妊娠超初期イライラ。 妊娠超初期症状のセルフチェック診断!妊娠してるかも?を明確にする

【体験談】妊娠超初期にイライラした!先輩ママの情緒不安定の対策も

妊娠超初期イライラ

排卵から次の月経(生理)が来るまでの時期は、ささいな体調に敏感になってしまうもの。 もし、今までになくイライラしていると、「これは妊娠のサイン…?」と思ってしまうかもしれませんね。 実際のところはどうなのでしょうか。 詳しく解説します。 この記事の監修ドクター 浅野仁覚先生 アルテミスウィメンズホスピタル(東京都東久留米市)院長。 福島県立医科大学、同大学院卒業後、社会保険二本松病院、南相馬市立総合病院産婦人科医長、福島県立医科大学附属病院総合周産期センター(母体・胎児部門)助教、東府中病院副院長を経て現在に至る。 日本産科婦人科学会専門医、医学博士、J-MELSベーシックコースインストラクター 妊娠超初期っていつのこと? 月経予定日より前の時期を、俗に「妊娠超初期」と言うことがあります。 妊娠週数は、最終生理の初日から数えて、4週ごとに「1ヶ月」とカウントするので、妊娠超初期とは、妊娠0〜3週で妊娠1ヶ月の時期です。 妊娠2週目ごろに排卵がおき、ここで受精して6〜7日後に着床すれば妊娠が成立します。 一方で、妊娠していないと、生理周期が28日で順調な場合は排卵から2週間後に生理が来ます。 つまり、妊娠超初期というのは、妊娠しているのかしていないのかわからずにモヤモヤしがちな時期といえます。 mynavi. mynavi. mynavi. 先輩ママからは、「やたらとイライラすると思ったら妊娠していた」などの体験談を聞くこともあるかもしれませんね。 ・妊娠超初期のいら立ちの原因は? 実際、妊娠したばかりのころに「いら立ち」を感じやすかったという人もいるようです。 なぜ、妊娠超初期にイライラしてしまうのでしょうか。 これははっきりとはわかっていないのですが、妊娠を機にエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量やバランスが変化することも関わっているのではないかと考えられています。 また、「もしかして妊娠しているんだろうか…いや、違うのかな?」などと悶々と考え込んでしまうことがストレスになり、イライラを誘発しやすいという側面もあることでしょう。 ・妊娠超初期〜初期に出やすい症状 なお、イライラ以外にも妊娠超初期〜初期に出やすい症状はあります。 以下は妊娠の初期に出やすい量上の一例ですが、症状の出方には個人差があり、下記に挙げた症状がすべて出るとは限りませんし、まったく出ない人もいます。 ・眠気が止まらない ・風邪の初期症状に似ただるさや熱っぽさ ・頻尿や便秘 ・少量の出血 ・頭痛 ・吐き気や胃のむかつき PMS(月経前症候群)かもしれない ・PMSとは 生理の3〜10日前 に不快な精神的・身体的症状が出る場合があります。 これは月経前症候群(PMS:Pre Menstrual Syndrome)と呼ばれています。 ・PMSの症状は? PMSでは、精神的症状であるイライラ、集中力の低下、眠気、落ち込む、不安などのほかに、腹痛、頭痛、腰痛、胸の張り、むくみなどの身体的症状があります。 ・PMSも妊娠超初期も生理予定日前 妊娠していない場合にPMSが起こる「生理の3〜10日前」という時期は、妊娠していた場合は妊娠超初期にあたる期間です。 つまり、妊娠していてもしていなくても、この時期には何らかの不快な症状が起こる可能性があるということなのです。 なお、これらの不快な症状がPMSだった場合、生理が始まると消えたり軽くなったりすることが多いです。 妊娠超初期とPMSの症状に違いはある ? 排卵後に感じている不快な症状は、妊娠超初期の症状なのか、それともPMSなのかは悩ましいところですね。 見分け方を知って自分が妊娠しているのかどうか知りたいと思う人は多いのではないでしょうか。 ・症状の違いはほとんどない しかし、妊娠超初期の症状とPMSの症状の違いは、残念ながらほとんどありません。 妊娠検査薬以外で妊娠の目安になるものとしては、基礎体温の高温期が17日以上続いて生理が来ない場合 は妊娠の可能性が高いということがありますが、そのころには妊娠検査薬が使えるようになるので、さらに確実な方法で妊娠しているかがわかることになります。 つまり、妊娠4週未満は妊娠しているかどうかを身体症状から判断することは難しいのです。 