覇 骸 エーデル ガルト。 【FEH】エーデルガルトの評価とおすすめ個体値 |スキル継承|ゲームエイト

ニコニコ大百科: 「エーデルガルト=フォン=フレスベルグ」について語るスレ 331番目から30個の書き込み

覇 骸 エーデル ガルト

ディミトリの学級を選んで、ディミトリのもとで戦っていたあの時。 覇骸と化したエーデルガルトを倒したのは、他ならぬベレスだった。 ベレスは気づいていた。 覇骸となったエーデルガルトが自ら口にした通り、彼女の攻撃が、自身に対してのみ、ほんの少し、鈍ることを。 戦争を起こし、多くの人々を戦乱に巻き込んだ張本人だと分かっていながら、ベレスは、動かない自身の心臓に痛みを覚えた。 私はなぜ、この子を倒さなければいけないのだろう。 学級は違えど、生徒だった頃のエーデルガルトから感じたのは、ただの親愛の情だった。 もしかしたら、今だって。 敵対し、剣を持って合い見えながらも、覇骸の中のエーデルガルトの哀しみが、こんなにも伝わってくるというのに。 しかし、ベレスは同時に思ってもいた。 私の生徒の誰にも、この役目を押し付けるわけにはいかない。 彼女を斬るのは、私でなければならない。 ディミトリのもとで、エーデルガルトの理想とは違う、別の形での平和が訪れた時。 倒れてもなお、エーデルガルトはディミトリの手を取らなかった。 エーデルガルトは、手を差し伸べたディミトリに、短剣を投げつけたのだ。 ベレスは、彼女を誤解した。 エーデルガルトが、こうまでなっても敗北を認められない、幼稚な人間だったのだと。 だが、同時に、なぜ、と、何度も何度も思った。 その短剣に込められた、譲れない思いが、いったい、何だったのか。 [newpage] エーデルガルトという存在が失われた平和な世界で安寧を貪る前に、確かめなければならないものがある。 その想いは、大司教となったベレスの心の内で、日に日に強くなった。 「猪とて、もう少し考えおるわ!」 女神の言葉を思い出し、ふ、と息を吐く。 女神の……彼女の、言う通りかもしれない。 けれど、彼女の言ったまさにその通り、私は転がりだしたら止まらない岩なのだ。 身体の内の女神の力があれば、それが可能だという確信はあった。 「ソティス。 私は、別の未来を確かめてみたい。 」 ベレスは、大きく、刻を遡った。 5年前の、学級選択のその時まで。 エーデルガルトの手を取るために。 彼女が戦乱を引き起こさざるを得なかった、譲れない何かが、いったい何だったのか、確かめるために。 [newpage] エーデルガルトの学級を選び、見えてきたのは、冷徹な皇帝の仮面の下の、生身の彼女の姿だった。 聖廟に忍び込んだ賊を討伐し、ベレスが棺の中の天帝の剣を手にした、その翌節のことだ。 「これを、私に? ありがとう。 」 お茶会のあと、ベレスが手渡したクマの人形を、エーデルガルトは嬉しそうに抱きしめた。 彼女の薄紫の瞳が、いつもの凛とした調子とはうってかわって、少女然としたキラキラとした輝きを放つ。 「エーデルガルトは、クマの人形が好きなんだね。 」 「意外かしら。 」 少し気恥ずかしそうに、エーデルガルトが問う。 ベレスは、ふ、と微笑みながら紅茶を飲む。 「うん、意外だった。 」 それからベレスは、エーデルガルトの瞳を覗き込む。 これから聖墓をあばき、戦争を起こそうとしているこの小さな少女の瞳を。 ベレスがその全てを、彼女の「敵」としてすでに経験しているなど、夢にも思わぬこの少女の瞳を。 「君も、皇女である前に1人の少女なんだね。 」 エーデルガルトは、瞳をそらし、頬を染める。 「不思議ね。 あなたの前では、私は皇女を演じきれない。 」 「どうしてだろう。 」 「私が聞きたいわ。 」 エーデルガルトは肩を竦めて苦笑する。 「師、あなたはどうして、……」 言いかけて、やめる。 代わりに、ベレスに向き直り、真剣な眼差しで告げた。 「ねぇ師、約束して。 」 「何を?」 「私のそばに、いてほしい。 」 ベレスは微笑む。 そして、心の中でつぶやいた。 そうだよ、私は君のそばにいて、君の想いを確かめるために、ここにきたんだ。 [newpage] あの時と同じように、エーデルガルトは戦争を起こした。 だが、そこで見えてきたのは、あの時のような、ただの冷徹な皇帝の姿ではなかった。 「あなたがそばにいるから、私はエーデルガルトでいられるの。 」 エーデルガルトは、自らの下す命令によって人が死んでいくことに、ひっそりと心を痛めていた。 しかも、そんなことで心を痛めて立ち止まることなど許されないと、強い理性で、自らを戒めていた。 「エーデルガルト。 君は、この女神への信仰と、教会と、紋章が支配する世界を変えようとしているんだろう。 君が起こしたのは戦争かもしれないが、同時にこれは、人を、人間を竜から解放する、革命なのだろう。 」 「そうよ。 でも、それは私の言い分に過ぎない。 」 エーデルガルトは、自身の起こしたそれを、「革命」「解放戦争」とよぶことを、自らに強く禁じていた。 「私が起こしたのは、ただの戦争よ。 どんな留保も許されない。 人が、死んでいるのだもの。 亡くなっていった人たちや、大切な人を失った人たちに、私がしてあげられることなどない。 」 「エーデルガルト。 」 「だから、せめて……。 」 ベレスはその時、皇帝エーデルガルトが凛と立ち、遠くを見つめながら、小さく震えていることに気付いた。 手を伸ばして抱きしめようとし、やめた。 彼女は、きっと今、誰より彼女自身に対して、それを許さないだろう。 「せめて、私も同じ苦しみを負うの。 たとえ私があの大切な日々で得た友人たちを敵に回そうとも、必ず、人の世を創ってみせる。 たとえ大切な人たちが相手でも、大切な仲間を失っても。 私は必ず、成し遂げる。 」 エーデルガルトはやはり、震える自身の声を、強い精神力で抑制している。 戦争を始めた者としての、皇帝としての決意。 国を負い、フォドラを負う者の決意。 だが、そんなエーデルガルトを見つめながら、ベレスの目に浮かんだのは、5年前、クマの人形を抱きしめていた少女の姿だった。 ベレスは再びエーデルガルト抱きしめようとして、手を伸ばし、かぶりを振り、やめた。 