ユージュアル サスペクツ 伏線。 映画ファンに高評価「伏線が張り巡らされ何度も観たくなる」衝撃作品10本 『ミッドサマー』『アス』など

【ネタバレ】ユージュアルサスペクツの5つの伏線を回収していくよ

ユージュアル サスペクツ 伏線

キャスト&キャラクター紹介 (引用:) ディーン・キートン… ガブリエル・バーン 汚職事件で解雇された元刑事。 その後は恋人のイーディと共に全うな日々を送っていたが、面通しでキントらと出会ったことがきっかけで再び犯罪に手を染める。 (引用:) ヴァーバル・キント… ケヴィン・スペイシー 通称『おしゃべり(ヴァーバル)キント』と呼ばれる詐欺師。 一見神経質で大人しそうな小者に見えるが、何をしでかすかわからない危なさがある。 左半身に障害があり、左手と左足がうまく使えない。 (引用:) マイケル・マクマナス… スティーヴン・ボールドウィン フェンスターと組んで盗みで生計を立てている強盗のプロ。 フェンスターいわく『良い奴だがクレイジー』な人物。 (引用:) トッド・ホックニー… ケヴィン・ポラック 爆薬のプロ。 キントいわく『開き直りで生きている』人物。 恐らくメンバーの中で一番短気で気性が荒い。 (引用:) フレッド・フェンスター… ベニチオ・デル・トロ マクマナスの相棒の強盗屋。 ヒスパニック系で派手な服装、頭は良いがどこかぶっとんでいる。 (引用:) デヴィッド・クイヤン捜査官… チャズ・パルミンテリ 関税局の特別捜査官。 プエルトリコで起きた事件捜査のためキントら5人を勾留した。 ・その他のキャスト イーディ・フィネラン(キートンの恋人)… スージー・エイミス コバヤシ(弁護士)… ピート・ポスルスウェイト ジャック・ベア(FBI捜査官)… ジャンカルロ・エスポジート ジェフ・ラビン巡査部長… ダン・ヘダヤ アーコシュ・コバッシュ(火傷の男)… モーガン・ハンター 通訳… ケン・ダリー レッドフット… ピーター・グリーン エメラルドの運び屋… ポール・バーテル 宝石商… カール・ブレスラー プルマー医師… クリスティーン・エスタブルック ウォルター医師… クラーク・グレッグ 似顔絵師… ミシェル・クラニー 汚職警官… ヴィト・ダンブロージオ カイザー・ソゼの妻… スマダー・ハンソン アルトゥーロ・マルケス(ソゼを見た男)… カスチュロ・ゲッラ マルケスのボディガード… ピーター・ロッカ ほか あらすじ:起 カリフォルニア州サンペドロの桟橋で1隻の船が爆破され、船と周辺の海から遺体が27体見つかった。 爆破された船はマフィアの麻薬密輸船で、そこにあったはずの麻薬と9100万ドルは未だ見つかっていない。 警察はマフィア同士の抗争が事件の原因とみていた。 この爆破事件には2人の生存者がいた。 1人は全身にひどい火傷を負ったハンガリーマフィアの一味の男アーコシュ・コバッシュ(モーガン・ハンター)で、危険な状態のため病院で処置を受けていた。 コバッシュはぶつぶつとハンガリー語で喋り続けているので、聞き取り調査に来ていたFBI捜査官のベアは急いで通訳を要請した。 一方、ほぼ無傷で生き残った詐欺師の男 ヴァーバル・キント(ケヴィン・スペイシー)は重要参考人としてサンペドロ署に勾留されていたが、キントの保釈のために市長や知事までが動いたため、この事件に大きな黒幕がいることは明らかだった。 だが警察も知事には逆らえず、キントは取り調べでも何も喋らない。 真実はわからないまま2時間後にキントは保釈される予定だったが、どうしても真実が知りたかった関税局捜査官のクイヤン(チャズ・パルミンテリ)がジェフ・ラビン巡査部長(ダン・ヘダヤ)に頼み込み、保釈されるまでの間キントと話をすることになった。 この事件にはクイヤンの元同僚で元汚職警官のキートン(ガブリエル・バーン)が関わっていて、キントは「キートンは死んだ」と証言しているが、まだ彼本人だと確認出来る遺体は挙がっていなかった。 クイヤンはキートンが死んだことが信じられず、キントと話をしにわざわざニューヨークから来たのだった。 キントが取り調べ室を嫌がるので、話はラビン巡査部長の部屋で行われた。 クイヤンが「お前は何か隠してる。 知ってることを全部話せ! さもないと、これから始まる裁判でお前の罪が重くなるように動くぞ」と脅すと、キントは話し始めた。 爆破事件の6週間前。 ニューヨークにいたキントは面通しのため警察署に勾留され、そこで同じ理由で一緒に勾留された元汚職刑事のキートン(ガブリエル・バーン)、強盗2人組のマクマナス(スティーヴン・ボールドウィン)とフェンスター(ベニチオ・デル・トロ)、爆薬のプロのホックニー(ケヴィン・ポラック)と出会った。 (面通しで集められた5人 引用:) 面通しが終わった後の拘置所の中で、マクマナスが『仕事』の話をキントらに持ちかけてきた。 それは稼げる金額は大きいがリスクも高く、死人を出さずに済ませるには5人必要だという。 フェンスター、ホックニー、キントはふたつ返事で話に乗ったが、キートンは犯罪から足を洗ってまっとうに生きようと努力している最中だったため、話も聞かずに断った。 拘置所から解放された翌日、キントがキートンを説得しに現れた。 キントは「俺は金が必要だからこの仕事がしたいんだ、お前だって金が必要だろ? 