のし紙には水引が印刷されています。 色や形がさまざまあり、それぞれに意味があります。 のし紙の水引は、結び方と色で使用する場面が異なるため、用途に合う水引を選ぶことが大切です。 以下で水引の結び方の意味と色の意味を紹介します。 水引の結び方の種類と意味は? 水引には、結び切り、あわじ結び、蝶結びの3種類があります。 結び切りは真結びや本結びなどとも呼ばれ、中央で固く結ばれた形をしています。 そのため、「一度で終わる」「二度とないように」という意味があり、結婚式やお悔やみで用いられます。 法事でも基本的にこのタイプを選びましょう。 あわじ結びはあわび結びとも呼ばれます。 結び切りと同じように簡単に解けない形をしています。 意味合いも同じで、繰り返し起こって欲しくない場面に使います。 両はしを引っ張るとさらに解けにくいため、「末長く付き合いたい」という意味もあります。 蝶結びは花結びとも呼ばれ、何度あってもうれしいときに用いられます。 長寿や結婚記念日のお祝い、お礼などに適しています。 水引の色はさまざま 水引の色は、2つの色から構成されています。 その組み合わせによって意味が異なるため、水引の形と共に適した色を選ぶことが大切です。 赤と白の蝶結びならお祝いごと全般に、赤と白の結び切りならお見舞いや快気祝いに使用するのが一般的です。 金と銀の蝶結び、結び切りもお祝いごろに用いられる場合もあります。 また、黒と白、青と白、または黄色と白の結び切りなら弔事の贈答品や法事に用いられます。 ただし、神式の場合はグレーを使うこともあります。 水引の本数は奇数が一般的 水引の紐の本数は、5本や7本などの奇数が一般的です。 ただし、粗品用として3本の水引もあります。 また、10本のタイプもあり、婚礼に関わる場合など、夫婦や両家を表すために使用されることもあります。 法事ののしにおすすめの紙 法事ののし紙はどのように書けば良いのでしょうか。 法事は三回忌などの年忌法要など、さまざまな種類があるため、場面に合った書き方を選んでください。 ここでは、法事の代表的な三回忌とお供え物に使う場合ののしの書き方を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。 三回忌 三回忌の場合ののし紙の書き方は、上段に「志」と入れましょう。 「志」は宗教問わず使えるため、迷ったら「志」と書くことをおすすめします。 ただし、蓮の絵が入ったのしは仏教でしか使えないため注意が必要です。 お供え物 法事のお供え物には、「御供物」や「御仏前」が一般的です。 「御供」としても良いでしょう。 キリスト教の場合はお供えという概念がないため、「御花料」として現金を包むのが一般的です。 宗教や地域の習わしに合わせて書きましょう。 法事ののしにおすすめの色 法事に使うのし紙にはさまざまな種類があり、場面によって水引の色を使い分けることも大切です。 ここでは、法事の代表的な一周忌と三回忌に注目してのし紙におすすめの色を紹介します。 地域によって違いもありますが、一般的な例を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 一周忌まで 一周忌までの法事では、黒と白、または双銀の結び切りの水引を使いましょう。 ちなみに一周忌とは、亡くなってからちょうど1年が経った同じ月、同じ日を指します。 一周忌の法事では、読経、焼香のあと食事がふるまわれるのが一般的です。 三回忌以降 三回忌以降の法事では、青と白、または黄色と白の結び切りの水引を使いましょう。 三回忌とは亡くなってから2年目を指します。 3年目ではないため、間違えないようにしましょう。 三回忌の内容はき本的に一周忌と同じく、読経、焼香、食事という流れが一般的です。 法事ののしの表書きの書き方 法事ののし紙には、表書きを書きます。 法事に使うのし紙を用意したら、贈答品にそのままかけるのではなく、必要な言葉や文字を書き入れてください。 以下でのし紙の表書きの書き方を説明しますので、参考にしてください。 表書きとは? そもそも表書きとはなにかわからない人のために、まずは表書きの意味を説明します。 表書きとは、のし紙の上段に書く文字や言葉のことです。 例えば「御霊前」や「御仏前」などが表書きです。 法事で使う表書きは、先にも説明したように「志」が一般的です。 「志」は法事のお返しのほか、通夜や葬式の引き出物、香典返しにも使えるため、覚えておくと便利です。 「粗供養」という表書きもあり、これは四十九日以降の法事に使用されます。 ほかには「満中陰志」「忌明志」などもありますが、これは四十九日のみに使う表書きなので、一周忌や三回忌などでは使いません。 薄墨 法事で使うのし紙は、基本的には薄墨で書きます。 薄墨を使う理由は、突然の訃報に悲み、墨に涙を落として薄くなったのが始まりと言われています。 故人を想う気持ちを表しているとも捉えられるため、法事ののし紙には薄墨を使いましょう。 