「妊娠したときは、いつもと違ってすごく〇〇だった。 あとから考えるとあれが妊娠のサインだったのかも」などと先輩ママが語ることもあるかもしれませんが、それはあくまで体験談のひとつであり、自分には当てはまるとは限らないと心得ておいた方がよいでしょう。 mynavi. 妊娠中はいつまで高温が続く? mynavi. この時期のイライラをやわらげるコツは、とにかくストレスをためないことです。 ・ストレスを溜めず、意識して休息を 妊娠しているのかどうかを判断する手段がないので、「妊娠しているのかな…どうかな」「もし妊娠していたら、これからはどうしようか」などと思い悩みがちな時期ですが、頭でぐるぐる考えてしまうと余計に気持ちが落ち着かなくなってしまいます。 意識して睡眠や休息をしっかりとり、ゆったり過ごすようにしましょう。 まとめ 妊娠すると、人によっては妊娠検査薬が反応する前からイライラや眠気、吐き気などの症状が現れることがあります。 これらの症状は、ホルモン分泌量の変化などによって起こると考えられています。 ただし、妊娠していなくても生理前の時期はホルモンバランスの変動があるため、似たような不快な症状が起こります(月経前症候群:PMS)。 心身の変化や症状だけで妊娠しているかどうかは判定できないので、ちょっとした変化に一喜一憂せず、適切な時期に妊娠検査薬を使うようにしてください。 イライラがひどいときは休息や睡眠をしっかりとり、ストレスをためないよう心がけて過ごしてくださいね。 必要な場合はご自身の判断により適切な医療機関を受診し、主治医に相談、確認してください。 本記事により生じたいかなる損害に関しても、当社は責任を負いかねます.

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【医師監修】妊娠超初期はイライラしやすい?PMSとの違いは?起こりうる症状とは?(2019年12月19日)|ウーマンエキサイト(1/4)

妊娠超初期イライラ

「妊娠超初期」とは、妊娠0週から妊娠3週・4週くらいまでをさす俗称です。 医学用語ではありませんが、妊娠検査薬や病院での検査によって妊娠が判明するよりも前の期間を意味する場合が多いようです。 よく知られている妊娠中の期間の分類では、妊娠初期(~15週)、妊娠中期(16週~27週)、妊娠後期(28週~出産)となります。 最近では、妊娠初期(~13週6日)、妊娠中期(14週0日~27週6日)、妊娠後期(28週0日~)と分類されることもあるようです。 妊娠週数では、最終生理開始日を妊娠0週0日としてカウントします。 妊娠2週に排卵と受精が起こり、受精から約6日(妊娠3週)で着床します。 着床時や着床後には、妊娠の兆候として下腹部痛や吐き気、胸の張りなど身体にさまざまな変化があらわれ始めることがあります。 妊娠超初期症状の多くは、生理前に多くの女性が悩まされる「PMS(月経前症候群)」の症状と似ています。 生理前にイライラする、肌荒れする、お腹が痛くなるといった症状を感じたことがある人は少なくないでしょう。 PMSの症状は寒気や微熱、関節痛や胸の張りを感じるなど個人差が大きい点も妊娠超初期の症状と似ています。 ただし、妊娠している場合は生理が来ないので、「生理周期がほぼ規則正しいが今回は遅れている」という場合には、妊娠検査薬で調べてみましょう。 なお「フライング検査」と呼ばれる妊娠検査薬が使用できる前のタイミングでの検査は、正しい検査結果が得られない可能性があります。 もともと生理不順で生理が遅れやすい人であっても、生理予定日から何週間も生理が来ない場合には妊娠の可能性があります。 妊娠していなかったとしても、女性特有の病気の可能性があるので、病院を受診しておきましょう。 妊娠超初期に腹痛を感じる人もいます。 チクチクとした下腹部痛を感じる人もいれば、生理痛に似たお腹の痛みを感じる人もいるようです。 これは着床するときに感じる痛みである「着床痛」や、ホルモンバランスの変化によって起こる腹痛である可能性が高いでしょう。 生理前に起こる腹痛も生理周期に伴うホルモンバランスの変化によって起こる痛みなので、どちらか見分けるのは難しいかもしれませんね。 また妊娠すると、赤ちゃんのための準備として子宮が伸縮しているため、下腹部がけいれんしているように感じたり、うずくような痛みを感じたりすることがあります。 