炎症 を 抑える 食べ物。 体内の「炎症」を抑えると、病気にならない! : クスリに頼らず全身の臓器を元気にするコツ (単行本)

抗炎症作用のある食べ物!臨床栄養士が推奨する最強リストとは

炎症 を 抑える 食べ物

炎症とは 炎症は病原体や有害物質に対して免疫系が引き起こす自然免疫反応の一部です。 炎症反応では免疫系が、患部に運ばれる栄養を増やす・死滅した細胞を除去して傷の治癒を早める・反応性分子(過酸化水素・一酸化窒素・次亜塩素酸)を作り出して病原菌を抑制するなどを行います。 しかし、反応性分子は患部周辺の健全な組織まで傷つけてしまいます。 過酸化水素や次亜塩素酸が漂白剤や消毒剤の主成分であることから反応性分子が人体にとっても有害であることがおわかりでしょう。 問題なのは慢性的な炎症 炎症に副作用があるとはいえ、感染症や怪我などで必要とされる状況でのみ炎症が生じるのは体の健康に取って自然で必要なことです。 問題となるのは、炎症が不要な状況なのに数ヶ月あるいは数年間にわたって継続する慢性的な炎症です。 慢性的な炎症はガン (*)・・心臓疾患・リウマチ・抑鬱・など様々な病気に関与していると考えられています。 炎症を促進するような食生活を送っている人は早死にしやすいという研究もあります。 柑橘系の果物: 抗酸化物質であるとビタミンEが豊富に含まれています。 緑色の葉野菜: ビタミンKを豊富に含んでいます。 ビタミンKはワカメや、緑茶、紅茶にも豊富に含まれています。 トマト: トマトに含まれるリコピンも強力な抗酸化物質です。 トマトが赤いのはリコピンのためです。 サーモン(天然物): オメガ3脂肪酸を豊富に含んでいます。 抗酸化物質とオメガ3脂肪酸 つまりローレン博士によると、抗酸化物質とオメガ3脂肪酸に抗炎症作用があるというわけです。 抗酸化物質 抗酸化物質として有名なのはビタミンCとビタミンEですが、抗酸化作用という点から言えば、カテキンやアントシアニンなどのフラボノイド(緑茶・ブドウ・赤ワイン・リンゴ・ココアなどに含まれる)や、も炎症を抑えるのに有効かもしれません。 色の濃いブドウや赤ワインの成分であるにも抗酸化・抗炎症作用があると考えられています。 ミシガン大学が 2013年に発表した研究でも、赤色・黒色・緑色のブドウを冷凍して粉末状にしたものを混ぜたエサを三ヶ月間食べたネズミで体内の抗酸化物質が増加し、炎症が減る(そして肝臓・腎臓・腹部の脂肪も減る)という結果になっています。 オメガ3脂肪酸 とは、魚に含まれる油として有名なDHAやEPAなどのことです。 飽和脂肪酸やトランス脂肪酸は炎症を悪化させますが、オメガ3脂肪酸などの多価不飽和脂肪酸は炎症を軽減してくれます。 オメガ3脂肪酸に抗炎症作用のあることやその理由を示す研究は複数存在し、例えば "PLOS ONE"(2016年2月)に掲載されたナポリ大学の研究(ネズミの実験)でも、オメガ3脂肪酸を与えることで炎症と酸化ストレス (*)が軽減されることが示されています。 (*) 酸化ストレスとは活性酸素種(ROS)に対して抗酸化物質が不足している状態のことで、炎症にも関与しています。 "American Journal of Clinical Nutrition"(2016年6月)に掲載された研究によると、同じオメガ3脂肪酸であっても、 DHAよりEPAの方が炎症を軽減する効果を強く発揮します。 ただし、とする研究も発表されています。 野菜ならアブラナ科? 