日本 ベンチャー キャピタル 協会。 ベンチャーキャピタルは、「産業」になるか

ベンチャーキャピタル

日本 ベンチャー キャピタル 協会

将来有望なベンチャー企業やスタートアップ企業に投資を行うのがベンチャーキャピタル(VC)という投資会社・投資ファンドです。 国内外にいくつものベンチャーキャピタルが存在していますが、この記事では 日本国内の主要なベンチャーキャピタル25社の「企業の特徴」「投資実績」「主な投資先」などをご紹介していきます。 これから起業を考えているという人や既にベンチャー起業を経営しているという人にとってベンチャーキャピタルの存在は非常に重要なものになります。 とはいえ「投資してくれればどんな企業でもいい」という訳にはいきません。 出資を行っているベンチャーキャピタルは会社の経営方針や事業展開など、深い部分にまで関わってくる場合も少なくないからです。 自分の会社や、自分の考えにしっかりと合うベンチャーキャピタルを見つけることが大切です。 事業内容、事業目的、経営方針、そして調達額をイメージしながら1つ1つチェックしていってみてください。 ベンチャーキャピタルとは ベンチャーキャピタルはVCとも略され、 投資家たちから集めた資金でベンチャー企業などへ投資を行なう投資会社や投資ファンドのことです。 起業したばかりの起業にとって資金調達は大きな課題です。 ライバルも多く競争が激しい世界の中で成功を手にすることが出来るベンチャー企業はほんの一握りしかありません。 しかし、事業が成功した時のリターンは数十倍、数百倍にもなるため、ベンチャーキャピタルはこのようなハイリスク・ハイリターンの投資を行っているのです。 例えば、Facebookが設立された時に投資した1200万ドルは8年後の上場時には90億ドルと、700倍以上もの利益を生みました。 ベンチャー企業としては、実績がなく銀行などから融資をしてもらうことが出来ない状態だからこそベンチャーキャピタルから資金を調達したいところですが、ベンチャーキャピタルに出資を受けるということはメリットばかりではなく、経営の自由度が下がること、準備に手間やコストなど、デメリットも存在しています。 メリットだけでなく、このようなデメリットもしっかりと把握しておくことが大切です。 国内ベンチャーキャピタル大手企業25社 それではここから、国内のベンチャーキャピタル大手企業についてご紹介していきます。 企業の特徴の他、今までの投資実績や主な投資対象についてもご紹介していますので1つ1つチェックしてみてください。 1:産業革新機構 政府系のベンチャーキャピタルで、 次世代を担っていく産業に積極的に投資を行っています。 IT、エネルギー、工業関連が主な投資対象となっており、スタートアップやアーリーステージの企業の他にもベンチャー企業も投資対象に含まれています。 革新性• 成長性• 社会的ニーズ 投資対象の選定には上の3点が重視され、海外企業への投資にも積極的な姿勢を見せているため海外で起業しようと考えていた方も選択肢の一つとして考えられるでしょう。 投資実績 チリ水事業会社 アジアンベイシス株式会社 アグラ株式会社 主な投資対象 社会的ニーズが高い企業 URL 2:DBJキャピタル 日本政策投資銀行の100%子会社のベンチャーキャピタルがDBJキャピタルです。 投資は グローバルな競争力があるベンチャー企業に対して行っており、資金的な支援の他にも「ベンチャー企業立ち上げのサポート」「ネットワークを活用したファイナンス面でのサポート」「企業課題解決のためのサポート」なども行っています。 起業のためのサポートも行っているため、まだ起業していないという場合でも場合によっては投資を受けることが出来るかもしれません。 投資実績 モジュラス株式会社 株式会社トラス 株式会社Smart Trade 主な投資対象 世界的な規模の競争力のあるベンチャー企業 URL 3:投資育成会社 政府系機関である投資育成会社は資金面で積極的に中小企業のサポートを行っています。 東京、名古屋、大阪と3つのエリアに会社があります。 設立は1963年で、それから現在に至るまで数多くの中小企業を支援してきた実績があり、税理士、公認会計士、中小企業診断士など、様々な専門資格を持った人材が揃っている投資育成会社からは沢山の経営アドバスを受けることが出来るはずです。 長期安定株主としてのサポートを行う投資育成会社は 経営者の自主性を尊重しているため、経営の自由度が下がりにくいベンチャーキャピタルと言えます。 投資実績 株式会社アジェンダ 株式会社ニチリウ永瀬 アネックス株式会社 主な投資対象 中小企業 URL 東京: 名古屋: 大阪: 4:ジャフコ ジャフコはライフサイエンス企業やベンチャー起業へ投資を行っており、アメリカ、アジアなどの海外に本社がある起業にも積極的なサポートをしているベンチャーキャピタルです。 アメリカ、アジア、シンガポールなど世界中に張り巡らされた独自のネットワークが強みで、投資担当の専門家も揃っています。 