炭 治郎 可愛い 画像。 俺の炭治郎が毎日こんなに可愛い!! [ASTER(ごむ)]

【鬼滅の刃の名言集】画像付きで名シーンを振り返る!炭治郎・伊之助・柱が活躍した場面を完全網羅!

炭 治郎 可愛い 画像

猗窩座と妓夫太郎は18歳・堕姫と炭治郎が同い年の16歳で幼馴染同士。 炭治郎受け。 幼い頃に両親と弟妹を事故で亡くし、生き残った妹とは離れ離れに引き取られた少年・鬼舞辻炭治郎は、自分が10年住んでいるこの屋敷の主人の前で直談判をしようとしていた。 「お…お父さん。 パン屋で働きたいんだ!バイトを許してください!」 バッ! 「却下だ」 全く似ていない、冷たささえ感じる美貌の義理の父親が即却下したので、炭治郎は今日も駄目だった、と肩を落とす。 頭をしっかり下げて此処数日頼み込んでいるのだが、最早一瞥もくれずに即「却下」を下される。 目の前にいる年齢を感じさせない不思議な養父は、炭治郎を5歳の時に引き取った。 一つ下の妹は一緒には無理だとされ、暖かい家庭に引き取られた妹を心配しながら炭治郎は育てて貰って来た。 ただし、養父…名前を鬼舞辻無惨というこの男は、非常に厳しい父親で、社長という立場の所為なのか炭治郎には色々と制限や教育を施してきた。 他人が「あんなに厳しい父親で可哀想」と言うくらいのものだったが、炭治郎は一生懸命についてきたのだ。 「俺、もう高校生です。 バイトをしても許されると思うんですけど」 「そんな事しなくても十分家に金はある。 学業に集中しろ」 「勉強もやるし家事もちゃんとやります。 パンを焼く仕事をしてみたいだけなんです」 「飲食系は責任が伴う。 食中毒を起こす前にやめておけ」 「まだやってもいない内からそう決め付けるのはどうかと思いますっ」 何が何でも却下してくる無惨と、何が何でもバイトをしてみたい炭治郎の間に見えない火花が散る。 しかし、鋭い目をした無惨は「いい加減にしないと仕置きをするぞ」と怒った口調を向けた。 「お前がバイトなんかしてみろ。 仕事にならなくなるに決まっている」 「何がですか!というか、なんか前から言ってるけどどういう意味なんですか!」 「そのままの意味だ」 「解らないから聞いてるのに」 負けじと眉を吊り上げる炭治郎の頬を膨らませた怒った顔に、無惨は「そういう顔だ」と思う。 引き取った時から、炭治郎は物凄く可愛い笑顔が出来た。 事故の際に額に傷が出来たが、そんなものは気にならないくらいに。 いつもニコニコとしていて誰からも声を掛けられるくらいだったので、無惨は思った。 「ちゃんと躾けてやらんと変なやつにほいほい付いていきそうだ」と。 成長した今でも男とは思えぬ可愛い笑顔を浮かべる為、バイトで接客などしたら変なのが寄ってくる…と言葉には出さないが考えていた(ただし言葉にしないので誤解は生まれる)。 「良いから学校に行け。 猗窩座と一緒に行くんだぞ」 「今日は隣の梅ちゃんと一緒に登校する約束してるんだけど…」 ピンポーン 「ちょっとー、不細工!早く出てきなさいよ!」 「あっ、来ちゃった…行って来ます」 家のチャイムを鳴らされ、炭治郎は慌てて挨拶をして書斎から出ていく。 それを見送った無惨は、「素行の悪いのと一緒になるな」とだけ声を向けた。 その言葉を背中に、炭治郎は上着に袖を通し、鞄を持って玄関まで走った。 ガチャッ! 「遅い!遅いわよ不細工!」 「ごめん、お父さんに直談判してたっ」 玄関の扉を開けて直ぐに、美少女が怒鳴りつけたので炭治郎は素直に謝る。 隣に住んでいる謝花兄妹の妹、謝花梅。 名前は古風だが見た目はかなり派手な美少女で、炭治郎とは兄と共に幼馴染だ。 玄関から数メートル離れた門まで向かうと、外でエンジン音をさせたバイクに跨って待っていたらしい大男が「よう」と声を掛けてきた。 「妓夫太郎!おはよう!」 「おはよう。 梅ぇ、お前待ちきれなくて一人で迎えに行くなよなぁ」 「ばっ、誰が待ちきれなくてよ!不細工炭治郎がおっそいからでしょ!」 「ごめんね。 妓夫太郎は今日は登校するの?」 痩せているがかなりの長身で、陰気そうな顔立ちをしている妓夫太郎は炭治郎と梅の2つ上で高校3年生だ。 しかし不良として名を馳せている為、普段から学校には行ったり行かなかったりを繰り返している。 「今日はどうすっかな~気分が微妙なんだよな」 「妓夫太郎も一緒に登校したら、俺は嬉しいけど」 「そうよお兄ちゃん!炭治郎と一緒に登校するんでしょ!」 炭治郎と妹に言われて、妓夫太郎は「なら今日は登校すっか」と決める。 其処に、もう一人歩いて近づいてくる一人の影があった。 「炭治郎、迎えに来たぞ」 「あ、猗窩座。 おはよう!」 「おはよう。 …謝花も一緒に行くのか?」 其処に声を掛けてきたのは、ピアスを沢山耳につけている青年で、名を猗窩座と言った。 謝花妓夫太郎と同じ学年で、真面目な性格だが一度キレると手がつけられないくらいの暴力沙汰を起こす…という噂もあり、何処か敬遠されている。 しかし炭治郎はそんなものはただの噂だし、と近所に住まう猗窩座とは妓夫太郎と梅と同様昔から仲良くしている。 そんな猗窩座の問いかけに、梅が噛み付いた。 「一緒に行っちゃ駄目なわけ?」 「別にそうは言ってない。 それで主に自分が原因とは、全くもって気づいていない。 困った顔をする炭治郎に、三人は一旦喧嘩は止めて炭治郎を挟んで移動し始めた。 「炭治郎、今日は勉強をみてやろうか」 「本当?猗窩座は頼りになる先輩だなぁ」 「普段は筋肉馬鹿なのにね」 「そうだな、格闘技ばっかりで何もやってねぇと思ってた」 「格闘技と勉強は違うだろう。 妓夫太郎、お前このままだと卒業できんぞ…」 サボりすぎて内申が悪い、と猗窩座は忠告するが、妓夫太郎は自分の見た目を指して「こんな俺がまともに就職できるわきゃねぇ」と自嘲する。 しかし、そんな妓夫太郎に炭治郎は「そんな事ないよ」と頚を振った。 「妓夫太郎は、やろうと思えば凄くしっかりしてるんだから、諦めないで!」 「そうよお兄ちゃん、ニートのお兄ちゃんなんて嫌だからね!」 「なんかよぉ、炭治郎に言われると不思議と何とかなりそうだよなぁ」 「まあまずは出席日数と勉強をどうにかするべきだがな」 そんな会話をしつつ、学校に入る。 色々と目立つ謝花兄妹と猗窩座に、皆遠巻きに見ているが本人たちは気にしない。 一人だけまともそうに見える炭治郎も、似たような好奇の目に晒されているが、何もしていないのだから堂々としているほうがいい、というのが炭治郎の持論だ。 「また昼にな、炭治郎」 「またなぁ、梅、炭治郎」 「うん、またね、猗窩座、妓夫太郎」 「お兄ちゃん後でねー」 学年が違うので昇降口で別れると、炭治郎は梅と共に教室へ向かう。 