咽頭 が ん 初期 症状。 咽頭炎について

気づきにくい咽頭癌!初期症状と症状チェックも紹介

咽頭 が ん 初期 症状

のどのがんを解説する前に、まずは 咽頭(いんとう:Pharynx)、 食道(Esophagus)、 喉頭(こうとう:Larynx)の説明をします。 その後に咽頭癌の初期症状などを記載します。 咽頭とは鼻の奥にある鼻腔(びくう)のさらに奥に位置する上咽頭(じょういんとう)、口腔(口の中)の奥にある中咽頭(ちゅういんとう)、食道の手前にある下咽頭(かいんとう)の3つの部位のことです。 ここにがんが発生すると咽頭癌と呼ばれます。 この咽頭の下に連なるのが食べ物や飲み物の通り道である食道です。 喉頭蓋の役割 この3つの部分のうち、中咽頭は食べ物の通り道と空気の通り道の2つの役割を果たしています。 食べ物と空気をどのように分けているのかというと、舌(ベロ)の付け根(舌根)にある 喉頭蓋(こうとうがい:epiglottis)という粘膜と軟骨からなる組織が嚥下(えんげ:食べ物を飲み込むこと)の際に気管の入り口に蓋をしているのです。 喉頭蓋の動きのおかげで、気管や肺に食べ物が入り込まないようになっています。 ちなみに、咽頭の長さは約13センチ、食道の長さは約25センチ、喉頭は3センチから4センチあります。 喉頭とは? 喉頭とは、中咽頭の下にあり咽頭から枝分かれして気管の入り口となっている器官のことをいいます。 のどを触るとのど仏がありますが、この位置がちょうど甲状軟骨がある喉頭のあたりです。 喉頭も咽頭と同じく3つの部位に区別されており、喉頭の入り口を声門上(せいもんじょう)、声帯があるところを声門、その下を声門下(せいもんか)といいます。 ちなみに、咳や声がかすれるなど咽頭癌の症状が出ているから病院に行ったが、 急性喉頭炎または 声帯ポリープだったというケースが意外とよくあります。 咽頭癌の初期症状をチェックしておこう さて、咽頭癌の初期症状はどんなものでしょうか。 チェックすべきよくある症状としては、 声がかすれる、 喉の痛み、喉の異物感、血痰( 血が混ざった痰)、血の混ざったつばが出る、食べ物が飲み込みにくい、耳鳴り、難聴、 扁桃腺が腫れる、呼吸困難、首のしこり、 咳などです。 初期症状として熱が出るということはぼぼありません。 もし熱が出たとしたら風邪などの病気が考えられますが、慢性活動性EBウイルス感染症に罹患していて熱が出ているというケースはこれが原因となって上咽頭がんになってしまうことがあります。 EBウイルスが原因でがんになる? EBウイルスはエプスタイン・バーウイルスといって、 日本人なら90%以上の人が保菌しているウイルスです。 主に唾液を介して感染し、潜伏と再活性化によって維持されるため、 一度感染してしまうとほとんどの人は一生排除されません。 EBウイルスに感染すると1週間以内の倦怠感があった後、 熱が出る、喉が痛い、リンパ節が腫れるなどの症状が現れます。 39度前後の熱が続いたり、尿から異臭がしたりする場合はさらにEBウイルスに感染した疑いが強まります。 EBウイルスに関しては、治療法がなく(抗生物質も効かない)、自然治癒もほとんど見込めません。 感染するとごく一部のウイルスは再活性化し、慢性的に体内で活動することがあります。 部位別にみる特徴的な咽頭癌の初期症状としては、上咽頭がんは 鼻づまり、耳鳴り、物が二重に見える、 リンパ節の腫れ(しこり)などです。 中咽頭がんは、飲み込むときの違和感やしみる感じ、嚥下障害、きちんと発声できなくなる、扁桃腺の腫れ、口が開けづらいといった初期症状が現れます。 下咽頭がんは初期では目立った症状が現れないため、初期症状で早期発見するのが難しいがんです。 声のかすれや首の腫れは要注意 しかしながら、チェックするべき症状というものがあります。 それは、食べ物や飲み物を飲む込むときの痛み(しみるような感じ)、 耳のあたりの痛み、声枯れ、 声のかすれ(嗄声:させい)、 首のしこりや腫れなどです。 下咽頭がんは発見されたときには既に進行がんである症例が多く、食道がんにも同時に罹患しているケースも多いです。 潰瘍型の下咽頭がんの場合、激痛を伴うことがあり、こうなると末期の確率が高いです。 耳鼻咽喉科(耳鼻科)を受診しましょう 上記のような咽頭癌の初期症状が現れたとき、何科を受診すれば良いでしょうか?という質問をたまにいただきますが、この答えは 耳鼻咽喉科(耳鼻科)となります。 しかもがんかどうか診断の可能な大きな病院の耳鼻咽喉科にかかることをオススメします。 地方に住んでいる方は特にそうなのですが、町医者がいるような小さな病院の耳鼻科にかかってしまうと、後から精密検査が必要だ等と言われて、 紹介状を持たされて大きな病院に行くことになり、二度手間となります。 もし仮に咽頭癌だったとしても、小さな病院では実績も少なく、良い治療を受けられない可能性が高いので、転院を検討することにもなりかねません。 咽頭癌は画像ではどう見える? 咽頭癌を内視鏡(ファイバースコープ)の画像で見るとどのように見えるのでしょうか。 初期症状の場合、画像(写真)ではこのように 白っぽい盛り上がりのように見えることがほとんどです。 喉のピンク色の粘膜の組織の中に、赤みがかった隆起のような形として発見されるケースもあります。 画像を何枚も見比べてチェックして頂けるとだんだん特徴が掴めてくると思います。 