ただし、この痛みも生理前の症状か妊娠による症状かを判断するのは難しいでしょう。 腟や子宮の分泌物が集まってできた「おりもの」は、女性ホルモンのバランスによって量や色が変化します。 妊娠超初期にもホルモンバランスが大きく変化するため、おりものが増えたり減ったり、色が変わったりすることがあるようです。 少量の出血が混ざり、ピンクや茶色のおりものが確認できる場合もあるでしょう。 ただし、妊娠していなくても生理周期に応じておりものの量や色は変化しますし、妊娠していてもほとんど変化しない場合もあります。 体験談にあるように、生理前にあるはずのおりものの変化がなくなる、というケースもあるようです。 「妊娠したからおりものがこの量・色になる」という基準はないため、わかりやすい妊娠の兆候とはいえないかもしれませんね。 妊娠超初期にくしゃみ・鼻水・鼻づまりといった鼻の症状や、喉の痛み・かゆみ、咳など、風邪のような症状を感じる人もみられます。 妊娠するとアレルギー性鼻炎や花粉症の症状が悪化する人がいるため、もともとアレルギー体質の人は妊娠によって症状がひどくなったのかもしれません(=妊娠性鼻炎)。 高温期で微熱が続くことで、風邪っぽいと感じる人も多いでしょう。 また妊娠による直接的な影響ではありませんが、妊娠中は免疫力が下がる傾向があるため、本当に風邪をひいてしまったというケースも考えられます。 軽い風邪なら安静にすれば治りますが、高熱が続く場合など、あまりにも症状がひどいときは病院で治療を受けましょう。 医師には妊娠している可能性があることを必ず伝えてくださいね。 妊娠チェックの習慣が役に立った 筆者が生理前に妊娠セルフチェックをしていたのは二人目のときでした。 上の子がいる状態だったので、妊娠を早期に判断しないと危険なこともあるかもしれない、と思って少し構えていました。 妊娠チェックをしていて実際に感じた症状はたくさんありますが、なかでも一番印象深いのは生理予定前の少量の出血と頭痛でした。 お昼頃に出血しその翌日の朝には出血は止まっていました。 「なんだろう?」と気になりつつも他には変化を感じませんでした。 その後、生理予定を過ぎても生理が来ないので、日を待って妊娠検査薬を使用したところ陽性反応が出ました。 時期を見て産婦人科へ行き妊娠が確定しました。 妊娠チェックをしていたおかげで妊娠の兆候には敏感でだったので、「風邪かな?」と薬を飲むこともなく、頭が痛くても鎮痛剤は飲みませんでした。 妊娠チェックを習慣づけていれば、薬を飲んで慌てることはないかと感じます。 妊娠チェックは心の準備にもなりますね。 「妊娠したかもしれない」と思ったときに妊娠の有無を家庭で調べることができるのが「妊娠検査薬」です。 検査薬を使うタイミングは、生理予定日から1週間後が目安となります。 ただし、排卵の時期が通常よりも遅れていた場合には陰性反応が出ることがあります。 妊娠超初期の症状があるならば、3日ほど経ってから改めて妊娠検査薬を試してみてくださいね。 妊娠検査薬の使い方はメーカーによって異なります。 付属の説明書をチェックして使いましょう。 一般的には、妊娠検査薬に尿をかけ、キャップをつけてから水平なところに置いて判定を待ちます。 判定時間を過ぎると「終了窓」に線が浮き出てきます。 「終了窓」に線が浮き出るのを待ってから「判定窓」に線が出ているかどうかをチェックしましょう。 線が出ていれば「陽性」で、妊娠の可能性が高いという結果です。 いくら待っていても「終了窓」に線が出ない場合は、尿の量が少な過ぎる、多過ぎるなど、正しい使い方ができていないことが考えられます。 結果が出ないのであれば、新しい妊娠検査薬を正しい使い方でもう一度試してみるようにしましょう。 下腹部痛や出血など子宮にかかわる症状から、便秘・下痢など比較的多くの人が日常生活の中でも体験しうる症状、イライラ・情緒不安定のような心にかかわる症状まで、妊娠の兆候にはさまざまものがあります。 妊娠・出産経験がない場合には、初めての状況に戸惑うことも多いでしょう。 妊娠超初期症状には個人差があるので、対策もケースバイケースで、ひとつの具体的な答えがあるわけではありませんが、まずは無理をしないことが大切です。 痛みは我慢せずに楽な体勢をとる、休養(睡眠や横になる)をとる、食べられるもの・飲めるものを口にする、におい対策としてマスクをつけるなど、少しでも楽になれる方法を探してみてくださいね。 