一度汚点が付いた奴が堅気になるのは簡単じゃない、資金を作ってからやり直せばいいじゃないか。 それに、人を殺さずに済ませるにはどうしても5人必要なんだ。 君が加わらないと、他の奴らは銃を使いまくる気だ。 君の力で止めて欲しい。 」と頼み込んだ。 キートンは弁護士の恋人イーディ(スージー・エイミス)と出会ってから人生をやり直そうと決意してインテリア関係の仕事を始めたが、客はキートンの過去を知るとたちまち去っていくため全く上手く行かず、現在キートンはほとんどイーディに養ってもらっている状態だった。 さらに、キートンは現在交渉中だったクライアントがいたのだが、彼らの目の前で面通しのために警察に連れて行かれたことが原因で今回の仕事も無くなってしまったため、半ばヤケを起こしたキートンはキントの説得に心が動いたこともあり、仕事に加わることにした。 あらすじ:承 仕事の報酬はうまく行けば300万ドル以上にもなり、それを5人で山分けすることになる。 詳細は、南米の運び屋がロサンゼルスのレッドフットという男に売るために大量のエメラルドを持ってニューヨークを通過するらしく、そのエメラルドと所持金を奪う、というものだそうだ。 実は、こういった運び屋を送り届けるのは汚職警官が請け負ってパトカーで護送していた。 マクマナスは面通しの仕返しも兼ねて、運び屋を護送中のパトカーを襲って事件を起こし、利益を得る上に警官の汚職を世間に知らしめてニューヨーク警察に恥をかかせるという計画を立てたのだった。 犯行当日。 キートンらはバン4台で運び屋を護送中のパトカーを囲み、エメラルドと警官が運び屋から受け取った護送費を奪うと、パトカーに可燃性の液体をかけて火をつけて素早くその場から逃走した。 (燃える車から非難する宝石商と警察官 引用:) 早めに通報していたので死者が出ることはなく、警察よりも早くマスコミが現れて事件は大きなニュースになり、汚職警官50人が芋づる式に検挙された。 こうしてキントたちは大満足で仕事を終えた。 5人が隠れ家に戻った後、マクマナスはこのエメラルドを運び屋の代わりにレッドフットに売り付けに行くつもりだと周囲に明かした。 取引場所はロサンゼルスで、マクマナスはフェンスターと2人だけで行くつもりらしい。 これを聞いたホックニーは「そのまま俺たちに金を渡さずトンズラする気だろ!」と怒ったので、結局5人でロスへ行くことになった。 キートンはイーディに何も言えずに消えることをためらいつつ、後ろ髪を引かれる思いで空港へ行った。 ここまでの金との話を聞いて、クイヤン捜査官は「お前はキートンを信頼しているようだが、あいつのことをよく知ってる俺から言わせれば、奴は根っからの悪人だ。 利用するならまだしも、女を大事にするなんて信じられない」と言い、キントの話を信じなかった。 クイヤンの調べでは、キートンは警察をクビになる前に3件の殺人容疑、7件の罪で告訴されていたそうで、裁判になると証人がキートンに都合の良いように証言をコロッと変えるか、死ぬかしたことが何度もあったそうだ。 最後は詐欺罪で有罪になり警察を解雇、5年の実刑をくらい、その間に囚人3人を殺したという噂もあった。 さらに2年前、キートンは殺人事件の容疑者になり裁判になった際、証人がキートンに不利な証言をしようとした直前、キートンは倉庫の爆発事故で自身の死を偽装して裁判を無理やり終わらせ、その3ヶ月後に不利な証言をしようとした2人が『不慮の事故』で死んだという出来事もあったそうだ。 今回の爆破事件でキートンは死亡したとされているが、クイヤンはまたキートンが死んだフリをしているのではないかと疑っていた。 その頃。 アーコシュ・コバッシュのいる病院に通訳と似顔絵師が到着し、医療処置を中断して聞き取り調査が行われていた。 コバッシュによるとその日はコカインの取引をする予定だったが、『カイザー・ソゼ』という悪魔のような男が現れてマフィア達は襲われ、大勢が殺されて船が爆破されたそうだ。 (クイヤン、ベア、ラビン 引用:) コバッシュはカイザー・ソゼに命を狙われているので、しばらく保護して欲しいと訴えていた。 ベア捜査官はカイザー・ソゼの人相を聞き出し、似顔絵師に犯人のイラストを描かせた。 あらすじ:転 キントの話の続き。 キント達5人はロサンゼルスへ到着してレッドフット(ピーター・グリーン)と会った。 問題なくエメラルドと金の交換を終えた後、レッドフットが『宝石商から宝石を強盗する仕事』を持ちかけてきた。 (レッドフットとキートン 引用:) 詳しく聞くと、今ロスのホテルに宿泊しているテキサスの宝石屋が持っている宝石と大金を盗み出して欲しいという案件だった。 宝石はレッドフットに、大金はキント達の報酬という好条件だったのでキートン以外は乗り気で仕事に応じた。 キートンは「仕事は1つだけのはずだ」と渋ったが、乗り気の4人に引きずられて結局引き受けることにした。 5人はホテルで宝石商(カール・ブレスラー)が駐車場に来るのを待ち伏せし、銃で脅してスーツケースを渡すよう迫ったがスムーズに事は運ばず、キントが宝石商の頭を銃で撃ち抜き、マクマナスがボディガード2人を殺す結果になった。 その後、スーツケースを開けてみると中身は宝石と金ではなくヘロインが入っていた。 