代わりに、 「大丈夫。 」 と声をかけた。 「私は、君のそばにいる。 」 それは、心からの言葉だった。 「誰が敵に回っても、私は、君が成そうとしていることを、応援するよ。 」 「師……。 」 ベレスに向き直った彼女は、切なげな表情で、目を伏せた。 それから、そっと手を伸ばし、ベレスの手を取った。 「私は、人の世を、神の手から取り戻したい。 だから、神に刃を向けることも、いとわないわ。 でも、師は……。 」 言いかけて、エーデルガルトは、また、やめた。 代わりに、こう言った。 「師、どうか、私のそばにいて。 」 ベレスは、思った。 これは、世界の選択なのだ。 ベレスの頭の中に、生徒たちの顔が浮かぶ。 シルヴァンも、メルセデスも、マリアンヌも、リシテアも。 女神の支配に、紋章に、苦しめられてきた人たち。 教会の支配の下に、叛徒として虐殺されてきた人たち。 エーデルガルトの創る世で、きっと彼らは救われる。 [newpage] 戦争を始めた頃、エーデルガルトは、こうも言っていた。 「敗北したくらいで従うくらいなら、最初から剣を取るなと言いたいわ」 その言葉を聞いた時、ベレスは、ディミトリに短剣を投げつけた時のエーデルガルトの思いを、理解できた気がした。 あの時のエーデルガルトは、敗北を認められなかったのではない。 敗北を受け入れながらも、ディミトリに従わなかっただけだ。 自らの理想とする世界のために。 それを成し遂げるという想いを、最後まで挫けさせないために。 あの時、最後の最後に対峙することでしか見出せなかった、孤独な皇帝の心の叫びを、ベレスは、彼女のそばで聞いた気がした。 本当は、まだ、引き返せる。 女神の力を宿した今のベレスなら、もう一度、刻を遡ることはできる。 だが、もうベレスには、他の道を選ぶことができないと分かっていた。 覇道を征く彼女の想いを、知ってしまったから。 人の、フォドラの民の未来のために立ち上がった皇帝の、その想いを、知ってしまったから。 [newpage] 「師!!!」 レアを倒した直後、ベレスが倒れた。 エーデルガルトは、慌てて彼女を抱きとめる。 息をしていない。 心臓の音もしない。 世界が色を失った。 エーデルガルトの瞳に、知らず知らずのうちに涙がたまる。 死んだ、と思った。 ベレス自身、何が起こったとも知らず、意識を失っていた。 だがその実は、レアが死に、彼女がベレスの心臓に埋め込んだ天帝の剣の「石」が、砕け散ったのだった。 その、直後。 ベレスの、愛すべき父と母に与えられた、人としての心臓が、動き始める。 ベレスは、一度死んで、再び、生まれた。 今度は、人として。 エーデルガルトは、知らない。 自身が、人としてのベレスの生を、女神の眷属から救い出したことを。 ベレスは、知らない。 自身の心臓が、レアによって埋め込まれていた天帝の剣の「紋章石」によって、縛られていたことを。 だが、とにかく、その時、ベレスの心臓が動きだしたことは確かで。 二人にとっては、ほとんどそれが全てといっても良かった。 [newpage] ベレスが加勢した黒鷲は、ディミトリの時とは異なる形で、戦争を終結させた。 エーデルガルトとベレスは晴れて「伴侶」となり、ベレスは、エーデルガルトに全てを打ち明けた。 自身が刻を遡ってきたのだということ。 初めは、ディミトリの学級を受け持ったということ。 そこで、エーデルガルトを倒したのは自分であったということ。 それから。 エーデルガルトは、負けてもなお、ディミトリには従わず短剣を投げつけたこと。 「想像に難くないわ。 」 と、エーデルガルトが苦笑する。 天蓋のついたベッドで、二人並んで横になりながら、ゴロゴロしている。 今日は、皇帝エーデルガルトの、久しぶりの休暇だった。 「私なら、きっとそうするでしょうね。 」 「ああ。 かっこよかったよ。 」 ベレスがいたずらっぽく笑う。 そんなベレスの顔に、エーデルガルトがクッションを投げつける。 「私を倒しておいて、よくもそんなことが言えたものね。 」 「でも、もうあんなことは起こらないよ。 」 ベレスはひょうひょうと、エーデルガルトから投げられたクッションを、自身の胸の下に抱く。 「あなたは、もう刻を遡る力を失ったのですものね。 」 「それもある。 」 クッションに肘をついて、ベレスは、エーデルガルトを愛おしげに見つめる。 「でも、エル。 私は、もし刻を遡る力を失っていなかったとしても、そしてもし刻を遡ったとしても、何度でもこの道を選ぶよ。 」 ベレスの言葉に込められた意味を理解し、エーデルガルトは頬を赤らめて目を逸らす。 「私はいやよ。 そんな、いつ刻を巻き戻してしまうか分からない伴侶なんて。 不安で仕方がないわ。 」 少し不機嫌そうな表情のエーデルガルトを、ベレスは、くすくすと笑いながら抱き寄せる。 「私も、そう思うよ。 」 「ねえ、師。 」 エーデルガルトは、ベレスの両頬に手を当て、ほんの数センチの距離でその瞳を見つめる。 「レアは……セイロスは、千年も昔から、あの姿で、生きてきたのでしょう。 セスリーンも、キッホルも。 しかも、あなただって、女神の眷属だった頃は……女神の力で、刻を遡ることができた。 」 ベレスは、エーデルガルトが何を言いたいのか飲み込みきれず、曖昧にうなずく。 「そんな存在からしてみれば、たしかに人はちっぽけな存在かもしれないわ。 」 ベレスは、エーデルガルトの瞳を見つめ返し、少し首をかしげながら、再びうなずく。 エーデルガルトは、そんなベレスに、皇帝らしさなど微塵もない、ただの少女のような、屈託のない微笑みを見せた。 「でも、人であることも、悪くないわ。 有限の、一回限りの生だからこそ。 私たちは私たちのやり方で、世を作っていける。 未来を切り開いていける。 」 ベレスは、そのエーデルガルトの微笑みに惹かれて、まじまじと見つめる。 それから、エーデルガルトと同じような笑みを浮かべ、深くうなずく。 「私もそう思うよ、エル。 」 言って、ベレスはエーデルガルトの髪に手を伸ばし、優しく触れる。 「あなたは、いまのあなたを。 私は、いまの私を。 人として、大切に、生きていきましょう。 」 そう言ってエーデルガルトは、愛する伴侶の額に、唇を落とした。

