天気 の 子 pixiv。 Drawings of Works by The Director Makoto Shinkai

天気の子

天気 の 子 pixiv

お久しぶりです。 書かねば!と思うものはあるのですが、 年明けからやる事が多かった。 と言うより、時間以上に気持ちに余裕がなくなってしまい、 文字書きする余裕までなくなってしまっていました。 今もそう変わりませんが 遂に天気の子上映されましたね。 感動と言うよりもアツさ感じる映画だなってのが初見の感想です。 そして、その映画の二次創作小説を書きたいなと思い、 やっと仕上げました。 しかし、長いブランクとネタバレを恐れながら作って出来上がったのはコレでした。 クロスオーバー作品ですが、 タイトルを見た地点でピンと来た方もいらっしゃるかと思います。 映画初見の序盤でふと感じたことを膨らませました。 『間もなく、海上にて非常に激しい雨が予想されます。 甲板にいらっしゃる方は、安全のため船内にお戻りください』 東京へ向かうフェリーのエンジン音響く狭い2等客室の中、 都内で割の良いアルバイトはないか?と、質問を書いていた時に、 天候悪化を知らせるアナウンス放送を耳にした。 「やった。 行くか」 狭い客室に飽きていた僕は、 この天気なら甲板を独り占め出来る。 そう考え、客室に戻っていく乗客とすれ違いながら甲板へ向かった。 階段を上りきると強い海風、 機械油とフェリーの煙突から上がっているだろう煙の匂いが入り交じった独特な匂いが時折僕の鼻を刺す。 そして、広い甲板には僕一人、 ここには誰もいない。 息苦しかったあの島から出られた実感を感じながら空を見上げる。 陽光と青空がみるみる灰色の雲に覆われていく そして、額に雨粒が当たるや否や、 ドドー! ザー!なんてレベルではない大粒の雨が降り注いだ。 「すっげぇ!」 島に住んでいてこんな大雨に見舞われることはよくあった。 でも、その時は逃げなきゃ!という意識があっただろうが、 今の僕にはそんな事を考えたりしない。 おもいっきり浴びていたい。 この雨が僕には息苦しい島の何もかもを洗い流してくれるシャワー。 そんな気持ちすら感じていた。 が、そんな気分もつかの間、 頭上から降ってきたのは、 ドゴォ! 大粒どころか水の塊だった。 その水の塊に僕はバランスを崩した。 いや、バランスを崩したのは、フェリーそのものだった。 「うわぁぁ!」 大きく傾いた船体によって僕は甲板から滑り落ちそうになる。 その瞬間、 誰かに手首をつかまれた。 それによって僕の動きは止まった。 「あ……ありがとうございます」 滑り落ちそうになった僕を助けた人の姿を見た。 ……え? [newpage] 僕を助けてくれた人の姿を見て思ったのは、 「この島で何かイベントあったっけ? それともその趣味の人って東京へ向かう前からこの格好なのか?」 「おめぇ、何してんだ?」 その人は口を開いた。 銀髪の天然パーマに 死んだ魚のような目、 下に黒いシャツのような物を着て、 上は、白く縁に渦巻きの模様をあしらった着物みたいな服、 腰には……刀!? 「あ・あの……それって?」 僕は、その人の腰に差した物を指さした。 「ああ?木刀のことか? おめぇ、刀とでも思ったのか? 廃刀令以来刀腰に下げてるのは真選組か見廻組か攘夷の連中だけだ」 「え……ず・随分……役に入り込んでいるみたいですけど…… 何かのイベントに出るのですか?」 どう見てもその格好、コスプレにしか見えない。 東京でコスプレイベントでもあるのだろうか? 「イベント? 役に入るって何言ってんだ? 俺たちは、江戸へ帰るところだ。 おめえもそうだろう? この船に乗ってるのだから」 「え・江戸!? 江戸って、今から……150年前の東京のことでしょう。 幾らなんでも今は201ゅぅ……あれ?」 僕はその時になって気付いた。 ついさっきまでいたのは金属製のフェリーだった筈が、 今乗っているのは木造……船? ってか、船の先に海が見えない…… 僕は船の縁に近づいて見る。 え? ええ?? ええええええええ!? 船が、 空を、 飛んでる…… 僕は、夢を見ているのか? いや、ひょっとして僕は海に落ちてそのまま死んでしまって、 三途の川を渡ろうとしているのか? そ・そんなぁぁぁ……痛っ! 