レッドフットにどういうことか問い詰めると、レッドフットは「俺も弁護士から振られたヤマだったから、こんなことになるとは知らなかった」と答えた。 キントが「その弁護士に会わせろ」と言うと、レッドフットは「弁護士もお前たちに会いたいと言ってる」と言うので、5人は弁護士と会うことにした。 5人はホテルの一室で弁護士のコバヤシ(ピート・ポスルスウェイト)と会った。 コバヤシは、彼もまたボスの命令で動いているのみだと告げた後、「ボスから君たちに別の仕事を預かっている」と告げた。 それは死者が出るかもしれないとても危険な仕事だが1日で終わり、9100万ドルの報酬が出るというものだった。 コバヤシのボスが『カイザー・ソゼ』だと聞いた途端、キント以外の4人は表情が曇った。 (キントだけがソゼを知らなかった) ソゼはキント達5人全員から過去に持ち物を盗まれことがあり怒っていること(5人ともソゼの物とは知らずに盗むか壊すかしたことがあった。 ちなみにこの時、面通しをした事件の犯人がホックニーだったことがわかった)、5人が出会うきっかけとなった面通しを仕組んだのもソゼだったことが明らかになり、コバヤシは「これは命令だ、ソゼ氏への借りを清算して欲しい」と念押しして仕事の話を続けた。 ソゼの主な収入源は麻薬売買によるもので、商売敵はアルゼンチンの組織だった。 そのアルゼンチン組織が数日後にサンペドロの桟橋で9100万ドルの麻薬取引をするため、5人にはそれを阻止して麻薬ごと船を焼いて欲しい、ソゼの目的は『取引の邪魔』なので9100万ドルは報酬として生き残った者で山分けすればいい、というものだった。 コバヤシは「これはソゼ氏からのプレゼントだ」というとアタッシュケースをテーブルの上に置いて去っていった。 恐る恐るアタッシュケースを開けると、中には5人の名前が書かれた封筒が5通入っていて、中身はそれぞれが18歳から犯した全ての犯罪と共犯者の名前、キートンに至ってはイーディの盗撮写真も添えられていた。 (アタッシュケースを開けるキートンと集まる一同 引用:) ソゼは裏社会では名の知れた麻薬王だが、彼の顔を知っている人間は誰もおらず、様々な恐ろしい伝説話や、本当は実在しないのではないかという噂さえある都市伝説のような人物だった。 有名な話は、ソゼがトルコで麻薬の売人をしていた時代にライバル組織に目をつけられ、ソゼは自宅を特定されて妻と子どもを人質に取られた。 家族が襲われていることに帰宅してから気付いたソゼは、銃で妻子を撃ち殺し、敵の下っ端を一人だけ生かして他は皆殺しにした。 ソゼが家族を殺したのは「いっそ殺した方が救いになる」と考えたからだそうだ。 妻子の葬式の後、ソゼは家族を襲った人物の家族と友人を皆殺しにし、彼らの自宅と働いている店を焼き払って復讐したという。 その後、ソゼはこつ然と姿を消して伝説の人物になったそうだ。 キントいわく、ソゼのすごいところは自身の存在自体を『謎』にしたことだった。 ソゼに怯えたフェンスターが『幸運を』というメモを残してエメラルドの報酬金を持ち逃げした。 その日の夜、コバヤシからフェンスターの居場所を知らせる連絡があり行ってみると、浜辺近くの鍾乳洞でフェンスターの遺体が見つかった。 キートンは「ソゼなど実在しない。 言いなりになんてなるものか。 コバヤシを殺ろう」と提案し、フェンスターを浜辺に埋葬した。 キートン、キント、マクマナス、ホックニーはオフィスビルの一室で取引先と待ち合わせしていたコバヤシを拉致し、改装中のフロアに連れ込んだ。 そして殺そうと銃を突きつけた時、コバヤシは「これから私が会う取引相手はイーディだ」と告げた。 (コバヤシに銃を突きつけるマクマナス 引用:) 驚いているキートンに、彼女を人質に取るために仕事の依頼をしてロスに来させたことを明かし「仕事を遂行しなければキント、マクマナス、ホックニー君の家族も一人ずつ酷い目に合わせる」と脅し言い残してイーディが待つ会議室に入っていった。 あらすじ:結 マフィアの船は思っていたよりも大きく人数も多かったので、この船を爆破して金を奪ってマフィアから逃げ切るのはかなり難易度が高かった。 実行当日、4人はそれぞれの位置について行動を起こすタイミングを待った。 ホックニーに最初の爆破を頼むと、キートンはキントに「お前はここに隠れてろ、俺達が死んだらお前が金を持って逃げるんだ。 イーディに金を渡して全て話せ、そうすれば彼女が何とかしてくれる、コバヤシも葬ってくれるさ。 …もし俺が死んだら『努力はした』と彼女に伝えてくれ」と言い残すと、船に向かって歩いていった。 キントが見守る中、最初の爆破を合図にキートン、マクマナス、ホックニーは銃を撃ちまくって船員を片っ端から殺しながら必死で麻薬を探した。 途中、ホックニーは桟橋の側に停めてあった車の荷台に9100万ドルがあるのを発見したが、その直後に何者かに殺された。 ホックニーが殺されたのとほぼ同時に、船内に麻薬が無いことを悟ったキートンとマクマナスは、訳はわからないがとりあえず退散することにして船を爆破させる準備をした。 この後、マクマナスは何者かにナイフで首の後ろを一突きにされて殺された。 同じ頃、キントは金が積んであるバンとホックニーの死体を発見。 車のカギか無かったので探していると、船内にどこからともなくカイザー・ソゼと思われる背広の男が現れてキートンの背中を撃った。 