ただし、四十九日を過ぎてからは薄墨ではなく濃い墨を使って書きましょう。 四十九日は前もってわかっているためという理由から、濃い墨で書くのが一般的と言われています。 しかし、考え方によっては四十九日以降も薄墨を使った方が良い場合もあるため、地域の習わしなどを確認しておくことをおすすめします。 法事ののしの名前の書き方 法事ののし紙には表書きのほか、名前も書く必要があります。 名前を書くと一口に言っても、フルネームで書けば良いのか、連名の場合はどうするかなど、迷うことも多いのではないでしょうか。 ここでは、のし紙の名前の書き方を紹介しますので、ぜひお役立てください。 フルネームで書くのが基本? 法事ののし紙には、基本的にはフルネームで書いてください。 ただし、姓だけ書いても良い場合もあります。 連名 法事の贈答品やお返しを連名で出す場合もあるでしょう。 その場合は、バランスよく並べて書く必要があります。 法事ののし紙に連名で記入する場合は、目上の人から順番に右から書きましょう。 ただし、連名で並べて書けるのは3人までが一般的なルールです。 4人以上の連名で出す場合は代表者の名前を真ん中に書き、その左下のほうに小さく「外一同」などと書きましょう。 会社 会社から法事の贈答品やお供えなどを出す場合は、会社名と代表者名を書きましょう。 名前の右上に小さめに会社名を書くのが一般的です。 会社名や役職名が長い場合は、名前をやや左に寄せて書くとバランスが良くなります。 法事ののし紙のルールを知っておこう 法事に使うのし紙の書き方やおすすめののし紙、表書きの書き方などを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。 法事ののしは水引の色などにルールがあり、表書きや名前の書き方が決まっています。 法事ののし紙は頻繁に目にすることはありませんが、ルールを知っておくといざという場面でも焦らずに済みます。 また、大人であれば知っていて当然という考えの人もいるため、周りに失礼のないよう、頭に入れておくことをおすすめします。 今回紹介した法事ののし紙のルールをしっかりと理解し、法事の際にぜひお役立てください。 ドライバーの仕事情報を探す 現在転職先にトラックドライバーを考えている方は豊富なドライバー求人を案件を持つドライバーワークスへ!.
次の地域によってはお布施を包む際にも用いられることがあります。 また、神道の場合の香典(玉串料、榊料、御神前など)を包む際にも用いられることがありますが、仏教の四十九日に相当する五十日祭、一年祭まで用い、それ以降は使えません。 関西エリアで、一周忌以降の法事・法要の香典を包むほか、お布施を包む際にも用いられることがあります。 ) また、神道の場合の香典(玉串料、榊料、御神前など)を包む際にも用いられることがあります。 用途 見本画像 通夜、葬儀、法事・法要の香典を包む際に用います。 地域によってはお布施や戒名料を包む際にも用いられることがあります。 比較的包む金額が多い際に用いられます。 また、神道の場合の香典(玉串料、榊料、御神前など)を包む際にも用いられることがあります。 香典袋の種類と金額(つづき) 多当折り水引かけ(多当折りの形。 外側から水引をかけたもの) 包む香典の金額 見本画像 10,000円以上 中袋がついている。 神道の場合の香典(玉串料、榊料、御神前など)を包む際にも用いられることがありますが、仏教の四十九日に相当する五十日祭、一年祭まで用い、それ以降は使えません。 10,000円以上。 中袋がついている。 関西エリアで、一周忌以降の法事・法要の香典を包むほか、お布施を包む際にも用いられることがあります。 ) また、神道の場合の香典(玉串料、榊料、御神前など)を包む際にも用いられることがあります。 30,000円以上。 中袋がついている。 また、神道の場合の香典(玉串料、榊料、御神前など)を包む際にも用いられることがあります。 [多当折りとは](=たとうおり) 多当折りとは、「たとうし」の折り方のこと。 たとうしは、「畳紙」(たたみがみ、から変化した「たとうし」)からきている。 「畳紙」は懐紙の一つでもあると同時に、帖紙として、献上品や大切なものを包むのに使われた紙で、これを折りたたむ折り方が、たとう折り。 現代では「多当折り」という字を用いるようになっている。 多当折りの折り畳み方は各種あるが、一般的な市販品は、水引を抜き取り上包みを開いて中央に中袋を置き、おもて側の正面からみて左、右の順に中袋の上に折りかぶせるタイプが多い。 裏面は下記の見本のようになっている。 水引きは、上から下に畳んだのちにかける。 ・濃い墨で書きます。 左記は「御仏前」の香典袋への書き方例です。 表書きは「御玉串料」「御榊料」「御神前」などです。 ・濃い墨で書きます。 左記は「御仏前」の香典袋への書き方例です。 表書きは「御玉串料」「御榊料」「御神前」などです。 一年祭は黒白、黃白いずれも使いますがそれ以降は黃白になります。