耳鼻咽喉科の医師なら、ある程度発達したがんであれば一発でこの部位がおかしいと判断できます。 検査にはファイバースコープを用います。 スプレーを使った麻酔をして鼻から検査器具を挿入しますので、ほぼ痛みはありません。 また、転移の有無を調べるために超音波検査やMRI、CTの映像と画像をチェックすることがあります。 咽頭癌がある人は食道がんになりやすいので胃カメラを実施することもあります。 治療の方法 次に、初期症状でおさまっている症例の治療方法を部位別に説明します。 上咽頭がん まず上咽頭がんですが、このタイプは 抗がん剤が効きやすいうえ、放射線治療の効果が大きいという特徴があります。 ですので、外科手術で切除することは少なく、化学放射線療法で治すのが一般的です。 使用する抗がん剤は、 シスプラチン(Cisplatin:プラチナ製剤の一つ)や ネダプラチン(Nedaplatin、商品名はアクプラ)、 フルオロウラシル(5-FU、代謝拮抗薬)の3種類のいずれかになることがほとんどです。 大学病院など規模の大きい施設では 強度変調放射線治療(IMRT)を受けることができます。 強度変調放射線治療のメリットは、悪性腫瘍がある部分には多くの放射線を照射し、正常な組織(細胞)をなるべく傷つけないようにできるという点です。 上咽頭がんの場合は高線量の放射線を照射しなければならないため、通常の放射線治療だと唾液腺(耳下腺、顎下腺、舌下腺)が大きなダメージを受けて 唾液の量が低下し、食事のときに飲み込みにくくなったり、虫歯になりやすくなったり口の中が乾燥するなどの後遺症が残ります。 また、中耳炎になりやすくなったり、味覚障害になり食べ物の味が分からなくなることもあります(味覚障害は通常1年以内に治ります)。 強度変調放射線治療ならこういった後遺症をできるだけ抑えることができるのです。 手術しなくても治ると聞くと油断してしまうかもしれませんが、 実際の治療は副作用に耐え続けなくてはならず辛いものです。 しかも、上咽頭がんは肺や肝臓、さらに骨に転移しやすいという特徴があり、予後の経過観察が重要となります。 中咽頭がん 中咽頭がんの治療は上咽頭がんと異なり、悪性腫瘍の切除とリンパ節郭清、つまり手術が基本となります。 ステージ1期を除き、(病期が2期以降だと) 外科手術を行う症例がほとんどです。 切除した範囲が小さければそのまま縫合できますが、切除した範囲が広い場合は欠損部に他の部分からとってきた 皮膚や筋肉を移植する再建手術を行います。 軟口蓋を切除してしまうと発声が不明瞭になってしまうため、再建手術が必要となります。 舌根部を広範囲にわたって切除してしまうと誤嚥することが多くなってしまうため、この場合も再建が必要です。 中咽頭がんは治療をした後に首のリンパ節に転移する確率が高いため、手術の際はリンパ節郭清が行われるケースが多いです(頸部郭清術といいます)。 手術しても放射線治療でも治る確率は同じ 早期発見できた場合の治療は、放射線治療を単独で実施することがあります。 ただ放射線を照射しただけで治るものなのかと思われるかもしれませんが、全国の病院のデータでは、 治る確率は外科手術を行った場合とほぼ同じとなっています。 体外から放射線を照射する外照射療法では、 治療期間が6週間から7週間ほどかかります。 副作用として粘膜炎になったり、味覚がおかしくなったり、つばの量が減ったりしますが、いずれも我慢できる程度のものです。 ステージが3期か4期の場合は手術と放射線治療、化学療法(抗がん剤)を併用します。 手術の前にがんを小さくしたり、術後に取り残した部分を叩いたり再発を防ぐ目的で実施されることがあります。 ヒトパピローマウイルス(HPV)が原因となっている中咽頭がんは放射線感受性が高いので、初期なら放射線治療だけで完治するケースが多いです。 ヒトパピローマウイルスに感染しているかどうかは、治療前の遺伝子検索や免疫染色(Immunostaining)によって鑑別が可能です。 抗がん剤を使用した場合は副作用として、 髪の毛が抜ける(脱毛)、 口内炎ができる、 下痢になる、 吐き気を感じる、食欲がなくなるなどの症状が現れます。 下咽頭がん 下咽頭がんは腫瘍が大きくならないと自覚症状が出にくく、リンパ節に転移しやすいという特徴があることから、 60%以上の人は初診のときには既に転移がある状態です。 また、患者さんの約30%は食道がんも同時に発生している重複がんとなっています。 転移ではなく2つ以上の組織に悪性腫瘍がある場合、 重複がんまたは 多重がんといいます。 頭頸部がんの一種である下咽頭がんの治療は手術が中心となります。 前述の通り、転移しやすいため確実にがんを取りきる必要があるのです。 がんの周囲をやや大きく切除するケースが多いため、腸や皮膚を採取して組織を再建することがあります。 原発巣と一緒に首のリンパ節をとるケースも多いです。 下咽頭がんは放射線治療を単独で行うこともありますが、初期の場合とステージ3期またはステージ4期の 末期で手術できない場合にのみ実施します。 CTやMRIの画像で転移がないと診断された場合でも数ミリの小さな転移がある可能性が高いため、鎖骨部まで広範囲に放射線を照射して治療します。 画像を見る限り消失したがんでも再び大きくなる可能性がありますので注意が必要です。 