背広の男はキートンと数分話した後さらにキートンを撃ち、船に火を着けて逃げていった。 この一部始終をキントは物陰からずっと見ていたという。 クイヤンが「お前は銃を持ってたろ、なぜキートンを助けなかった?」と問い詰めると、キントは「怖くて動けなかったんだ、俺はこんな体(左手足麻痺)だ、もし弾が外れたらどうなる?」と怯えた表情で答えた。 その後、クイヤンに捜査の報告が入り、船に麻薬がなかった理由が明らかになった。 船での取引内容は麻薬ではなく、ある男を売買するためだった。 その男はアルゼンチンマフィアの一味であり、船の焼け跡から遺体で発見されたアルトゥーロ・マルケス(カスチュロ・ゲッラ)で、マルケスの額には焼かれる前に銃で撃たれた跡があった。 マルケスは自分が刑務所に入りたくない一心で警察にカイザー・ソゼを含む犯罪組織メンバー50人の名前を密告した男だった。 さらに、彼は本国に強制送還する手続きが行われている最中で、その手続きを任されていたのはイーディだった。 つまり、アルゼンチン組織にマルケスの取引を持ちかけたのはソゼで、ソゼの目的はマルケスとアルゼンチン組織を一網打尽に殺すことだったのだ。 (ソゼに怯えるマルケス 引用:) クイヤンはソゼの正体はキートンだと推理した上で「お前たち4人はアルゼンチン組織を皆殺しにするために奴に選ばれたんだ。 奴がお前を助けたのは、お前がまぬけだったからだ。 お前がキートンがソゼだと思いもしてなかったのがその証拠だ。 お前の免罪措置は、仕事に対する報酬だ。 奴は今回も本当はまだ生きていて、奴の正体を知った今、お前は命を狙われるだろう、警察に保護してもらうべきだ」と告げた。 さらに、イーディが昨日殺されていたことも明らかになり、ソゼの正体がキートンである可能性はさらに濃厚になった。 この頃、キントが釈放される予定の時間は過ぎていた。 キントは「いや、キートンは死んだ。 俺はこの目で見たんだ! それにキートンがカイザー・ソゼなんて、信じられるわけがない! 俺を逮捕しておいて今度は保護するだと?警察なんてくそくらえだ!」と言うと、部屋から出て行った。 数分後。 クイヤンはコーヒーを飲みながらラビン巡査部長のオフィスのボードに貼られた大量の資料を眺めていて、あることに気が付き呆然とした。 キントの話の中に登場した5人とイーディ以外の人物の名前(レッドフット、ハシモトなど)はボードに貼られている紙に載っていた名前や、クイヤンのマグカップの裏に印字されている社名そのままのデタラメだったからだ。 キントが喋っていた事件とは関係のない身の上話も、全てその辺にあった資料を見て適当に作った作り話だったことがわかった。 つまり、キントが話していた内容は何が真実で何が嘘なのかもわからないデタラメだったということだ。 ちょうどその時、アーコシュ・コバッシュのいる病院からクイヤン宛てにカイザー・ソゼの似顔絵のファックスが送られてきて、その人相はキントそっくりだった。 クイヤンは急いで署の外に出たが、キントはもうどこにも居なかった。 キントは署から出てから数分は左足を引きずりながら歩いていたが、やがて普通に歩き出し、道路脇で立ち止まると左手で器用にライターを持ちタバコに火を着けた。 そして隣に停まっている黒い高級車に乗り込むと、運転手のハシモトと共に街に消えていった。 (左手でライターを使うキント 引用:) 解説・考察や感想など (引用:) 本作を初めて見たのは中学生の頃だったと思います。 当時は細かい内容はよくわかっていませんでしたが、思わぬどんでん返しに衝撃を受けたことは覚えています。 今回久しぶりにまた観てみたんですが、やっぱり面白いと思いました。 キント演じるケヴィン・スペイシーの表情の演技はやっぱりすごいです。 ということで、手探り状態ではありますが考察していこうと思います! 伏線をおさらい 最後のどんでん返しに繋がる伏線をいくつ見つけられましたか? 私も完璧ではないと思いますが、復習もかねて伏線のおさらいをします。 ・右腕に時計をしているキートン (引用:) キートンが右腕に時計をしているのがよくわかるシーンが2. 3回あります。 一般的に腕時計は聞き手と逆側に着けるので、ここに気付いた方は「キートンは実は両利きで、本当は左利きなの?」と考えると思いますが、実際には腕時計をどちらの腕に着けるかは本人の自由ですし、たまたまキートンが右腕に時計を着ける派だっただけで、このシーン以外にキートンが左利きかもしれない事を示す描写は見当たりません。 それに、麻薬船を襲撃する命に関わる大事な局面でもキートンは右手で銃を使っていたので、右利きで間違いないでしょう。 なので『腕時計は利き腕と逆につけるもの』という一種の思い込みを利用して『キートンがソゼなのでは?』と観客にミスリードさせるための演出だと思われます。 ・キントが麻薬売人を殺したこと (引用:) レッドフットから振られた仕事を行った際、売人に銃を突きつけて脅したのはキートンでしたが、売人を撃ったのはキントでした。 このシーンで重要なのは「え、あなたが殺ったの?」という違和感だと思います。 キントは「人殺しを避けたいから」と言ってキートンを仲間に誘っていたのに、あの場面ではためらいなく売人を殺していたので不思議に思いました。 