中国で行われ "Journal of the Academy of Nutrition and Dietetics"(2014年)に掲載された研究で、 アブラナ科の野菜をよく食べる人は炎症が少ないという結果になっています。 や、キャベツ、カリフラワー、ケール、白菜、チンゲン菜などがアブラナ科の野菜です。 野菜や果物は全般的に抗炎症効果が期待できるはずです。 野菜・果物には、炎症を促進する作用のある炭水化物や飽和脂肪などの含有量に比して、炎症を抑制する作用のあるビタミン類・カロテノイド・ミネラル・ポリフェノール類が多く含まれているためです。 ベジタリアン(菜食主義者)は全身的に炎症が少ないという研究も複数存在します。 ところが、この中国の研究では、アブラナ科以外の野菜の摂取量が多くても炎症が少ないわけではありませんでした。 アブラナ科野菜に関してのみ、摂取量が多いと炎症が少ないという関係が見られたのです。 ビタミンとミネラルと食物繊維 上述のローレン博士は、抗炎症作用があるビタミンとしてビタミンCとビタミンEとビタミンKを挙げていますが、サウス・カロライナ大学の研究によると他のビタミンやミネラルにも抗炎症作用があります。 ビタミンD ビタミンの中で特筆すべきはビタミンDです。 抗酸化物質として有名なビタミンCやEにも強い抗炎症作用がありますが、 ビタミンDにはビタミンCやEを上回る抗炎症作用があります。 ビタミンD不足が炎症の発生に関与している可能性を示す研究も存在します。 ビタミンDはサプリメントで摂っても良いのですが、皮膚に紫外線が当たるとビタミンDが合成されるため、天気が良い日には15分間ほど日光に当たることで十分に補給できます。 亜鉛は赤身肉・貝類・乳製品・豆類・ナッツ類に豊富に含まれています。 また、サウス・カロライナ大学の研究によると 食物繊維にはビタミンやミネラルを超える非常に強い抗炎症効果が期待できます。 マンガンは炎症を抑えるどころか 炎症を促進してしまう恐れがあります。 マンガンは人体にとって必須のミネラルですが、サプリメントなどによる摂り過ぎには注意が必要です。 サプリメントでも良い 多数の研究者が、ビタミンやミネラルなどの栄養素をサプリメントで摂るよりは栄養素を含む食品を食べることを推奨しています。 野菜や果物などの健康的な食品には様々な栄養素が同時に含まれているので、そうした栄養素を同時に摂ることによってシナジー効果(相乗効果)が期待できるというわけです。 ワイル博士のおすすめサプリ しかし、抗炎症食の提唱者としても著名なアンドリュー・ワイル医学博士(アリゾナ大学)によると、サプリメントの服用も慢性炎症の低減において有益です。 ワイル博士は抗酸化物質やオメガ3脂肪酸のサプリメントを次のように服用することを推奨しています: 炎症を抑えるのに適したオヤツと飲み物 チョコレート 2016年に発表されたルイジアナ州立大学の研究によると、 チョコレートを食べると腸内細菌がそれをエサとして発酵させるときに、抗炎症作用のある化合物が生産されます。 そうして作り出された抗炎症物質は人体に吸収されて、心臓や血管の炎症を低減してくれます。 ナッツ類 2016年に発表されたハーバード大学の研究によると、 ナッツ類にも慢性炎症を低減する効果が期待できます。 アーモンドや、ピスタチオ、マカダミアナッツといった様々なナッツ類(ピーナッツを含む)を食べる量が多い人は炎症マーカー(炎症の程度を示す血中の物質)の血中濃度が低かったのです。 ナッツ類を食べる量の目安は週に 5食分以上です(1食分は30gほど)。 ナッツ類は種類にもよりますが、食物繊維・マグネシウム・セレニウム・オメガ3脂肪酸・ビタミンE・フラボノイド類など抗炎症・抗酸化効果がある様々な成分を含有しています。 