すると、違うクラスの男子が一人、廊下で待っていたかのように梅の前に出てきた。 「しゃ、謝花さん。 俺とちょっと話をしてくれますか!」 「えー、面倒くさいから嫌」 「梅ちゃん…ちょっとだけでも話聞こうよ」 「だってどうせ、好きですーとか付き合ってくださいーとかでしょ?聞き飽きたわ」 話を一蹴した上に内容まで暴露された男子生徒は、顔を真っ赤にさせてそそくさと逃げていく。 そんな後ろ姿に「恥を偲んだのに可哀想に…」と炭治郎は眉を下げて梅に注意した。 「梅ちゃん、モテるのになんで断っちゃうのかなぁ」 「煩いわね、この学校、イイ男いないじゃない。 私はお兄ちゃんと不細工炭治郎がいればいいのっ」 「ええ?妓夫太郎は兎も角俺も?」 「当たり前でしょ!」 梅は、この鈍感、と怒鳴りつける。 目の前の幼馴染は「鈍感?」と言ったような顔をしているのだが、梅は炭治郎の事を特別意識しているのだ。 切欠は幼い頃、一緒に遊んでいて偶々、煉瓦で出来た塀から一つ煉瓦の大きな破片が真上に落ちてきたのを助けられた事だ。 自分を庇って、唯でさえ事故で出来た傷が更に大きくなってしまったので当時は大泣きして謝ったのだ。 だが炭治郎は念のために入院しながらも、泣いて謝る梅ににっこりと笑った。 『梅ちゃん、可愛い顔に怪我しなくて良かったねぇ』 責めもしない、優しい言葉と満面の笑顔で梅は救われたのだ。 それからは何となく炭治郎を意識し、誰かと付き合ってみたのも炭治郎から意識されたい…という気持ちの表れだった。 しかし、炭治郎は誰にでも好意的な態度を取るくせに、相手からの好意は鈍感なところがあった。 梅の行動は悉く裏目に出た為、今は恋人を作らず炭治郎の傍になるべく居て見張っているので、告白の類は全て「面倒くさい」「不細工は釣りあわない」と二言で断っているのである。 「ねぇ見て、謝花さんまた炭治郎君にひっついてるわ」 ひそ… 「本当だ…あんなに派手で色んな男子と付き合ってる人がさ…炭治郎君の傍にいるとか…」 「炭治郎君優しいからね…」 自分達の教室に入ると、そんな小さな声が聞こえてくる。 炭治郎は気付かないようだが、梅の耳にはしっかり聞こえている。 じろりと睨むと、慌てたようにそっぽを向く女子生徒たちに、梅は「くだらない事言ってる暇あるなら自分を磨きなさいよブス」と聞こえるように言い捨てた。 「梅ちゃん?突然どうしたんだ?」 「なんでもない!不細工鈍感炭治郎には関係ないわ」 「ええ…なんか増えてるし…」 名称が増えてる、と炭治郎は苦笑を浮かべる。 そんな顔でも呆れはないのだから、やっぱり優しいのは認める、と梅は炭治郎の鼻先を抓んで悪戯をした。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 学校が終業し、炭治郎は部活をやっていないので猗窩座と妓夫太郎を梅と共に外で待つ。 その間、他愛もなく梅がやれ駅前に出来たカフェに行きたいだの、やれ新しい服が欲しいだのと女子らしいトークを繰り出してくるので、炭治郎は携帯で画像を一緒に見ながらあーだこーだと会話を続けていた。 「この緑のチェックとか炭治郎似合うんじゃない?」 「そうかな?梅ちゃんはセンス良いから何言われてもその気になっちゃうね」 「…アンタにしか言わないわよ(ボソッ)」 「?梅ちゃん?」 「今度買いに行きましょ!お兄ちゃんも一緒にね!」 「お、謝花妹だ!」 「やっぱ可愛いな~!」 買い物の約束を取り付けようとした矢先、唐突に色めきたったような声が聞こえる。 顔を二人で向けると、其処には猗窩座たちと同じ学年だろう先輩の青年達が、5人ほどでぞろぞろと炭治郎と梅を囲んだ。 「何よ。 何か用?」 「そんなに怖い顔しないでよ~」 「兄貴と違って美人なんだからさ、もっと愛想よくしよ?」 「すみません、俺達その謝花先輩を待ってるんで…」 梅にデレデレとした顔をする先輩達を相手に、炭治郎は愛想笑いを浮かべて間に入る。 このまま梅が話し相手をしても、いい方向に進む予感がしなかったからである。 しかし、当然間に割って入った炭治郎にはいい気がしないのか「なんだお前」と先輩に肩を手で突かれた。 「っ…」 「!炭治郎に何すんのよ!」 「ええ?だってコイツが邪魔するからじゃん」 「そうだぜ、俺達は梅ちゃんに用事があんのにさ」 そういいながら、二人が梅の手首を掴んで無理矢理引っ張る。 残った三人が炭治郎に詰め寄って、襟首を掴んだので「やめなさいよ!」と梅が叫んだ。 「炭治郎に何かしたら承知しないわよ!っていうか放しなさいよ不細工!私に触るな!」 「ははは、すげーいきってる」 「そんなに怒らなくてもいいじゃん」 あくまでも梅を連れて行き、炭治郎を力で捻じ伏せようと言った様子に、炭治郎はこのままでは幼馴染が危ない、と距離を離される梅に顔を向ける。 しかしそんな炭治郎に、襟を掴んだ先輩は「大人しくするなら殴らないでやるよ」と下卑た笑いを漏らした。 「コイツ男だよな?結構可愛い顔してんじゃん」 「ま、デコに傷があるのがもったいねーけどな!」 「梅ちゃん万が一ヤバくなったらあれだしコイツでもよくね?」 (何の話をしてるんだ…?!) ニヤニヤと、嫌な笑みを浮かべる三人組に炭治郎は襟を掴む手を自分で掴み返して放そうとする。 しかし中々離れない、と思っていると、不意に横から手刀が入って襟を掴んでいた手が叩き落された。 「いてぇええ!!」 「!猗窩座っ」 「コイツに手を出すな。 お前ら剣道部のやつらだな?騎士道とか言ってるが地に堕ちたものだな」 「あ、猗窩座…」 「やべぇ逃げろっ」 手刀で炭治郎を解放させたのは猗窩座で、炭治郎を背に守りながら冷たく同級生たちに言う。 部活ではなく格闘技を習っている猗窩座に、蒼褪めるとそそくさと逃げていく。 梅を掴んでいた者達も、猗窩座に睨まれてとっとと退散していった。 「ちょっと、助けるのが遅くない?」 「これでも急いで来た。 炭治郎、怪我はしてないか?キスとかされてないだろうな」 「大丈夫!猗窩座がかっこよく助けてくれたから怪我なんかしてないよ!」 「キスには突っ込まないの?」 「え?猗窩座の冗談でしょ?」 男同士でキスなんかしないよ、という炭治郎に、梅と猗窩座は盛大に溜息を吐く。 今襲われそうになっただろうという突込みをしたいが、自分の事となると鈍感な炭治郎には「冗談」で流されてしまう。 本格的に襲われてからでは遅いというのに、屈託の無い笑顔を浮かべて感謝してくる炭治郎に、猗窩座はこのまま卒業していいのだろうか…と不安になってくる。 「炭治郎、お前の事が心配だぞ俺は」 「猗窩座は心配性だなぁ。 大丈夫だよ」 「いや、お前は鈍感すぎる。 俺と妓夫太郎が居なくなったらお前はどうなるのか…」 「?猗窩座と妓夫太郎は居なくならないでしょう?」 