蔓延した疫病を治すために桜花が羽入に疫病の薬を作ってもらったことで、薬を戦の道具として使おうとした領主や疫病の薬による金儲けを目当てとした村人の一部が暴走し、桜花は酷い拷問を受ける。 それを見た羽入は激怒し我を忘れて次々と村人を殺していくも、鬼である羽入を止められるのは鬼の血を引く自分だけと考えた桜花に止められて自我を取り戻す。 そして、惨劇の原因と罪を暴走した村人や領主ではなく自分という「鬼」に背負わせるよう伝え、桜花に自分を討たせた。 なお、このシナリオは原作で断片的に明かされた設定を元に、CS版の新規オリジナルシナリオを担当しているシナリオライターのが考案したものであるため、これが公式の設定というわけではない。 作中でも史実とは限らないと明言されており、幾つか伝わっている古文書の中の一つであるとされている。 能力 [ ] 雛見沢村の村人たちが崇拝する神様だけあって、不可視の障壁や透明化、時空を越えるといったを有する。 「」では 時間を止めた。 この能力は、「羞晒し編」で使われている。 また、梨花が100年の魔女として何度も同じ時を繰り返してこられたのも、彼女の力によるものである。 しかし、「皆殺し編」で、時間をさかのぼらせる力がすっかり落ちてしまったことが明らかとなった。 原作では、祭囃し編で羽入がなんども姿を消したりする様子が描かれているが、アニメでは一切触れていない。 性格 [ ] 内気で気の弱そうな部分が多いが、梨花同様に油断ならない部分も存在する(梨花には自分以上の狸と言われている)。 基本的に梨花と同じ喋り方で、で口癖には「 〜なのです」「 あぅあぅ」などがある。 梨花の項でも触れているが、梨花の喋り方は、羽入の普段の喋り方を真似たものである。 梨花と少しでも共に居るために時間のループを作り出した。 ループを脱してその先へ進もうと悩み、そのうちに繰り返す日常に無関心になっていった梨花とは正反対に、100年間のループを楽しんでいた。 しかしその反面、ループを超えて未来へ進むことについては、梨花よりも先に簡単に諦めてしまっていた部分もある。 これは自分が世界に直接干渉できない事、永遠に近い生の中で梨花以外に話相手がいないことによる梨花への依存心、時間のループによって終わっても次があるという考えによる堕落心など諸々の事情による。 普段は、上のような子供じみたやや頼りない喋り口調で話すが、「オヤシロさま」として話すときは上からものを見るような話し方になる。 家族構成 [ ] 上述の通り、彼女の正体はオヤシロさまであるが、このことは部活メンバーにも秘密にされており、表向き古手家の遠縁の親戚ということになっている。 古手家同様御三家に名を連ねる魅音も彼女の存在は知らなかったが、家系が複雑であるなどとして自然に納得させている。 なお、普段は梨花と共に生活しており、集会所の裏にある倉庫が住居になる。 古手家の先祖で「鬼狩柳桜」を用いて鬼を討ったとされる 古手桜花は羽入の娘にあたる。 古手家に伝わる古文書によれば、彼女らは一族とともに、雛見沢ではないどこか遠い場所から来たとある。 人の世に満ちた罪を贖うために自ら罪を背負って娘の桜花に討たれた。 ただし、伝説上のオヤシロさまに関する記述はむしろ桜花に関するものが多い。 祭囃し編、、澪尽し編では彼女の過去の話が語られており、梨花の先祖である古手桜花との交流が語られているが、原作の祭囃し編とCS版の澪尽し編・言祝し編ではそれぞれ異なる設定、立ち位置、背景になっている。 ゲームスタイル [ ] 転校早々自ら部活に入部希望をする。 圭一は、新入部員への洗礼として彼女に罰ゲームを受けさせようと企んだが、何故か圭一が他のメンバーに陥れられる結果となったため、その実力は未知数。 だが、彼女の性格から部活のダークホースになる逸材だと注目されている。 外見 [ ] 作画のは羽入の外見制作に当たり、長髪と頭部に角が2つ生えていることを決めていた。 羽入登場前はその存在の可否さえ不明だったが、オヤシロさまは物語当初から重要な位置を占めていた。 そのため公式HPのお絵かき掲示板にて、オヤシロさまがもし存在したらということで、いつからかファンによって「尾八白様」(おやしろさま)としてオヤシロさま擬人化がされるようになった。 竜騎士07はファンとの交流のため、上記の設定に加え、羽入の髪の色をあえてにした。 巫女服を着ている点でも、尾八白様と設定を同じくする。 尾八白様成立の経緯については下記にある「リンク」先も参照。 その他 [ ]• 原作の最終話である祭囃し編とコンシュマー版の最終話、では立ち回りが大幅に変わっている。 で羽入が初登場するのは皆殺し編が収録される3巻以降だが、羽入役の堀江由衣は1巻の時点から各章の冒頭に流れるナレーションを担当していた。 実写映画版第1作目は鬼隠し編がベースとなっているが、羽入も意外な形で少しだけ登場している。 語尾に「-はにゅ」とつけて話す。 脚注 [ ] [].

