やばい わ よ。 やばいの本来の意味 Weblio辞書

「やばい」という言葉について考察してみた【便利? 曖昧?】

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「やばい」という言葉について そんな「やばい」についてなりに研究した上で、ガッツリ解説していく。 「やばい」は便利? だが、あまりにも様々な場面で使われるために、逆にどんな場面で発してもその場合の 「やばい」が正確にはなにを指すのか、ということが曖昧となってしまっている現状もまたある。 更に近年どんどんなんでもかんでも「やばい」で済ます傾向が強まっているような節も見られ、この調子では「やばい」という言葉の意味は無限に増えていき、それと同時に「やばい」という言葉の本質的な意味は加速度的に薄くなっていってしまうだろう。 たとえばステーキを食べて「やばい」と誰かが言ったとしよう。 なんなら北村くんが言ったとしよう。 だが、北村君がその「やばい」を果たして「うまい」という意味で発したのか「まずい」という意味で発したのかは一向に決定できない。 これでは「やばい」という言葉には意味があるようでないと言えはしないか。 ではなぜ「やばい」という言葉はこのような事態に陥ってしまったのか。 元々は「やばい」という言葉はどういう意味だったのか。 それについて考察してみようと思う。 先行研究 こういった考察をするときには、まずは先行研究について調べるのが定石だ。 先人の努力を無駄にしてはいけない。 辞書にはどのように載っているのか、幾つかの辞書における記述を調べてみた。 ・例解新国語辞典 やば・い [形]あぶない。 つごうがわるい。 俗な言いかた。 [句例]やばい仕事。 [文例]やばい、にげろ。 ・goo辞書 やば・い [形]《形容動詞「やば」の形容詞化》危険や不都合な状況が予測されるさま。 あぶない。 なぜなら例解新国語辞典という比較的古い辞書には「あぶない。 つごうがわるい。 」というマイナスの意味しか載っていない。 それが、goo辞書という最新の意味を載せている辞書になると「若者は「最高である」「すごくいい」の意にも使う。 」とプラスの意味も載せている。 goo辞書は最近できたネットスラングである「リア充」という言葉すら載せているくらいなので、確実に最新の意味を載せている。 そのgoo辞書が「やばい」の意味にプラスの意味を載せているのだから、やはり「やばい」という言葉は最近になって マイナスとプラス両方の意味に使われるようになったということになる。 そして「やばい」は、プラスの意味、マイナスの意味どちらの意味で使われても非常に極端な意味になる。 たとえばさっきの例で言うならば、北村君の食べたステーキは 「すごくうまい」か 「すごくまずい」かのどちらかになってしまう。 聞き手の捉え方次第で大きく、というか完全に逆の意味になってしまうのである。 非常に危険である。 これらを踏まえた上で「やばい」の語源と、なぜ今のように極端なプラスとマイナスの意味を持つようになってしまったのかについて調査したいと考える。 まず語源や由来を調べ、そこから推測していく。 また、「やばい」+「プラスの言葉」や、「やばい」+「マイナスの言葉」で検索をかけるなどもして調査していこうと思う。 この際にブログなどプライバシーにかかわるものは扱いに細心の注意を払う。 まず「やばい」の語源を調べて出てきたものを挙げようと思う。 著作権的に保護されている、比較的信頼性の高そうなサイトが検索でヒットしたのでそこに書かれていることをかいつまんで説明させていただく(そのままの引用は認めていないようなのでこのような形をとった)。 そのサイト(語源由来辞典)によると「やばい」の語源は以下のようであるらしい。 戦前に囚人が看守を「やば」と呼んだことを語源とする説もあるが、「やば」は江戸後期にはすでに使われているためその説は誤りである。 ただ、形容詞化した由来としては考慮の余地がある。 どちらかというと「いや危ない」「あやぶい」と同じ語系と考えられる。 その他、民間語源節では「夜這い」が「やばい」に転じた説もある。 更に「やばい」が今のように肯定にも否定にも使われるようになった由来も説明されている。 具体的には以下のようである。 