ツバメ 渡り鳥。 ツバメ―春にくる渡り鳥 (科学のアルバム・かがやくいのち)

日本のツバメの種類、6種全ての特徴をご紹介!

ツバメ 渡り鳥

渡り鳥って聞くけど、イマイチよくわかってない…。 わかりやすく教えて! こんな疑問にお答えします。 「 渡り」は野鳥ならではの面白い行動で、 季節によって長距離移動をする習性のことです。 野鳥を楽しむにあたり、この習性を理解していることはとても重要。 なぜなら、これを知っていることによって、 季節ごとの野鳥との出会いが楽しくなり、その結果 日本の四季の移り変わりを感じることができるようになるのです。 そうすると、日々の生活がとっても楽しくなるんですよ! 僕はです。 年間100回以上全国各地で生き物観察をし、様々な野鳥に出会ってきました。 そんな鳥好きの僕が、 渡り鳥や冬鳥、夏鳥といった言葉の意味を紹介します。 日本からインドネシアのジャワ島まで渡る場合、往復で 2万2000キロも移動するとのことです。 人間がこの距離を時速4キロの速さで移動した場合、なんと 15年掛かる計算になります。 とんでもない距離ですね!しかも、この距離を 自力で飛んで渡るのです。 冒頭でも少し触れましたが、この「 渡り」という習性は、鳥を深く知るための重要なキーワード。 なぜなら、 日本で見られる野鳥の半分以上が渡りをするからです。 また、渡り鳥はその中でも渡りの仕方によって以下の3つに呼び分けられます。 渡りの途中で嵐に襲われるかもしれない• 渡りで疲弊している所に天敵が襲ってくるかもしれない• 渡った先が昨年と同じように過ごしやすい場所という保証はない この「渡り」という行動によって失ってしまう命もたくさんあります。 なぜそんなリスクを冒して渡りをするのか? だけど、野鳥は毎年必ず「 渡り」します。 まだまだ自然の生き物たちには、たくさんの謎とロマンが残されていますね。 おわりに:渡りを知って野鳥との出会いを楽しもう! 渡りを知ると、季節ごとの様々な野鳥たちとの出会いが楽しくなります。 また、 地域によって季節の鳥が違うのも面白いところ。 例えば、関東では冬鳥なのが、北海道では夏に繁殖する姿を見られたりするんですね。 これは日本が縦に長い国であり、 北部と南部で気候帯が違うという、 日本ならではの特徴があるからこそなのです。 なので日本では地域ごとに生息する鳥・渡り鳥が異なるため、 野鳥観察旅行もとっても面白いんですよ! 以下では僕が使っている、 旅行に行く時に 便利なサービスを紹介していますので、ぜひご覧ください!.

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ツバメは渡り鳥!移動する時期は春と秋!その驚きの理由とは • やきいもやの学校・教育 情報発信ブログ

ツバメ 渡り鳥

ツバメの生態 ツバメは東南アジアなどで越冬し、暖かい季節になると日本へ渡ってくる渡り鳥です。 九州では2月から3月、関東では3月から4月頃に姿を見せるため 「春告げ鳥」 と呼ばれています。 この項目ではそんなツバメの生態を解説していきます。 なお、日本では全6種類のツバメが見られますが、特に記載がない限り最も身近な 「ツバメ」 の生態についての説明となります。 分布 ツバメは北半球の広い範囲に分布しています。 日本には主に夏鳥として飛来し、北海道から鹿児島県に渡る広い範囲で繁殖します。 繁殖を行った後、9~10月になると越冬のために東南アジア方面へ渡り始めます。 しかし、飛来した地域によっては渡りをせず、国内で越冬するツバメも見られます。 このツバメたちは 「越冬ツバメ」 と呼ばれ、民家の屋根裏や軒下などの暖かい場所で冬を過ごします。 ただ、冷え込みが厳しくなるとエサの昆虫がいなくなり、そのまま命を落としてしまうこともあります。 なお、近年日本へ渡ってくるツバメが減り、以前と比べるとその姿が見られなくなっています。 理由ははっきりしていませんが、エサの昆虫や巣を作る環境が減っているためだと考えられています。 そのため、ツバメは神奈川県では減少種、千葉県では要保護動物に指定されています。 大きさ ツバメの体長は15~18cm、体重は16〜24g程度です。 