これから妊活をする方や現在妊娠を望んでいる方は、妊娠超初期には何らかの症状があらわれることがあると心の準備をしておくと良いかもしれません。 (文:ままのて編集部/イラスト:ヤマハチ) メルミーの魅力は、産婦人科医と管理栄養士によるダブル監修を受けていることです。 葉酸のほか鉄やカルシウムなど、妊娠中に特に重要な17種類の栄養素を「妊娠初期~授乳期」までの長期間の各段階で、不足することのないよう計算して配合しており、このうち14種類の栄養素について厚生労働省の定める栄養機能食品の基準値をクリアしています。 また、「無添加」なので安心安全に飲み続けることができるのも嬉しいポイントです。 厚生労働省が定める管理基準を満たしたGMP認定工場で生産されているほか、放射能検査や残留農薬検査もクリアしており、品質にこだわって作られています。 また、配合されているすべての成分について、原産国と最終加工国の両方が公開されています。 第三者機関で実施された葉酸サプリに関するアンケート調査では、1,982名の対象者から、「人気」「満足度」「口コミ評価」「支持率」の4部門で1位に選ばれています。 高い評価を得ていることがわかりますね。 定期便に回数の縛りはなく、いつでも休止や解約が可能です。 自分に合ったペースで活用することができます。

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できたかも?!生理前と妊娠超初期症状の違いとは?

妊娠超初期イライラ

もくじ• 妊娠超初期は身体の中で何が起きている? まず始めに妊娠超初期とは、一般に「妊娠0~4週くらいまでの約1ヶ月間」を指します。 ここで「妊娠0週っていつ?」と疑問に思う方がいらっしゃるでしょう。 妊娠0週0日は最終月経の初日、つまり生理が最後に始まった日を示します。 実は、まだ妊娠していない状態から妊娠周期をカウントするのです。 例えば、1月1日に最終月経が始まったとすれば、この日が0週0日、生理2日目(1月2日)が0週1日となります。 そして7日間を1週として「妊娠〇週」と数えていきます。 この場合、1月8日の週が妊娠1週です。 この数え方はWHO 世界保健機構 が定めた、「妊娠の正常持続日数は280日で、28日を1ヶ月、7日を1週と定め、妊娠持続を10ヶ月/40週とする」という考え方から由来しています。 したがって、 妊娠超初期は最後の生理が始まった日から約28日間といえます。 また、妊娠期間は「10月10日(とつきとうか)」などと言われますが、 実際には1ヶ月を28日でカウントしており、カレンダー通りの30日もしくは31日の月を含んだ10ヶ月ということではないことも覚えておきましょう。 妊娠すると身体のホルモンバランスが大きく変化する 標準的な生理周期の女性の場合、妊娠0週0日(最終月経の初日)から14日後の 妊娠2週頃に排卵日がきます。 ほとんどの方が排卵日と同時期に受精します。 受精卵は、約6日間かけて子宮へ到達するといわれています。 子宮へ到達した時点でだいたい妊娠3週です。 ここからさらに6~7日間かけて受精卵が子宮内膜へ侵入し埋没・ 着床が完了するのは妊娠4週頃となります。 着床が完了すると、 妊娠しないと分泌されないホルモン「hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)」の分泌が始まります。 hCGは、卵胞ホルモンの「エストロゲン」や黄体ホルモンの「プロゲステロン」の分泌を増加させていきます。 このように妊娠すると、 女性ホルモン(卵胞ホルモン・黄体ホルモン)の分泌量が大きく変化します。 ちなみに妊娠検査薬が使用できるようになるタイミングは、生理予定日の約1週間後といわれており妊娠5週(妊娠2ヶ月)以降です。 つまり、 検査薬が使えない時期にイライラや情緒不安といった症状が見られる場合、「妊娠しているかもしれない」と捉えることができます。 妊娠超初期のイライラ・情緒不安定は、いつ・なぜ起こる? それでは妊娠超初期のイライラはいつごろから見られるのでしょうか。 これは、 早い人で着床の直後から始まると言われています。 つまり受精卵が子宮に到達し、埋没するまでの妊娠3週~4週頃に起こる可能性があるのです。 妊娠3~4週は次の生理予定日の直前に該当します。 女性は生理前になると、 「月経前症候群(PMS)」という症状が現れることがあります。 