フルーツ "Nutrients" 誌(2015年)に掲載されたオークランド大学の研究によると、果物も炎症を抑えるのに適した食べ物です。 この研究では12種類の果物(マンゴー、ラズベリー、いちご、梨など)の抗炎症作用を調べて、大部分の果物で抗炎症作用が認められるという結果になっています。 抗炎症作用が特に強かったのは フェイジョアというフトモモ科の果物と ブラックベリーでした。 また、果肉よりも果皮の抗炎症作用が強力でした。 飲み物 紅茶・緑茶・コーヒーに抗炎症作用があります。 コーヒー豆は浅煎りのほうが抗炎症効果が強くなります。 コーヒーや紅茶に大量に含まれるカフェインには炎症を促進する作用と抑制する作用の両方があるようなので、万全を期すならばコーヒーや紅茶はノンカフェイン(カフェイン抜き)のものにすると良いでしょう。 "British Journal of Nutrition"(2016年)に掲載されたリバプール大学の研究では、 タマネギ・色の濃いブドウ・ターメリック(ウコン)・緑茶ポリフェノールによって、免疫系が過剰な炎症を引き起こすのにブレーキがかかることが示されています。 タマネギにはケルセチンというポリフェノールが人体に吸収されやすい形で含まれています。 また、 ターメリックには強力な抗炎症作用で知られるクルクミンというポリフェノールが含まれています。 サウス・カロライナ大学が 2014年に発表した研究でも同様に、 玉ねぎ・ ニンニク・生姜・ターメリック・紅茶・緑茶・フラボノイド類に強い抗炎症作用があるという結果になっています。 コロラド州立大学が 2015年に発表した研究によると、 ターメリックのほか、 シナモン、クミン(ヒメウイキョウ)、ショウガ、コリアンダーなどの香辛料にも炎症を抑制する効果が期待できます。 ついでながらこの研究を報じたプレスリリースでは、 エクストラバージン・オリーブオイルやも炎症を抑えるのに望ましい食品だとされています。 全粒穀物には食物繊維が豊富に含まれています。 "Current Pharmaceutical Design" 誌(2017年)に掲載されたメタ分析では、 マグネシウムのサプリメントのCRP血中濃度(炎症の指標)への効果を調べた11の臨床試験のデータを分析して、CRP血中濃度が軽度の炎症の基準値(0. "Journal of Investigative Dermatology"(2017年)に発表された研究によると、 日焼けによる皮膚の炎症の抑制に ビタミンDのサプリメントの経口服用が有効かもしれません。 紫外線で日焼けしてから1時間後にビタミンDのサプリメントを飲むことで、皮膚の炎症が軽減され、皮膚バリアが修復が促進されるという結果でした。 "Atherosclerosis" 誌(2017年)に発表されたリンショーピング大学(スウェーデン)の研究では冠動脈疾患の患者193人を調べて、カロテノイドの一種である ルテインの血中濃度が高い患者は炎症が軽度である(炎症のバイオマーカーであるIL-6の数値が低い)という結果になっています。 ルテインは青葉の野菜や卵黄に豊富に含まれています。

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アレルギー症状を抑える効果に期待! オススメの食べ物7選 (2016年7月30日)

炎症 を 抑える 食べ物