それとも遠くに行っちゃうのか、と不安そうに目を揺らす炭治郎に、猗窩座は手で自分の目を覆う。 だからそういう顔をするな。 誘ってるのかコイツは、と猗窩座は卒業しにくいと思った。 「おー、遅くなったぁ」 「お兄ちゃん遅い!今ね、炭治郎が襲われてたのよ!」 「何?どういうことだ」 「え、なんでお父さんが此処に?」 何故か妓夫太郎と一緒に現れた、スーツ姿の養父に炭治郎は目を丸くして驚く。 妓夫太郎は、進路の話を担任にしていたので遅くなったのだが、その時偶々炭治郎を迎えに来ていた無惨と一緒になったのだと言った。 「迎えに来てくれて、よかったなぁ」 「う、うん。 滅多にないけどね…」 「それよりさっきの話はなんだ?誰に襲われた」 「いや、それはもう」 「俺達と同じ学年の、剣道部のやつらです」 「ちょ、猗窩座!言わなくてもいいじゃないか」 怪我はしてないんだから、という炭治郎に、無惨はジロリと睨みつける。 襲われたくせに何故相手を庇うのか、という目に、炭治郎は「何もしないで!」と養父に縋った。 「お父さん、小学校の時も俺が同級生に変な事されたって言ったら、凄い大問題に発展したじゃないか」 「あー、そんな事あった」 「どうなったっけ?」 「相手の親が土下座して慰謝料払う話になった。 俺はもう謝ってくれてるから大丈夫だったのに…」 仲直りできるはずだったのに、養父が徹底的にやった所為で炭治郎の父が怖い、と皆近づかなくなったのだ。 それが悲しかったが、炭治郎は分け隔てなくそれまでと同じように接したので、段々と皆とは仲直りできたが、炭治郎にとって養父のそれは若干トラウマだった。 「謝って済む問題じゃないからやったまでだ。 子供を守るのは親の義務だろう」 「そうだけど…お父さんのはやりすぎ。 ちょっと罰ゲームでお尻をもまれたくらいなのにさ」 「いや、それは大問題だ」 「そうだな」 「アンタそれ、セクハラよ」 「ええ?だって小学生だよ!?そのくらいの年齢の子供って、下ネタとか悪ふざけを良くやるじゃないか」 だからその一環だっただけで、自分がちょっと変な感じがして嫌だなと思っただけだった、と炭治郎は言う。 しかしそれはやりすぎじゃない、寧ろ大問題だったと猗窩座と妓夫太郎、梅が口々に言う。 幼馴染たちがどうしてそういうのか、炭治郎は頭を傾げて一切解っていない様子だったが。 「兎に角…今日は車で帰るぞ」 「はぁい…猗窩座、明日も昼休みに勉強教えてくれ!」 「ああ。 明日また迎えに行く」 「次の休みは絶対買い物だからね!」 「うん!」 「気をつけて帰れよぉ。 俺は梅とカフェ行くからよ」 「妓夫太郎も気をつけて!」 幼馴染たちと別れ、炭治郎は無惨の乗ってきた車に乗り込む。 シートベルトを締めると、無惨は「あいつらと一緒は楽しいか?」と問いかけてきた。 「え?う、うん」 「そうか」 「……お父さんは、俺を引き取ってよかったって思う?」 養父の問いかけに対して、炭治郎は自分の事はどう思っているのだろう、と恐る恐る問いかける。 その問いに、無惨はギアを動かすと、「そうだな」と口を開いた。 「お前の事は事の外愛しているようだ」 「えっ?」 小さめの声はエンジン音に掻き消され、炭治郎は問い返す。 しかし直ぐに発進してしまったために、再度聞く事は叶わなかった。 しかし、怒っている様子ではないので、炭治郎はホッとして笑顔を養父に向けた。 その笑顔を横目に見ながら、これからも手元に置いておきたいと無惨は心の中で将来を考えるのだった。 終 後書き ぱっと浮かんだのですが最初は炭治郎を幼児にしようとしてました。 でもなんかぶっ壊れる予感しかしなかったので高校生にシフト。 善逸とか伊之助とかいません。 童磨を無惨の知り合いとして出そうと思ってたけど出せなかった(爆) 無惨は炭治郎を解りにくく溺愛してるので周りにはトゲトゲしいです。 ちょっとでも何かあったら弁護士を呼ぶ。 猗窩座は炭治郎が好きだけど理解ある先輩的な一面から先に進めない。 無惨からの信頼もあるし。 妓夫太郎も炭治郎が好きでこっちは表現が激しいときがある為、無惨からは微妙に牽制されてます。 不良だし。 堕姫(梅)はキメツ学園から名前そのまんまにしました。 堕姫って名前は流石にないな!と思ったので(爆)炭治郎が好きだけど炭治郎を狙うやつから何気守ってる。 特に女から。 付き合ってもいいのは兄だけとか思ってそう。 炭治郎はあくまでも皆仲良くが信条なので好意には鈍・感。 一応ギャグにしようと画策してましたがなりきれなかった…。

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猗窩座と妓夫太郎は18歳・堕姫と炭治郎が同い年の16歳で幼馴染同士。 炭治郎受け。 幼い頃に両親と弟妹を事故で亡くし、生き残った妹とは離れ離れに引き取られた少年・鬼舞辻炭治郎は、自分が10年住んでいるこの屋敷の主人の前で直談判をしようとしていた。 「お…お父さん。 パン屋で働きたいんだ!バイトを許してください!」 バッ! 「却下だ」 全く似ていない、冷たささえ感じる美貌の義理の父親が即却下したので、炭治郎は今日も駄目だった、と肩を落とす。 頭をしっかり下げて此処数日頼み込んでいるのだが、最早一瞥もくれずに即「却下」を下される。 目の前にいる年齢を感じさせない不思議な養父は、炭治郎を5歳の時に引き取った。 一つ下の妹は一緒には無理だとされ、暖かい家庭に引き取られた妹を心配しながら炭治郎は育てて貰って来た。 ただし、養父…名前を鬼舞辻無惨というこの男は、非常に厳しい父親で、社長という立場の所為なのか炭治郎には色々と制限や教育を施してきた。 他人が「あんなに厳しい父親で可哀想」と言うくらいのものだったが、炭治郎は一生懸命についてきたのだ。 「俺、もう高校生です。 バイトをしても許されると思うんですけど」 「そんな事しなくても十分家に金はある。 学業に集中しろ」 「勉強もやるし家事もちゃんとやります。 パンを焼く仕事をしてみたいだけなんです」 「飲食系は責任が伴う。 食中毒を起こす前にやめておけ」 「まだやってもいない内からそう決め付けるのはどうかと思いますっ」 何が何でも却下してくる無惨と、何が何でもバイトをしてみたい炭治郎の間に見えない火花が散る。 しかし、鋭い目をした無惨は「いい加減にしないと仕置きをするぞ」と怒った口調を向けた。 「お前がバイトなんかしてみろ。 仕事にならなくなるに決まっている」 「何がですか!というか、なんか前から言ってるけどどういう意味なんですか!」 「そのままの意味だ」 「解らないから聞いてるのに」 負けじと眉を吊り上げる炭治郎の頬を膨らませた怒った顔に、無惨は「そういう顔だ」と思う。 引き取った時から、炭治郎は物凄く可愛い笑顔が出来た。 