座右の銘 ネガティブ。 私の座右の銘が「できるようになるまでやればできるようになる...

「モットー」の意味と使い方・例・語源・言い換え表現|笑顔

座右の銘 ネガティブ

先日、ツイッター上で友人とひょんなことから「座右の銘」についての話になりました。 なので今日は 『座右の銘』について、考えてみたいと思います。 そもそも『座右の銘』とは? そもそも『座右の銘』とはどういうものなのか。 何か発見があるかもしれないので、まずは辞書を引いてみます。 いつも自分の座る場所のそばに書き記しておいて、戒めとする文句。 (goo国語辞書) 残念ながら、思っていた通りのものでした。 加えて言えば、今般、日常的に使われているニュアンスとしては、 「行動や考え方の軸となる、自分を律する言葉」 「自分はこう在りたい、と思っている像の表現」 みたいなものでしょうか。 さて、なかなかむずかしいですね。 昔は好きなマンガや小説などの名言、名セリフを引用してみたりもしましたが、さすがに三十歳を超えるとそれもどうなんだろうなと思うものがあります。 (「座右の銘を決めるプロセスを公開する」という話自体が、それはどうなの?という指摘はありそうですが) さて、どうしたものか。 闇雲に言葉を探しても仕方がないので、まずは自分の価値観がどういうものか、から考えてみたほうが良いかもしれません。 自分の行動や考え方の軸を深堀りする さて、自分の『座右の銘』を考えるにあたって、まずはそもそもの自分の価値観を整理しておきたいところです。 自分で思い当たるところといえば、私は 「物は言いよう」という考え方をとくに強く自覚しているのは特徴的かなと思います。 これはネガティブなイメージのものではなくて 「物事をきちんと伝えるためには言い方を考える必要がある」と考えているということです。 「どう伝えたか、ではなく、どう伝わったか」これは私が言葉を扱う上で大切にしているテーマのひとつなのかもしれません。 言い換えるなら「正しいことを言えば、正しく伝わるとは限らない」という価値観でもあります。 「言葉をどう受け取るかは、受け取った人の自由」だと思っているんですよね。 受け手がどう解釈するかまでは自分ではコントロールできないもの。 だから、期待と違う解釈をされたとしても責めない。 それゆえに発する言葉はきちんと選ぶし、発した言葉についてはもう受け手に任せて、発した後は気にしすぎない(もちろん責任は伴うものとして)。 しかしながら、このあたりをコンパクトにして座右の銘とするのは、少しだけ違う感じがするんですね。 あくまで自分としては言葉選びのお作法としてやっているもので、「思いやりを大切に」ぐらいのレベルだから。 ただ、少しピンと来たところがあります。 「他人が自分の思い通りにはなることを期待しない」という戒めが、自分の奥のほうにあるような気がします。 『自分の思い通りにはならない』という価値観 よくよく考えてみれば、この考え方は、自分の価値観において大きい部分なのかもしれません。 自分の思い通りになるとは限らないのだから、思い通りにならないからってイライラするのはやめようだとか。 世間のニュースやゴシップにいちいち腹を立てたり、あえて自分から関わりに行く必要はないとか。 許せない人を見つけたときに、自分なりの正義を振りかざして制裁しても、報復が怖いし、特段これといって良いことはないなとか。 (多少の愉悦はあるにせよ) どこかドライな感じがあるけれど、 いい意味で諦めて、執着することから距離を置いていると思います。 『過去は変えられないのだから、それをどう解釈し、ここからどうするか』を考えているような気もしています。 いいですね、『座右の銘』はまだ決まっていないものの、座右の銘を聞かれたときにこれを答えたら、ちょっと含蓄がありそうな気がしてきました。 四文字熟語やことわざのような。 自分の芯にある価値観を一言で表すならこれ、というレベルのシンプルな言葉にしておきたい。 座右の銘ひとつに何をそんな贅沢な、と思うかもしれませんが、座右の銘というものは、誰かとコミュニケーションするとき以外にも、自分に活を入れたり発破をかけたりするときにも使うと思うんですね。 なので、すぐに引き出せる形にしておきたいし、できるなら一言一句違わずに使えるものがいいんです。 例えば文字にするとしても、「読点は入れるんだっけ?」とか「てにをは、が省略されていたっけ?」という迷いが発生してしまうものは選びたくない。 銘というくらいですから、表記のブレはなくしたいんです。 ワガママですかね。 いや、そう言われても結構なものです。 どうせ私だけの座右の銘ですから。 あとは「これだ!」という表現を探すか、考えるか、したいところです。 ヒントは仏教にあった なにか参考になるものはないかと、四字熟語をいくつか眺めていたところ、四字熟語の中には、仏教の教えに由来するものもあるらしいではありませんか。 