内側から輝く美しさを作るには食生活から きれいな細胞はきれいで健康なカラダ作りの基本です。 きれいな細胞を保つ働きがあるとして、抗酸化作用や抗炎症作用のある食べ物が注目されています。 抗酸化作用は有害物質である活性酸素を除去する働きがあると言われています。 また、抗炎症作用は、体の炎症を抑えることで関節の痛み、心臓病、がん、アルツハイマーなど慢性的な炎症に影響される病気の予防に効果があると言われています。 炎症・酸化を引き起こす原因の一つは乱れた食生活であり、悪化により免疫力のバランスを乱すとされています。 英語圏ではよく知られているフレーズに「You are what you eat」というのがあります。 これは「あなたは、あなたの食事そのものだ」、「あなたという人は、あなたの食べるもので表される」といった意味です。 これは1820年代にフランスではじめて使われたフレーズが、100年後の1920年代頃に英訳され、アメリカで1970年頃に食育に使用されたのを機に広く浸透したそうです。 食べ物は私たちの健康を大きく作用します。 抗酸化作用や抗炎症作用を意識した食べ方は、病気予防を超え、オプティマルヘルスの域に達するものです。 食生活のポイント 抗酸化作用のあるものを食べよう 果物や野菜には抗酸化物質が多く含まれ、老化や病気などの原因になる活性酵素を除去する働きがあると言われています。 がんなどの予防にも果物・野菜などをしっかり食べる事が大切だと考えられています。 たんぱく質は選んで色々食べよう 牛肉、豚肉、鶏肉などの動物性タンパク質に含まれる脂質は炎症を起こしやすいと言われています。 動物性の肉や乳製品は低脂肪のものを選ぶとよいでしょう。 植物性のタンパク質は豆類、豆製品、ナッツ類などに含まれます。 魚に含まれるオメガ3脂肪酸には、炎症物質の生成を抑える働きがあります。 タンパク源は色々な食材から摂取するとバランスがよくなります。 炎症を抑える脂のバランス 魚と薬味で抗炎症効果 オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸のバランスが健康維持には大切で、炎症を抑えるためにも、オメガ3脂肪酸をしっかり摂取してバランスを保つ必要があります。 しかし一般的な日本人の食生活では、オメガ6脂肪酸の比率が高くなっています。 オメガ6脂肪酸は一般的な植物油はじめ紅花油、ひまわり油、コーン油、に多く含まれます。 ほとんどの人が既にオメガ6脂肪酸を摂りすぎる傾向があるので、自宅で一般的な料理に使う油は、オリーブオイル、キャノーラオイル(菜種油)を選ぶようにしましょう。 抗炎症作用のある薬味を食べよう 生姜、玉ねぎ、ネギなどの薬味は日本人にとってなじみの深い食材であり、抗炎症作用があります。 私たちの食卓とは切っても切り離せない食材だと思いますが、コンビニのお弁当やファーストフードが多い人は、あまり摂取できていないと思います。 薬味を使って食事の味と栄養をアップさせましょう。 トランス脂肪酸は可能な限り摂らない トランス脂肪酸は炎症を引き起こす最も悪いとされる脂で、悪玉コレステロール、動脈硬化、心臓疾患、ガン、免疫機能、不妊、アレルギー、アトピーなどへの悪影響が報告されています。 マーガリンなどの塗り物、インスタントラーメン、市販の焼き菓子、菓子パン、ファーストフードのポテトやチキン、冷凍食品の揚げ物などに多く含まれています。 トランス脂肪酸の多い物は、栄養価が低い食べ物が多いので控えめにするのがベストです。

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あらゆる病気の元である「炎症」。それは体が助けを求めてるサイン。体の慢性炎症を予防・改善するには?