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ひぐらし言祝し編「治療薬の戒め・在庫と争奪の話」雛見沢症候群→コロナに置き換えた考察

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オヤシロ様の生まれ変わり 古手家では8代続けて第1子が女子であった場合その 8代目がオヤシロ様の生まれ変わりになるという言い伝えがありました。 そして、その通り8代目の古手梨花はオヤシロ様を知覚することが出来る生まれ変わりになったのです。 オヤシロ様の祟りとは? オヤシロ様である羽生は何も関与していませんでしたが、村では「オヤシロ様の祟り」が起きるという言い伝えがありました。 綿流しのお祭り オヤシロ様は慈悲深い神である一方、村に対して祟りをおこすことがあると言われています。 そんなオヤシロ様の怒りを鎮めるために鬼ヶ淵に 生贄として人間の臓器を捧げていました。 現在はそのようのことはしませんが、その 様子を再現した綿流し祭りが毎年行われています。 竜宮レナの証言 竜宮レナは一時期雛見沢村を離れ、茨城県に転校していた時にオヤシロ様の存在を感知していたようです。 オヤシロ様が外をついてくる• オヤシロ様は屋内にまでついてきたり寝床に立ったりもする• オヤシロ様に対してあやまらないといけない• 雛見沢へ戻らないといけない このような感情に支配され、ついに暴力事件を起こして雛見沢に戻ってきてしまいました。 そしてレナはオヤシロ様の存在を完全に信じるようになったのです! 【ひぐらし】オヤシロ様とは?その正体と祟りについてご紹介!:まとめ いかがでしたでしょうか? まとめると• オヤシロ様の正体は羽入• 古手梨花にだけ知覚できる存在だった• オヤシロ様の祟りの正体は雛見沢症候群!• 羽入と梨花は雛見沢症候群の惨劇から村を守ろうとしていた こんな感じです! それでは最後までご覧いただきありがとうございました!!.

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【ひぐらし】オヤシロ様とは?その正体と祟りについてご紹介!

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雛見沢症候群を解明していきたいと思います。 注目すべき点は、入江が現場監督の殺人犯を解剖したことを振り返った際のセリフです。 以下、省略抜粋です。 実際、去年の、…工事現場監督の殺人犯の身体を分析し、成分構成などを調査した結果、私たちの研究は飛躍的進歩を遂げていた。 つまり、私たちはとうとう、病原体の特定に成功したのである。 宿主の人間が死ぬと、その死後数時間以内に溶解する特徴も発見した。 溶解後は体内に存在するごく普通の成分となってしまうため、その痕跡の発見はほぼ不可能に近いこともわかった。 …これによって、これまでどんなに死亡後の肉体を調査しても、全く病原体が発見されなかった理由に説明がついた。 病原体とはなんでしょう?ウイルス?寄生虫?死後普通の成分となってしまうとは、どういうことなのでしょうか?そこで、病原体について検索してみました。 (抜粋) Prusiner は、生化学的手法と独自のバイオアッセイ系により scrapie 病原体の濃縮を試み、病原体は蛋白性質の因子(プリオン)であること、また、プリオンの本体はその主たる構成蛋白質であるプリオン蛋白質であることを 1982 年に報告した。 ヤコブ病などのプリオン病と呼ばれる病気は、昔から存在が認知されているものでしたが、それまでその病気の解明がされていなかった、よくわからない病気だったということのようなのです。 それを Prusiner 博士は、1982 年に初めて病原体の存在を発見するに至った。 それまではそのタンパク質を検出することができなかったということなのではないでしょうか。 (抜粋) ウェスタンブロッティングの手法が発表されたのが1979 年。 DNA をブロッティングするのがサザン(Southern)だから、とタンパク質は「ウェスタン(Western)」 と命名されました。 検出まで含めてウェスタンブロッティング、ウェスタン法と呼ぶこともあります。 異常プリオンタンパク質の検出方法が発表されたのが 1979 年のこと。 それまでは、様々なタンパク質を目的別に分類して検出することができなかった、異常プリオンタンパク質と正常プリオンタンパク質を区別することができなかったのではないでしょうか。 ここでひぐらしに戻ります。 入江が雛見沢症候群の病原体を発見したのが、昭和58年の4年前のこと。 