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ユニット/紋章

覇 骸 エーデル ガルト

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【FE風花雪月】エーデルガルト、完全にゴリラキャラで定着してしまう。最近はアクアといいパワー系ヒロインがFEのトレンドか

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あくまで考察です。 エーデルガルトはディミトリに討たれたのではなく、討たせたのだと思います。 他のルートで敵対した時もそうなのですが、エーデルガルトはいかなる逆光でも、自分で剣を振り下ろした以上は手足がもがれようが戦うし、前進します。 世界の半分を敵に回してまで、戦うと決断した時から、その責任の重さを双肩に背負って生きてきた人なので。 覇骸も全て覚悟の上、なってますので。 勝敗はあの時、既に決していましたが、エーデルガルトが、あそこで剣をディミトリに刺さなければ、王としては優しすぎるディミトリにはエーデルガルトを殺すことは多分出来なかった。 エーデルガルトが敗れた以上は、この先のフォドラの未来はディミトリに託されると言う事。 そこで敵である自分に情けをかけて、どうする?という、あれは、彼女なりのディミトリに対しての激励というか、自分を倒し進む道なのだから、しゃんとしなさい。 優しいだけでは、王は務まらない。 時に仇なすものを倒す厳しさがなければ、フォドラを今後守っていけない、ってメッセージでもあったように思います。 あの穏やかな微笑みは、激励と、かつて自分に未来を切り開くよう、勇気ずけてくれた優しい少年に対しての感謝だったように思います。

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