1980年代ごろから若者言葉で「やばい」が「格好悪い」の意味で使われ始め、90年代から「凄い」の意味が派生し、それから肯定・否定問わず「やばい」が用いられるようになった。 このようにあり、一見納得してしまいそうである。 だが、これではまだ、 最も重要な部分が謎である。 「やばい」の謎 それは、なぜ「やばい」がマイナスの意味からプラスの意味にもつかわれるようになったかの経緯である。 1980年代に「格好悪い」の意味が新たに加わったが、その時点ではまだ「やばい」という言葉には否定的な意味しかない。 それが1990年代になると急に「凄い」という肯定的な意味が加わっている。 その部分が最も重要であるので、その理由を推測できるようなデータをさらに調べていこうと思う。 その前にもう一つ語源を調べて出てきたものを紹介する。 やばいとは、危ない、不都合な状況のこと。 やばいとは、のめり込みそうなくらい魅力的なこと。 【年代】 江戸時代~ 【種類】 - 『やばい』の解説 やばいとは「危ない」「悪事がみつかりそう」「身の危険が迫っている」など不都合な状況を意味する形容詞や感嘆詞として、江戸時代から盗人や的屋の間で使われた言葉である。 その後、やばいは戦後のヤミ市などで一般にも広がり、同様の意味で使われる。 1980年代に入ると若者の間で「怪しい」「格好悪い」といった意味でも使われるようになるが、この段階ではまだ否定的な意味でしか使用されていない。 これが1990年代に入ると「凄い」「のめり込みそうなくらい魅力的」といった肯定的な意味でも使われるようになる。 やばいはカタカナのヤバイやヤヴァイといった表記が使われることも多い。 (日本語俗語辞書) 最後の「ヤヴァイ」の部分はあまり共感できないが、盗人たちの隠語だった「やばい」が一般に浸透した理由などは非常に納得のいく有益な情報である。 では肝心の「やばい」が肯定的な意味でもつかわれるようになった理由についてだが、それに関しては「やばい」と似たような経歴をたどった言葉の由来について調べることで多少なりとも理解を深められるのではないかと考えた。 それは 「凄い」という言葉である。 「やばい」に似た要素を持つ言葉。 「凄い」 さきほどは「やばい」という言葉に「凄い」という肯定的な意味が加わったなどと書いたが、もとをたどれば「凄い」という言葉も否定的な意味の語であったのである。 「凄い」は元々は「ぞっとするほど恐ろしい」「ぞっとするほど物淋しい」などの意味であったが、それが「恐ろしいほど優れている」などといったように肯定的に使われるようになったのである。 また、感動する時も「ぞっとする」ような感覚があるのでそれも関係しているのではないだろうか。 この変遷を「やばい」にもあてはめてみるとどうだろうか。 元々は「危ない」という意味で使われていた。 それが「危ないくらいセンスが悪くて格好悪い」、というような意味合いで使われるようになり「やばい」は「格好悪い」という意味も持つようになった。 それが「余りにもセンスが良すぎて危険だ、というくらい格好いい」というような使われ方をして肯定的な意味での「凄い」の意味をも持つようになったのではないかと考えられる。 「危ないくらいかっこいい」「危ないくらい可愛い」のような意味で「やばいくらい格好いい」が使われ始め、それが徐々に「やばい」単体で一人歩きしたとも考えられるのではないだろうか。 具体的にはブログや掲示板などにおける「やばい」という語の使用法を見ることになるだろう。 「やばいうまい・まずい」 まず「やばいうまい」で検索をかけたところ約2,750,000件ヒットした。 この場合の「やばい」は確実に肯定の意味で使われていると捉えていいだろう。 ちなみに「やばいまずい」は約 639,000 件ヒットだった。 「やばい楽しい」 次に「やばい楽しい」で検索したところ約 1,240,000 件ヒットした。 最上位に来たのは「やばい!やばい! 楽しすぎて. 恋しちゃってる」という記事が書いてあるブログだった。 これは恋しちゃうくらいすごく楽しい、めちゃくちゃ楽しいというような意味ではなかろうか。 その他の「やばい」 「やばいむかつく」だと約 704,000 件ヒット。 同様に「やばい早い」は約 2,390,000 件、「やばい遅い」は約 1,500,000 件のヒットだった。 