キントはクイヤンにカイザーの正体がキートンだと思わせたいので、キント自身が殺したとわざわざ話すのは不自然かもしれませんが、恐らくキントはちゃんと調べればバレるだろうと推測し、あえて真実を語ったんだと思われます。 キントの話の真実と嘘は? (引用:) キントが語った内容の真実と嘘の線引きについては制作に関わったスタッフの間でも意見が分かれるそうで、つまり この疑問には答えがなく、観客に委ねられているようです。 ここでは私なりの解釈を書くことになりますが、注目したいのはキントが警察署で話していた『明らかな嘘』の内容です。 明らかな嘘というのは近場にあった情報を繋ぎ合わせた作り話のことですが、この嘘って本筋とは関係ない どうでも良い話ばかりです。 具体的に言うとグアテマラのコーヒー園の話、カルテットを組んだ話などです。 大事なキートン達に関する話で確かな嘘だとわかるのは、弁護士ハシモトとレッドフットが偽名であること位です。 あの時どうでも良い話をしなくても、レッドフットとハシモトが偽名なのは調べていけば後に嘘だとわかるので、キントがなぜわざわざクイヤンにわかりやすくどうでも良いホラ話を挟んでいたのかというと、『 単純に警察をおちょくって楽しんでいた』、『 ウソがいつバレるか(クイヤンがいつ気が付くか)というスリルを楽しんでいた』、という理由位しか考えられません。 恐らくキントはクイヤンの傲慢な態度や「俺はお前より賢いぞ」等の言葉に相当イラッとしたんだと思われます(笑) さて、真実と嘘の話ですが、警察の調べでわかっている真実は ・面通しで5人が集められたこと ・キートンとイーディが恋仲だったこと ・ニューヨークで宝石商が強盗被害に遭い、汚職警官が50人逮捕されたこと ・麻薬船が焼かれて27人の遺体が見つかったこと ・取引内容は密告屋マルケスの売買だったこと ・マルケスは当時強制送還手続き中で、その手配をしていた弁護士がイーディだったこと ・マルケスが銃殺されていたこと ・イーディが殺されたこと になります。 キートンとイーディについては本当に恋仲だったのか確かな証拠はありませんが、クイヤンがキートンを捕まえに来たときにキートンの仕事の席にイーディも同席していたことや、彼女の働きでキートンが面通し後に素早く釈放されたことなどもあるので、恋人だったのは間違いないかなと判断しました。 これらの事実を交えながら大きな嘘をつくのは難しいと思うので、 『キントは物陰に隠れてソゼがキートンを殺すのを見ていた』ことと、ハシモトとレッドフットの偽名以外の大筋は本当だったんじゃないかな~と考えています。 キントは物陰に隠れていたのではなく、背広に着替えてからキートン、マクマナス、ホックニーを殺して、船に火を着けて9100万ドルを回収してハシモトに預け、また元の服装に戻って警察が来るのを待っていたことになります。 数秒に渡って何度か映し出されていた物陰のアップシーンでも、キントや他の誰かの顔や人影は全く映っていません。 なので、 物陰には本当は誰も居なかったのではないでしょうか。 可能性があるとすればもう一人の生き残りのコバッシュ位ですが、あそこにいたらそもそも火傷しないと思うので、コバッシュは全く別の場所というか燃えている船内のどこかでソゼを目撃したんでしょう。 ソゼが逃げずにあえて捕まった理由は、 自分以外にもう1人の生存者がいたことを知ったからだと思います。 ソゼの狙いは生き残りの男(コバッシュ)の名前と居場所、他に自分の顔を見た者がいないかを探るためで、また、コバッシュが取り調べを受ければソゼの正体は恐らくワレてしまいますし、どうせバレるなら自分で明かしてやろう、そしてあわよくば捜査官をおちょくってやろうと思ったのではないでしょうか。 キートンとキントは面通しで出会う前よりもさらに数年前に面識があると言っていたので、キント(ソゼ)は顔を変えることもなくちょこちょこヴァーバル・キントとして街に現れて仕事を依頼した人間がちゃんと仕事しているかどうか確認したり、仕事を頼める人探しを自ら行っていたのかもしれません。 マルケスの取引の詳細 マルケスの取引の詳細がわかりづらく感じたので整理します。 キートンたちが『麻薬の取引現場を襲え』とソゼから命令されて麻薬船を襲いますが、そこに麻薬はありませんでした。 後のコバッシュの供述と警察の調べで取引内容は麻薬ではなくマルケスの売買だったことがわかります。 マルケスを9100万ドルで誰かが買おうとしていて、コバヤシは取引相手が誰なのかまではキートンたちに説明していませんでしたが、この買い手というのはソゼ本人です。 ソゼが『マルケスを買いたい』とアルゼンチン組織に持ちかけて組織とマルケスを一か所に集め、キートンたちに襲わせて組織を全滅させ、ソゼ(キント)はマルケスとキートン達を殺し、金を支払うことなく逃走した、というのがあらすじだと解釈しています。 ソゼが警察に入り込んだ目的はもう1人の生存者コバッシュの名前と居場所を突き止めることだったので、当然この後ソゼはコバッシュを殺しに行く、もしくは誰かを雇って殺しに行かせるでしょう。 さらに、ソゼの正体を知ったクイヤン、ラビン、ベアの警察官3人も命を狙われる可能性が高いです。 そもそも、ソゼは今まで裏社会でごく一部の人間以外は誰にも顔を知られることなく謎の存在として猛威を振るっていましたが、マルケスの密告で警察に存在が知られてしまいました。 今回の件で似顔絵も作られてしまったし、捜査官3人を殺したとしても、顔を変えたりしない限りはこれからも都市伝説的な『謎の存在』で居続けるのは難しくなるのではないでしょうか。