多角的なサポートで世界中の起業を支援しており、類型IPO数1000件超という圧倒的なトラックレコードを有しています。 業種にも制限はなく、設立から既に 1000社以上に積極的な投資を行ない、 250社以上が株式上場を果たしました。 nissay-cap. 積極的に投資先の支援を行っています。 業種に関しては限定していませんが、主にアーリーステージ企業、スタートアップ企業への投資を行っています。 投資だけでなく人材、専門家、大企業との仲立ちもしており様々な面で経営者や起業家のサポートを行ない、 支援企業の390社以上がIPOを果たしています。 投資実績 ベルクアース株式会社 株式会社ネットマーケティング 株式会社シャノン 主な投資対象 アーリーステージ企業、スタートアップ企業 URL 7:みずほキャピタル みずほキャピタルはみずほフィナンシャルグループに属しており、同グループと連携しながら投資を行っています。 資金面でのサポートだけでなくコンサルティングなど、経営に関して幅広いサポートを受ける事ができるのが特徴です。 多くの投資先企業が上場しており、着実に上場を目指したいと考えている方にもおすすめです。 投資実績 株式会社マネーフォワード 日本モーゲージサービス株式会社 株式会社エディア 主な投資対象 IPOを目指す企業 URL 8:三菱UFJキャピタル 三菱UFJキャピタルはMUFGグループのベンチャーキャピタルで、ベンチャー企業の価値を高めることや上場をサポートしています。 資金面のサポートの他にも経営支援なども行っている三菱UFJキャピタルには40年以上という投資実績があり、 800社もの支援企業が株式公開を果たしています。 業種も限定しておらず、安定的な資金供給、経営支援など、大きな魅力があるベンチャーキャピタルです。 投資実績 株式会社ユーザーサービス 株式会社ジェイ・エス・ビー 株式会社レノバ 主な投資対象 ベンチャー企業 URL 9:大和企業投資 大和企業投資はヤマト証券グループのベンチャーキャピタルで、ライフサイエンス、サービス、デジタル、テクノロジーなどの分野で主に投資を行っています。 これらの分野については詳しい専門家を用意しているため、資金面の以外のサポートやアドバイスも受けることができます。 640社以上の支援企業がIPOを果たすなど実績も豊富で、海外企業にも積極的に支援を行っています。 daiwa-inv. 革新性、独自性、先見性を重視しており、業種に制限は設けていません。 事業計画や上場の準備など、資金面のサポートに限らず様々なサポートを行っています。 msivc. 2006年に設立され、40社以上が株式上場を果たしており、各国に専門家を用意しているためどのエリアからでも申し込みやすくなっています。 cyberagentventures. シードからアーリーの企業を積極的に応援すると同時に、ミドルからレイターの企業も投資対象に含んでいるため起業家にとってはとても心強い存在と言えます。 ヤフーグループの集客力やブランド力も魅力です。 モバイルコンテンツ、クラウドサービスなどのIT関連企業へ積極的な投資を行うIntel Capital Japanは2010年頃から沢山のアジア企業に投資を行っており、10社に対して 4000万ドル(約43億円)という大規模な投資を行ったこともあります。 世界的にも注目されているインテルということで、投資先企業にも自然と注目が集まります。 投資実績 ワンビ株式会社 Neosem Inc. intelcapital. 将来的に大きな成長が見込めるビジネスや起業家に対しては 投資を積極的に行ない、実現のために様々なサポートを行っています。 次世代のテクノロジーへの投資を行っており、中でもIT分野に対しては積極的です。 日本国内のスタートアップを強化するという目的があるため、IT関連スタートアップ企業を経営しているという方は選択肢の一つになるでしょう。 fenoxvc. ベンチャー企業やグロース期の企業に対して主に投資を行っており、 投資先企業には数多くの有名企業もあるため、注目を集めています。 投資実績 オイシックスドット大地株式会社 ランサーズ株式会社 Supership株式会社 主な投資対象 ベンチャー企業、グロース期企業 URL 17:日本アジア投資 1981年、日本アジア投資は経済同友会を母体として設立されました。 日本アジア投資が目指すのは日本経済の活性化、そしてアジアへの投資拡大です。 業種については限定しておらず、サービス、飲食、リノベーションなど幅広い投資を行ない、数多くのベンチャー企業や中小企業をサポートしてきた実績があります。 IPOを果たした支援企業も多く、上場というイグジッドを目指している場合には候補に入れたいところです。 投資実績 アルファフーズ株式会社 FacePeer株式会社 株式会社プロポライフグループ 主な投資対象 ベンチャー企業、中小企業 URL 18:エンゼルキャピタル 新しい価値の創造を目指し、2001年に設立されたエンゼルキャピタルは資本金は5000万円とベンチャーキャピタルとしては少なめではありますが、 15社以上のIPOに携わり、投資実績を積み上げてきています。 