つまり、1979 年 6 月のこと。 人類史上に、プリオン病というものが刻まれる前のことなのです。 雛見沢症候群、その未知のウイルスの正体とは、 プリオン病という言葉がこの世に存在しないタイミングで発見された、異常プリオンタンパク質を病原体に持つ病気だったのではないでしょうか。 ただ、タンパク質ではあっても変異したものですから、死後普通の成分になってしまうというのは違和感があります。 「この変形構造は極めて安定」とあり、普通の成分に混じるということはないというようにも見受けられます。 もう少し調べてみましょう。 (抜粋) これまでウシ海綿状脳症(BSE)、クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)など、プリオン病の診断は、異常プリオン蛋白質(PrPSc:scrapie-type prion proteinの略)の検出に依存してきています。 110回で述べたように、現在、BSEについては3社のキットが実用化されています。 これらはウエスタン・ブロットやELISAによるPrPSc検出です。 どれもが、検出感度を高める工夫を施されていますが、脳の中でもPrPScが高い濃度で見つかる部分の組織についての検査であって、微量のPrPSc検出はできません。 プリオンタンパク質は脳脊髄で多く検出できるので、そこから異常プリオンタンパク質を検出することができる。 でも、微量だと検出できないそうです。 つまり、検出できないということは、普通のタンパク質と区別できないということなのではないでしょうか。 この資料は、高感度検出法だそうなので、1979 年当時、高感度に検出することはできなかった。 異常プリオンタンパクが大量に発生していない場合は、入江たちは検出することができなかったのではないでしょうか。 (抜粋) プリオン蛋白質の分解機構は不明である。 異常型プリオン蛋白質は蛋白質分解酵素による分解に対して耐性を示すため感染細胞内に蓄積するが、まったく分解されない訳ではなく、半減期24時間程度で分解される。 プリオン持続感染培養細胞株を用いた研究から、抗体などを用いてプリオン蛋白質の異常型への変換を阻害すると、異常型プリオンの蓄積量が減少し、持続感染状態から離脱させることができると報告されている。 これらのことから、プリオンの感染は異常型の生成と分解のバランスにより成立していると考えられている。 異常プリオンタンパク質は、分解されないのではなく、されにくいだけ。 生成と分解のバランスにより存在しているので、死後には生成が行われなくなると仮定するならば、分解のみが進行し、入江の思考どおり、死後数時間後には体内成分に溶け込んでしまうということなのではないでしょうか。 前述の通り、微量の異常プリオンタンパクは検出できないそうなので、分解のみが進行してしまうと、もはや検出できないくらいに減少してしまう、まさに「 その痕跡の発見はほぼ不可能に近いこともわかった 」という状態になってしまうのではないでしょうか。 量が半減するのが24時間だそうですが、当時の検出方法だと、その時間を待たずして減少してしまった量では、検出することができないのではないでしょうか。 病原体の正体は異常プリオンタンパク質だったとして、このプリオン病は、ヒトに与える影響はどうなのでしょう。 症状について調べてみました。 5代プリオン病と分類される、既知のプリオン病において、この雛見沢症候群の症状に一番近いのが、「 変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(variant Creutzfeldt-Jakob disease:vCJD)」だと私は思いました。 (抜粋) 発症年齢は 12-74 歳であるが,平均 29 歳と若年であることが特徴である。 初期に は抑鬱,焦燥,不安,自閉,無関心,不眠,強迫観念,錯乱,興奮,異常な情動,性 格変化,異常行動,記憶障害等の精神症状が中心である。 雛見沢症候群に当てはまりそうな症状がいくつも見受けられますね。 プリオン病が、精神や交感神経に影響を与える存在であることは事実であるようです。 さて、雛見沢症候群の親玉とされる古手梨花はどうでしょう。 彼女も vCJD に感染しているのでしょうか。 梨花「…入江。 ボクは、女王感染者というものなのですか」 入江「はい。 梨花さんの寄生体だけは、村中の誰とも違う特別なものです」 梨花はすでに、頭蓋に穴を開けられて脳を覗かれています。 予後不良とならない者の脳を生きながらに観察できたのは、後にも先にも梨花だけです。 その上で入江は寄生体の存在を言及しているわけですから、梨花の病原体も発見することができたということなのでしょう。 