そういえば私自身、熱心な宗教家ではないのですが、仏教の考え方はすごく好きなんですね。 そこで、仏教からなにか得られるものがないか考えてみました。 そこで見つけたワードが 『一切皆苦』。 それだけ聞くとネガティブなようにも聞こえますが、 仏教の「苦」とは、自分の思い通りにならないことを指し、人生はすべて苦である(思い通りになると期待しているから思い悩んでしまう)ものだといいます。 まずはそれを自覚し、苦を知り向き合い、苦の原因を追求し、苦を生まないよう『正道』と呼ばれる教えに則り正しい生き方をしなさい、それが仏様の教えですよと。 仏様の教えはすべて 『四諦(したい)』と呼ばれる「諦」に収まるそうです。 「諦」とは、真理、悟りとのこと。 座右の銘『一切皆苦』 他にもいくつか言葉を探してはみましたが、これ以上に勝るものはないのかなとなり、私の座右の銘は 『一切皆苦』としたい、となりました。 仏教は好きですし、言葉そのものにエネルギーがあるわけではありませんが、思い上がらずに気持ちを鎮め、悩んだり迷ったりしたときにはクヨクヨした気分を晴らしてくれる、そんなよい戒めになりそうです。 何より「一切皆苦」の言葉が仏教の教理の出発点であることというのが、また背筋の伸びるところかなあと。 この言葉から始まり、いろいろな教え、考えを忘れずにいられるというのも良いところかもしれません。 『一切皆苦』 言葉の真の深さというものはまだ理解できている訳ではありませんので、この言葉が持つ意味と力を知るために、これからの『座右の銘』としてみたいと思います。 さて、こんな風にしてた座右の銘を考えた一連をnoteにしたためるというのも、書いてみると意外に面白いものです。 (仏教に由来しておきながらかなり煩悩が混じった選び方ですが、思えば座右の銘なんてそういうものかも知れません) 皆様の座右の銘や、その由来、思い至った経緯なども、一度詳しく聞いてみたくなりますね。

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座右の銘は「知らんがな」。麒麟・川島さんに聞く“落ち込まないコツ” (2020年06月19日) |BIGLOBE Beauty

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もくじ• 短めの座右の銘 頑張れる一言編 努力しているのに、なかなか結果が無い時や、今頑張らないといけないという時に偉人たちの短くても心に響く名言は、とても人気があります。 ここでは、頑張りたい時にあとひと押し欲しいという時に、座右の銘にもしたい言葉をピックアップしてみました。 井上靖の短めの座右の銘にしたい名言 「努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る」 英語訳:Those who work hard talk about hope, and those who are lazy talk about dissatisfaction. いつの時代でも、努力している人、頑張っている人の言葉はポジティブなものです、逆に努力を怠る人や結果を残さない人はネガティブな事を言います。 「8:2の法則」があるように、全体の結果を創っているのは実は2割の人だったり、8割の人は結果を出していない事も、研究から分かっています。 井上靖さんの名言は、いかなる状況でも「 希望溢れる言葉を使う」事を思い出させてくれる名言です。 坂本龍馬の短めの座右の銘にしたい名言 「時勢に応じて自分を変革しろ」 英語訳:Transform yourself according to the times 時の移り変わりは、常にあります。 激動の時代を生き抜いた坂本龍馬らしい、常に自分を変革させ続け、時代の変化に対応できるだけの力を身に着けていく必要性を説いています。 本田宗一郎の短めの座右の銘にしたい名言 「失敗することを恐れるより、何もしないことを恐れろ」 英語訳:Afraid to do nothing, rather than fear to fail 人生で一番恐ろしい事は「普通」であるという事です、不幸であれば、幸せになるにはどうすれば良いのか?をひたすらに考え行動すれば良いだけです。 しかし、何もしないという事は、普通の人生を歩む事に何の疑問も感じず、流されるまま日々を過ごす事になります。 失敗を考えるよりも、とにかくチャレンジし、普通から脱却する事を思い起こさせて頂ける名言です。 高橋歩の短めの座右の銘にしたい名言 「夢は逃げない。 I always run away. 私の座右の銘にしている高橋歩さんの言葉ですが、夢や目標が叶わないのは、目標設定が高すぎたからというわけではありません。 結局のところ、肝心なところで逃げたり、手を抜いたりする甘さがあって失敗するのです。 