事故の際に額に傷が出来たが、そんなものは気にならないくらいに。 いつもニコニコとしていて誰からも声を掛けられるくらいだったので、無惨は思った。 「ちゃんと躾けてやらんと変なやつにほいほい付いていきそうだ」と。 成長した今でも男とは思えぬ可愛い笑顔を浮かべる為、バイトで接客などしたら変なのが寄ってくる…と言葉には出さないが考えていた(ただし言葉にしないので誤解は生まれる)。 「良いから学校に行け。 猗窩座と一緒に行くんだぞ」 「今日は隣の梅ちゃんと一緒に登校する約束してるんだけど…」 ピンポーン 「ちょっとー、不細工!早く出てきなさいよ!」 「あっ、来ちゃった…行って来ます」 家のチャイムを鳴らされ、炭治郎は慌てて挨拶をして書斎から出ていく。 それを見送った無惨は、「素行の悪いのと一緒になるな」とだけ声を向けた。 その言葉を背中に、炭治郎は上着に袖を通し、鞄を持って玄関まで走った。 ガチャッ! 「遅い!遅いわよ不細工!」 「ごめん、お父さんに直談判してたっ」 玄関の扉を開けて直ぐに、美少女が怒鳴りつけたので炭治郎は素直に謝る。 隣に住んでいる謝花兄妹の妹、謝花梅。 名前は古風だが見た目はかなり派手な美少女で、炭治郎とは兄と共に幼馴染だ。 玄関から数メートル離れた門まで向かうと、外でエンジン音をさせたバイクに跨って待っていたらしい大男が「よう」と声を掛けてきた。 「妓夫太郎!おはよう!」 「おはよう。 梅ぇ、お前待ちきれなくて一人で迎えに行くなよなぁ」 「ばっ、誰が待ちきれなくてよ!不細工炭治郎がおっそいからでしょ!」 「ごめんね。 妓夫太郎は今日は登校するの?」 痩せているがかなりの長身で、陰気そうな顔立ちをしている妓夫太郎は炭治郎と梅の2つ上で高校3年生だ。 しかし不良として名を馳せている為、普段から学校には行ったり行かなかったりを繰り返している。 「今日はどうすっかな~気分が微妙なんだよな」 「妓夫太郎も一緒に登校したら、俺は嬉しいけど」 「そうよお兄ちゃん!炭治郎と一緒に登校するんでしょ!」 炭治郎と妹に言われて、妓夫太郎は「なら今日は登校すっか」と決める。 其処に、もう一人歩いて近づいてくる一人の影があった。 「炭治郎、迎えに来たぞ」 「あ、猗窩座。 おはよう!」 「おはよう。 …謝花も一緒に行くのか?」 其処に声を掛けてきたのは、ピアスを沢山耳につけている青年で、名を猗窩座と言った。 謝花妓夫太郎と同じ学年で、真面目な性格だが一度キレると手がつけられないくらいの暴力沙汰を起こす…という噂もあり、何処か敬遠されている。 しかし炭治郎はそんなものはただの噂だし、と近所に住まう猗窩座とは妓夫太郎と梅と同様昔から仲良くしている。 そんな猗窩座の問いかけに、梅が噛み付いた。 「一緒に行っちゃ駄目なわけ?」 「別にそうは言ってない。 それで主に自分が原因とは、全くもって気づいていない。 困った顔をする炭治郎に、三人は一旦喧嘩は止めて炭治郎を挟んで移動し始めた。 「炭治郎、今日は勉強をみてやろうか」 「本当?猗窩座は頼りになる先輩だなぁ」 「普段は筋肉馬鹿なのにね」 「そうだな、格闘技ばっかりで何もやってねぇと思ってた」 「格闘技と勉強は違うだろう。 妓夫太郎、お前このままだと卒業できんぞ…」 サボりすぎて内申が悪い、と猗窩座は忠告するが、妓夫太郎は自分の見た目を指して「こんな俺がまともに就職できるわきゃねぇ」と自嘲する。 しかし、そんな妓夫太郎に炭治郎は「そんな事ないよ」と頚を振った。 「妓夫太郎は、やろうと思えば凄くしっかりしてるんだから、諦めないで!」 「そうよお兄ちゃん、ニートのお兄ちゃんなんて嫌だからね!」 「なんかよぉ、炭治郎に言われると不思議と何とかなりそうだよなぁ」 「まあまずは出席日数と勉強をどうにかするべきだがな」 そんな会話をしつつ、学校に入る。 色々と目立つ謝花兄妹と猗窩座に、皆遠巻きに見ているが本人たちは気にしない。 一人だけまともそうに見える炭治郎も、似たような好奇の目に晒されているが、何もしていないのだから堂々としているほうがいい、というのが炭治郎の持論だ。 「また昼にな、炭治郎」 「またなぁ、梅、炭治郎」 「うん、またね、猗窩座、妓夫太郎」 「お兄ちゃん後でねー」 学年が違うので昇降口で別れると、炭治郎は梅と共に教室へ向かう。 すると、違うクラスの男子が一人、廊下で待っていたかのように梅の前に出てきた。 「しゃ、謝花さん。 俺とちょっと話をしてくれますか!」 「えー、面倒くさいから嫌」 「梅ちゃん…ちょっとだけでも話聞こうよ」 「だってどうせ、好きですーとか付き合ってくださいーとかでしょ?聞き飽きたわ」 話を一蹴した上に内容まで暴露された男子生徒は、顔を真っ赤にさせてそそくさと逃げていく。 そんな後ろ姿に「恥を偲んだのに可哀想に…」と炭治郎は眉を下げて梅に注意した。 「梅ちゃん、モテるのになんで断っちゃうのかなぁ」 「煩いわね、この学校、イイ男いないじゃない。 私はお兄ちゃんと不細工炭治郎がいればいいのっ」 「ええ?妓夫太郎は兎も角俺も?」 「当たり前でしょ!」 梅は、この鈍感、と怒鳴りつける。 目の前の幼馴染は「鈍感?」と言ったような顔をしているのだが、梅は炭治郎の事を特別意識しているのだ。 切欠は幼い頃、一緒に遊んでいて偶々、煉瓦で出来た塀から一つ煉瓦の大きな破片が真上に落ちてきたのを助けられた事だ。 自分を庇って、唯でさえ事故で出来た傷が更に大きくなってしまったので当時は大泣きして謝ったのだ。 だが炭治郎は念のために入院しながらも、泣いて謝る梅ににっこりと笑った。 『梅ちゃん、可愛い顔に怪我しなくて良かったねぇ』 責めもしない、優しい言葉と満面の笑顔で梅は救われたのだ。 それからは何となく炭治郎を意識し、誰かと付き合ってみたのも炭治郎から意識されたい…という気持ちの表れだった。 しかし、炭治郎は誰にでも好意的な態度を取るくせに、相手からの好意は鈍感なところがあった。 梅の行動は悉く裏目に出た為、今は恋人を作らず炭治郎の傍になるべく居て見張っているので、告白の類は全て「面倒くさい」「不細工は釣りあわない」と二言で断っているのである。 「ねぇ見て、謝花さんまた炭治郎君にひっついてるわ」 ひそ… 「本当だ…あんなに派手で色んな男子と付き合ってる人がさ…炭治郎君の傍にいるとか…」 「炭治郎君優しいからね…」 自分達の教室に入ると、そんな小さな声が聞こえてくる。 炭治郎は気付かないようだが、梅の耳にはしっかり聞こえている。 じろりと睨むと、慌てたようにそっぽを向く女子生徒たちに、梅は「くだらない事言ってる暇あるなら自分を磨きなさいよブス」と聞こえるように言い捨てた。 「梅ちゃん?突然どうしたんだ?」 「なんでもない!