急性期の副作用に、日焼けのような皮膚の変化や皮膚剥離(ひふはくり)、色素沈着などがあります。 下咽頭がんの場合、化学療法を単独で行うことはほぼありません。 発症しやすい年齢は60才代 咽頭がんは男性の罹患率が高く(患者数は女性の3倍から10倍)、年齢でみると 50代から80代が最もかかりやすいです。 好発年齢のピークは65才から69才の間です。 年齢が50才を超えている方はそれだけで罹患のリスクが高まっているといえます。 逆に20才から30才での罹患率は非常に低いです。 喉頭がんの生存率 公益財団法人 がん研究振興財団のデータによると、 喉頭がんの生存率は平均して70%以上あります。 ステージ1期では98%、ステージ2期は85%、ステージ3期は82%、ステージ4期でも46%あります。 生存率だけで比較すると、喉頭癌(Pharynx cancer)はまだ予後が良い方といえます。 末期の場合は余命の宣告をされるケースもありますが、 ステージ4でも完治は期待できます。 再発率は30%程度 近年ではリンパ節転移があったり声帯摘出をするケースでも、生存率がかなり改善されてきました。 再発率は治療を受けた病院によってかなり差がありますし、公表していない病院がほとんどですのでケースバイケースとなります。 担当医に直接それとなく聞いてみましょう。 公表されているデータをもとに再発率を推測すると、ステージ3や4でも平均して20%から30%程度となります。 罹患する原因としては、前述のヒトパピローマウイルス(HPV)のほかに、お酒の飲み過ぎやタバコの吸い過ぎ、刺激の強い食べ物が挙げられますが、女性の方は慢性的な貧血にも注意しましょう。

次の

「咽頭炎」の症状を医師が解説―治るまでの期間はどのくらい?長引くのはなぜ?

咽頭 が ん 初期 症状

【歯周病症状】当てはまったら注意!初期~重度 進行段階別• 観覧数: 22574 Views• 歯周病は、歯茎の細菌感染です。 虫歯が1本もないという人でも、歯周病になります。 「中年以降にかかりやすい」という認識を持っている人も多いと思いますが、近年は子供にも歯周病の初期症状がみられるケースが増えているなど、歯周病発症の低年齢化が指摘されています。 歯周病は虫歯とともに抜歯の原因であり、同じくらいの割合となっています。 歯を失う場合もあるため、歯周病の症状を知り、早期発見・早期治療につなげることが大切です。 歯周病の初期症状5つ!当てはまる症状が多い場合は要注意 歯周病は初期段階で適切な治療を行えば完治も可能ですが、 進行すると元の健康な歯茎に戻すことができなくなってしまいます。 そのため、早めに気付いて適切な治療を行うことが大切です。 次に紹介する症状は、完治も可能な初期段階(歯肉炎)の主な症状です。 当てはまる症状が多い場合は、早めの受診をお勧めします。 歯茎が腫れることがある• 歯茎が赤っぽくなった• 歯磨きの時に血が出る 痛みがなくても歯茎が腫れているのは歯周病の可能性アリ 「痛みがないから病気に感染していない」ということはありません。 歯周病は進行するまで痛みが生じないのです。 歯茎が腫れる原因はさまざまですが、歯周病の初期症状の一つでもあります。 歯茎に炎症が起きている段階なので、早めの対処が必要でしょう。 歯茎のふちや全体が赤くなるのは炎症が起きている証拠 健康な歯茎はピンク色をしていますが、 細菌によって炎症が起きている歯茎は赤くなります。 進行した歯周病では、赤黒くなったり紫色になったりする場合もあります。 歯茎のふちが赤くなり、さらに炎症がひどくなると歯茎全体が赤くなります。 炎症によって歯茎から出血が起こりやすくなります 歯茎に炎症が起きると、出血しやすくなります。 ブラッシングなど小さな刺激でも、歯茎から血が出るようになってしまうのです。 歯茎からの出血は、ブラッシングの仕方も原因になりますが、力を入れてゴシゴシと磨いたりしていないのに出血するのは、歯周病の可能性が否定できません。 中度・重度の歯周病の主な症状とは 歯周病の初期段階では、歯肉に炎症が起こっています。 しかし、その炎症は徐々に歯と歯茎の隙間( 歯周ポケット)から奥へと進み、歯を支える骨(歯槽骨)にも及んでしまうのです。 一度溶かされた歯槽骨は、元に戻すことはできません。 そのため、少しでも進行させないようにすることが大切になります。 ひどくなると、歯槽骨が減って歯を支えられなくなり、歯が抜け落ちてしまうこともあります。 中度歯周病(軽度歯周炎)の主な症状 歯肉炎が歯周炎に進行すると、歯茎がさらに腫れて歯と歯茎の隙間が深くなっていきます。 健康な人の歯周ポケットの深さは3ミリ以内とされていますが、進行するとそれ以上に深くなっていきます。 この歯周ポケットの深さで歯周病の進行度が判断され、 中程度の歯周病では、3~5ミリになります。 歯を支える骨の吸収が始まる 先に紹介した通り、歯周ポケットが深くなってきている状態です。 歯周ポケットが深くなるということは、それだけ歯槽骨の吸収が進んできていることを示します。 歯周病菌によって顎の骨が溶かされてしまっているのです。 歯のグラつきを感じる場合もあるでしょう。 歯茎の赤みが増してくる 歯周病が進行すると、晴れて歯茎の赤みが増します。 もともとはピンク色だった歯茎が、赤黒くなっていきます。 さらに進行すると紫色になるなど、歯周病が進行するほど色が悪くなっていくのです。 