投資実績 サイボウズ株式会社 株式会社インフォキャスト PIM株式会社 主な投資対象 ベンチャー企業、中小企業 URL 19:ANRI ANRIは主にシード期の企業や、ハイテク系スタートアップ企業に投資を行っています。 2017年には大企業や金融機関からおよそ50億円もの資金を集め、 60億円規模のファンドを立ち上げました。 ハイテク系スタートアップ企業に対してはリスクを取ってでも投資を行うという強気な姿勢を見せており、オフィス機能や法務など様々なサポートを受けることが出来ます。 投資実績 クラウドワークス株式会社 UUUM株式会社 株式会社ペロリ 主な投資対象 シード期の企業 URL 20:日本ベンチャーキャピタル(NVCC) 日本ベンチャーキャピタル(NVCC)は1996年に設立され、ベンチャー企業に積極的なサポートを行っています。 事業初期段階から経営支援などのサポートを行っており、主に環境エネルギー、医療、情報通信の分野に力を入れています。 また、 コンサルティング事業にも取り組んでいます。 投資実績 株式会社シンカ 株式会社ダンドリワークス アイディア株式会社 主な投資対象 ベンチャー企業 URL 21:アイシーピー ITとサービスという2つの分野で主に投資を行っており、経営面の支援も行っています。 企業価値を最大にし、リスクを最小化するということを意識しており、最終的な目標は 投資先企業の付加価値を創造することです。 成長が見込めるベンチャー企業に積極的に投資を行っているアイシーピーは ベンチャー企業が日本経済において重要だと認識しており、起業家はぜひ検討したいベンチャーキャピタルと言えるでしょう。 投資実績 株式会社アクリート モビコム株式会社 株式会社バーキン 主な投資対象 ベンチャー企業 URL 22:サンエイト サンエイトは国内ベンチャー企業に対しシードからレイター期まで幅広い投資を行っています。 投資実績 株式会社シーエー・モバイル 株式会社レピカ 株式会社クラウドワークス 主な投資対象 シード~レイター期中小企業 URL 23:サムライインキュベート サムライインキュベートは2008年に設立され、今までで100社以上に投資を行っています。 サムライインキュベートはインキュベーター(起業間もないベンチャー企業やスタートアップ起業へ積極的な支援を行っている団体)のため、厳密に言えばベンチャーキャピタルではありません。 しかし、ベンチャーキャピタルは「利益」を最も重視するのに対し、インキュベーターは「成長」を重視しているため積極的に活用していきたいところです。 IT、アプリ、モバイルサービスが主な投資分野となるサムライインキュベートは日本だけでなく イスラエルのスタートアップ起業への支援も積極的に行っており、独自のネットワークも持っています。 投資実績 AmazingLife株式会社 株式会社 笑農和 ピクスー株式会社 主な投資対象 日本のスタートアップ企業、イスラエルのスタートアップ企業 URL 24:Open Network Lab アクセラレーター(短期のプログラムを設け、企業を成長させる団体)であるOpen Network Labは2010年に設立され、今までに70社以上のスタートアップを支援してきています。 3ヶ月という短期プログラムが特徴で、スタートアップの発掘を目的とした「超短期集中ワークショップ」を2016年から開始しています。 プログラム中は各分野の専門家を用意し、ビジネスプランのブラッシュアップを行っていきます。 そのため着実に実現化に進んでいくことが出来るのです。 修了後は資金調達の期間も提供されるため、様々なサポートを受けながら事業立案や経営を行っていけます。 プログラムは1年に2回、4~5月、10~1月に募集が行われます。 投資実績 WHILL株式会社 Fond, Inc. 約半年にわたるプログラムでは50以上の卒業チームがおり、実績を積み重ねてきています。 KDDIグループは「KDDI Open Inovation Fund」という、ベンチャー企業やスタートアップ企業に投資を行うファンドも運営しているため、気になる方はそちらもチェックしてみるといいでしょう。 投資実績 株式会社Origami 株式会社TOLOT 株式会社葵 主な投資対象 ベンチャー企業、スタートアップ企業 URL まとめ 以上、日本国内の主要なベンチャーキャピタルをご紹介しました。 自分の考えに合うベンチャーキャピタルや興味のあるベンチャーキャピタルは見つかったでしょうか? ベンチャーキャピタル、インキュベーター、アクセラレーターはそれぞれで目的が異なっています。 目的が違うということはつまり、投資対象も変わるということです。 事業計画、事業内容、経営方針、将来のプランにより適した、 利用価値の高いベンチャーキャピタルを選択するようにしましょう。