絆創膏を付けた頬に触れて感じた痛み。 少なくとも今生きているって事だよな。 「銀さーん。 どうしたんですか? 何か叫び声が聞こえましたけど」 遠くから誰かの声がした。 [newpage] そこに新たに現れたのは青色の袴姿をした丸眼鏡の少年……僕と同じくらいか? 「おー新八、 このガキがな、船から落っこちそうになってたから助けたんだけどな、 何かおかしな事言ってるんだ。 トウキョウって何のことか知ってるか?」 「トウキョウ?何ですかそれ? 京の聞き間違いじゃないですか?」 ……え?キョウ? 今日? 橋? 京……京都!? 「いや、京都のことを言っているんじゃないんです。 日本の首都は東京でしょ?」 周りの状況の変化について行けていない状況だが、 僕は思わず言葉を返す。 「キョウト?ニホン? なんだそれ? 新八、コイツもしかして家出してきた天人なのか?」 「ちょっ銀さん、 キョウトとかトウキョウは僕も知らないけど、 日本は江戸を含めたこの国の名前ですよ! ……って、君は一体何処から来たの」 シンパチ?って言う眼鏡の少年が僕に尋ねた。 っていうかアマンドってなんだ? 「あ・あの僕は、神津島って言う 一応東京都の中に属している所に住んでいて……」 「いや、だからそのトウキョウってなんだよ?」 すぐさま「ギンさん」と呼ばれる男から突っ込まれる。 うう、だから東京ってのは、今から向かおうとしている場所なんだけど。 それを説明しようにも、何だか自分の住んでいた世界と異なっているとしか考えられない今の状況。 それをどう説明したら分かってくれるのだろうか? 「銀さん・新八。 この少年、今流行りの異世界転移小説みたいに、 違う世界から来たんじゃないアルか?」 その時後ろから女の子の声がした。 [newpage] 「神楽?なんだその……異世界転移小説って?」 「銀さん知らないアルか? 小説の新しいジャンルで、 主人公一人だけが今まで住んでいた世界と全く違う世界に飛ばされて、 そこで生活しながら元の世界に戻る方法を探す話アル。 それで今流行りなのは、道ばたに現れた魔方陣に触れたら、 魔法が使える世界に飛ばされちゃって、 その男を召喚したのが、魔法をロクに使えない口うるさいガキ女で、 その召喚した男を、「バカ犬」呼ばわりして 男はガキ女にコキ使われる話アル」 「何ですかその夢も希望もない話は? 何か微妙に神楽ちゃんに通じる物が……」 「新八、何言ってるアルか?」 「いや、なんでも」 シンパチと呼ばれる少年と、 カグラと呼ばれる ピンク髪を両側に髪まとめのアクセサリーらしき物で留めた 色白なチャイナ服っぽい格好した割と美少女だろうが、口が悪そうな女が言い合っている。 「あ・あの、僕確かにそうかも知れません。 僕が神津島から出航した船は鉄製で、空に浮かんでなんかいなかったし…… そもそも、東京を未だに江戸って呼んでいるって事はもしかして年号も違うって事じゃないのかな? 僕の住んでいた世界は、令和3年。 あ・西暦だと2021年だったのですが……」 「「「れい?……に・2021年!?」」」 三人とも同じように驚愕した。 「ああ、やっぱり違うんですね。 僕の時代よりも未来じゃないとこんな船は……」 「いやいや! 君の方が、えーっと……150年以上未来から来ているんだよ!」 「え!? そ・そ・そんな訳ないでしょう? 150年前の過去って……江戸時代の終わりか明治時代になる前ぐらいの時代のはずでは……?」 今乗っている船には飛行機のような翼はない。 かといって上にプロペラがある訳でもない。 こんな海に浮くように設計された形をしている船が、 空を飛ぶだなんて、 今のテクノロジーでは想像できない。 やっぱり夢でも見ているのじゃないか? あ・でも痛み感じたから、そうでもないや。 森嶋帆高の頭は混乱の中にあった。 [newpage] 「メイジ? もしかしたら……その……君が知っている歴史と、 この世界の歴史はどうも違うんじゃないかな? 確かに20年ぐらい前までは、 君の知っている江戸時代だったかも知れない。 君の歴史ではこの国に何がやって来た?」 「何が?