イライラしたり、感情の起伏が激しくなったりと妊娠超初期に見られがちなイライラや情緒不安定とよく似ていると言われます。 ここで、「PMSと妊娠超初期症状を見分ける方法はあるのか」と疑問に思う方がいらっしゃるでしょう。 この二つの症状は非常に似ているため区別が難しいのですが、いくつか見分けるポイントがあります。 ・基礎体温 妊娠すると基礎体温は高温期が持続します。 一方で、生理が始まると一般的に低温期に入ります。 ・着床出血の有無 妊娠している場合は生理予定日の1週間程前に着床出血が見られる場合があります。 着床出血とは、受精卵が子宮内膜に着床する時に粘膜が傷ついて生じる出血のことです。 しかし妊娠した全ての人に着床出血が見られるわけではありません。 ・おりものの量 妊娠するとサラサラとした水っぽいおりものの量が増えるといわれています。 ・腹痛の症状 妊娠している場合、下腹部にチクチクした痛み(着床痛)が見られることがあります。 妊娠超初期にイライラや情緒不安定に加えて、上記の妊娠超初期症状が現れた場合は、PMSではなく妊娠している可能性が考えられます。 妊娠超初期に見られるイライラ・情緒不安定の原因は? 妊娠超初期に見られるイライラや情緒不安定は、前述したように妊娠によって、体内のホルモンバランスが大きく変化するために引き起こされます。 特に、 黄体ホルモンには自律神経に働きかける作用があります。 自律神経とは活動時に働く「交感神経」と休息時に働く「副交感神経」のことです。 私たちの意志とは無関係に自律神経のスイッチが上手く切り替わることで、体内の環境が保たれています。 黄体ホルモンが自律神経に作用すると交感神経・副交感神経のバランスが乱れてイライラしたり、気持ちが不安定になったりします。 また黄体ホルモンは他にも、セロトニンやドーパミンといった脳内の神経伝達物質に働きかけます。 つまり、 黄体ホルモンが増えることで脳の神経が過敏になり悲しくなったり、些細なことで怒ったり、動悸がしたり、泣いたりといった心の変化が現れるのです。 他にも夜眠れなくなったり、頭痛がしたり、ひどい場合だと鬱(うつ:意欲の低下・不眠・食欲低下・不安などを特徴とした精神疾患)になることもあります。 ・ホルモン変化が身体にもたらす他の影響 また、心の変化以外にもホルモンバランスが変わることで身体は様々な影響を受けます。 特に妊娠超初期・妊娠初期から 子宮が大きくなり、血液量が増え始めます。 その影響でお腹の張りや胃の痛み、頻尿、身体のむくみといった症状が見られるのです。 このように心の変化や身体の変化によって見られる症状は全て、 妊娠によってホルモンの分泌量が変わることで、もたらされる生理現象なのです。 ・イライラや情緒不安定が胎児に与える影響は? 一方で、ホルモンの影響だとは分かっていても「妊娠中にこれだけイライラしていたら、お腹の赤ちゃんに悪い影響を与えてしまうのではないか」「イライラが原因で流産したらどうしよう……」などと不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。 私たちはイライラすると、身体を守ろうとしてストレスホルモンの一種である「アドレナリン」が分泌されます。 アドレナリンには血管収縮作用があり胎児が栄養不足に陥る可能性があります。 しかし、よほど大きなストレスを受けない限りアドレナリンが大量に放出されることはないので心配いりません。 あれこれ心配するよりも、お腹の赤ちゃんの生命力を信じてイライラ・情緒不安定と上手く付き合っていくことが大切です。 妊娠超初期のイライラ・情緒不安定への対処法は? それでは妊娠超初期や妊娠初期に見られるイライラや情緒不安定を解消する方法について確認していきましょう。 以下のような対策が挙げられます。 太陽を浴びる• 愛情ホルモンを分泌させる• 十分な睡眠をとる• 美味しい物を食べる• お腹の赤ちゃんの性別を予想してみる• 友達に会う• 漢方薬を服用する それぞれについて見ていきましょう。 ・太陽を浴びる 太陽の光には、ふさぎ込んだ気分を改善したりリラックスさせたりする効果があることがわかっています。 また、樹木からは「フィトンチッド」と呼ばれる芳香物質が放出されており、心が落ち着く効果があります。 朝起きてテラスで太陽光を浴びたり、仕事の休憩時間などを利用したりして、お天気のいい日に木々のある公園を散歩してみてはいかがでしょうか。 ・愛情ホルモンを分泌させる 愛情ホルモンの一種である「オキシトシン」にはストレスを軽減させる効果があります。 