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肺炎に効く食べ物 1年の中でも、空気が乾燥してくる季節は、特に肺も弱ってきます。 肺の粘膜を強くし、傷ついた細胞の修復を促すよう作用します。 また、これらの食材は、原因となる菌の増殖を防ぎ、炎症を抑え、免疫力を活性化させ体力をつけるのに役立ちます。 免役を活性化する レクチンは、豆類やジャガイモに多く含まれますので、肺炎が気になる時は多めに食べましょう。 レクチンは免役抗体と似たような働きをし、体内の入ってきた細菌にダメージを与えやっつけてくれます。 なぜ、肺炎を起こしてしまうのでしょう?・・ ただ、やみくもに侵入してくるわけではありません。 特に気をつけたい季節は、やはり空気が乾燥してくる秋口から始まり、冬の季節です。 1年の中でも、この季節は乾燥と共に、かなり肺も弱ってきます。 環境に応じて、加湿器を付けて空気の乾燥を防ぐ事も大切です。 肺炎を初め、病は何でもそうですが、生気が充実していて、体力がある人なら、細菌やウイルス、微生物なども、ポンっと吹き飛ばす事も可能でしょうが、皆がそんなに都合良く行くものではありません。 季節同様、人の体調も変わり行くものです。 *生気とは、生命力や抵抗力の事です。 生気が弱くなると、外敵にグイグイと押されてしまいます。 体調も絶好調の時もあれば、絶不調な時もあります。 例えば、風邪を引いた後など、病み上がり状態の時は、風邪から肺炎に移行しやすいので、細心の注意が必要です。 つまり、肺炎になりやすいタイミングは、まさに体力がなく、免疫力が低下した時です。 普段であれば、自力で追い出せるような菌でも、体力が弱々しい時は、いろんなものに感染しやすくなっています。 空気中の細菌やウイルスを吸い込んだり、手でさわった物から、原因菌が口へ運ばれてしまっても、それを追い出す事ができなくなります。 こうして、生気が消耗している時は、とても無防備であり、細菌、ウイルス、微生物などの侵入を許してしまいます。 スポンサードリンク また、肺は、呼吸作用を任せられていて、気や津液のバランスなどもとっています。 これらのバランスが崩れても、免疫力も低下し全身に影響してしまいます。 気血水のバランスも大切です。 肺は、気や津液を下に降ろすように作用していますが、これが上手く行かなくなると、体外に排出すべき、濁った空気が停滞してしまいます。 そして、濁気が逆上してしまうと、咳が出たり、息切れにつながります。 秋冬は、早めに乾燥対策をし、薄着を避け、風・寒さ・乾燥などから来る邪気に注意しましょう。 秋口からの乾いた空気に注意 外気の温度の高く、ちょうど良い湿気があれば、喉や鼻の粘膜も適度に潤い、この段階で細菌やウイルスも防御可能ですが、乾燥はその防御壁を崩す最大の敵です。 乾燥は、鼻や口だけでなく、肺もカラカラに乾燥し、かなりのダメージを与えます。 空気の通り道である、喉や鼻の守りも弱く、喉が腫れたり、細菌やウイルスを容易に、通過させてしまいます。 また、朝と夜の寒暖差も激しくなってくると、朝夕の冷えにより体の皮膚表面の毛穴が閉じ、汗腺からの水分の排出が減少してしまいます。 すると、その代償として鼻や口、肺などの呼吸器が、その代役となり働く事になります。 この時期に出る、くしゃみ、咳や痰などは、まさに口鼻、肺などの呼吸器のかわりとなり働き、余分な水分を発散させているために、起こっています。 体は、直接しゃべる事が出来ませんが、このように確実に何らかのサインを出してきています。 薄着に注意し、冷え込む朝夕には、サッと上に、はおれる上着を用意したり、マスクをするなど、体を冷えから守る対策も大切です。 