不細工鈍感炭治郎には関係ないわ」 「ええ…なんか増えてるし…」 名称が増えてる、と炭治郎は苦笑を浮かべる。 そんな顔でも呆れはないのだから、やっぱり優しいのは認める、と梅は炭治郎の鼻先を抓んで悪戯をした。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 学校が終業し、炭治郎は部活をやっていないので猗窩座と妓夫太郎を梅と共に外で待つ。 その間、他愛もなく梅がやれ駅前に出来たカフェに行きたいだの、やれ新しい服が欲しいだのと女子らしいトークを繰り出してくるので、炭治郎は携帯で画像を一緒に見ながらあーだこーだと会話を続けていた。 「この緑のチェックとか炭治郎似合うんじゃない?」 「そうかな?梅ちゃんはセンス良いから何言われてもその気になっちゃうね」 「…アンタにしか言わないわよ(ボソッ)」 「?梅ちゃん?」 「今度買いに行きましょ!お兄ちゃんも一緒にね!」 「お、謝花妹だ!」 「やっぱ可愛いな~!」 買い物の約束を取り付けようとした矢先、唐突に色めきたったような声が聞こえる。 顔を二人で向けると、其処には猗窩座たちと同じ学年だろう先輩の青年達が、5人ほどでぞろぞろと炭治郎と梅を囲んだ。 「何よ。 何か用?」 「そんなに怖い顔しないでよ~」 「兄貴と違って美人なんだからさ、もっと愛想よくしよ?」 「すみません、俺達その謝花先輩を待ってるんで…」 梅にデレデレとした顔をする先輩達を相手に、炭治郎は愛想笑いを浮かべて間に入る。 このまま梅が話し相手をしても、いい方向に進む予感がしなかったからである。 しかし、当然間に割って入った炭治郎にはいい気がしないのか「なんだお前」と先輩に肩を手で突かれた。 「っ…」 「!炭治郎に何すんのよ!」 「ええ?だってコイツが邪魔するからじゃん」 「そうだぜ、俺達は梅ちゃんに用事があんのにさ」 そういいながら、二人が梅の手首を掴んで無理矢理引っ張る。 残った三人が炭治郎に詰め寄って、襟首を掴んだので「やめなさいよ!」と梅が叫んだ。 「炭治郎に何かしたら承知しないわよ!っていうか放しなさいよ不細工!私に触るな!」 「ははは、すげーいきってる」 「そんなに怒らなくてもいいじゃん」 あくまでも梅を連れて行き、炭治郎を力で捻じ伏せようと言った様子に、炭治郎はこのままでは幼馴染が危ない、と距離を離される梅に顔を向ける。 しかしそんな炭治郎に、襟を掴んだ先輩は「大人しくするなら殴らないでやるよ」と下卑た笑いを漏らした。 「コイツ男だよな?結構可愛い顔してんじゃん」 「ま、デコに傷があるのがもったいねーけどな!」 「梅ちゃん万が一ヤバくなったらあれだしコイツでもよくね?」 (何の話をしてるんだ…?!) ニヤニヤと、嫌な笑みを浮かべる三人組に炭治郎は襟を掴む手を自分で掴み返して放そうとする。 しかし中々離れない、と思っていると、不意に横から手刀が入って襟を掴んでいた手が叩き落された。 「いてぇええ!!」 「!猗窩座っ」 「コイツに手を出すな。 お前ら剣道部のやつらだな?騎士道とか言ってるが地に堕ちたものだな」 「あ、猗窩座…」 「やべぇ逃げろっ」 手刀で炭治郎を解放させたのは猗窩座で、炭治郎を背に守りながら冷たく同級生たちに言う。 部活ではなく格闘技を習っている猗窩座に、蒼褪めるとそそくさと逃げていく。 梅を掴んでいた者達も、猗窩座に睨まれてとっとと退散していった。 「ちょっと、助けるのが遅くない?」 「これでも急いで来た。 炭治郎、怪我はしてないか?キスとかされてないだろうな」 「大丈夫!猗窩座がかっこよく助けてくれたから怪我なんかしてないよ!」 「キスには突っ込まないの?」 「え?猗窩座の冗談でしょ?」 男同士でキスなんかしないよ、という炭治郎に、梅と猗窩座は盛大に溜息を吐く。 今襲われそうになっただろうという突込みをしたいが、自分の事となると鈍感な炭治郎には「冗談」で流されてしまう。 本格的に襲われてからでは遅いというのに、屈託の無い笑顔を浮かべて感謝してくる炭治郎に、猗窩座はこのまま卒業していいのだろうか…と不安になってくる。 「炭治郎、お前の事が心配だぞ俺は」 「猗窩座は心配性だなぁ。 大丈夫だよ」 「いや、お前は鈍感すぎる。 俺と妓夫太郎が居なくなったらお前はどうなるのか…」 「?猗窩座と妓夫太郎は居なくならないでしょう?」 それとも遠くに行っちゃうのか、と不安そうに目を揺らす炭治郎に、猗窩座は手で自分の目を覆う。 だからそういう顔をするな。 誘ってるのかコイツは、と猗窩座は卒業しにくいと思った。 「おー、遅くなったぁ」 「お兄ちゃん遅い!今ね、炭治郎が襲われてたのよ!」 「何?どういうことだ」 「え、なんでお父さんが此処に?」 何故か妓夫太郎と一緒に現れた、スーツ姿の養父に炭治郎は目を丸くして驚く。 妓夫太郎は、進路の話を担任にしていたので遅くなったのだが、その時偶々炭治郎を迎えに来ていた無惨と一緒になったのだと言った。 「迎えに来てくれて、よかったなぁ」 「う、うん。 滅多にないけどね…」 「それよりさっきの話はなんだ?誰に襲われた」 「いや、それはもう」 「俺達と同じ学年の、剣道部のやつらです」 「ちょ、猗窩座!言わなくてもいいじゃないか」 怪我はしてないんだから、という炭治郎に、無惨はジロリと睨みつける。 襲われたくせに何故相手を庇うのか、という目に、炭治郎は「何もしないで!」と養父に縋った。 「お父さん、小学校の時も俺が同級生に変な事されたって言ったら、凄い大問題に発展したじゃないか」 「あー、そんな事あった」 「どうなったっけ?」 「相手の親が土下座して慰謝料払う話になった。 俺はもう謝ってくれてるから大丈夫だったのに…」 仲直りできるはずだったのに、養父が徹底的にやった所為で炭治郎の父が怖い、と皆近づかなくなったのだ。 それが悲しかったが、炭治郎は分け隔てなくそれまでと同じように接したので、段々と皆とは仲直りできたが、炭治郎にとって養父のそれは若干トラウマだった。 「謝って済む問題じゃないからやったまでだ。 子供を守るのは親の義務だろう」 「そうだけど…お父さんのはやりすぎ。 ちょっと罰ゲームでお尻をもまれたくらいなのにさ」 「いや、それは大問題だ」 「そうだな」 「アンタそれ、セクハラよ」 「ええ?だって小学生だよ!?そのくらいの年齢の子供って、下ネタとか悪ふざけを良くやるじゃないか」 だからその一環だっただけで、自分がちょっと変な感じがして嫌だなと思っただけだった、と炭治郎は言う。 しかしそれはやりすぎじゃない、寧ろ大問題だったと猗窩座と妓夫太郎、梅が口々に言う。 幼馴染たちがどうしてそういうのか、炭治郎は頭を傾げて一切解っていない様子だったが。 