オキシトシンはスキンシップや動物との触れ合いなどで分泌が増加します。 夫婦間のスキンシップを大切にしたり、動物を撫でたりしてオキシトシンを増やしましょう。 ・十分な睡眠をとる 睡眠時間が足りていないと、イライラしやすくなってしまいます。 十分な睡眠時間は人によって違いますが、一般的に 7時間が最適といわれています。 アメリカで実施された大規模な調査によると「平均睡眠時間が7時間の人が最も病気になりにくく、長寿であった」というデータが得られています。 一方で「妊娠してから夜眠れない」という方もいらっしゃるでしょう。 前述した通り自律神経が乱れて不眠症を引き起こす場合があります。 そんなときは、 朝起きて1時間以内に朝日を1分以上浴びるようにしましょう。 朝日を浴びることで生体リズムが整うようになります。 また、日中にイライラが止まらなかったり、気分がふさぎ込んだりしたときは横になったり昼寝をしたりして身体を休ませましょう。 ・美味しい物を食べる イライラしたときは、好きな物や甘い物を食べると気分が落ち着きます。 つわりが始まると食欲がなくなるかもしれません。 妊娠超初期の間に少し奮発して美味しい物を食べに行ってみてはいかがでしょうか。 また、空腹時にイライラしやすいことは経験的に誰もが知っていることでしょう。 例え忙しくても食事の時間をきちんと確保しましょう。 ・お腹の赤ちゃんの性別を予想してみる 科学的な根拠は全くありませんが、「イライラや感情の起伏が激しい場合、お腹の赤ちゃんは女の子」といわれることがあります。 女の子を出産したママの中に「妊娠中のイライラや感情の起伏が激しかった」という声が多く挙げられることから、ジンクスの一つとして考えられています。 お腹の赤ちゃんの性別を予想するのは、妊娠中の楽しみの一つでしょう。 「イライラするのは女の子のサインかも」と想像すると 感情の起伏を受け入れられるのではないでしょうか。 ・友達に会う 働いている場合や、2人目・3人目の妊娠ともなると上の子の育児のため、妊娠中に自分の時間を確保することはなかなか難しいものです。 しかしイライラして子どもを怒鳴ったり、旦那さんに八つ当たりしてしまったりするくらいなら、家族と離れる時間を設けましょう。 仲の良い友達、気持ちを共感できる妊婦友達やママ友達に会って話を聞いてもらうだけで意外とスッキリするものです。 友達に会うのが難しい場合は、1人でショッピングに行ったり映画を見たり趣味に没頭したり、と気分転換をしてみましょう。 自分の時間をつくることが大切です。 ・漢方薬を服用する 妊娠中は薬を飲まないに越したことはありません。 しかし、上記のいずれを試しても効果がなく、イライラ・情緒不安定の影響で日常生活に支障をきたしている場合は病院に行って漢方薬を処方してもらうことができます。 「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」という漢方薬は、不眠や不安・胃炎に効果があり、妊娠中のつわりを改善するためにも用いられます。 半夏厚朴湯はドラッグストアでも購入できますが、上の添付文書にも示した通り妊娠中の投与に関する安全性は確立していません。 「妊娠中は有益性が危険性を上回ると判断される場合のみ服用」と書かれているので、服用については自己判断ではなく医師に判断してもらいましょう。 まとめ 妊婦のイライラや情緒不安定というのは、妊娠超初期だけのものではありません。 妊娠中は多かれ少なかれ、ついて回るものです。 そのため、「イライラしちゃう自分が悪い」と自分を責めたりせずに「ホルモンの影響だから仕方がない」と開き直ることも大切です。 また旦那さんには、妊娠による一時的な変化であること、ホルモンバランスの変化によって起こっていること、自分ではどうしようもないことなど、よく話して理解してもらうようにしましょう。 イライラや情緒不安定はストレスを発散することで上手に向き合うことができます。 そのためには友人と会ったり、趣味の時間に費やしたりして自分の時間を確保しましょう。 また空腹、睡眠不足、ストレスを溜めこむなどイライラしやすい環境を作らないようにすることも大切です。 「イライラや情緒不安定は妊娠している証なんだ」と思って上手く乗り越えましょう。

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