歯茎の黒ずみを招く要因に、歯周病のほかにメラニンの沈着もあります。 これは、差し歯やクラウンに使われている金属によるものです。 重度歯周病(中等度歯周炎)の主な症状 歯周炎がさらに進行し、 歯周ポケットは4~7ミリの深さになります。 歯周病治療の基本はプラークコントロールですが、重度の歯周病になると外科的な処置が必要になる場合もあります。 歯のグラつきが大きくなる 歯を支えている顎の骨が破壊されて、歯の動揺が大きくなります。 吸収された歯槽骨は、骨造成などの治療を行わなければ改善されません。 進行を防ぐことが必要になります。 口臭が強くなってくる 歯周病は口臭の原因の一つです。 歯周病の原因となる細菌が、口の中で繁殖してニオイを発するのです。 口臭が指摘されて歯周病に気付く人も多いようです。 歯周病が進行するほど、口臭が強くなる傾向にあります。 朝起きたときに口の中がネバつく 眠っている間は、唾液の分泌が少なくなりますから、口の中で細菌が繁殖しやすくなります。 そのため、眠っている間に細菌が繁殖して、口の中のネバつきの原因となる分泌物を生成するようになります。 歯が長くなったように感じる 歯槽骨の吸収が始まりますから、骨が減った分歯肉も下がってしまいます。 そのため、 歯が伸びたように感じたり、歯が長くなったように感じたりするのです。 知覚過敏の症状が出ることも… 歯周病が進行してくると、歯茎が下がってしまいますから、エナメル質に覆われていない歯根部分が露出してしまいます。 歯根部分はエナメル質に覆われていないので、象牙質が露出していて、 知覚過敏の症状が出てしまいます。 冷たいものを摂取した時にしみるなど知覚過敏の症状は、歯周病によっても引き起こされます。 我慢できるような症状であっても、異変があった場合には早めに歯科で相談すると安心でしょう。 さらに進行すると… 重度の歯周病(中等度歯周炎)から進行すると、歯周病の末期を迎えます。 歯周ポケットは6ミリ以上となり、ひどくなると1センチもの深さになります。 歯茎から膿が出るようになる場合もあります。 ネバネバとしたものが歯周ポケットから出る場合は、それは膿かもしれません。 また、歯槽骨の吸収は、歯根の半分を超えるため、歯の動揺が大きくなりグラグラになってしまいます。 歯が抜け落ちてしまう場合もあります。 歯周病と口臭の関係 歯周病が進行してくると、口臭が強くなります。 歯周病によって口臭が強くなるのは、原因細菌によって作られる物質が原因となっています。 歯周病の原因細菌は、 メチルメルカプタンという物質を作り出しますが、「 腐った玉ねぎのニオイ」と表現されるほど不快なニオイを発する物質です。 歯周病が原因の口臭は、歯周病を治療しなければ軽減しません。 口臭の原因はさまざまですが、口臭を指摘された場合には、一度医師のチェックを受けることが望ましいと言えるでしょう。 自己判断で口臭対策を行っていると、歯周病の進行を招いてしまうかもしれません。 歯周病と痛み 「歯が痛いから歯医者に行く」という人は多いかもしれません。 しかし、歯周病で痛みが生じる頃には、歯周病が進行してしまっている可能性が高いでしょう。 歯茎がむずがゆい・ 咬んだ時に痛いといった症状が現れる場合もありますが、痛みが出ないまま進行して、気付いた頃には重度の歯周病になっていたということも起こり得ます。 歯磨きの時の出血や歯肉の腫れは、見過ごしてしまいがちな症状ですが、歯周病のサインです。 痛みがなくても歯周病の可能性を疑ってみることをおすすめします。 こんな人は要注意!歯周病になりやすい人はこんな人 次の中に当てはまるものが多いならば、歯周病のリスクが高いと言えるでしょう。 歯周病は誰もがかかる病気ではありますが、次に当てはまる人は特に注意が必要でしょう。 先に紹介した症状に、思い当たる症状があるならば、早めの受診をおすすめします。 糖尿病の人 糖尿病には、さまざまな合併症がありますが、 歯周病は「第6の合併症」と言われるほど、糖尿病の人がかかりやすい病気です。 血糖値コントロールが適切に行われていなければ、歯周病を発症しやすいため、医師の指示に従って血糖値のコントロールを行うことが必要です。 妊娠中の人 「妊娠中は虫歯になりやすい」と思っている人も多いかもしれません。 しかし、妊婦さんは虫歯だけでなく、歯周病にもかかりやすいため注意が必要でしょう。 妊娠中は、ホルモンバランスの変化やストレスなどによって歯周病が発症しやすいのです。 妊娠中の歯周病を「 妊娠性歯周炎」と呼ばれます。 歯周病は出産にも影響し、早産の可能性が高くなるとされているため特に注意が必要でしょう。 正しく歯磨きが行えていない人 歯周病の原因はプラークです。 プラーク内の細菌が、歯肉に炎症を引き起こし、歯を支える骨を溶かしてしまうのです。 虫歯予防だけでなく、歯周病予防のためにも正しいブラッシングが大切です。 普段から丁寧に歯磨きを行うことはもちろん、定期的に歯科医院でクリーニングを受けることが有効でしょう。 タバコを吸う人 タバコは、歯周病リスクを高める大きな要因の一つです。 これは、受動喫煙でも同様のことが言え、 受動喫煙によっても歯周病のリスクは高まります。 喫煙の習慣がある人は、歯周病に罹患するリスクが高いだけでなく、進行しやすい・治りにくいという特徴があるため注意が必要です。

次の

上咽頭炎の症状・原因・治療と、急性・慢性の違いを知ろう!