空を飛びながら生活することに特化しているため、非常に華奢な体型をしています。 参考までに、同じく日本で見られる野鳥・スズメの体長は14~15cm、体重は18~27g程度です。 鳴き声 ツバメの大きな特徴は長くて二又に分かれた尾と、喉元と頭にある赤色の模様です。 特に尾の形はとても特徴的で、この形はツバメにちなんで 「燕尾形」 とも呼ばれます。 男性の礼服 「燕尾服(えんびふく)」 は、裾がツバメの尾のような形をしていることからこの名前が付けられました。 また、他の鳥と比べると翼が大きくて足が短く、飛ぶことに特化しているという点も特徴的です。 歩くことが苦手なので、飛んでいるエサを空中で捕獲して食べ、また水も飛びながら飲みます。 ツバメが地面に降りるのは、巣を作るための材料(泥や植物など)を集める時だけだといわれています。 なお、ツバメが飛ぶ平均時速は35~50kmほど、最高速度は200km近くだといわれています。 繁殖 ツバメは暖かくなって昆虫が姿を見せると、繁殖のために日本へ渡ってきます。 オスはメスを見つけると盛んに鳴いてプロポーズしますが、番を決める権利はメスが持っています。 ツバメのオスは尾羽が長ければ長いほど魅力的で、尾羽が短いと見向きもされないそうです。 なお、ツバメは番の絆が強く、1度番になるとどちらかが死ぬまで関係が解消されることはありません。 ツバメは4~7月の間に1日に1個、3~6個(平均5個)の卵を産みます。 卵を温めるのは主にメスの役割で、その間オスは巣の周辺を警戒しています。 卵は13~18日ほど温めるとふ化し、ヒナはふ化してから20日ほどで巣立ちます。 ヒナが無事巣立つと、多くのツバメは2回目の産卵と子育てを始めます。 9月から10月に2回目のヒナが巣立つと、ツバメは越冬のために東南アジア方面に渡り始ります。 そして翌年の春になると、また繁殖のために日本に渡ってくるのです。 寿命 野生下におけるツバメの寿命は2~3年、平均して1. 1~1. 6年程度だといわれています。 ツバメは天敵の や 、 などに捕食されて一生を終えることが少なくありません。 巣立つ前に食べられてしまうことも多いため、野生下での寿命は非常に短いものとなっています。 しかし、中には経験を積み、野生下で16年近く生きた個体もいるそうです。 なお、飼育下では野生下より長生きできる傾向にあり、10年以上生きることが多いです。 ただ、ツバメは鳥獣保護法で保護されているため、基本的にペットとしての飼育はできません。 1~1. 6年) 飼育下…10年以上 ツバメの巣について ツバメといえば、軒下に巣を作るイメージが強い方が多いのではないでしょうか。 この項目ではそんなツバメの巣について、掘り下げて解説していきます。 ツバメの巣はオスとメスの共同作品 ツバメは番が成立すると、オスとメスが協力して子育てをするための巣作りを始めます。 巣の外側は泥や枯草を唾液で固めたものでできていて、内側には植物や羽毛が敷かれています。 巣はオスとメスが協力して作りますが、オスが外側を、メスが内側を担当することが多いです。 なお、ツバメは前年使った巣が無事に残っていれば、補修してその巣を再利用します。 自分が作った巣が残っていなかった場合は、近くにある他の個体の巣を使うこともあります。 巣を1から作った場合、完成するまでには8~10日かかるといわれています。 ツバメが巣を作る場所 ツバメは野生動物ですが、昔から人工物や人の住みかの近くに巣を作ることで知られています。 これは天敵から身を守るため、あえて人間の側を選んでいるものと考えられます。 今のように農薬がない時代、ツバメは作物につく害虫を食べてくれる益鳥として大切にされていました。 そのような背景から、ツバメは「ツバメが巣を作る場所=人の出入りが多い場所」として商売繁盛のシンボルとされたり、雷や火事から家を守ってくれる存在とされたり、あるいは子を産み育てる縁起の良い存在とされたりと人々に愛されてきました。 そんなツバメが巣を作る場所は、主に雨風を防ぐことのできる軒下です。 しかし、軒がある家が減ったため、玄関の上やガレージの中に巣を作ることもあります。 (株)シーアイシーの支援で制作しているツバメのフン受けの2020年バージョンが完成。 