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映画『ユージュアルサスペクツ』紹介、どんでん返しの代表格!!カイザー・ソゼは映画史に残る悪党だ!![ネタバレ解説あり]

ユージュアル サスペクツ 伏線

このシーンで有名な逸話が、フェンスター演じる ベネチオ・デル・トロが英語の読み方をアドリブで変な発音をして周りの笑いを誘うというNGカットだったものが、そのまま採用され映画でも使われているシーンです。 自然な笑みのこぼれるシーンでヴァーハル演じる ケヴィン・スペイシーもつられて笑っちゃってますね。 でっちあげの捜査で、わりと適当に集められた5人は拘留中にマクマナスのヤマの話にキートン以外は乗ることに。 ここで話は現在に戻り、焼かれたボートの捜査にFBIのジャック・ベアが到着。 生存者が2人いることが判明し、1人は昏睡状態で病院に、1人は障害者ということ。 この桟橋とボートの惨状は悲惨なもので、27人が死亡。 消えた9100万ドル相当のヤクが原因だそう。 FBIのジャック・ベアは病院にいる証人に話を聞こうとするも、手がかりは「カイザー・ソゼ」の言葉。 すぐさま、関税局のクイヤン捜査官を呼ぶジャックベア。 カイザー・ソゼに詳しい人物なのだろうか。 そして場面は、クイヤン捜査官とヴァーバルの尋問シーンへ移る。 クイヤン捜査官の名言殺しの犯人の見分け方を? 容疑者が3人いたら一緒にブチ込む 翌朝グッスリ眠ってる奴が犯人だ 捕まって ホッとしてる さて、ここらあたりで、ヴァーバルが詰問されていくも、全く動じない様子に、ケチな詐欺師でない事はオーラから見て取れます。 クイヤン捜査官も重要な秘密を握っているはずだとして、尋問を続けます。 そして、面通しの後の回想シーンへ。 全ての映像が、ヴァーバルの証言が基になっているのがミソ 恋人のイーディと話すシーンで、投資者が逮捕によって前科がバレてしまいもう終わりだ、と言っているあたりから、本気でビジネスマンとして更生しようとしている姿勢が見てとれますね。 拘留中のマクマナスのヤマは金額も大きいがリスクも大きいヤマで、5人は必ず必要になるヤマでキートンも必要だった。 血を流さずにヤマを踏む方法があると、ヴァーバルはキートンに持ちかけ、300万ドル以上の価値があるヤマに、ついにキートンは乗る。 汚職警官が護衛する車を狙い、大量のエメラルドを奪う。 そして再び尋問シーンへ。 クイヤン捜査官は、徹底的にキートンを疑っており、特に冷酷で殺人罪の容疑や証人が謎に殺害されることなどから、キートンの素性が生粋のワルであるとにらむ。 ジャック・ベアは病院で生き残りから、カイザー・ソゼの聞き込みを行い、似顔絵を作ることに成功する。 ここで、コバヤシという弁護士の名前が出てきます。 港の事件を仕組んだのはコバヤシだと言うヴァーバル。 再びヴァーバルの回想シーンへ。 次は宝石商を襲うヤマに話は移ります。 宝石だと思って奪った鞄の中身は大量のヘロイン。 これに怒ったキートン一味は、宝石商のヤマを持ってきた一味に文句を付けにいき、そのヤマの出所が、弁護士のコバヤシということを突き止めます。 ここで尋問シーンに戻り、港の船にヤクは積まれていなかったことが、生存者によって判明。 再び回想シーンへ。 カイザー・ソゼの手下としてコバヤシ氏が現れ、ここにいる5人はカイザー・ソゼの物を盗んだと、なので借りを返せと。 カイザー・ソゼの主なビジネスは麻薬ビジネスで、アルゼンチンの競合が9100万ドル相当のヤクを3日後に買い付けることを突き止めたと話すコバヤシ。 この取引を阻止することで、貸しはチャラにすると言う。 作戦も自由、金も作戦後に奪って持っていけという、そして、阻止した後は燃やせと指示し、カバンを残しコバヤシは去る。 かばんの中には個人にあてられたの記録がそれぞれ詳細に書かれており、組織の大きさとヤバさを感じる5人。 再び尋問シーンへ。 ヴァーバルは、ソゼはトルコ人で、父親がドイツ人らしいと言い、トルコ時代の伝説を聞いたことがあると言い出す。 そしてこんな逸話を話し出す。 「トルコ時代の彼の伝説を聞いたことがある。 ハンガリー人の組織が暗黒街を牛耳ろうとしていた。 そのために必要なものは銃でもなく金でもなく鉄の意志だった。 ハンガリー人組織にとって、ヤクの売人だったソゼが邪魔だった。 奴らは家を襲った。 ソゼは留守で妻と子供が家にいた。 帰宅するとレイプされた妻と泣き叫ぶ子供たち。 ハンガリー人たちのやり方はハンパじゃなかった。 (子供を殺す)縄張りを渡せと、ソゼを脅した。 ソゼは家族の顔を見やって、鉄の意志がどんなものか見せた。 彼は言った「いっそ殺す方が妻と子供の救いになる」と。 彼は1人だけ敵を逃して葬式のあと復讐に出かけた。 そして、襲った奴の妻子と両親その友達を殺し、彼らの家と彼らが働いていた店を焼き、彼らに金を借りていた奴まで殺して・・・ 地下に潜って姿を消し伝説となった。 