咽頭 が ん 初期 症状

慢性上咽頭炎とは 慢性上咽頭炎の研究とその概念の普及は日本病巣疾患研究会(JFIR)の重要な課題と位置付けております。 では「慢性上咽頭炎」とはどのような病態でしょうか? 「朝起きると痰が絡む」「のどがイガイガする」「のどの奥が詰まった感じがする」このような自覚症状を持ちながら毎日の生活を送っている人は意外に多いのではないでしょうか? しかし、症状が気になって耳鼻咽喉科や内科を受診しても「異常ありません」と医師に説明され、時には「軽い炎症がありそうですから、痰を切れやすくするお薬を出しておきましょう」と去痰薬などを処方されて服用するも症状は一向に改善されず、いつしか治ることを諦めてしまった、という経験をもっている人々が日本には少なからずいると実感しています。 患者さんはのどの奥下に何か異常があると感じるのですが、意外なことに不快な症状の根本原因は鼻の奥、すなわちのどの奥上の上咽頭にあることが多いのです。 この不思議な現象について医学部の学生時代には学ぶ機会はなく、医学の教科書にも載っていないので、この領域を専門とする耳鼻咽喉科医にもあまり関心を持たれていないのが現状です。 上咽頭は鼻腔の後方に位置し、ここで左右の鼻孔から吸い込んだ空気が合流して、気管に向かって下方に空気の流れが変わる、中咽頭へと続く空気の通り道です。 しかし、重要なことは上咽頭が単なる空気の通り道ではないことです。 鏡の前で口をアーンとあけると見える口蓋垂(のどちんこ)の向こう側の壁が中咽頭で、その上が上咽頭、中咽頭の下が下咽頭です。 中咽頭と下咽頭は食物と空気のスクランブル交差点となり、口腔内と同様に表面は頑丈な扁平上皮で覆われています。 一方、上咽頭は空気の専用通路であるため、鼻腔や気管と同じく表面は繊毛上皮で覆われています。 舌咽神経+ 迷走神経支配神経線維が豊富 堀田修「病気が治る鼻うがい健康法」2011年KADOKAWA また、上咽頭の表面を覆う繊毛上皮細胞の間には多数のリンパ球が入り込んでおり、上咽頭そのものが免疫器官としての役割を担います。 実際、上咽頭を綿棒で擦過すると健常人でも多数のリンパ球が採取され、その性質を調べてみると活性化された状態のリンパ球であることがわかります。 つまり、上咽頭のリンパ球は健康な人でも戦闘準備状態にあり、細菌やウイルスなどの病原体が侵入するとすぐに戦闘に突入できるようになっているのです。 この部位が健常者でも軽い炎症(生理的炎症)のある状態になっていることは、炎症部位にアイソトープが集積する性質を利用した核医学検査を行うと、健常者でも上咽頭にアイソトープの集積を認めることによりわかります。 Ga炎症シンチと上咽頭 炎症部位に取り込まれるアイソトープ(Ga)を用いて炎症部位を検出する検査にて、健常者でも上咽頭は陽性所見を認める。 生理的炎症の状態から細菌やウイルスの感染などがきっかけで炎症が強くなった状態が「病的炎症」で、その典型が感冒です。 感冒では最初の現象として急性上咽頭炎が起き、その結果、のどの痛みや痰などの自覚症状が生じます。 また、上咽頭は神経線維が豊富で迷走神経が投射しており、自律神経とも密接な関係があります。 そして、関連痛として上咽頭に比較的近い部位である首や肩のコリや頭痛が生じます。 「ひどい肩こりを感じたら、実はインフルエンザの始まりだった」という経験を持っている人は少なくないと思いますが、この肩こり症状も実は急性上咽頭炎の関連症状です。 ところで、炎症には急性炎症と慢性炎症があります。 急性上咽頭炎の代表は感冒です。 一方、急性炎症ほど激しくありませんが、軽度から中程度の病的炎症が持続する状態が慢性炎症です。 慢性上咽頭炎では自覚症状が無いことが多いですが、症状がある場合は「長引く風邪」として自覚します。 慢性上咽頭炎が関連する全身の症状 「風邪は万病の元」の諺が示すように腎臓病、関節炎、膠原病、皮膚疾患など様々な疾患が風邪をきっかけに発症することは古来より知られています。 実はこの「万病の元」として慢性上咽頭炎が重要な役割を果たしている可能性があります。 すなわち、上咽頭は繊毛上皮に覆われて、空気の通り道として細菌やウイルスなどの病原菌が付着し易いのみでなく、免疫応答を担当する免疫器官としても働きます。 そのため、病的炎症によりリンパ球などの免疫担当細胞が活性化されると、活性化されたリンパ球や単球に加え、これらの細胞が産生した炎症物質 サイトカイン が血流に乗って全身を駆け巡り、遠くはなれた腎臓、関節、皮膚などに炎症を引き起こすという重要な機序が存在します。 この場合、上咽頭炎を「病巣炎症」(原病巣)と呼び、病巣炎症によって引き起こされた腎炎、関節炎、皮膚炎などを「二次疾患」と呼びます。 そして、この現象は本来は外敵から自己を守るはずの白血球が、免疫システムに狂いが生じることにより、自らの組織を攻撃する「自己免疫疾患」といわれる病態とみなすことができます。 また、上咽頭炎以外では扁桃炎(扁桃病巣炎症)と虫歯、歯周囲炎(歯性病巣炎症)の頻度が高く「病巣炎症」として知られています。 