って、江戸時代末期に浦賀に東の海の向こうにあるアメリカという国から大きな黒船がやって来て、 それまで他国とあまり交流していなかった日本が開国することになったんだ」 つい最近まで歴史の勉強ではそれを「鎖国」と読んでいたけど、 僕の頃からはその表現はなくなった。 歴史研究が進み、当時の状況を正確に言い当てた表現ではなくなったからだと、 先生が言っていたな。 「ああ、じゃあここで歴史が違ってしまっているんだ。 実は、この世界で20年ぐらい前にやって来たのは宇宙からやって来た天人なんだ。 そしてその結果この国、日本はガラッと変わってしまったんだ」 え?宇宙からって…… 「天人って宇宙人のことですか!?」 「私もその天人と呼ばれている人アルよ」 カグラと呼ばれている少女が口を挟んだ。 「え?そんなに人間と変わらないんですかその、「天人」って?」 「いや、姿はやって来る星で異なるよ」 「そ・そうなんですか……」 「で、その天人がたくさん来てその科学技術もやって来たものでこの国の生活環境が激変したんだ。 この船も確かに天人の科学技術で動いているんだ」 「そ・そうなんですね……」 信じられない……。 と言いたかったけど、 向こうに言わせれば、僕の世界の方が信じられないかも知れない。 「って事は、これみたいなのも有るって事ですか?」 と、僕は懐からスマホを取り出した。 「なんだ?この黒い……ってこんな小さいテレビがあるのか!?おめえの世界には?」 銀さんという男が僕のスマホに映し出された画面を見て驚嘆した。 「ええ!?この世界にもテレビがあるのですか!?」 僕にとっては、この時代にテレビというメディアが有るって事の方がずっと衝撃だ。 「うん、有ることにはあるけど、お茶の間に置く大きさのもの位なんだよ。 でも、そのテレビよりもずっと絵が綺麗じゃないのかな?」 新八という少年も、興奮しながら話す。 「い・いや、見られる機種もあるけど、 これにはテレビを見る機能は無いんです」 「じゃぁソレ何アルか?」 カグラって子が尋ねる。 「これは、スマホ。 いや、正式にはスマートフォンって言って、 本来は電話をする道具なんですが、 ……電話って分かります?」 まさかと思うがこれだけのテクノロジーがあるのなら電話はありそうな気がするが。 「ああ、なんだ携帯電話のことか。 ここに有るのとは違うんだな」 「ええ!!携帯電話もあるんですか!?」 「普通にアルよ。 これ」 と、カグラって子が見せたのは 折りたたみ式の携帯。 「ちょ!?これって僕の世界で10年前にあった機種と変わらないのがあるのですか? ってか、メール機能に、カメラ機能も!?」 電話があるとしても有線程度と思っていたのだが、 まさか携帯電話まであるなんて。 この世界ってもしかして150年以上進んでいないか? 「それにしちゃあ電話やメール出来るくらいならそんな画面必要ないんじゃないか?」 銀さんって言う男は問う。 「いや、僕の世界では、これは電話以外の機能を使うことが多いんです。 カメラ・動画撮影・音楽再生機能・地図情報・インターネット・ゲームとか……」 「なんか知らないものもあるが、これ一つでいろんな事できるんだな。 にしても、そのインターネットってなんだ?」 「えーっと……なんて言うか、 世界中の情報……文字や画像や動画を見たり出来るものなんですが、 ここは……やっぱり対応している電波はないから、 見ることが出来ないですね」 「なんだソレじゃああまり使い物にならないな」 ……確かにそうなんだよな。 色々出来るったってそれは、電波があって出来ること。 今の僕自身もこのスマホのようにエリアの外にいるようなものだけど。 「それよりもボタンがないのにどうやって動かすの?」 シンパチが尋ねる。 「ああ、これはタッチパネルで操作するんだ。 音楽機能は使えるからを……」 僕はスマホ内に保存されている音楽データを再生すべくスマホ画面を操作すると、 「す・スゲぇ!」 「ボタンがなくても操作出来るの!?」 「流石未来の道具アル!」 三人それぞれにリアクションする。 タッチパネルまでは無いようだ。 そして僕は音楽を再生する。 