こうしてみると、どれも否定的な意味での用法よりも肯定的な意味での用法のヒット数の方が多いことがわかる。 ネット利用者は若者が多いと考えると納得のいくことかもしれない。 今後は「やばい」はプラスの意味が主流になっていくのかもしれない。 また、「やばい」のみで検索すると「やばいぞ日本」「ipadのやばい使い方」「柔道はマジやばい」「キレるとやばい」「レンジでとろ~りやばい!クリーム大福」「先週引っ越してきた隣人がなんかやばい」など実に様々な場面で使われていることが分かる。 肯定的、否定的意外にも「なんかやばい」のように曖昧な場面でも使われていることが分かる。 ここまでで「やばい」という語についてだいぶ理解が深まったと思うので、これらの結果を踏まえた上でまとめに入ろうと思う。 「やばい」という語は江戸後期にはすでに存在していた。 「危ない」「都合が悪い」という意味だった「やばい」が1980年代頃に「危ないほど格好が悪い」という意味で使われるようになり、1990年代には逆に「危ないほど格好いい」という意味でも使われるようになった。 そこから「凄い格好いい」という意味にすり変わり、今度は単純に「凄い」という意味でも「やばい」という語は使われるようになった。 そして「やばい」はいい意味にも悪い意味にも使える便利な言葉となり、若者を中心に爆発的に広まった。 ……と、今回の記事内容をまとめるとこのようなところだろう。 それではこの記事がいい意味で「やばい」記事になることを祈りつつ、締め括らせていただく。 皆さんもこの記事「やばい!」と思ったら、ぜひシェアやいいね、ひいてはフェイスブックでフォローなどしてくれると、筆者としてはかなりやばい心境である。

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創価学会がやばい3つの理由

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[補説] 2015年に実施した 「あなたの言葉を辞書に載せよう。 2015」キャンペーンでの「ヤバい」への投稿から選ばれた優秀作品。 特に意味はない。 あらゆる意味を含むため、前後の文章からの意味の推察が必要となる。 子犬を見て使用する際は「大変可愛い」を意味する。 本当の緊急事態にはあまり使用しない。 一つはネガティブな意味で使われ、もう一方ではポジティブな意味で用いられる。 ただ、使う場所や相手は友人、家族間など、気心の知れた相手でないと失礼になるので注意。 さくら。 類義語:可愛い、美しい、綺麗だ、凄い、楽しい、嬉しい、悲しい、感動する、面白い、格好いい、など。 思想が近い者同士なら共感できる割合は高く、この言葉のみでおおよその意思疎通をも可能とする。 心の距離を感じさせやすい側面もある為、相手の個性や互いの関係性を十分理解した上での使用を望む。 古語の「いみじ」と同義。 主観的な感覚に基づいた判断に使われる。 コジローさん.

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スポンサーリンク このごろ、テレビの影響なのか、小学5年生の子供が、なんでも「やばい!」という言葉を使うようになりました。 父親としては、ちょっとこの「やばい」の使い方は、どうなんだろうとも思います。 とはいえ、言葉の使い方や意味は時代の流れとともに変化していくものです。 ということで今回は、 「やばい」の 意味の 変化をみていきましょう。 そして、 若者言葉での「やばい」の意味を 一覧で紹介しています。 頭では言葉の使い方や意味は変化していくものだとわかってはいるんです。 しかし、この「やばい」の若者による意味の変化は、言葉の崩壊と心で感じてしまうのは、考えすぎなんでしょうか。 その昔、清少納言が書いた『枕草子』にも、言葉の乱れをなげいていることが書かれています。 言葉の乱れは、いつの時代でも、あるものなんですね。 スポンサーリンク やばいの意味の変化 やばいの言葉の由来からわかるように、このやばいと言う言葉は、普通の人は使わずに、悪人のあいだで使われていた言葉でした。 それが、1980年代に、普通の人のあいだで 「怪しい」、 「格好悪い」という意味で、やばいと言う言葉が使われるようになりました。 