次のこんにちは!おこげです。 皆さん、たまには毛筆を書いていますか? 今回の漢字は「蓮(れん)」です。 【漢字の成り立ち】 会意文字。 【漢字の意味】 はす。 草の名。 ハス科ハス属の多年草。 水中に自生する。 葉は円形で水に浮く。 夏頃に淡紅色又は白色の花が咲く。 ハチス。 また、ハスの実。 【読み方】 訓「 はす」/音「レン」 【名付け読み】 はす・れん等の読み方で使われる事が多い様です。 「蓮」は「れん」という呼び方で男の子の名付けランキングでは、2008年以降トップ3に入っている人気の名前のようです。 呼びやすく、響きも良いですね。 因みに懇意にしている私の友人の息子さんもこの名前です。 【 名づけ例】 男の子:蓮(れん)、蓮斗(れんと)、蓮希(はずき) 女の子:佳蓮(かれん)、純蓮(すみれ)、蓮音(はすね) などがあるようです。 【名付けの意味】 水面に咲くハスの花は清らかでありながら、その根はしっかりと泥の中に張られていることから力強さも感じさせます。 「やさしさ清らかさと逆境に負けない力強さを併せ持つ」そんなイメージを感じさせますね。 また、「蓮の花」は仏教とも深いつながりを持っています。 神々しさも感じさせますね。 放っておくと窮屈になってかわいそうなので、最適な時期ではない様なのですが株分けを行いました。 サンスベリアの空気清浄作用(酸素の排出が良い)はNASAが認める程のものなので、どんどん株分けして増殖させていきたいと思います。 肉厚の小さい新芽がとても愛らしいのでついつい育てちゃいます。 この他にも100円で同時購入した「モンステラ」が有りますが、現在は全長1メートル葉は11枚つけるまでに成長しています。 観葉植物は風水的にも何らかの効果があるみたいですね。 皆さんも観葉植物いかがですか? 1. バランス 【 漢字のバランス】 「蓮」という漢字のバランスを「1. バランス」に示します。 まず、全体は赤線が示す正方形に割り当てるのが妥当かと思います。 それから、おおざっぱに緑線が示す様に「しんにょう」の位置を決め、残りを青線が示す様にだいたい三等分します。 ここから横線が重なりますので「くさかんむり」から「車」分については、橙線が示す様に横線それぞれの間隔を等しくする(均間)だけでもバランスが良く見えます。 また、横線の長さはそれぞれ異なっており「くさかんむり」と「車」の一番下の横線(10画目)をほぼ等しい長さとし、「車」については下に行くほど長くなる(台形)ようにしています。 「車」という字ですが、6画目は転折後の縦線を桃線が示す様に、少し強めに内側にめり込ませるとしまって見えます。 因みに「車」については縦線の長さも橙線が示す間隔に長さを合わせて引くとまとまりが良くなります(長すぎると間伸びします)。 尚、線が重なっていますので、黄線が示す様にそれぞれの部位で線に動き(俯仰)を出すようにしています。 「しんにょう」については、11画目の点を「くさかんむり」と「車」の1本目の横線の間に打ち、12画目は水色線が示す様に転折部よりも2個目の曲線部が内側に入り込むようにし、13画目最後の線は打ち寄せる波の様に書きますが、一度上げてから最後のはらいに向かって曲線を描いて下げて行き、 三等分した青線を目安にして一度とめて横に払います。 筆運び 【筆運び】 この漢字の筆運びを「2. 筆運び」に示します。 「くさかんむり」ですが、1画目斜めに鋭く入り、波打つように引いています。 2個の縦線も一度横に入れてから線を引く様にしています。 「車」初めの横線は気持ち軽めに書き初め、点を仰ぐように線を引きます。 (1画目と9画目の横線で鋭く入っている為変化させています。 )5画目は鋭く入って徐々に線を細くし(筆圧を下げ)、6画目は転折でしっかりと腰を下ろしてからやや強めに内側に入り込むように線を引く事で、全体がしまって見えるようにしています。 9画目は鋭く入り中央を膨らませて覆う様に線を引きます。 終筆はしっかりと折り返します。 10画目はほぼ真横に打ち込んでから下に線を引くようにしています。 「しんにょう」12画目は転折でしっかりと腰を下ろして折り曲げ、次の曲線は長さと幅に注意しています。 13画目は「車」との位置関係を見つつ、筆圧を弱めながら上にあげて線を引き、波状に引き下ろしながらはらいの直前まで筆圧を上げながら書き、一旦とめを行った後に横にはらいます。 今回の漢字は青墨で書いてみました。 少し滲みが出ていますが、滲みの色合いも良く、濃淡が洗われるので表現性(薄くなった部分が青に近く、濃い部分が黒に近い)に富んだ印象を持ちました。 その為か、特に動きの表現がしやすいように思います。 真っ黒にはならないので、全体的に優しい印象を感じます。 今回使用した青墨は、古梅園製「一つ亀」。 白檀の香りが心地良く、とても気に入っています。
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