」 「ギャングたちは子どもたちにこう言う、いい子にしろソゼが来るぞ」 ジャック・ベアも全身やけどの男が震えるほど怖がっているのを見て、カイザー・ソゼを追いはじめる。 再び回想シーンへ。 フェンスターが翌朝消え、カイザー・ソゼにびびって「good luck」のメモを残し金を持ち逃げした。 コバヤシから電話があり、マクマナスの居場所を教えてくれる。 海岸で死体となってフェンスターが見つかってしまう。 キートンはコバヤシを殺すことを決意。 ビルに乗り込む4人。 コバヤシを殺そうとするも、イーディやその他の身内がたてとなっていつでも家族を殺せることを示すコバヤシ。 結局ヤマを踏むしか選択肢はなくなってしまう。 船に爆薬を仕掛け、強襲する4人だが、ホックニーが金を見つけたワゴンで何者かに殺されてしまう。 船内のヤクを探すも見つからないうちに、ソゼの商売仇と思われるボスは何者かによって殺される。 そして、後頭部を刺されたマクマナスがキートンの前に現れる。 同時に、ヴァーバルは撃たれて死亡しているホックニーを見つける。 この時、背後からキートンが背広姿の男に撃たれてしまうのを、ヴァーバルは目撃する。 そして冒頭の部分のシーンまで繋がる。 尋問シーンへ戻る。 ソゼの商売仇と思われた人物の名前は、アルトゥーロ・マルケス。 唯一、ソゼの顔を知っている男で、このアルトゥーロを消すことがソゼの目的だったと言うクイヤン捜査官。 そして、キートンがカイザー・ソゼだと言うクイヤン。 そこで、イーディが殺されたことが判明する。 尋問をしていた部屋でクイヤンはコーヒーを飲みながら、ヴァーヴァルとの話を思い返していると イリノイ州でカルテットを・・・ 名はレッドフッド・・・ バリトンはデブ男で・・・ グアテマラのコーヒー園で・・・ 名はコバヤシ・・・ 全て尋問していた部屋にあった黒板の内容で、コバヤシという名前は飲んでいたコーヒーの陶器の名前であることにクイヤンは気づきます。 警察署に送られてきた似顔絵は、ヴァーバル・キントそのもので、カイザー・ソゼの正体がヴァーバルであることにやっと気づきます。 警察署を出たキートンは、引きずっていた足は徐々に普通になり、麻痺していたはずの左手で金のライターでタバコを付けます。 そして、「コバヤシ」の迎えの車に乗り、カイザー・ソゼは去っていくのでした。 伏線の意味&ネタバレ解説 左利きと皮肉 左半身が麻痺していたはずのキントに対する皮肉 引用元: 左利きであるカイザー・ソゼの正体はヴァーバル・キントだったというのが一番ショッキングなオチでしたが、冒頭にすでにこれは伏線として張られていました。 キートンがカイザー・ソゼと対峙し、死を覚悟した場面で「脚の感覚がないよ、カイザー」と、まるで身内のような言い方をしています。 これはキートンが知っている人物という事を示唆しており、脚の感覚がないというのは、左半身を麻痺していたように見せていたヴァーバル・キントへの強烈な皮肉そのものでしょう。 冒頭のシーンを覚えていた人にとっては、左利きというのが色濃く残ってしまい、左半身が麻痺しているヴァーバル・キントへのカモフラージュが知らず知らず効いていたことに最後になって気づきます。 カイザー・ソゼの持っていたライター コーヒーグラスの裏に書かれた「KOBAYASHI」の文字 引用元: 完全にキートンが黒幕だと踏んでいたクイヤン捜査官にとっては、まんまといっぱい食わされたシーン。 全ての話が、その場にあったもので固有名詞を繋げて話を作ったということが判明し、あとを追うももうそこにはカイザー・ソゼの姿は消えていました。 唯一の生存者が見た似顔絵は結局誰だったのか? 引用元: 完全にケヴィン・スペイシー(ヴァーバル・キント)ですね。 ここで顔が割れてしまったため、カイザー・ソゼの正体は知れ渡ってしまうことになりますね。 カイザー・ソゼの正体は本当にヴァーバル・キントなのか? ここは鑑賞後に1番疑問に思ったところです。 カイザー・ソゼはそもそも、目的としては、自分の顔を知っているアルトゥーロ・マルケスを消すために、5人を雇いそして殺害に成功しました。 そして、1番厄介なのが映像として流れていたものは、 ヴァーバル・キントの回想でしかない、という点です。 冒頭でも最後でも、キートンが決定的に死んだという映像は描写として出ませんし、あえてそれを描写しない理由がよく分からないんですよね。 他の3人は、死んだと思わせる描写がしっかり映っていましたが、キートンだけは描写がないのには意味がありそうです。 1度死んだ事を偽造した過去があり、何かまた偽装したんではないか?という事をあえて匂わせているように感じてきます。 この理由から、キートンがカイザー・ソゼ説もあったり、キートンとヴァーヴァルがグルじゃないのか?なんて説もあったりします。 しかし、カイザー・ソゼほどの人物が、わざわざ危険な商売仇のところへ行って前線の兵士のようなことをするでしょうか? 何かこのヴァーバル・キントはカイザー・ソゼではなく、カイザー・ソゼの手下じゃないのか?と思えてきます。 コバヤシがカイザー・ソゼな気がしてならない カイザー・ソゼの正体をいわば、煙に巻くための広告塔としての役割が、ヴァーバル・キントで、劇中に出てきた「コバヤシ」がカイザー・ソゼだと考える方が、もはや筋が通るような気もしてきます。 そうでないと、唯一の生存者を殺せず、似顔絵も広まってしまい、謎のままに出来なかったという、カイザー・ソゼの失敗談としての話で終わってしまう気がするんですよね。 それが、「コバヤシ」がカイザー・ソゼであるなら、納得がいきます。 なんせ「コバヤシ」との接点を持っているのは、ヴァーバル・キントのみだからです。 回想シーンでは、接点を持っているように描かれていますが、あくまでヴァーバル・キントの話を基にした描写です。 これであれば、伝説の男カイザー・ソゼとしての筋が通ります。 まぁ、よく分かりませんが、みなさんも色々と考えを巡らせてみると、おもしろいですよ! Keyser Fucking SOZE!! が劇中に出てくるアメリカン・スナイパーもおすすめです。