諦めたり、逃げたりするのはいつでも出来ますが、あと一歩頑張っていれば金脈に届いた可能性があるのに、そこで諦めるのはあまりにもったいない話です。 人生一度は、本気で取り組む期間があっても良いはずです、逃げずに最後までやりきってみてはいかがでしょうか。 それは学校へ行かなかったこと、健康に優れなかったこと、決断に弱かったことだ。 だから、人が教えてくれたり、助けてくれたりして成功した」という事も言っています。 松下幸之助さんは、 短めの座右の銘 努力や勝負の時編 ここぞと勝負をかけたい時に、偉人の名言は、あなたの背中をきっと押してくれるはずです。 ここでは、努力や勝負に出た時に結果を出したい!という方に、短いながらも座右の銘にも出来る名言を集めてみました。 ウィリアム・ジェイムズの短めの座右の銘にしたい名言 「苦しいから逃げるのではない。 逃げるから苦しくなるのだ。 今苦しい状況かもしれませんが、逃げると精神的に楽になると思ったら間違いで、余計に逃げた事を後悔し、苦しい立場に追い込まれていきます。 今苦しい状況だったとしても、そこで一人で悩まずに、誰かの力を借りるとか、状況を打開するのにどうすれば良いのか?を考えてみてはいかがでしょうか? 山本寛斎の短めの座右の銘にしたい名言 「夢を叶えるコツは狂ったように欲しがること。 」 英語訳:The trick to fulfilling your dreams is to be crazy. 夢や目標を叶えるコツは至ってシンプルです、ひたすらに「 熱中して取り組む」事です。 周りが見えないくらいに、ひたすらに夢や目標の事を考え続け、この夢や目標が叶った時に喜んでいる方々の顔を思い浮かべて取り組めば、必ず叶います。 夢を大きく描き、夢を現実にするまで、ひたすらに行動しましょう。 ウェイン・グレツキーの短めの座右の銘にしたい名言 「満足しない事は、スキルを上げる一番のテクニックだ。 」 英語訳:Not satisfied is the best technique to improve your skills. どれだけ努力しても、満足せず、さらに上を目指し続けるのは、自分自身を成長させるために必要です。 お金持ちの中には、どれだけお金をもらっても仕事を続ける人がいますが、お金をもらう事が仕事の価値観ではなく、仕事をする事が自分の価値観になっているものです。 現状維持は衰退しているのと同じという気持ちで、常に取り組み続けましょう。 この言葉も大好きです、そのため一記事の特集でまとめました。 短めの座右の銘 スポーツ選手の名言編 偉人だけでなく、スポーツ選手はインタビューの時に心に残る名言を残し、感動を与えてくれます。 ここでは、スポーツ選手の残した短めの名言を集めましたので、座右の銘にも出来る言葉をお楽しみ下さい。 長嶋茂雄の短めの座右の銘にしたい名言 「努力してます」と練習を売り物にする選手は、一流とはいえない。 ショーザ・スピリットの塊と言っても過言ではない、長嶋茂雄さんですら、努力している姿は売り物にすらならないという事を語っています。 太陽のような明るさ、天真爛漫な姿とは裏腹に、人の見ていないところで努力してきた長嶋さんだからこその心に響く名言と言えそうです。 イチローさんは、他人と競い合うスポーツの世界の中でも、自分と向き合い、自分にも打ち勝つ大切さも伝えてくれているのかもしれませんね。 本田圭佑の短めの座右の銘にしたい名言 「世界一になるには世界一の努力が必要だ」 英語訳:To be the best in the world requires the best effort in the world 常に前向きな本田圭佑選手らしい言葉です、一流のメンタリティと何者にも屈しない姿は、人に感動を与えてくれます。 もし、叶えたい夢や目標があるのであれば、誰よりも努力する事です、結果が出ていないのであれば、まだ努力をしているとは言えないと認識するくらいでちょうど良いかと思います。 津田恒実の短めの座右の銘にしたい名言 「弱気は最大の敵」 英語訳:Bearish is the biggest enemy 広島東洋カープの炎のストッパーとして人気の津田恒実さんが、高校時代にカーブでかわそうと思って投げた失投を捉えられ打たれたことを教訓に、座右の銘とした言葉です。 何よりも、敵は自分の中にいて、弱気な自分と向き合い打ち勝つ必要があることを教えてくれる名言です。 短めの座右の銘 アニメの名言編 座右の銘にしたい名言は、何も偉人の言葉ばかりではありません。 時にはアニメの世界からも名言は生まれてくるものです、ここでは短くても心に響く座右の銘にもできるアニメの名言を集めてみました。 この一言に、私自身も何度も救われましたが、松下幸之助さんの「無いものを嘆くな、あるものを活かせ」や「足るを知る」という言葉にも通ずるところがあります。 スラムダンク短めの座右の銘にしたい名言 「諦めたらそこで試合終了だよ」 英語訳:If you give up, the game will end there. 