こうして、体の声を聞く事は、冷えや乾燥から来るトラブル!を防ぐ事にもつながります。 寒い時期は、基本的に、体を温める力が強い、(熱)性食材や(温)性食材、もしくは、どちらにも当てはまらない(平)性の食材を選びます。 また、その時々の旬の食材は、その時期のトラブルに効き、秋冬には、多くの温熱食材が出回っているのが分かります。 このような温熱食材は、冷えから体を守り、風邪を引いたり、肺に炎症が起これば、体を温め、発汗により邪気を追い出すよう作用します。 旬の食材は、私達の生活にそっと寄り添い、それでかつ実に利にかなっています。 例えば、秋が旬となる野菜や果物、種実類(下記参照)などの食材を食べましょう。 体に潤いを与え、失われがちな体液を補ってくれます。 栗 帰経・・脾・胃・腎 五性・・温 五味・・甘 体質・・気虚・血虚・瘀血 梨 帰経・・胃・肺 五性・・涼 五味・・甘・微酸 体質・・陰虚・水毒・陽熱 注)旬の果物である梨は、肺を潤し咳や痰を楽にする作用もあります。 梨は、(涼)食材なのですが、冷えが気になる場合は、体を温める作用の強い(熱)食材のシナモンを振りかけて食べる事で、(涼)の性質が緩和されます。 柿 帰経・・心・肺・胃・大腸 五性・・寒 五味・・甘・渋 体質・・気虚・陰虚・陽熱 注)旬の果物である柿は、体へのメリットも大きいですが、(寒)食材なので、食べ過ぎると体を冷やしてしまいます。 冷えが気になる場合は、体を温める作用の強い(熱)食材のシナモンを振りかけて食べる事で、食材が持つ(涼)の性質が緩和されます。 干し柿 五性・・温 五味・・甘、渋 帰経・・肺、脾、胃・大腸 *柿の五性は(寒)ですが、【干し柿】のように干す事で、(温)になります。 干し柿のジュース 柿は、肺に潤いを与え、秋冬の乾燥による咳を鎮め、喉の乾きを癒やす作用があります。 11月頃から出まわります。 例えば、応用として風邪に有効な 生姜汁に 干し柿を組み合わせます。 私が作る生姜汁は、生姜やハチミツだけでなくレモンなどの柑橘類も入れます。 作り方 まず、コップ半分くらいの水に、すりおろし生姜をハチミツ、レモン適量と、干し柿を1~2ヶ入れてミキサーをかければ、出来上がりです。 さらに、好みで温めて飲む事で体もポカポカになって良いですね。 ^^ すべての材料を混ぜ、ミキサーをかけるだけですので、ぜひお試し下さい^^ しいたけ 帰経・・心・肺・胃・大腸 五性・・平 五味・・甘 体質・・気虚・血虚・瘀血 *免疫力を高める成分(レンチナン)を含みます。 エノキ 帰経・・脾・胃 五性・・平 五味・・甘 体質・・気滞・血虚・水毒 *免疫力を高める成分(レンチナン)を含みます。 銀杏 帰経・・肺・腎 五性・・平 五味・・甘・苦・渋 体質・・気虚・瘀血・陰虚 *肺に潤いを与える。 乾燥する季節に、適量頂きましょう。 カブ 帰経・・脾・肺 五性・・温 五味・・甘・苦・辛 体質・・気滞・陰虚 レンコン 帰経・・脾・胃 五性・・平 五味・・甘 体質・・気滞・血虚・水毒 *体に潤いを与えます。 レンコンは、(寒)性食材で、熱を冷ます力が強いですが、加熱すると(平)性になります。 肺が弱った時は、ぜひ合わせて摂りたい食材です。 里芋 帰経・・脾・胃 五性・・平 五味・・甘・辛 体質・・気虚・血虚・瘀血・陰虚 *免疫力を上げる。 ネギ 帰経・・肺・胃 五性・・温 五味・・辛 体質・・気滞・瘀血・水毒・陽虚 体内に侵入した細菌と戦う食べ物 免役を活性化する レクチンは、豆類やジャガイモに多く含まれますので、肺炎が気になる時は多めに食べましょう。 レクチンは免役抗体と似たような働きをし、体内の入ってきた細菌にダメージを与えやっつけてくれます。 