そしてさらに「 村中の誰とも違う特別なもの 」という表現をしているので、 vCJD とは違うプリオン病なのかなと思いました。 抜粋 イタリアの家系で見出され、日本ではごく少数の家系に見出されるのみである。 プリオン蛋白遺伝子の変異した家系に見られる。 いずれの場合も遺伝 性があり、多くの場合は40〜50歳代で発症し男女差はない。 なお、患者の脳組織には異常プリオンが蓄積されているため、感染性がある。 上記は「 致死性家族性不眠症 FFI 」というプリオン病です。 vCJD とはちがい、こちらは遺伝性の病気となります。 つまり、家族間で受け継がれていく病気のことです。 梨花がこれに感染しているとなれば、古手家は代々この病気を引き継いできたことになります。 となれば、オヤシロさまの血を引く古手家の存在及び 鬼ヶ淵村の祟りと向き合う伝統の歴史、さらには女王感染者の存在を予見した高野博士の文献との整合性を、古手家代々受け継がれる遺伝性の病気としてこの FFI を主体に説明がつけられると鷹野や入江は考えたのではないでしょうか。 vCJD は遺伝性ではないので、何かしらの外的要因によって感染したと想定するでしょう。 入江たちは、その感染源の中心にいるのが FFI に疾患した者の存在であると想定したのではないでしょうか。 抜粋 発症年齢は平均 50 歳である。 病初期より進行性不眠,多汗症,体温調節障害,頻脈,血圧調節障害,排尿障害,不規則呼吸等の広汎かつ多彩な自律神経障害と,夜間興奮,幻覚等の精神運動興奮を呈する。 亜急性に進行し,約 1 年で無動無言状態となり死亡する。 FFI の症状もやはり、雛見沢症候群及び vCJD と類似する部分があります。 ですので、 vCJD の原点は FFI であり、そこから派生したものだと入江たちは考えたのではないでしょうか。 高野博士の予見した女王感染者とは、 vCJD の派生元である FFI を受け継いでいる者のことを指すのではないかと、考えたのではないでしょうか。 (現実には、この2つの因果関係を示すものは何もありません) 入江たちは79年の時点で、 現場監督殺害犯から vCJD を、 古手梨花から FFI を、 検出するに至った。 これにより、研究の進捗を飛躍的に伸ばすことにつながったのでしょう。 上記を踏まえた上で、ではそろそろ物語の核へと医学で迫っていきましょう。 注目すべきは以下です。 梨花の父「この村には、大昔からある病気があるのだ。 …それはこの地にだけある特別な病気、風土病というものらしい。 …それには、この村に住むものが全員かかっている」 これは、入江たちが梨花ちゃんに研究協力依頼をした際のシーンです。 いつのことかといえば、入江たちが異常プリオンを発見してから、間もなくのことです。 少なくとも沙都子が発症する2年目より前のことですね。 最大級におかしなセリフは、「 この村に住むものが全員かかっている」という部分です。 異常プリオンタンパク質は、上記のとおり、脳脊髄でしか多量に検出することができないし、79年当時、多量に検出する技術も存在しません。 ですから、「村人全員が感染している」を医学で証明するためには、「村人全員の脳を覗く」しかなかったはずなのです。 もちろん、入江たちがそれを実行できたはずはありません。 鷹野「検査法に関しては、現在、入江先生が血液採取から潜在患者を発見する方法を研究中です。 」 83年の段階においても、潜在患者を特定する検査法として血液から抽出するまでには至っていませんから、79年の段階ではなおのこと、ということですね。 また、83年時点での雛見沢症候群の認識において、 『雛見沢症候群』の軍事的価値として非常に注目されたのは、その原因である因子体が、宿主が生体でないと検出ができないことにあった。 しかもそれは、ある種の非人道的手法でなければ検出できない。 つまり、一般的には検出不能ということだ。 というのもあります。 異常プリオンタンパクの特徴どおりですね。 生体解剖しないと検出不能な病気を、入江たちは検出していないにもかかわらず疾患していると診断していることがわかるかと思います。 彼ら研究者の中では、雛見沢症候群という病気は村人全員に及んでいるというのが、79年の時点ですでに前提となる不文律として存在しているのですね。 鷹野「常に最悪の事態に備えることは、国防にも通じますし、我々アルファベットプロジェクトの理念でもあります。 そして、使うことが目的なのではなく、備えることそのものが肝要なのです」 雛見沢症候群がどこまで蔓延しているのかを科学で突き止めることは不可能だという判断が当時は妥当であった以上、最悪の事態を想定しておくこと、すなわち村人全員が感染しているということを念頭に置いてこの病気に挑むことは、彼らアルファベットプロジェクトの理念から外れるものではないのです。 