ポスターも新作になりました。 どちらも小川美奈子さんのデザインです。 4月からバードリサーチのツバメかんさつ全国ネットワークのWebサイトで配布するほか、ツバメに優しい道の駅、サービスエリア、鉄道の駅などで利用していただいています。 bird-research. 1584500400 Posted by on ツバメの巣ができるとヒナの鳴き声がやかましいうえ、巣の下がフンで汚れてしまいます。 不快に思うかもしれませんが、もし可能であればヒナが巣立つ日まで見守ってあげてください。 フンが気になる時は巣の下に段ボールを敷くか、NPO法人バードリサーチが配布しているフン受けを使うと良いでしょう。 余談となりますが、ツバメの卵やヒナがいる巣を撤去すると鳥獣保護法で罰せられる可能性があります。 生活に支障をきたす場所に巣ができて卵も産まれてしまった場合は、管轄の自治体に相談してください。 卵を産む前の巣を撤去すること、巣を作られないように対策をすることは法律上問題ありません。 ツバメのヒナが落ちていたら ここまで説明した通り、ツバメは人の近くで巣を作る習性をもっています。 身近なところで暮らしているため、ヒナが地面に落ちている場面に遭遇することもあるかもしれません。 この項目ではそんな時はどうしたら良いのか、どう考えれば良いのかを説明していきます。 ツバメのヒナが巣から落ちる理由 ツバメのヒナが巣から落ちてしまう理由には、さまざまなものが考えられます。 巣が物理的に壊れた、落ちたということ。 ヒナ同士が押し合った結果、体の小さいヒナが落ちてしまったということ。 親ではないオスがやってきて、ヒナを巣から落としてしまったということ。 ) どんな理由でも巣から落ちたヒナは、全身を打って即死するか弱ってしまうことがほとんどです。 仮に無事でも天敵に襲われる、あるいは親からエサをもらえずそのまま命を落としてしまいます。 ヒナのうちに死んでしまうのはかわいそうにも思えますが、強いものが生き残るのは自然の摂理です。 本来は巣から落ちてしまったヒナの命に関して、人間が介入すべきではありません。 保護したヒナを無事に育て上げるのは難しい それでも落ちているヒナを見殺しにできないという方は、ヒナを保護する方向で考えましょう。 ただし、ツバメのヒナを保護する前に、必ず注意して頂きたいことがあります。 それは「巣立ちの直前の雛は絶対に保護しない」ということです。 ツバメのヒナは巣立ちの前になると、親鳥と一緒に飛ぶ練習をします。 ヒナは最初のうちは上手く飛べず、練習の最中に地面に落ちてしまうことがあります。 そのため、地面にツバメが落ちていても、羽がある程度生え揃っていて少しでも飛べるようであれば、飛ぶ練習中のヒナである可能性が高いと考えられます。 ヒナが落ちていたらまずは冷静になって周囲を見渡して、親鳥がいないか探してください。 親鳥が近く(電線や木の上など)にいてヒナの様子を見守っていたら、保護する必要はありません。 人間の気配を察した親鳥が逃げてしまうこともありますが、多くの場合人がいなくなればその場に戻ってきます。 ツバメを保護する方法1. まずは巣に戻す まだ羽が生え揃っていないヒナを見つけた場合は、保護を考えても良いでしょう。 その場合はいきなり連れて帰るのではなく、まずは巣の場所を確認し、ヒナを巣に戻してください。 野生動物は子に人間の臭いが付くと飼育を放棄してしまう、といわれることもあります。 しかし、ツバメの場合はヒナを巣に戻した後無事に育ち、巣立っていったという実例は多数存在します。 そのため、ヒナが落ちていた場合は、まずは巣に戻すことを第一に考えてください。 巣に戻すときは親鳥を刺激しないように、親鳥が巣から飛び立ったことを確認してから戻しましょう。 巣が壊れている場合や壊れそうな場合はカップラーメンの容器を半分に切ったもの、あるいはカゴなどを使って補強してあげると良いでしょう。 ツバメを保護する方法2. ヒナを育てる 巣が見つからない、何度戻しても落ちてしまうなどの理由でどうしても巣に戻せない時に限り、人の手で育てることを考えます。 ただし、善意であってもツバメのような野生動物を許可なく飼うことは法律で禁止されています。 