ジャガイモ 帰経・・胃・大腸 五性・・平 五味・・甘 体質・・気虚・水毒 大豆 帰経・・脾・大腸 五性・・平 五味・・甘 豆乳 帰経・・脾・肺・大腸 五性・・平 五味・・甘 豆腐 帰経・・脾・胃・大腸 五性・・涼 五味・・甘 *豆腐になる過程で、五性が(平)性から、(涼)性に変化します。 夏場や熱のある時は、そのまま食べた方が良いですが、寒い季節は、加熱する事で、(涼)の性質が緩和します。 (温)性食材であるショウガや、(熱)性食材である唐辛子を少し加える事で、体を温める事ができます。 季節に合わせて、調理法をかえましょう。 *食欲がなくても、豆腐であれば喉越しも良いので、どの季節のトラブル時でも、食べやすくて良いですね。 炒める事により、素材の甘みと旨みが引き出されます。 さらに牛乳と豆乳を数回に分けていれ、途中でコンソメを足しながら味を調整します。 牛乳や豆乳はお好みの濃さで自由に加減して下さい。 暑い季節であれば冷やして食べても良いですね。 季節で工夫してみましょう。 * 豆乳や ジャガイモ、 カボチャは、免疫力を活性化させ、 牛乳が細菌の増殖や炎症を抑えてくれます。 *また、このスープに、 【カボチャ】を入れたのは、下記で、お勧めする、肺炎を癒やす成分が盛りだくさん、 ビタミンAを初め、 ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンEすべての栄養素をバランス良く含んでいるからです。 牛乳などの乳製品に含まれる、 ラクトフェリンは抗菌作用もあります。 肺で悪さをする細菌や微生物の働きをにぶらせ、炎症も抑えてくれます。 牛乳以外には、ヨーグルトやチーズなどです。 食欲がなければ食べれそうなデザート系、チーズケーキ、アイスクリームなどから選びましょう。 また、牛乳などの乳製品には、細菌の増殖を抑える ラクトペルオキシターゼも含まれています。 たんぱく質を摂る事で、免疫力を高め、低下した体力を回復させてくれます。 食欲がなくなる事も多くなるかと思うので、食べやすく消化の良いものを選びます。 また、調子の悪い時は、ビタミンの消耗が激しくなります。 ビタミンは、他の栄養素の働きをスムーズにしてくれるので、多めに摂る必要があります。 これらの野菜は、炒め物や揚げ物など、油脂を使った料理にする事で、ビタミンAとして働きます。 肺炎に効くビタミンEが豊富な、ひまわり油を料理に使うのも良いですね。 寒い季節であれば、体を冷やす寒涼食材は、加熱する事で、(寒・涼)の性質が緩和するので、冷えを防止につながります。 季節により、調理法を工夫してみて下さい。 ビタミンAは、肺の粘膜を強化し、細菌やウイルスに感染するのを防いでくれるので、肺や呼吸器系の病気に、とても良く効きます。 ビタミンAを多く含む食材は、いろいろありますが、その中でも肺に帰経(助ける)する食材は、パセリ、しそ、人参、などです。 次に、 ビタミンCです。 ビタミンCは、炎症を起こしている肺の粘膜を丈夫にして、免疫力を高め、治癒に向かわせる力があります。 ビタミンCに限っては、余分に摂取した分は、尿と一緒に排出されます。 ビタミンCを多く含むのは、いろいろありますが、例えば、肺全般の機能を助ける、この時期の旬の果物で言うと、お勧めは、みかんです。 その他だと、年間を通して、売り場で見かけるレモンも、肺機能を助けてくれます。 みかん 帰経・・肺・胃 五性・・涼 五味・・甘・酸 体質・・気滞 *五行での みかんの五性は(涼)になっています。 どうゆう事かと言うと、みかんの果肉部分は(涼)性です。 しかし、みかんの皮&白い薄皮や果肉の入っている袋部分は、栄養素も豊富で、(温)性になります。 また、みかんの成分には、血管を広げる作用があり、血液循環を良くする事から、みかんは体を温める作用もあります。 