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『ユージュアル・サスペクツ』はやっぱり最高に面白い(ネタバレあり)

ユージュアル サスペクツ 伏線

映画の楽しみ方は、アクションシーンを観てハラハラしたり、恋愛シーンを観てときめいたり、人間ドラマを観て感動したり。 初見時には何気なく見過ごしていたことが後々の展開で重要な役割を果たす、いわゆる「伏線」を見つけるということも、映画の楽しみ方の一つ。 今回はその伏線がすごい映画を10本紹介していきます。 ラストのどんでん返しもあるかも…! 『ユージュアル・サスペクツ』1995年 監督ブライアン・シンガー 「大どんでん返し映画」の代名詞的映画。 麻薬密輸船の爆発事件の真相を掴むために、関税局捜査官クイヤンは事件の生き残りヴァーバル・キントを尋問していく。 事件の中心人物とみられる伝説的ギャング「カイザー・ソゼ」とは一体何者なのか? 映画冒頭、「カイザー・ソゼ」らしき人物が映り、麻薬密輸船の船上でガブリエル・バーン演じるキートンを殺害するシーンがありますが、ここでの彼らの一挙手一投足、そして台詞にも注目です。 映画のラストに様々な意味を持って「騙された!」と思えるラストになってます。 『ルーパー』2012年 監督ライアン・ジョンソン 2044年のカンザス州が舞台のタイムスリップ系SFアクション映画。 ジョセフ・ゴードン=レヴィット演じるジョーは未来の犯罪組織の依頼で、未来から飛ばされてくる標的を殺害する「ルーパー」という仕事をしている。 しかし、ある日の依頼の標的は30年後の自分だった。 「タイムトラベルについては複雑だから言いたくない」というセリフが出るように、タイムスリップそのものに関しては必ずしも厳密ではないですが、登場人物が一点に集まり、物語の全貌が明らかになったラストで、主人公の出すある一つの決断は見事でした。 『マルホランド・ドライブ』2001年 監督デヴィッド・リンチ 「マルホランド・ドライブ」とはハリウッドを一望できる実在する道のことで、この道で交通事故が起きる場面からこの映画は始まります。 事故で記憶を失った黒髪の女性が、女優志望のベティと共に自分の記憶を取り戻そうとするサスペンスホラーで、初見時には全く意味を見いだせなかった様々なシーンが一気に集約されていく衝撃的なラスト30分は圧巻です。 今作を読み解くヒントとして監督本人が、「赤いランプ、バスローブ、灰皿、コーヒーカップに注目するように」と述べています。 『スティング』1973年 監督ジョージ・ロイ・ヒル 「Sting」とは「騙す」という意味の俗語であり、詐欺師がギャングを騙して大金を得ようとする、「華麗なる泥棒」映画の古典的名作です。 大スター、ポール・ニューマン演じる詐欺師のフッカーは、ギャングに殺害された師匠ルーサーの仇討ちのために、こちらも大スター、ロバート・レッドフォード演じる大物詐欺師ゴンドーフと手を組んで、ギャングのボスであるロネガンを騙して大金を奪う計画を立てます。 実際の詐欺師の手口を参考にした映画内のトリックはもちろん、壮大な大仕掛けによるラストの「とどめの一撃」は誰もが驚くこと間違いなしの傑作犯罪映画です。 『ヴィレッジ』2004年 監督M・ナイト・シャマラン 「シックス・センス」の監督として有名なM・ナイト・シャマランの監督6作目。 自給自足の生活を送っている小さな村を舞台にした群像劇。 怪物が住むと言われている森との境界線を守って暮らしていた村人たちだったが、ある少年の死をきっかけに、村に異変が起こり始める。 「森に入ってはならない」「不吉な赤い色を封印せよ」「警告の鐘に注意せよ」この3つの掟が破られる時、村の真の姿が明らかになります。 常に「真の世界、または自分自身の姿と向き合う」映画を撮り続けてきたシャマラン監督らしい一本です。 『くもりときどきミートボール』2009年 監督フィル・ロード、クリストファー・ミラー 大西洋の小島に住んでいるフリントは、有名な発明家になることを夢見ているが、発明するものはいつも失敗作ばかり。 そんなフリントがある日、水を食べ物に変える「FLDSMDFR」なるマシンを発明し、空から食べ物を降らせることに成功する。 この発明によりフリントは町中の人気者になるが、次第に降ってくる食べ物が大きくなっていく...。

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