「兎に角…今日は車で帰るぞ」 「はぁい…猗窩座、明日も昼休みに勉強教えてくれ!」 「ああ。 明日また迎えに行く」 「次の休みは絶対買い物だからね!」 「うん!」 「気をつけて帰れよぉ。 俺は梅とカフェ行くからよ」 「妓夫太郎も気をつけて!」 幼馴染たちと別れ、炭治郎は無惨の乗ってきた車に乗り込む。 シートベルトを締めると、無惨は「あいつらと一緒は楽しいか?」と問いかけてきた。 「え?う、うん」 「そうか」 「……お父さんは、俺を引き取ってよかったって思う?」 養父の問いかけに対して、炭治郎は自分の事はどう思っているのだろう、と恐る恐る問いかける。 その問いに、無惨はギアを動かすと、「そうだな」と口を開いた。 「お前の事は事の外愛しているようだ」 「えっ?」 小さめの声はエンジン音に掻き消され、炭治郎は問い返す。 しかし直ぐに発進してしまったために、再度聞く事は叶わなかった。 しかし、怒っている様子ではないので、炭治郎はホッとして笑顔を養父に向けた。 その笑顔を横目に見ながら、これからも手元に置いておきたいと無惨は心の中で将来を考えるのだった。 終 後書き ぱっと浮かんだのですが最初は炭治郎を幼児にしようとしてました。 でもなんかぶっ壊れる予感しかしなかったので高校生にシフト。 善逸とか伊之助とかいません。 童磨を無惨の知り合いとして出そうと思ってたけど出せなかった(爆) 無惨は炭治郎を解りにくく溺愛してるので周りにはトゲトゲしいです。 ちょっとでも何かあったら弁護士を呼ぶ。 猗窩座は炭治郎が好きだけど理解ある先輩的な一面から先に進めない。 無惨からの信頼もあるし。 妓夫太郎も炭治郎が好きでこっちは表現が激しいときがある為、無惨からは微妙に牽制されてます。 不良だし。 堕姫(梅)はキメツ学園から名前そのまんまにしました。 堕姫って名前は流石にないな!と思ったので(爆)炭治郎が好きだけど炭治郎を狙うやつから何気守ってる。 特に女から。 付き合ってもいいのは兄だけとか思ってそう。 炭治郎はあくまでも皆仲良くが信条なので好意には鈍・感。 一応ギャグにしようと画策してましたがなりきれなかった…。

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#腐向け #炭治郎受け 可愛いあの子は鈍感です。

炭 治郎 可愛い 画像

猗窩座と妓夫太郎は18歳・堕姫と炭治郎が同い年の16歳で幼馴染同士。 炭治郎受け。 幼い頃に両親と弟妹を事故で亡くし、生き残った妹とは離れ離れに引き取られた少年・鬼舞辻炭治郎は、自分が10年住んでいるこの屋敷の主人の前で直談判をしようとしていた。 「お…お父さん。 パン屋で働きたいんだ!バイトを許してください!」 バッ! 「却下だ」 全く似ていない、冷たささえ感じる美貌の義理の父親が即却下したので、炭治郎は今日も駄目だった、と肩を落とす。 頭をしっかり下げて此処数日頼み込んでいるのだが、最早一瞥もくれずに即「却下」を下される。 目の前にいる年齢を感じさせない不思議な養父は、炭治郎を5歳の時に引き取った。 一つ下の妹は一緒には無理だとされ、暖かい家庭に引き取られた妹を心配しながら炭治郎は育てて貰って来た。 ただし、養父…名前を鬼舞辻無惨というこの男は、非常に厳しい父親で、社長という立場の所為なのか炭治郎には色々と制限や教育を施してきた。 他人が「あんなに厳しい父親で可哀想」と言うくらいのものだったが、炭治郎は一生懸命についてきたのだ。 「俺、もう高校生です。 バイトをしても許されると思うんですけど」 「そんな事しなくても十分家に金はある。 学業に集中しろ」 「勉強もやるし家事もちゃんとやります。 パンを焼く仕事をしてみたいだけなんです」 「飲食系は責任が伴う。 食中毒を起こす前にやめておけ」 「まだやってもいない内からそう決め付けるのはどうかと思いますっ」 何が何でも却下してくる無惨と、何が何でもバイトをしてみたい炭治郎の間に見えない火花が散る。 しかし、鋭い目をした無惨は「いい加減にしないと仕置きをするぞ」と怒った口調を向けた。 「お前がバイトなんかしてみろ。 仕事にならなくなるに決まっている」 「何がですか!というか、なんか前から言ってるけどどういう意味なんですか!」 「そのままの意味だ」 「解らないから聞いてるのに」 負けじと眉を吊り上げる炭治郎の頬を膨らませた怒った顔に、無惨は「そういう顔だ」と思う。 引き取った時から、炭治郎は物凄く可愛い笑顔が出来た。 事故の際に額に傷が出来たが、そんなものは気にならないくらいに。 いつもニコニコとしていて誰からも声を掛けられるくらいだったので、無惨は思った。 「ちゃんと躾けてやらんと変なやつにほいほい付いていきそうだ」と。 成長した今でも男とは思えぬ可愛い笑顔を浮かべる為、バイトで接客などしたら変なのが寄ってくる…と言葉には出さないが考えていた(ただし言葉にしないので誤解は生まれる)。 「良いから学校に行け。 猗窩座と一緒に行くんだぞ」 「今日は隣の梅ちゃんと一緒に登校する約束してるんだけど…」 ピンポーン 「ちょっとー、不細工!早く出てきなさいよ!」 「あっ、来ちゃった…行って来ます」 家のチャイムを鳴らされ、炭治郎は慌てて挨拶をして書斎から出ていく。 それを見送った無惨は、「素行の悪いのと一緒になるな」とだけ声を向けた。 その言葉を背中に、炭治郎は上着に袖を通し、鞄を持って玄関まで走った。 ガチャッ! 「遅い!遅いわよ不細工!」 「ごめん、お父さんに直談判してたっ」 玄関の扉を開けて直ぐに、美少女が怒鳴りつけたので炭治郎は素直に謝る。 隣に住んでいる謝花兄妹の妹、謝花梅。 名前は古風だが見た目はかなり派手な美少女で、炭治郎とは兄と共に幼馴染だ。 玄関から数メートル離れた門まで向かうと、外でエンジン音をさせたバイクに跨って待っていたらしい大男が「よう」と声を掛けてきた。 「妓夫太郎!おはよう!」 「おはよう。 梅ぇ、お前待ちきれなくて一人で迎えに行くなよなぁ」 「ばっ、誰が待ちきれなくてよ!不細工炭治郎がおっそいからでしょ!」 「ごめんね。 妓夫太郎は今日は登校するの?」 痩せているがかなりの長身で、陰気そうな顔立ちをしている妓夫太郎は炭治郎と梅の2つ上で高校3年生だ。 しかし不良として名を馳せている為、普段から学校には行ったり行かなかったりを繰り返している。 「今日はどうすっかな~気分が微妙なんだよな」 「妓夫太郎も一緒に登校したら、俺は嬉しいけど」 「そうよお兄ちゃん!炭治郎と一緒に登校するんでしょ!」 炭治郎と妹に言われて、妓夫太郎は「なら今日は登校すっか」と決める。 其処に、もう一人歩いて近づいてくる一人の影があった。 「炭治郎、迎えに来たぞ」 「あ、猗窩座。 