みかんの白い薄皮を、それはそれは、綺麗に取り除いて食べられる方や、袋の中味のみを食べられる方、食べ方もいろいろですね。 みかんをホットドリンクで・・ 寒い季節は、温かい紅茶に、みかんの絞り汁を、ぎゅっと絞って飲むと、体がポカポカします。 体全体の機能を高めながら、体力増進に必要不可欠な栄養素です。 ビタミンB1を多く含む食品は、豚肉、うなぎ、落花生などです。 豚肉 帰経・・胃・腎・脾 五性・・平 五味・・甘・鹹 体質・・気虚・血虚・陰虚 うなぎ 帰経・・肝・腎・脾 五性・・平 五味・・甘 体質・・気虚・血虚・瘀血・陰虚・陽虚 落花生 帰経・・肺・脾 五性・・平 五味・・甘 体質・・血虚・陰虚 ビタミンB2は、体のバランスを保ち体力を回復、また、免疫機能や神経系の働きを助け、皮膚や粘膜を再生させる働きがあります。 ビタミンB2を多く含む食品は、ウナギやレバー系、さば、さんま、いわし、納豆、たまご、牛乳などの乳製品、葉野菜などです。 うなぎ 帰経・・肝・腎・脾 五性・・平 五味・・甘 体質・・気虚・血虚・瘀血・陰虚・陽虚 鶏レバー 帰経・・肝・腎・脾 五性・・温 五味・・甘・苦 体質・・血虚 豚レバー 帰経・・肝・脾・腎 五性・・温 五味・・甘・苦 牛レバー 帰経・・肝 五性・・平 五味・・甘 さば 帰経・・胃・脾 五性・・温 五味・・甘 体質・・気虚・気滞・血虚・瘀血・陽虚 さんま 帰経・・胃・脾 五性・・平 五味・・甘 体質・・気虚・気滞・血虚・瘀血 いわし 帰経・・胃・脾・肝・心 五性・・温 五味・・甘・鹹 体質・・気虚・血虚・瘀血 納豆 帰経・・肺・脾 五性・・温 五味・・甘 たまご 帰経・・肺・脾・腎・心・肝 五性・・平 五味・・甘 体質・・卵黄(血虚・陰虚)卵白(陰虚・陽熱) 牛乳 帰経・肺・心 五性・・平 五味・・甘 体質・・気虚・血虚・陰虚 ヨーグルト 帰経・肺・脾・肝 五性・・平 五味・・甘・酸 体質・・気虚・気滞・血虚・瘀血・陰虚 チーズ 帰経・肺・脾・肝 五性・・平 五味・・甘・酸 体質・・血虚・陰虚・陽虚 ビタミンEは、全身の細胞を丈夫にし、老化防止にもなります。 外から進入した汚染物質を、ビタミンEが肺で防波堤のような役割をして守ります。 ビタミンEを多く含む食品は、アーモンド、かぼちゃ、うなぎ、落花生などです。 アーモンド 帰経・・肝・肺・心・大腸 五性・・平 五味・・甘 かぼちゃ 帰経・・胃・脾 五性・・温 五味・・甘 体質・・気虚 うなぎ 帰経・・肝・腎・脾 五性・・平 五味・・甘 体質・・気虚・血虚・瘀血・陰虚・陽虚 落花生 うなぎ 帰経・・肺・脾 五性・・平 五味・・甘 体質・・血虚・陰虚 一言メモ 肺炎に効くビタミンB郡は、白米よりも、玄米などの雑穀米に多く含まれているので、主食のごはんを玄米に変えるのも、一つの手です。 体力回復には、豚肉や魚から良質なたんぱく質、またはタンパク質の王様である鶏卵です。 上記で紹介したスープ以外に、できるだけ、すべてのビタミンをバランス良く含んでいる緑黄色野菜で、充分なビタミンを摂りましょう。 具沢山スープもしくは、具沢山お粥にするなど、柔らかくして食べやすくすると良いですね。 また、肺炎は高い熱が出たりするので、熱による脱水が起きる場合もある事から、充分な水分補給も大切です。 高齢者の方や、まだ小さなお子様は特に注意が必要です。 家族の健康の為に、そして料理の幅を広げるため、後に国際薬膳師となりました。 栄養学とは、また違う切り口の薬膳は、自分にとっても、とても新鮮で奥が深く学べば学ぶほど、新たな発見がありました。

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