緊急の場合以外はまず管轄の野生鳥獣保護窓口に連絡し、保護する必要があるか判断を仰いでください。 行政の許可を得てヒナを育てることになった場合は、ただちにヒナを育てる環境を作りましょう。 ヒナの巣箱としては、タオルを敷いた段ボールが使いやすく衛生的でおすすめです。 そして、タオルの下にお湯を入れたペットボトルをタオルで巻いたもの、カイロなどを入れて保温します。 特に羽が生え揃っていないヒナは自力で体温の調整ができないため、保温しないと命に関わります。 定期的にペットボトルやカイロを交換し、体温を維持できるように心がけてください。 ツバメのヒナのエサについて ツバメの生態の項目でも書きましたが、ツバメの主食は生きた昆虫です。 保護直後はミルワームや 、すり餌(5分もしくは7分)を与えて体力を付けさせましょう。 ミルワームは頭を潰してから、コオロギは足や羽を取り除いてから与えます。 これらのエサが手に入らない場合は、動物性たんぱく質が多い食品を一時的に代用品として与えます。 代用品には水でふやかした や卵の黄身、火を通したササミやマグロの刺身などが使えます。 ただし、代用品は圧倒的に栄養素が不足しているため、速やかに昆虫を用意して与えてください。 ある程度羽が生えてきたら野生のツバメのエサである、トンボやハエ、ガなどを与えます。 口が小さいうちは昆虫の頭をつぶし、ぶつ切りにしてから与えた方が良いでしょう。 巣立ちが近くなってきたら生きた昆虫と同じ空間に入れて、自分で狩りができるように訓練します。 なお、野生のツバメの習性を考えると、地面に潜る虫やミミズ、赤虫などは食べていないと考えられます。 よほどの事情がない限り、これらを与えるのは避けてください。 エサを食べない場合 ヒナがどうしてもエサを食べない場合、脱水症状を起こしている可能性があります。 その場合はスポーツドリンクや砂糖水など、糖分が含まれている水分を少量与えます。 人肌より熱めに温めた水分をくちばしの端に1・2滴つけ、自分でなめとらせましょう。 ツバメのヒナは本来、必要な水分のほとんどをエサから摂取しています。 そのため、水分を与えすぎると下痢を引き起こし、最悪の場合死に至る可能性があります。 この方法はあくまで応急処置として使用し、とにかくエサを食べさせることを最優先に考えてください。 ツバメの種類 何かと身近な野鳥であるツバメですが、実は日本国内では6種類ものツバメを見ることができます。 この項目では日本で見られる、「ツバメ」以外のツバメの仲間5種を紹介していきます。 イワツバメ イワツバメはツバメより一回り小さい、小型のツバメです。 特徴としては喉元に赤い模様がないこと、腹が白一色であることが挙げられます。 しかし、現在では市街地へ進出し、岩壁の代わりにコンクリート壁に巣を作る個体が増えています。 いつかイワツバメではなく、コンクリートツバメと呼ばれる日が来るかもしれません。 日本には主に夏鳥として飛来しますが、九州では越冬するものもいます。 イワツバメの基本データ 学名:Delichon urbica 英名:House martin 生息地: ユーラシアからヨーロッパ、アフリカ(日本では北海道から九州) 大きさ:体長14. 5cmほど 2. コシアカツバメ コシアカツバメは日本で見られるツバメの中でも、最も大きな体を持ったツバメです。 特徴としては名前にある通り腰が赤褐色(レンガ色)であること、ツバメよりも翼と尾が太くて濁った声で鳴くこと、腹部に黒い点線状の模様があることが挙げられます。 ツバメと同様、巣は自然物ではなく人工物に作ります。 巣はとっくりを縦で半分に割り、天井に付けたようなとっくり型をしています。 日本には夏鳥として九州以北に飛来しますが、暖かい地域では越冬するものもいます。 コシアカツバメの基本データ 学名:Hirundo daurica 英名:Red-rumped swallow 生息地:アジア東南部から地中海沿岸(日本では九州以北) 大きさ:体長18cmほど 3. ヒマアマツバメ on May 30, 2017 at 11:45pm PDT ヒメアマツバメはもともとインドや東南アジアに生息し、日本には生息していないツバメでした。 