おはよう!」 「おはよう。 …謝花も一緒に行くのか?」 其処に声を掛けてきたのは、ピアスを沢山耳につけている青年で、名を猗窩座と言った。 謝花妓夫太郎と同じ学年で、真面目な性格だが一度キレると手がつけられないくらいの暴力沙汰を起こす…という噂もあり、何処か敬遠されている。 しかし炭治郎はそんなものはただの噂だし、と近所に住まう猗窩座とは妓夫太郎と梅と同様昔から仲良くしている。 そんな猗窩座の問いかけに、梅が噛み付いた。 「一緒に行っちゃ駄目なわけ?」 「別にそうは言ってない。 それで主に自分が原因とは、全くもって気づいていない。 困った顔をする炭治郎に、三人は一旦喧嘩は止めて炭治郎を挟んで移動し始めた。 「炭治郎、今日は勉強をみてやろうか」 「本当?猗窩座は頼りになる先輩だなぁ」 「普段は筋肉馬鹿なのにね」 「そうだな、格闘技ばっかりで何もやってねぇと思ってた」 「格闘技と勉強は違うだろう。 妓夫太郎、お前このままだと卒業できんぞ…」 サボりすぎて内申が悪い、と猗窩座は忠告するが、妓夫太郎は自分の見た目を指して「こんな俺がまともに就職できるわきゃねぇ」と自嘲する。 しかし、そんな妓夫太郎に炭治郎は「そんな事ないよ」と頚を振った。 「妓夫太郎は、やろうと思えば凄くしっかりしてるんだから、諦めないで!」 「そうよお兄ちゃん、ニートのお兄ちゃんなんて嫌だからね!」 「なんかよぉ、炭治郎に言われると不思議と何とかなりそうだよなぁ」 「まあまずは出席日数と勉強をどうにかするべきだがな」 そんな会話をしつつ、学校に入る。 色々と目立つ謝花兄妹と猗窩座に、皆遠巻きに見ているが本人たちは気にしない。 一人だけまともそうに見える炭治郎も、似たような好奇の目に晒されているが、何もしていないのだから堂々としているほうがいい、というのが炭治郎の持論だ。 「また昼にな、炭治郎」 「またなぁ、梅、炭治郎」 「うん、またね、猗窩座、妓夫太郎」 「お兄ちゃん後でねー」 学年が違うので昇降口で別れると、炭治郎は梅と共に教室へ向かう。 すると、違うクラスの男子が一人、廊下で待っていたかのように梅の前に出てきた。 「しゃ、謝花さん。 俺とちょっと話をしてくれますか!」 「えー、面倒くさいから嫌」 「梅ちゃん…ちょっとだけでも話聞こうよ」 「だってどうせ、好きですーとか付き合ってくださいーとかでしょ?聞き飽きたわ」 話を一蹴した上に内容まで暴露された男子生徒は、顔を真っ赤にさせてそそくさと逃げていく。 そんな後ろ姿に「恥を偲んだのに可哀想に…」と炭治郎は眉を下げて梅に注意した。 「梅ちゃん、モテるのになんで断っちゃうのかなぁ」 「煩いわね、この学校、イイ男いないじゃない。 私はお兄ちゃんと不細工炭治郎がいればいいのっ」 「ええ?妓夫太郎は兎も角俺も?」 「当たり前でしょ!」 梅は、この鈍感、と怒鳴りつける。 目の前の幼馴染は「鈍感?」と言ったような顔をしているのだが、梅は炭治郎の事を特別意識しているのだ。 切欠は幼い頃、一緒に遊んでいて偶々、煉瓦で出来た塀から一つ煉瓦の大きな破片が真上に落ちてきたのを助けられた事だ。 自分を庇って、唯でさえ事故で出来た傷が更に大きくなってしまったので当時は大泣きして謝ったのだ。 だが炭治郎は念のために入院しながらも、泣いて謝る梅ににっこりと笑った。 『梅ちゃん、可愛い顔に怪我しなくて良かったねぇ』 責めもしない、優しい言葉と満面の笑顔で梅は救われたのだ。 それからは何となく炭治郎を意識し、誰かと付き合ってみたのも炭治郎から意識されたい…という気持ちの表れだった。 しかし、炭治郎は誰にでも好意的な態度を取るくせに、相手からの好意は鈍感なところがあった。 梅の行動は悉く裏目に出た為、今は恋人を作らず炭治郎の傍になるべく居て見張っているので、告白の類は全て「面倒くさい」「不細工は釣りあわない」と二言で断っているのである。 「ねぇ見て、謝花さんまた炭治郎君にひっついてるわ」 ひそ… 「本当だ…あんなに派手で色んな男子と付き合ってる人がさ…炭治郎君の傍にいるとか…」 「炭治郎君優しいからね…」 自分達の教室に入ると、そんな小さな声が聞こえてくる。 炭治郎は気付かないようだが、梅の耳にはしっかり聞こえている。 じろりと睨むと、慌てたようにそっぽを向く女子生徒たちに、梅は「くだらない事言ってる暇あるなら自分を磨きなさいよブス」と聞こえるように言い捨てた。 「梅ちゃん?突然どうしたんだ?」 「なんでもない!不細工鈍感炭治郎には関係ないわ」 「ええ…なんか増えてるし…」 名称が増えてる、と炭治郎は苦笑を浮かべる。 そんな顔でも呆れはないのだから、やっぱり優しいのは認める、と梅は炭治郎の鼻先を抓んで悪戯をした。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 学校が終業し、炭治郎は部活をやっていないので猗窩座と妓夫太郎を梅と共に外で待つ。 その間、他愛もなく梅がやれ駅前に出来たカフェに行きたいだの、やれ新しい服が欲しいだのと女子らしいトークを繰り出してくるので、炭治郎は携帯で画像を一緒に見ながらあーだこーだと会話を続けていた。 「この緑のチェックとか炭治郎似合うんじゃない?」 「そうかな?梅ちゃんはセンス良いから何言われてもその気になっちゃうね」 「…アンタにしか言わないわよ(ボソッ)」 「?梅ちゃん?」 「今度買いに行きましょ!お兄ちゃんも一緒にね!」 「お、謝花妹だ!」 「やっぱ可愛いな~!」 買い物の約束を取り付けようとした矢先、唐突に色めきたったような声が聞こえる。 顔を二人で向けると、其処には猗窩座たちと同じ学年だろう先輩の青年達が、5人ほどでぞろぞろと炭治郎と梅を囲んだ。 「何よ。 何か用?」 「そんなに怖い顔しないでよ~」 「兄貴と違って美人なんだからさ、もっと愛想よくしよ?」 「すみません、俺達その謝花先輩を待ってるんで…」 梅にデレデレとした顔をする先輩達を相手に、炭治郎は愛想笑いを浮かべて間に入る。 このまま梅が話し相手をしても、いい方向に進む予感がしなかったからである。 しかし、当然間に割って入った炭治郎にはいい気がしないのか「なんだお前」と先輩に肩を手で突かれた。 「っ…」 「!炭治郎に何すんのよ!」 「ええ?だってコイツが邪魔するからじゃん」 「そうだぜ、俺達は梅ちゃんに用事があんのにさ」 そういいながら、二人が梅の手首を掴んで無理矢理引っ張る。 残った三人が炭治郎に詰め寄って、襟首を掴んだので「やめなさいよ!」と梅が叫んだ。 「炭治郎に何かしたら承知しないわよ!っていうか放しなさいよ不細工!私に触るな!」 