それに食いついたのはシンパチだった 「すげぇ……聴きたい音楽が手の平で聴けるのか…… って事は、お通ちゃんの歌も聴けるのかな?」 「え?えーっと、 今の状態ではボイスレコーダー機能で録音するか 動画撮影機能で録画することしか出来ないと思うけど」 「ええ?そんな事も出来るの!? これで歌って踊る姿も持ち歩けるのか? すごい!すごすぎる!」 シンパチという少年は、スマホでは当たり前となった機能に興奮している。 「ええ……っていうかお通ちゃんって……もしかしてこの世界にはアイドル歌手がいるの!?」 「ああ、いるぞ。 それで新八はその親衛隊隊長だ」 ギンさんはサラッと答えたが、僕にはかなり衝撃だった。 「ええ!?この20年でその文化が出来上がっているんですか!?」 この世界は、学校で習った150年位の歴史がこの20年の間に凝縮されて進歩しているようだ。 でも、ここまで自分いた世界と変わらない物があると、ひょっとしたらこれは壮大なドッキリでこれも大がかりなセットで……と思ってしまうが、 「あ・江戸が見えてきたアル」 カグラの声に船の進行方向へ目を向けた。 そして、そんな僅かな希望は打ち砕かれた。 遠くにはビルみたいな建物があるが、 その手前には立派なお城。 もしかしてこれが江戸城? それ以上に目を向いたのは飛行機の形状と異なる浮遊する物体があちこちを飛び交っていたこと そして、眼下には近代的な建物ではなく、 時代劇にありそうな瓦葺きの屋根に茶色い道。 アスファルトの道路ではないのは確かだろう。 それが眼下一面に広がっていた。 「ああ……僕は本当に、僕の知らない日本に来てしまったんだ……」 神津島から家出する時……、 雨の中その隙間から零れる光の筋、 それは追いかけても追いつけず、 追いついたと思っても、すぐに島を抜けて海の向こうへ行ってしまう。 あの光の中心、僕はそれを東京の中心と重ねていた。 そこへ行きたい。 そう思ってフェリーに乗った。 でも、今たどり着こうとしているのは、 まるで異国のような日本。 東京でもなく、日本史で学んだ内容とは異なった姿をした江戸。 持ってきたお金もスマホも役に立たないだろう。 もう、帰りたくない。 そう思っていたけど、 元の世界にもう帰れないかも知れない。 そう思うと僕は、力なく座り込んでしまった。 [newpage] 「そういや少年。 あんたの名前聞いていなかったな」 ギンさんって人が声をかけた。 「ああ……そうでした。 僕は……帆高。 森嶋帆高と言います」 「俺は坂田銀時だ」 「僕は志村新八」 「私、神楽アルよ」 ここに来て互いに自己紹介することになった。 「で、帆高さあ、お前行くところないだろ?」 「え・ええ、確かにそうですね」 「だったら、これも何かの縁だから、 俺の所に来るか? 俺はかぶき町で、『万事屋銀ちゃん』っていう何でも屋をやっているんだよ。 そこの従業員として働いてみるか?」 「ええ!?良いんですか?」 「ちょ!?銀さん!これ以上財政を逼迫させないでくださいよ!」 「新八、お前スマホって奴に食いついていたろ? この世界とは違う人間が来たんだ。 俺たちの知らない考えが出てくるんじゃないのか?」 「銀さん違うアルよ。 万事屋に帆高が来たら、自分のポジションを奪われるかも知れないと焦っているネ 今のところ、新八の下位互換だろうけど、 結構活躍しそうな気がするアル」 「ちょっとー!それどっちに対しても失礼でしょ!?」 キレ気味にツッコミを入れる新八。 このやりとりで、この3人の役割が分かった気がする。 「よし、そろそろ江戸の町に着地するぞ」 僕はあの日、水の塊をかぶった瞬間から、 世界の形が決定的に異なった地に足を…… 「定春、行くアルよ」 え? 僕の後ろに何かの気配が。 「うわぁ!」 振り向いたらそこには大きく真っ白でもふもふな物体が。 熊?いや、犬? 「忘れていたアル。 コイツ、定春って言って私のペットアルね」 「でも餌代こっちが出しているんですよ」 「必要経費アル」 は・ハハハ…… もう戸惑ってなんかいられないや…… 僕は世界の形が決定的に変わってしまったもう一つの日本を受け入れていきながら、 生きるしかないのだろうな。 ……そう思いながら帆高は、 未知の世界、未知の日本、未知の江戸に足を踏み入れたのであった。 [newpage] 『銀魂ワールドに迷い込んでしまった森嶋帆高』 『幾度となくつぶやく「……江戸って怖えな」』 『そこは歌舞伎町とは別の意味で魑魅魍魎が蠢くかぶき町』 『果たして帆高は新海ワールドへ生きて帰ることが出来るのであろうか?』 続かない。