しかし、1960年頃に台湾から生息地を広げ、鹿児島県や高知県などでその姿が見られるようになりました。 その後、1967年には静岡県で繁殖していることが確認され、以降生息域を広げています。 巣の形は半球状で、繁殖だけでなく生活の場としても使用しています。 自力で巣を作らずに、イワツバメやコシアカツバメが作った巣を利用することもあります。 現在は留鳥として、関東地方以西で局地的に分布・繁殖しています。 ヒマアマツバメの基本データ 学名:Apus nipalensis 英名:House Swift 生息地:アフリカからアジアにかけて(日本では鹿児島県や静岡県など) 大きさ:体長13cmほど 4. ショウドウツバメ on Aug 16, 2019 at 12:39pm PDT ショウドウツバメは漢字では「小洞燕」と表現され、かつては「ツチツバメ」とも呼ばれていました。 土の壁に穴を掘り、その中に巣を作ることからこの名前が付けられたといわれています。 見た目上の特徴は背面が黒ではなく赤褐色であること、そして尾の切れ込みが浅いことです。 また、胸にネクタイのようにも見える、T字模様が入っているのも大きな特徴の1つです。 日本には夏鳥として北海道にのみ飛来し、繁殖をすることで知られています。 ショウドウツバメの基本データ 学名:Riparia riparia 英名:Bank swallow、Sand martin 生息地:北半球の温帯以北(アフリカ、東南アジアなど)(日本では北海道) 大きさ:体長13cmほど 5. リュウキュウツバメ リュウキュウツバメは太平洋の広い範囲に生息しているツバメの一種です。 ツバメに似ていますが一回り小さく、尾が短くて切れ込みが浅い、尾の下側に白いうろこ状の模様があるという点で見分けることができます。 巣の形はツバメと似ていますが、ツバメよりも洞窟などの自然物に巣を作ることが多いです。 日本では留鳥として奄美大島から屋久島、西表島などに生息しています。 リュウキュウツバメの基本データ 学名:Hirundo tahitica 英名:Pacific swallow 生息地:太平洋の広い範囲(日本(奄美大島以南)、台湾、フィリピン、オーストラリアなど) 大きさ:体長13~14cm さいごに 当記事では身近だけど意外と知らない、ツバメの生態や寿命、保護の方法について説明してきました。 ツバメは多くの国でその姿が見られるうえ、益鳥であることから日本以外の国でも広く愛されています。 そんなツバメは童話 「幸福な王子」 に登場するほか、東京ヤクルトスワローズのキャラクター 「つば九郎」 や茨城県筑西市や新潟県燕市の 「市の鳥」 など、さまざまなモチーフや象徴にされてきました。 エストニアとオーストリアにおいては、 国鳥 にも指定されています。 ツバメは身近な春の風物詩であり、また幸運を運ぶといわれている動物でもあります。 人間の近くで生きることを決めたツバメたちと、人間が長く共生できることを願いたいものです。 街中でツバメの姿を見かけたら、驚かさないようにそっと観察してみてください。

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ツバメはなぜ春に日本まで飛んでくるのか

ツバメ 渡り鳥

ツバメは渡り鳥として、春に日本にやって来ます。 私、ツバメの雛を観察すると時間を忘れてず~っと見ちゃうんですよ。 軒下に作られた巣で小さな雛がピーピーと鳴いている可愛らしい光景は本当に飽きないんです。 あなたはツバメの雛をお好きですか?中には糞を落とすから嫌いだ、という人もいるかも知れませんね。 でもツバメって何となく春にやって来る鳥だってことは分かるけど、3月にも見る気がするし7月でも雛の世話をしている気がします。 いったい渡ってくる時期はいつなんでしょうか? ふとそんなことを思ったので調べてみました!するとツバメが渡ってくる理由も合わせて、とても面白い事実が分かってきました。 ぜひ最後までお付き合いくださいね。 ツバメの渡りは春と秋 ツバメは 3月から5月頃にかけて南方から日本へと渡ってきます。 日本から南へと 飛び去る時期は概ね10月頃です。 