名作スラムダンクの安西先生の一言です。 中学のスーパースターだった三井選手の回想シーンで、全国制覇目前で諦めかけていた時、奇跡を起こし逆転勝利を収めたシーンです。 諦めるのは簡単かも知れませんが、人生もそこで終了してしまう・・それくらいの気合を持って、最後まで取り組みたいものですね。 鬼滅の刃短めの座右の銘にしたい名言 「失っても失っても 生きていくしかないんです どんなに打ちのめされようとも」 英語訳:Even if I lose it, I have no choice but to live, no matter how hard I am beaten. 主人公の竈門炭治郎が、鬼殺隊に入隊したはじめての仕事で、鬼に婚約者を殺された青年にかけた言葉がこの名言です。 炭治郎の言葉は、禰豆子の愛に溢れた言葉だけでなく、自分自身を鼓舞する言葉だったり、敵にも優しさ溢れる言葉を送ったり、とても共感が持てます。 他の炭治郎の言葉で好きなのが、 「頑張れ炭治郎頑張れ!! 俺は今までよくやってきた!! 俺はできる奴(やつ)だ!! そして今日も!! これからも!! 折れていても!! 俺が挫(くじ)けることは絶対に無い!!」 という言葉です。 漫画とは思えないほどのリアリティさが溢れているセリフは、人気コミックである事を裏付けるのに十分な説得力がありますね。 短めの座右の銘 面白い名言編 座右の銘にしたい名言は、バラエティに出るお笑い芸人やドラマのセリフから生まれる事もあります。 ここでは、タレントが使った短い言葉の中で、座右の銘にしたいと思う名言を集めてみました。 明石家さんま短めの座右の銘にしたい名言 「生きてるだけで丸儲け」 英語訳:Making a profit just by living 明石家さんまさんらしい、前向きかつとても分かりやすいセリフですね。 今では日常会話でも使われる言葉ですが、座右の銘にしても違和感がありませんし、むしろ当たり前の事に気付き、感謝する事に繋がるという点では、日本中の皆さんが持っても良いと思えるほどの名言ですね。 短めの座右の銘にしたい面白い名言 「なんくるないさ」 英語訳:Nothing comes 沖縄の方言ですが、大西ライオンさんのネタにもなった言葉で、どこか心配事が吹き飛んでしまう力を秘めているような言葉ですね。 何か心配事や不安な事があった時は、口癖のように「なんくるないさ~」と言ってしまうだけでも、少しは気が紛れるのでは無いでしょうか。 何よりも学びがあるのは「実践する事」です。 博多華丸大吉短めの座右の銘にしたい名言 「スピーチとスカートは短い方が良い」 英語訳:Short speeches and skirts are better 結婚式のスピーチでも使われる言葉ですが、スピーチは短めが印象に残り、相手の時間を奪わないので良しとされます。 この一言で場が和み、注目を集める事が出来るますので、効果的な言葉ですね。 アントニオ猪木短めの座右の銘にしたい名言 「元気があれば何でもできる」 英語訳:You can do anything if you are fine. アントニオ猪木さんの言葉は、耳に残り、記憶に残るフレーズです。 どんなに絶望の淵に立たされようとも、苦しい事があっても、元気さえ失わなければ失敗する事はありません。 短いけど座右の銘にも使えるかっこいい名言を集めてみました! まとめ いかがでしょうか? 他にもたくさんの名言や座右の銘にできる短くても心に響く魔法の言葉は、たくさんあると思いますが、これらの言葉を使って自分の奮い立たせるだけでなく、他人にも力を与える事に繋がります。 座右の銘を持っているだけでな、あなた自身のブランディングにする事も出来ます。 過去の偉人たちが残してくれた素晴らしい名言を座右の銘にして、あなたの望む人生を叶えるための背中を押してくれる言葉になってくれると幸いです。 2011年3月の東北大震災、2011年10月の母の余命宣告10ヶ月をきっかけに人生観が180度転換、サラリーマンとして死んだように生きるのではなく、 「自由な時間と経済を手に入れて、大人にも子供にも憧れられる存在、独立自尊人になる」 事を目標に起業しました。 NLP(神経言語プログラミング)や東証一部上場企業に10年勤務し培った人財マネジメントに関するコーチングやマインドフルネス導入によるメンタルトレーニングといたった人財育成コンサルティング アフィリエイトで培ったマーケティング力を活かしたWEBプロモーション事業を活かしたWEB導入コンサルティング で世の中のお役に立てるよう、日々ビジネスマインド大学で情報発信をしてまいります。

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短いけど座右の銘にも使えるかっこいい名言を集めてみました!