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『天気の子』は『壊れたままの世界』で生きる若者へのエール〈新海誠インタビュー03〉

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僕は最近家庭教師のアルバイトを始めた。 理系の大学だったため数学と英語を教えていた。 生徒はほぼ中学生だった。 高校生は数えるぐらいしかいなかった。 時給は1900円。 僕にとっては高時給だった。 そんなある日知らない人からLINEがきた。 僕が教えていた生徒の1人だった。 「せんせ〜、今度の日曜日暇だったら遊びに行こーよー」 というLINEがきた。 僕はすぐに、 「生徒と直接連絡をするのはNGだから、もう連絡してこないでくれ。 」 とLINEをしたが、何度もLINEをしてくるので無視をしていた。 その日の昼、僕は陽菜の家に遊びにきていた。 スマホをテーブルの上に置いたまま少し寝てしまった。 寝ていて気づかなかったが、その生徒からLINEが沢山きていた。 陽菜は当然驚いた。 自分の彼氏が浮気している可能性があるからだ。 「いや、帆高は浮気なんてしないよな」と思いつつ、心配してしまう。 悩んでいると、帆高が起きた。 「お、おはよ。 よ、よく眠れた?」 自分でも動揺しているのがわかる。 帆高は不思議そうに 「おはよう、陽菜。 その言葉で私はとても苦しかった。 でも、帆高に悟られないように 「そっか、じゃあまたいつ会える?」 「明日、金曜日でサークルもないから17時ぐらいに大学の前にいてくれれば一緒に帰れるよ!」 「わかった。 17時にいるね…」 「どうしたの?元気ないよ?」 「大丈夫。 ちょっとバイトが忙しかったから疲れてるだけ…」 「陽菜がつらかったら明日無理しなくていいんだよ?」 「ううん。 大丈夫。 今日は早く寝るから」 「そう。 じゃあ僕はこれで帰るね。 何かあったら僕の携帯に電話して! いつでも行くから」 「うん。 ありがと。 また明日ね」 そう言って帆高は扉を閉めた。 私は帆高が帰ってから声を出して泣いた。 明日が会うのがとても辛かった。 約束通り、17時に大学の前で帆高を待っていた。 帆高が学校から出てきた時、知らない女子数人が帆高の前に集まって何か話していた。 耳をすませてみると「また、今度勉強教えて」という話だった。 帆高は少し困っていたが「いいよ」と返事をしていた。 私はその言葉聞いて、自分が嫌いになった。 帆高は少し時間に遅れて来てくれたけど、私が元気がないのに気づいて 「僕の家で少し休む?」 と言ってくれて、私は「うん…」 と言った。 帆高の家に着くと温かい飲み物を渡されて飲むと身体が少し落ち着いた。 その瞬間私の目から涙が出た。 「帆高は日曜日にLINEの生徒と遊びに行くし、知らない女子数人に勉強教えるじゃん」 「いや、そ、それは」 「言い訳しない!!私だって帆高と遊びに行きたいし!勉強だって教えてもらったことない!なんで私のしたことない事を他の人とやるの!」 私は泣きながら帆高に思っている事をぶつけた。 「陽菜。 ちゃんと説明するからよく聞いて。 」 私は少し冷静になって帆高の話を聞いた。 「日曜日は…その…えーっと… 陽菜のプレゼントを買いに行くために用事があるって断ったんだ。 流石にうるさかったからブロックしたんだ。 何回も注意したのに懲りずにLINEしてくるから親にも注意してもらったよ」 「そうだったんだ…」 「次に勉強って言ってもノートを貸しているだけだよ。 僕が色々な人に勉強教えるわけないだろ。 バイトだって忙しいし、陽菜と一緒にいたいし」 「そっか…ごめん。 私とんだ勘違いをしてた。 帆高が浮気しているんじゃないかって…それを思った瞬間涙が止まらなくて…」 「そんな事思ってたんだ。 僕は天気と引き換えに陽菜を選んだんだ。 