日本は南北に長い国なので九州では3月頃、東北では5月頃からツバメの姿を見ることができるようになります。 平均的には4月に日本へとやって来て10月には南へと去っていくと考えておけば間違いないでしょう。 ではツバメはなぜ暖かくなるとやって来て寒くなる前に飛び去るか気になりませんか?続けてはその理由を見てみましょう。 ツバメが渡りをする理由 ツバメが渡りをする理由は二つあります。 一つは 気温の上昇とともに現れる虫などのエサを求めて移動します。 もう一つは 産卵と繁殖に適した環境を探すためです。 ツバメが主にエサにする虫は以下のようなものです。 熱帯雨林の土壌 実は熱帯雨林は土壌が肥沃ではありません。 微生物の活動が活発なため、倒木などはあっという間に分解されて虫が必要な栄養を含んだ土として定着しないからです。 つまりツバメにしてみれば、暑い時期には温帯のほうがエサが取りやすく、寒くなるとライバルが多くても熱帯のほうがエサを取りやすいということでしょう。 またツバメは蛇や獣などの外敵が少ない場所を産卵場所に選びます。 赤道付近の熱帯雨林は一年中外敵が存在しているため、ツバメが卵を生んでも親鳥がエサを取りに行っている隙に何がやって来るか分かりません。 ツバメにとってとても危険な環境なんですね。 結果、エサが豊富で外敵が少ない場所として、暖かい時期には高緯度の日本へと渡って来る訳です。 さて、南の方とか熱帯雨林と書いてきましたがツバメはどんなルートでどこまで飛ぶんでしょうか? ツバメが渡る距離とルート ツバメは 日本から3,000kmから5,000kmほど南へと移動します。 移動ルートの殆どが海の上を飛んでいきます。 冬の間はマレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、フィリピンなどの赤道付近の国で過ごすため、こんな長距離を移動することになるんです。 ツバメの1日の移動距離は50kmから300kmにも達すると言われています。 数十日から100日かけて移動するんですね。 また移動するのは日中だけで、日が沈んでいる間は海上の流木などを探して羽を休めます。 それもできない状況では、 飛びながら「半球睡眠」という休憩を取ります。 左右の脳のどちらかだけ眠った状態で飛び続けることができるんですね。 話は変わりますが、全てのツバメが寒くなると南へと飛び去る訳ではなかったんです。 続けてはそんな変わったツバメのことをご紹介します。 日本で越冬するツバメも 実は 日本で越冬するツバメもいます。 比較的暖かい九州や沖縄などでこうしたツバメを見ることがあります。 理由はよく分かっていないようですが、2つの説があるようです。 より寒いシベリアなどから南の日本へと越冬のために移動してきた• 成長が遅く他のツバメの移動に間に合わずに寒い時期を迎えてしまった こうしたツバメは、暖かくて安全な民家の軒下の巣などで冬を過ごすそうですが、耐えきれずに死んでしまうことも多いのだとか。 余談ですが昔、森昌子さんの「越冬つばめ」という演歌が大ヒットしました。 女の未練を冬になっても留まっているツバメになぞらえて歌った名曲です。 さて、家族ごとそれぞれで生活をしているように見えるツバメですが、実は集団を作る時期もあるってご存知でしたか? スポンサーリンク ツバメは集団で移動を始める ツバメが 移動を始めるのは集団で、その後それぞれが好きなところへと移動するために 徐々にバラけていきます。 最初は集団で、徐々にバラバラになる様子はまるで小学生の集団下校のようで可愛いですね。 実はツバメは繁殖時期が終わって雛が巣立つとすぐに南へ移動するわけではありません。 10月中旬ころまでは日本に留まり、森などで集団を作って生活しています。 その後気温の低下でエサが取れなくなってきたら集団ごと移動を開始します。 集団の中でもある者はフィリピン、ある者はベトナムなど、目的地は一緒ではないため少しずつバラバラになっていくんですね。 ところで、ツバメが縁起の良い鳥だってご存知でしたか?こちらも参考にお読みくださいね。

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