免疫の異常によって引き起こされる二次疾患には「炎症」という共通点があり、ステロイド剤をはじめとする炎症を抑える薬剤が使用されますが、二次疾患のみに着目した対症治療では症状を軽くできても疾患の治癒にはつながらず、しばしば、生涯にわたる対症治療の継続が必要となります。 二次疾患の治癒を目指すには対症療法のみでなく病巣炎症の治療を含めた根本治療が必要であることは、前述した病気のメカニズムを理解すると容易に納得がいくと思います。 また、興味あることに、上咽頭炎は免疫システムを介して二次疾患を引き起こすのみでなく、自律神経の調節異常を介して、めまい、嘔気、胃部不快、便通の異常、全身倦怠感、うつなどの不快に感じる様々な症状も引き起こします。 上咽頭炎が自律神経調節障害を引き起こすメカニズムは不明ですが、自律神経の中枢は視床下部であり、空気の通り道として上咽頭は自律神経中枢の近傍に位置するため、自律神経系に影響を及ぼしやすいのかも知れません。 実際、めまい、偏頭痛などの自律神経系の乱れが関与すると考えられる症状をもつ患者さんには、しばしば激しい上咽頭炎が認められ、塩化亜鉛塗布などの上咽頭炎治療を行うと症状が軽快します。 そして、自律神経障害に対する上咽頭炎治療の効果は、炎症が関与する二次疾患とは異なり、効く場合には即効性があります。 自律神経障害による諸症状を訴える患者では検査データ上に異常がなく、多くの場合は不定愁訴とみなされ、中には軽いうつ病と診断されて抗うつ薬が投与される場合もありますが、慢性上咽頭炎は擦過診による診断・治療が容易であり、そのうえ即効性もあるので先ずは疑ってみる価値があります。 そして、このように幾つかのメカニズムを介して異なる病態を引き起こすため、結果としてその症状は驚くほど多彩となります。 慢性上咽頭炎が関与しうる疾患と症状 上咽頭炎による直接症状(放射痛を含む) 咽頭違和感、後鼻漏、咳喘息、痰、首こり、肩こり、頭痛、耳鳴り、舌痛、歯の知覚過敏、多歯痛、顎関節痛など 自律神経系の乱れを介した症状 全身倦怠感、めまい、睡眠障害(不眠・過眠)、起立性調節障害、記憶力・集中力の低下、過敏性腸症候群(下痢・腹痛など)、機能性胃腸症(胃もたれ、胃痛など)、むずむず脚症候群、慢性疲労症候群、線維筋痛症など 病巣炎症として免疫を介した二次疾患 IgA腎症、ネフローゼ症候群、関節炎、胸肋鎖骨過形成症、掌蹠嚢疱症、乾癬、慢性湿疹、アトピー性皮膚炎など 堀田修 「道なき道の先を診る」2015年. 医薬経済社 塩化亜鉛溶液を用いたEAT(上咽頭擦過治療) 上咽頭炎の治療として効果的なものは0. 5%~1%塩化亜鉛溶液を染みこませた綿棒を用いて、鼻と喉から直接上咽頭に薬液を擦りつけることです。 この治療はEAT Epipharyngeal Abrasive Therapy、上咽頭擦過治療 と本研究会では呼称を統一することとしました。 堀口のBスポット療法」(堀口申作著、光文社)が出版される時に、読者の関心を高めるために出版社が命名したとのことです。 塩化亜鉛溶液を用いた上咽頭擦過(EAT)による診断と治療 0. 5%~1%塩化亜鉛溶液を染みこませた綿棒(鼻から:鼻綿棒、のど:喉頭捲綿子)を上咽頭の後壁に強めに擦りつける。 この治療を何時、誰が始めたかは明らかではありませんが、山崎春三大阪医大初代耳鼻科教授と堀口申作東京医科歯科大学初代耳鼻科教授がこの治療のパイオニアとして、1960年代に精力的にこの治療に取り組まれたことは間違いありません。 しかし、当時の文献を調べた限り、治療薬として塩化亜鉛溶液を使用する根拠に関しては不明です。 EATの処置そのものは単純ですが、効果的な処置とするには多少のコツが必要です(医師向け診断と治療内容の詳細は会員専用サイトに掲載準備中)。 また、慢性上咽頭炎に対する塩化亜鉛溶液の上咽頭擦過は、「治療」になると同時に慢性上咽頭炎の「診断」にもなります。 堀口氏によればEATをした時の出血の程度と痛みの程度が上咽頭の粘膜上皮細胞の変性の度合いと相関し、炎症の程度の指標になるといいます。 つまりEATをした時に出血が激しいほど炎症が重症で、痛みの程度も強いということになります。 そして、EATを継続すると出血は徐々に減少し、処置に伴う痛みも軽くなり、それと同時に慢性上咽頭炎が関連する二次疾患(皮膚炎、関節炎、頭痛、めまいなど)の症状の改善が得られます。 ところで、堀口氏の時代には現在のような精巧な内視鏡機器はなかったので肉眼的に慢性上咽頭炎を診断することは困難とされていました。 しかし、今日では高性能の内視鏡検査機器を駆使することにより慢性上咽頭炎のかなりのレベルまで内視鏡的診断も可能になっています。 EAT(上咽頭擦過治療)が効くメカニズム 慢性上咽頭炎に関連する全身症状が多彩であるということは、別の見方をすると慢性上咽頭炎に対して有効な治療を行えば様々な症状や疾患に効果があるかも知れないということに繋がります。 