たとえ沢山の女性が僕に告白してきても僕は陽菜を選ぶよ。 」 「うん…ありがと…」 私は泣きながら帆高に抱きついた。 10分が立つ時にはいつも通りの自分に戻れた。 でも、帆高も顔が赤かった。 「陽菜、本気?」 「本気じゃなかったらこんな事言わないよ!」 「わ、わかったよ。 「ち、違うって!別にそういうことしたいわけじゃなくて…」 「そういうことって?」 私はこの前やられた事を帆高にやり返した。 帆高は困ったように 「あっ、いや、だから、その、でも、」 「あはは!ごめんごめん。 ちょっとからかいたくなっただけ!別に帆高になら何されてもいいけど…」 帆高はまたすぐに顔が赤くなる。 今回は私が思い違いをしていたが結果的にはデートの約束もできたし良しとしようと思った。

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天気の子のストーリーと結末や感動場面は?君の名は。に似てる?|マシュとマロのふたりごと

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Contents• 天気の子のストーリーのネタバレ 上映後のストーリー追加しました! 「あの光の中に、行ってみたかった」 高1の夏。 離島から家出し、東京にやってきた帆高。 しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、 怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。 彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。 そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は一人の少女に出会う。 ある事情を抱え、弟とふたりで明るくたくましく暮らすその少女・陽菜。 彼女には、不思議な能力があった。 出典: 高校1年生でオカルト雑誌のライターという職に就く主人公とはなかなかですね! ある事件を調査している警察官が現れたり、 帆高と陽菜にある頼みごとする老婦人が現れたりとファンタジーだけど、どこかミステリアスな感じがしそうなストーリーですね。 また、新海監督と言えば、 少年と少女のラブストーリーが描かれることが多いですが、今作も帆高と陽菜の恋物語になるのでしょうか。 以下公開後のネタバレ追記です。 お金に困っていた二人は、陽菜の絶対晴れ女の力を使い、 晴れ女ビジネスを始める。 結婚式やフリーマーケット、花火大会など、数多くの人々が願う「晴れてほしい」を叶えていた。 その一方で、夏美と須賀は取材の中で、 天気の巫女の存在と 天候の不調を正すためには巫女の命が引き換えとなる悲しい運命を知る。 晴れ女の力を手に入れ、空と繋がった陽菜は、知らないうちに天気の不調を治すための天気の巫女 人柱 となっていた。 天気の巫女の運命を夏美から聞いた陽菜は、その運命を知りながらも晴れを願い、 晴れを願えば願うほど、彼女の体が透明になり消えていく。 弟の凪と子供だけで二人暮らししていることや、帆高が捜索願を出されている上に銃を所持しいていたことによりお尋ね者になってしまう。 帰る場所もない 帰りたくない 帆高と児童相談所に連れて行かれてしまうのは嫌だと思う陽菜。 3人で逃げ出すことを決意し、東京の街に繰り出す。 天気の子のラストや結末は? 公開前なので情報はありません。 どんどん異常気象が加速し、ついに夏なのに 雪がふってしまう事態に。 警察に追われながらも、泊まる宿を見つけ、 ささやかながらも楽しい時間を過ごす帆高、陽菜、凪。 寝る前に陽菜は、帆高に 晴れてほしいかを尋ね、帆高はうなづいた。 二人が眠りについた後、陽菜は、晴れにしようと帆高と凪の前から空へと消えてしまう。 帆高は翌朝、目覚めて陽菜がいないことに大慌てになるも、警察に連行され、凪も児童相談所に連れて行かれてしまう。 外へ出ると青空の暑い夏になっていた。 それは、 陽菜の存在と引き換えに得られたものだと知った帆高は、後悔の念にかられ、 もう一度陽菜に会いたいと警察から逃亡する。 