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日本 ベンチャー キャピタル 協会

15日、報道関係者を前に話をする日本ベンチャーキャピタル協会の仮屋薗会長(東京・港) 一方で仮屋薗会長は「お金がコモディティー化している」と指摘。 19年は「VCと産業界が連携して(スタートアップへの経営支援機能を高めるなど)付加価値を提供したい」と抱負を語った。 JVCAに参加するVC会員は3年前は50社未満だったが「間もなく80社を超える」という。 事業会社が設立するコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)会員も3年前の5社程度から約50社に急増している。 こうした状況を受けJVCAは19年中に経済産業省などと共同で日本のCVC100社を調査する。 海外の動向とも比較して、大企業とスタートアップが連携するオープンイノベーションの課題を検証する狙いだ。 続いて開かれたパネル討論では19年のスタートアップ市場について活発な意見が交わされた。 スマートフォンゲームなどを開発するの国光宏尚会長は「ここ2~3年はお金が異常に集まっていたが、是正されるだろう」と予想。 注目業界として仮想現実(VR)やブロックチェーン(分散型台帳)関連を挙げた。 ネット企業の動向に詳しいUBS証券の武田純人マネージングディレクターは「世界の投資家の間で投資の時間軸が急速に短くなっている」と指摘。 時価総額が10億ドルを超える「ユニコーン企業」をつくるには「グローバル化による数量の成長から、利益の持続性などの成長の品質が求められるようになる」と語った。 パネル討論後半では、国連が定める「持続可能な開発目標(SDGs)」に関連するスタートアップ企業2社の経営者が登壇した。 中高生向けIT(情報技術)教育を手がけるライフイズテック(東京・港)の水野雄介社長、クラウドファンディング仲介のREADYFOR(東京・文京)の米良はるか社長は、社会に貢献しながら収益を上げ、新規株式公開をめざす戦略について議論した。 (鈴木健二朗).

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ベンチャーキャピタルは、「産業」になるか

日本 ベンチャー キャピタル 協会

当協会は将来性のある未公開企業の起業・成長・発展を支援するために投資等の形で資金提供し、経営支援等も行うベンチャーキャピタルを中心とした組織であります。 当協会の目的として、ベンチャーキャピタル事業の質的向上ならびに業界の社会的地位の向上等を目指し、また、研究活動を積極的に行って業界全体の健全な発展ひいてはわが国の経済の発展に資することを掲げております。 当目的達成のために次の事業等を行います。 ベンチャーキャピタル業界の活動全般に関する調査・研究・検討• ベンチャーキャピタル業界の地位向上のための諸活動(広報・宣伝・出版等)の実施• ベンチャーキャピタルに関する講演会・シンポジウムその他の実施• ベンチャー企業等に対する専門的支援機関・団体等との連携• 大学・研究機関・中央省庁・自治体等との連携• 証券取引所等の株式市場関係機関との連携• 諸外国・地域のベンチャーキャピタル業界団体・組織との連携• 諸官庁に対する政策提言、法律改正等の要請• 会員およびその職員の質的向上に向けての講習会・研究会等の実施• 当協会独自の「資格試験」の実施、「資格」の授与• 前各号に掲げる事業に付帯または関連する事業• All rights reserved.

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