さて、この「やばい」という言葉が、大きく変化していったのが、1990年代になったからなんです。 1990年代になると、否定的な意味で使われていた「やばい」に新しい意味が加わりました。 それは、 「すごい!」、 「すてき!」といった、物事や状態を肯定的な意味で使われるようになってきたんです。 いまでは、「おいしい!」 、「きれい!」、「かっこいい!」「怪しい」、「格好悪い」などと、肯定的な意味、否定的な意味で使う場合でも、その使い方は無限大になってきています。 たとえば、テレビの食レポで、おいしい焼肉を食べて「この焼肉、やばい!」なんて言ってますよね。 けれども、肯定的にも否定的にも使われますから、問題もあるんです。 さっきの、「この焼肉、やばい!」ですが、この文章を見ただけでは、焼き肉がおいしいのか、まずいのか、さっぱりわかりません。 もともと日本の言葉は、前後の文脈で意味を判断するということが特徴と言えば特徴です。 とはいえ、今の「やばい」の使い方は、いろんな感情を「やばい」という一言でかたずけてしまっています。 「清少納言の時代でも、言葉の乱れをなげいているんだから、しょうがないよ。 」と言い切ってはいけないような気が、私はします。 あまりに言葉が乱れてしまうと、文化まで乱れてしまうと思うのは、私の考えすぎでしょうか。 今の言葉の乱れは、笑ってすむ限界を超えてしまいそうになっているような気がします。 正しい言葉の使い方は、いったんくずれ消えてしまうと、もとにはなかなかもどりません。 たとえば、以前、ある政治家が「こんな姑息(こそく)なやり方は許せない!」と怒っているのをテレビでみていました。 たぶん、このときの政治家は「姑息」という言葉を「ひきょう、ずるい」という意味で使っているんだと思います。 しかし、「姑息」という言葉の本当の意味は違います。 もしあなたが、「え?姑息ってそういう意味なんじゃないの?」と思ったら、要注意ですよ^^ ぜひ、を読んでみてください。 目からうろこが落ちること、うけあいです^^ 若者言葉で「やばい」の意味を一覧で紹介 いままで、「やばい」の本来の意味と由来。 そして、若者が「やばい」という言葉の意味を、どう変化させてきたのかをみてきました。 ここでは、まとめの意味もふくめて、若者言葉での「やばい」の意味を一覧で紹介します。 言葉 若者言葉の意味 やばい おいしい すごい かっこいい びっくり すてき いい結果 かわいい すてきな気持ち 似合う (食べ物が)まずい 残念 かっこ悪い 都合が悪い 悪い結果 かわいくない 気持ちが悪い 似合っていない まだまだありますが、もうここまでくると、感情系、状態系の言葉なら、なんでも「やばい」の一言で終わってしまいそうですね。 これって、本当に日本語なんでしょうか。 「やばい」という言葉の前後のことがわからないと、さっぱり意味がわからなくなってしまいそうです。 まとめ このごろ、なんでも「やばい」の一言で感情や状態を表現してしまっています。 もともと「やばい」という言葉は、「あぶない」、「不都合だ」、「具合(ぐあい)が悪いようす」をあらわす言葉でした。 それが、1990年代に入ると、いっきに意味がふくれあがり、ファジーな意味を持つ言葉になってしまいました。 おいしくてもまずくても、かっこよくてもかっこ悪くても、かわいくてもかわいくなくても、もうなんでも「やばい」の一言で終わりです。 感情系、状態系の言葉がみんな「やばい」の一言ですから、その前後のことがわからないと、どんな意味で「やばい」を使っているのか、さっぱりわかりません。 もともと、牢屋や牢番のことを言った「厄場(やくば)」から変化した言葉。 そして、泥棒が人に気づかれないよう、地面をはうように行くことを、「よはい」と言い、それが変化した言葉だとも言われています。 そんな悪人のことが由来している「やばい」が、いまや、なんでもありの言葉になってしまいました。 これを言葉の意味の変化ととらえるか、言葉の意味の乱れととらえるかは、あなた次第です。 私は、昔、清少納言が『枕草子』に書いていたように、言葉の乱れのように思えてなりません。 あなたは、どう思いますか。

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