夏美や須賀、凪の力を借り、帆高は、陽菜が晴れ女になったという 代々木の廃墟ビル屋上にある鳥居を、彼女にもう一度会いたいと強く願いくぐった。 「天気なんて、 狂ったままでいいんだ!」 空で陽菜と再会した帆高は、 晴れる天気なんかより陽菜がいい、晴れ女じゃなくていいと告げ、二人は空にある島から地上へと飛んで行く… ビルの神社へ戻った二人と引き換えに、それまでの夏の青空は嘘のように大雨が途切れることなく振り続け、 東京の街は大量の水の中に沈んでいった。 保護観察処分となった帆高は、離島へ戻り、3年が経ち高校を無事卒業する。 そして、もう一度、東京へと旅立つ。 お世話になった須賀の元を訪れた帆高は、 陽菜に会いに行けと言われ、もう一度田端へと訪れる。 神社へ戻ってから一度も会っていない陽菜に、何をどう伝えればいいのか悩んでいる帆高の目の前に、晴れを願う陽菜が立っていた。 「僕たちはもう大丈夫」と二人は幸せそうな笑顔で再会する。 「秒速5センチメートル」は鬱展開とのことで、観客にかなりの衝撃を与えたようですが、今作はどうなのでしょうか? 「君の名は。 」のようにハッピーエンドで終わってほしいなと思います。 帆高と陽菜だけにフォーカスするとハッピーエンドですが、気候は不調のままという点はバッドエンドかもしれません。 「君の名は。 」と比べると、少しスッキリしない終わり方 秒速5センチメートルほどではないですが をした作品なのではないでしょうか? 天気の子の感動場面は? 公開前なので情報はありません。 そのほか、映画を見た方の感動シーンを調べてみました。 やはり、 クライマックスからラストかけて感動した人が多いようですが、 RADWIMPSの音楽との絶妙な組み合わせに鳥肌が立った方も多くいらっしゃいました。 ホテルのシーンと最後のシーン感動 あとあの二人が出てきた時はまじ鳥肌注意報 最高でした。 グランドエスケープのシーンいいね。 行動原理は『君の名は。 』と同じだけど、起こる結果は違うというのも、これはこれで好きだな。 極音上映は雨音、雷鳴、花火がとにかく素敵。 てっしーとさやちん分からなかった。 本田翼には何も言うまい。 また観に来るかな。 」では、糸守湖で瀧と三葉の再会や時を経てもう一度巡り会うラストなど数々の感動場面がありました。 今作もラストが素晴らしいことは必須かと思いますが、そのほかの感動シーンに期待ですね! 天気の子と君の名は。 似てる? 「天気の子」と「君の名は。 」は原作・脚本・監督が同じ新海誠さんなので、類似点は多くありそうですね。 主人公が10代の男女• ヒロインに年下の兄弟がいる• キャラクターデザインが同じ人• 主題歌がRADWIMPS• 舞台が東京• ヒロインの声優が10代 そのほかにも ポスターや、予告の内容、場面カットが「君の名は。 」に似ているというコメントがありました。 天気の子、新海誠もRADも同じだから仕方ないかもだけど、君の名はと雰囲気似過ぎてない?ロゴもポスターのビジュアルも似てる!タイトル入れ替えても違和感なさそう。 君の名は。 メンバーの登場シーンまとめたので、こちらの記事も是非読んでみてください! 君の名は。 との違いは? 君の名は。 では、東京と岐阜が舞台となっていましたが、 今作では物語のほとんどが東京内でクローズしています。 帆高のいた離島に関するエピソードはわずかでした また、 陽菜と帆高は貧乏であることは「君の名は。 」と大きく異なる点であると、監督自身も述べています。 瀧 三葉 はパンケーキを食べて喜んでいますが、帆高や陽菜はハンバーガーやカップラーメンアレンジ料理などのジャンクフードをご馳走と捉えています。 まとめ 「天気の子」ストーリーと結末や感動場面や「君の名は。 」に似ているのかを調べてみましたが、いかがでしたか? 「君の名は。 」を感じさせるストーリー展開なのか、それを超える感動作になるかは、ぜひ、映画館で確認してもらいたいですね。 最後までお読みいただきありがとうございました。

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