実際、1960年代、70年代に脚光を浴びた慢性上咽頭炎治療が世の中に定着することなく衰退した理由の一つとして「Bスポット治療は万病に効くという論調が結果的に医師の懐疑心を招いた」ことを挙げ、邂逅される当時を知る医師もおられます。 EATの作用機序は以下の3つに大別されます。 第一は塩化亜鉛による収斂作用です。 これにより上咽頭の炎症が沈静化され、炎症が原因の疼痛や放散症状が軽快します。 また、リンパ球の活性化を伴う病巣炎症の鎮静化をもたらすため自己免疫機序により生じた二次疾患に好影響を及ぼすことが推察されます。 第二の機序はEATの瀉血作用です。 脳の老廃物は脳脊髄液・リンパ路・静脈循環を経て全身循環血中に排泄されますが、慢性上咽頭炎の際に認められる上咽頭の高度なうっ血状態はこの排泄機構の機能不全と関連することが推察されます。 特に激しい慢性上咽頭炎の際にEATで認められる上咽頭からの著明な出血現象は、それ自体が障害された脳脊髄液・リンパ路・静脈循環の改善に寄与しているのかも知れません。 第三の機序は迷走神経刺激反射です。 上咽頭は迷走神経と舌咽神経の支配を受けていますがEATに伴う迷走神経刺激が同治療に伴う様々な症状の改善に密接に関与している可能性があります。 21世紀に入って神経内分泌・自律神経と炎症反応が迷走神経を介して深く連関していることを示唆する興味深い発見が相次ぎました。 迷走神経が関係する炎症反射はその一つです。 迷走神経は脳幹に端を発し、左右一組の神経線維の束として頸部を下り、胸部を通り抜けて腹部全体に広がります。 曲がりくねった経路の途中で、直接、または間接的に体の器官の大部分と接続しています。 迷走神経刺激により脾臓のTリンパ球が刺激されてアセチルコリンを分泌し、マクロファージにおけるTNF等の炎症分子の産生を抑制し、炎症反応が抑制されます。 こうした発見をもとに、人為的に迷走神経を刺激して自律神経障害や炎症疾患を治療しようという発想が生まれ、電気刺激技術を利用して迷走神経を刺激することにより様々な病気を治療する、バイオエレクトリック医療が実臨床に試みられ、その成果が近年注目されています。 頚部の迷走神経を露出し、神経に電極を巻付け、リード線を皮下に通して胸部に植え込んだ電気刺激発生装置に接続する迷走神経刺激治療(vagus nerve stimulation, VNS)はすでに関節リウマチ、炎症性腸疾患などの炎症性疾患や自律神経系疾患の一つである線維筋痛症に有効である可能性が示唆されています。 さらに、アルツハイマー病、パーキンソン病、糖尿病、高血圧、肥満、癌、喘息、肝炎、炎症性腸疾患、過敏性腸炎、過敏性膀胱、関節リウマチ、SLEなど極めて多岐にわたる疾患でVNSなどの神経刺激療法による効果が期待されています。 そして、私たちが注目している点はこれらの候補に挙がっている疾患の多くがかつて堀口氏がBスポット治療が有効とした疾患と共通していることです。 の3つの機序に大別される。 慢性上咽頭炎治療のパイオニアである山崎氏や堀口氏が活躍した1960年代では研究の主体は臨床の観察研究にとどまり、あまりにも多岐にわたる疾患や病態との関連についてそのメカニズムを科学的に解明することは当時の医科学技術では困難でした。 しかし、それから半世紀の時がたち、神経系による免疫系の制御機構が分子レベルまで解明出来るようになり、科学的証拠に裏打ちされる慢性上咽頭炎治療再興の舞台がいよいよ整ったように感じられます。 EAT(上咽頭擦過治療)の安全性とリスク EATの提唱者である堀口先生によれば、塩化亜鉛溶液を用いたEAT(上咽頭擦過治療)は安全で、妊婦に行っても問題は無いとしています。 実際、EAT施行歴60年で、小児も含め約4,000人の患者さんに対して、計10万回を超すEATを行なった経験のある谷俊治先生(東京学芸大名誉教授)のお話では、これまでEATの安全性に問題を感じられたことはないそうです。 しかし、これまでのところEATの安全性を評価するための臨床試験は行われておりません。 そして、留意すべき点として、国外ではグルコン酸亜鉛溶液の点鼻用ゲルの開発が、嗅覚減退した症例により中止された事実があります。 また、堀口先生もEATで嗅覚が低下した例があると書物に記載しています。 従いまして、嗅神経が分布する鼻腔の天井部位に近い部位の塩化亜鉛塗布は避けるべきです。 尚、塩化亜鉛を塗布しないと炎症部位に対する収斂作用はありませんが、薬液をつけずに綿棒で上咽頭壁を擦過するだけでも慢性上咽頭炎がある場合は瀉血効果と迷走神経刺激効果は期待できます。 それ故、塩化亜鉛を使うことに抵抗感がある方は薬液をつけない上咽頭擦過治療という選択肢もあります。 このような点を留意し、EATを行うのは 原則として 医師に限定すべきと私たちJFIRは考えます。 堀田 修 参考文献• 山崎春三: 鼻咽頭症候群および症候と病理学的研究.耳喉1961;33:97-101• 山崎春三: 鼻の反応点について. 医事新報 1969;2383:89• 堀口申作: 全身諸疾患と耳鼻咽喉科-特に鼻咽腔炎について. 