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みなさんは校長先生の話と言うと、 どんな印象を持つだろうか? 恐らく、長くてつまらないと言った ネガティブな感想が多いのではないだろうか。 ただ、僕の座右の銘はそんな "つまらないはずの話"から生まれた。 この記事は2分で読み終わります。 つまらなくなかった校長の話 僕が高校2年生の時である。 僕の高校では毎週金曜日、掃除が終わった後に 中庭で集まって学校のイベント告知や 優秀な生徒の表彰などが行われていた。 その時に毎回、校長先生の話があった。 僕は校長先生の話は長ったらしいし、 内容があまりないので好きではなかった。 いつも聞き流しながら、ただ時間が 過ぎ去るのを待つようにしていた。 ただ、何ヶ月か前に入ってきた"新井校長"の 話だけは他の校長と違って面白かった。 特に現代の社会が抱える問題を日本史的な 観点から紐解いていく話は興味深かったし 知的好奇心がくすぐられた。 話の内容も聞き手を意識して作っていたのか すごく聞きやすかった。 その校長の話だけはいつも時間を 忘れてずっと聞いていられた。 校長先生の最後の話 時は流れて僕も高校を卒業する時期になった。 そこで最後の校長先生が話があった。 僕は、最後だしいつもよりちゃんと 聞こうかなと思い注意して聞いていた。 その日の話は、 新井校長が就任した時の昼礼 の話だった。 実は彼は元々アカデミックな分野で 活躍していた方で中学や高校で大勢の 前に立って話す機会はほとんどなかった。 そのため、昼礼の時に全校生徒の前で 話すのが本当に怖くてしかたがなかった。 初めて昼礼に立った時には台の後ろで 足の震えが止まらず、それを生徒に見せ ないように冷静を装って話していたのだった。 ただ、何とか克服しようと、 週に一回5分の昼礼のために毎回何十回も 練習をしてから臨んでいたらしかった。 どんなことでも死ぬ気でやれば 人並みにはなれる そこで彼が言っていたのが、 「どんなことであっても死ぬ気で努力すれば 人並みくらいにはなれる」ということ。 彼は人前で話すという苦手意識がある ことを血の滲むような努力をして克服した。 彼の行動自体が彼の言葉を体現して いて言葉がスッと僕の中に入っていった。 僕は元々、「才能」という言葉に敏感で、 勉強やスポーツの世界でもいつも僕の上 には才能溢れる人達がいると感じていた。 そんな中で、自分の才能のないと感じた ことはやらない方が得であるという 考え方が頭にこびりついていた。 ただ、この新井校長先生の話を聞いて、 苦手と感じることであっても必死に努力 すれば克服できるし、むしろ苦手なこと こそ伸びしろがある、と感じられるようになった。 きっと新井校長は、10年後に自分の話が ブログの話題に取り上げられることなんて 想像してなかったと思う。 笑 でも、好きなこととか、得意なことだけ やればいいんじゃないという世間的な風潮が あるからこそ、苦手なことと向き合う大切さ を新井先生の代わりに伝えておきたい。

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