「ははは、すげーいきってる」 「そんなに怒らなくてもいいじゃん」 あくまでも梅を連れて行き、炭治郎を力で捻じ伏せようと言った様子に、炭治郎はこのままでは幼馴染が危ない、と距離を離される梅に顔を向ける。 しかしそんな炭治郎に、襟を掴んだ先輩は「大人しくするなら殴らないでやるよ」と下卑た笑いを漏らした。 「コイツ男だよな?結構可愛い顔してんじゃん」 「ま、デコに傷があるのがもったいねーけどな!」 「梅ちゃん万が一ヤバくなったらあれだしコイツでもよくね?」 (何の話をしてるんだ…?!) ニヤニヤと、嫌な笑みを浮かべる三人組に炭治郎は襟を掴む手を自分で掴み返して放そうとする。 しかし中々離れない、と思っていると、不意に横から手刀が入って襟を掴んでいた手が叩き落された。 「いてぇええ!!」 「!猗窩座っ」 「コイツに手を出すな。 お前ら剣道部のやつらだな?騎士道とか言ってるが地に堕ちたものだな」 「あ、猗窩座…」 「やべぇ逃げろっ」 手刀で炭治郎を解放させたのは猗窩座で、炭治郎を背に守りながら冷たく同級生たちに言う。 部活ではなく格闘技を習っている猗窩座に、蒼褪めるとそそくさと逃げていく。 梅を掴んでいた者達も、猗窩座に睨まれてとっとと退散していった。 「ちょっと、助けるのが遅くない?」 「これでも急いで来た。 炭治郎、怪我はしてないか?キスとかされてないだろうな」 「大丈夫!猗窩座がかっこよく助けてくれたから怪我なんかしてないよ!」 「キスには突っ込まないの?」 「え?猗窩座の冗談でしょ?」 男同士でキスなんかしないよ、という炭治郎に、梅と猗窩座は盛大に溜息を吐く。 今襲われそうになっただろうという突込みをしたいが、自分の事となると鈍感な炭治郎には「冗談」で流されてしまう。 本格的に襲われてからでは遅いというのに、屈託の無い笑顔を浮かべて感謝してくる炭治郎に、猗窩座はこのまま卒業していいのだろうか…と不安になってくる。 「炭治郎、お前の事が心配だぞ俺は」 「猗窩座は心配性だなぁ。 大丈夫だよ」 「いや、お前は鈍感すぎる。 俺と妓夫太郎が居なくなったらお前はどうなるのか…」 「?猗窩座と妓夫太郎は居なくならないでしょう?」 それとも遠くに行っちゃうのか、と不安そうに目を揺らす炭治郎に、猗窩座は手で自分の目を覆う。 だからそういう顔をするな。 誘ってるのかコイツは、と猗窩座は卒業しにくいと思った。 「おー、遅くなったぁ」 「お兄ちゃん遅い!今ね、炭治郎が襲われてたのよ!」 「何?どういうことだ」 「え、なんでお父さんが此処に?」 何故か妓夫太郎と一緒に現れた、スーツ姿の養父に炭治郎は目を丸くして驚く。 妓夫太郎は、進路の話を担任にしていたので遅くなったのだが、その時偶々炭治郎を迎えに来ていた無惨と一緒になったのだと言った。 「迎えに来てくれて、よかったなぁ」 「う、うん。 滅多にないけどね…」 「それよりさっきの話はなんだ?誰に襲われた」 「いや、それはもう」 「俺達と同じ学年の、剣道部のやつらです」 「ちょ、猗窩座!言わなくてもいいじゃないか」 怪我はしてないんだから、という炭治郎に、無惨はジロリと睨みつける。 襲われたくせに何故相手を庇うのか、という目に、炭治郎は「何もしないで!」と養父に縋った。 「お父さん、小学校の時も俺が同級生に変な事されたって言ったら、凄い大問題に発展したじゃないか」 「あー、そんな事あった」 「どうなったっけ?」 「相手の親が土下座して慰謝料払う話になった。 俺はもう謝ってくれてるから大丈夫だったのに…」 仲直りできるはずだったのに、養父が徹底的にやった所為で炭治郎の父が怖い、と皆近づかなくなったのだ。 それが悲しかったが、炭治郎は分け隔てなくそれまでと同じように接したので、段々と皆とは仲直りできたが、炭治郎にとって養父のそれは若干トラウマだった。 「謝って済む問題じゃないからやったまでだ。 子供を守るのは親の義務だろう」 「そうだけど…お父さんのはやりすぎ。 ちょっと罰ゲームでお尻をもまれたくらいなのにさ」 「いや、それは大問題だ」 「そうだな」 「アンタそれ、セクハラよ」 「ええ?だって小学生だよ!?そのくらいの年齢の子供って、下ネタとか悪ふざけを良くやるじゃないか」 だからその一環だっただけで、自分がちょっと変な感じがして嫌だなと思っただけだった、と炭治郎は言う。 しかしそれはやりすぎじゃない、寧ろ大問題だったと猗窩座と妓夫太郎、梅が口々に言う。 幼馴染たちがどうしてそういうのか、炭治郎は頭を傾げて一切解っていない様子だったが。 「兎に角…今日は車で帰るぞ」 「はぁい…猗窩座、明日も昼休みに勉強教えてくれ!」 「ああ。 明日また迎えに行く」 「次の休みは絶対買い物だからね!」 「うん!」 「気をつけて帰れよぉ。 俺は梅とカフェ行くからよ」 「妓夫太郎も気をつけて!」 幼馴染たちと別れ、炭治郎は無惨の乗ってきた車に乗り込む。 シートベルトを締めると、無惨は「あいつらと一緒は楽しいか?」と問いかけてきた。 「え?う、うん」 「そうか」 「……お父さんは、俺を引き取ってよかったって思う?」 養父の問いかけに対して、炭治郎は自分の事はどう思っているのだろう、と恐る恐る問いかける。 その問いに、無惨はギアを動かすと、「そうだな」と口を開いた。 「お前の事は事の外愛しているようだ」 「えっ?」 小さめの声はエンジン音に掻き消され、炭治郎は問い返す。 しかし直ぐに発進してしまったために、再度聞く事は叶わなかった。 しかし、怒っている様子ではないので、炭治郎はホッとして笑顔を養父に向けた。 その笑顔を横目に見ながら、これからも手元に置いておきたいと無惨は心の中で将来を考えるのだった。 終 後書き ぱっと浮かんだのですが最初は炭治郎を幼児にしようとしてました。 でもなんかぶっ壊れる予感しかしなかったので高校生にシフト。 善逸とか伊之助とかいません。 童磨を無惨の知り合いとして出そうと思ってたけど出せなかった(爆) 無惨は炭治郎を解りにくく溺愛してるので周りにはトゲトゲしいです。 ちょっとでも何かあったら弁護士を呼ぶ。 猗窩座は炭治郎が好きだけど理解ある先輩的な一面から先に進めない。 無惨からの信頼もあるし。 妓夫太郎も炭治郎が好きでこっちは表現が激しいときがある為、無惨からは微妙に牽制されてます。 不良だし。 堕姫(梅)はキメツ学園から名前そのまんまにしました。 堕姫って名前は流石にないな!と思ったので(爆)炭治郎が好きだけど炭治郎を狙うやつから何気守ってる。 特に女から。 付き合ってもいいのは兄だけとか思ってそう。 炭治郎はあくまでも皆仲良くが信条なので好意には鈍・感。 一応ギャグにしようと画策してましたがなりきれなかった…。

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