日耳鼻(補1)1966;7-78• 堀口申作: 内科医のための鼻咽腔炎:この不思議な疾患. 東京, 金原出版; 1968• Horiguchi S: The discovery of the nasopharyngitis and its influence on general diseases. Acta Otolaryngologica 1975; supple 329:1-120• 堀口申作: 原因不明の病気が治る.Dr. 堀口の「Bスポット療法」東京, 光文堂; 1984• 岡田泰行: 慢性関節リウマチと鼻咽腔炎.日耳鼻1976; 79:878-890• 羽柴基之,馬場駿吉: 上咽頭炎. JOHNS 1990;6:33-36• 大野芳裕,國弘幸信: 上咽頭炎に対する局所療法の治療効果. 耳展 1999;42:50-56• 寺岡葵,宇野昭彦,宇野正志: 精神科プライマリーケアーとしての鼻咽腔炎-不登校症例について. 月刊保団連 2003;785:53-56• 寺岡葵,宇野昭彦,宇野正志: 精神科プライマリーケアーとしての鼻咽腔炎-耳鼻咽喉科との連携をとおして. 月刊保団連 2004;825:43-48• 山野辺守幸,重野鎮義: 鼻咽腔の役割-文献的考察. 耳展 2004;47:460-464• 杉田麟也: 頭炎の診断方法と治療:細胞診による病態の把握. 口咽科 2010;23:23-35• 杉田麟也: 塩化亜鉛溶液の入手法と上咽頭炎の診断・治療. 日本医事新報2010;4502:80-81• 和田紀子: 頭痛の陰に「鼻咽腔炎」. Nikkei Medical 2005年10月号p18-19• 堀田修: 病巣感染としての慢性上咽頭炎の意義.口咽科2010;23:37-42• 堀田修: 内科疾患における上咽頭処置の重要性:今、またブレイクスルーの予感. 口咽科2016;29:99-106• 堀田修: 病気が治る鼻うがい健康法-体の不調は慢性上咽頭炎がつくる. 東京, KADOKAWA,2011• 堀田修、相田能輝: 道なき道の先を診る.東京, 医薬経済社 2015年• 古屋英彦: 鼻咽腔炎再考. JOHNS 2014;30:647-652• Kaneko T, Mii A, Fukui M, et al. IgA nephropathy and psoriatic arthritis that improved with steroid pulse therapy and mizoribine in combination with treatment for chronic tonsillitis and epipharyngitis. Intern Med 2015; 54:1085-1090• Johnston M, Zakharov A, Papaiconomou C, et al. Evidence of connections between cerebrospinal fluid and nasal lymphatic vessels in humans, non-human primates and other mammalian species. Cerebrospinal Fluid Res. 2004;1 1 :2. Tracey KJ. The inflammatory reflex. Nature. 2002;420:853-9• Andersson U, Tracey KJ. Neural reflexes in inflammation and immunity. J Exp Med. 2012;209:1057-68• Kamimura D, Yamada M, Harada M, et al. The gateway theory: bridging neural and immune interactions in the CNS. Front Neurosci. 2013 Oct 29;7:204. doi: 10. 2013. 00204. トレーシー: 炎症を治すバイオエレクトリック医薬.日経サイエンス2015年6月号p34-43• Hotta O, Tanaka A, Torigoe A, et al. Involvement of chronic epipharyngitis in autoimmune auto-inflammatory syndrome induced by adjuvants ASIA. Immunol Res. 2017:65:66-71. Jara LJ, Izquierdo E, Medina G. Is the immune neuroendocrine system the connection between epipharyngitis and chronic fatigue syndrome induced by HPV vaccine? : Editorial. Immnol Res in press.

次の