また、そういう思考の背景には、鷹野の影響や、入江の医師としてのスタンスによるものが大きいのでしょう。 アルファベットプロジェクトの中心にいる鷹野は、もちろん村人全員が感染していることを疑いません。 なぜなら高野一二三氏の考えがすでに雛見沢という地域に特殊な病気があることを前提とし、女王感染者の死亡により村という自治体単位で末期発症するという所見を示している以上、雛見沢症候群が村人全員に感染していることが、彼の中でも当たり前の前提となっているからです。 鷹野は、おじいちゃんの文献の正しさを証明するために活動しているのですから、 村人全員が感染していることは、鷹野にとっては当然の事実なのです。 入江は、鷹野の考えに引っ張られた部分もあるのでしょうが、最悪の事態を想定して治療に望まなくてはという姿勢には反対する理由がありません。 また、ダム反対運動の真っ最中だった状況が後押しし、この異様な盛り上がりと暴力的な手段も厭わない思考は、雛見沢症候群による脳の疾患が影響していると考えたのではないでしょうか。 人の行いの悪の部分を、脳疾患で説明することが入江のライフワークなのですから、彼らの過激な振る舞いを雛見沢症候群という病気と結びつけることは、自然な成り行きだったように思います。 ダム反対運動という異常な熱気が蔓延しているその範囲は「村全体」ですので、であれば雛見沢症候群が村人全員に行き渡っていると考えても不思議はないと思うのです。 そして、このような考え の行き着く先の悲劇は、ひぐらしにおいてすでに提示されています。 女王感染者の死亡による、48時間以内のキャリアーの末期発症です。 これは彼らの間違いであったことは判明しています。 しかしそれが事実であるかのように、鷹野や入江の中では認識されていましたね。 これとまったく同じで、 「村人が全員感染している」という前提も、実は医学的根拠はなにもないということなのです。 抜粋不能。 短いので全文を読んでくだし。 きっと、入江たちの認識はこれに当たるのでしょう。 精神病の専門医であっても、思い込みをしてしまうものなのですね。 入江たちは当然、 精神病の専門医ではありません。 より思い込んでしまってもおかしくない状況であったのでしょう。 上記をまとめます。 雛見沢症候群の感染は、どこまで及んでいるかはまったくわからないのが事実なので、 住人であっても感染していない可能性も十分にありうる。 にもかかわらず、入江たちは感染していることを前提に話を進める。 このような環境下で、研究は続けられているわけですね。 この状況下で想定される事態、入江たちの思考過程を追うことは容易です。 ある人が、興奮錯乱した末に異常行動を起こして、事件となった。 当然このような判断がなされるわけですね。 この思考過程はつまり、 雛見沢で異常死が起こったら、雛見沢症候群のせいである、という方程式ができあがっていることを示しています。 …これ、何かに似ているとは思いませんか? オヤシロさまの祟りです。 綿流しの日に死人が出たら、それはオヤシロさまの祟りである、という方程式がすでにできあがっているのは既知のことかと思います。 それとまったく同じで、この村における異常死は、イコール雛見沢症候群の発症の結果だということになるのです。 このふたつを合わせたらどうなるか。 雛見沢で綿流しの日に異常死が起こったなら、住人は祟りのせいだと思い、入江たちは雛見沢症候群のせいだと思う、ということになります。 祟りという「天災」が犯人であって「人の犯行」ではないとする環境を利用して暗躍したのが、鷹野と山狗です。 雛見沢症候群という「天災」が犯人であって「人の犯行」ではないとする環境が利用できたなら、追及が人に及ぶことはありません。 綿流し編 詩音「もっと噛み砕いて言うと。 …綿流しの夜に誰が死んでも、公にはならない、ということです。 …この雛見沢では、毎年、綿流しの夜に、オヤシロさまの祟りということにして誰かを殺してもいい土壌が、……いつの間にか作り上げられているんです。 」 上記のセリフを今一度振り返るべきです。 「オヤシロさまの祟り」を「雛見沢症候群を発症した」に置き換えて読んでいただければ、その類似性が見えてくると思います。 これが、ひぐらしにおける異常な事件と雛見沢症候群との関連図。 ひぐらしというミステリーの舞台となるのです。 ーひぐらし大学医学部伝染病研究学科 資料(了).

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