全身 湿疹 原因。 蕁麻疹が治らないのは病気?!原因不明の蕁麻疹?

【医師監修】全身に湿疹が広がる「自家感作性皮膚炎」ってどんな病気?

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こちらの30代の女性Kさんの手を見て下さい。 手のひら全体が荒れていますね。 当院を受診する8年ほど前から、手のひらだけじゃなく、全身にこのような湿疹が出現するようになりました。 湿疹の出現は一進一退を繰り返し、時には、かゆくてかゆくて日常生活にも支障が出ます。 原因不明 強いステロイドでも改善せず 出産後にさらに悪化して、足の裏にまで湿疹が広がってきました。 出産を機に内服薬などをやめたのが、広がった原因かもしれません。 それまでも、何かのアレルギーだろうと検査をしたのですが、残念ながら、食物などの原因は見つかりませんでした。 金属の亜鉛アレルギーがあることが分かったため、歯科医院で金属除去の治療も受けてはみましたが、快方の兆しが見えませんでした。 途方に暮れていたところへ、「なるべく薬を使わない」といううわさを聞きつけて、当院を受診しました。 当時も、治療のために強力なステロイド剤(副腎皮質ホルモン剤)を塗っていましたが、それでもなかなか改善しないという状況で、症状を見せてもらった私も、あまりの惨状に驚きました。 さて、このKさん、生まれたばかりのかわいいわが子の世話をするときは手袋をしながらでした。 その理由が三つあります。 1 強い薬を手に塗っているので、赤ちゃんの肌に薬がうつってしまうのが心配 2 もし伝染性の病気で、赤ちゃんにうつしたらかわいそう 3 かさつく手で世話をしたら、赤ちゃんのスベスベの肌が傷つきそう そう、こんな親心からなんです。 生まれたてのプニプニしたお肉、スベスベしたお肌をなでることもできずにいるのは、かゆい症状よりもつらいかもしれません。 ところで、肌の病気なのに内科を受診するなんて不思議ですね。 でも、こんな方が毎日、受診してくるんです。 皮膚の疾患は、内臓の病気に伴って発症することもあるので注意しなければなりません。 幸いKさんは、内臓疾患は見つかりませんでした。 1か月程度で治るものを急性痒疹、数か月以上続くものを慢性痒疹と呼ぶ。 慢性痒疹では、内科的疾患やがんなどの悪性腫瘍に伴って出てくる場合もある。 今井 一彰(いまい・かずあき) みらいクリニック院長、相田歯科耳鼻科内科統括医長 1995年、山口大学医学部卒、同大学救急医学講座入局。 福岡徳洲会病院麻酔科、飯塚病院漢方診療科医長、山口大学総合診療部助手などを経て2006年、博多駅近くに「」開業。 日本東洋医学会認定漢方専門医 、認定NPO法人日本病巣疾患研究会副理事長、日本加圧医療学会理事、息育指導士、日本靴医学会会員。 健康雑誌や女性誌などに寄稿多数。 全国紙、地方紙でも取り組みが紹介される。 「ジョブチューン」(TBS系)、「林修の今でしょ!講座」(テレビ朝日系)、「世界一受けたい授業」(日本テレビ系)、「ニュースウオッチ9」(NHK)、「おはよう日本」(同)などテレビやラジオの出演多数。 一般から専門家向けまで幅広く講演活動を行い、難しいことを分かりやすく伝える手法は定評がある。 近著に「足腰が20歳若返る足指のばし」(かんき出版)、「はないきおばけとくちいきおばけ」(PHP研究所)、「ゆびのば姿勢学」(少年写真新聞社)、「なるほど呼吸学」(同)。 そのほか、「免疫を高めて病気を治す口の体操『あいうべ』」(マキノ出版)、「鼻呼吸なら薬はいらない」(新潮社)、「加圧トレーニングの理論と実践」(講談社)、「薬を使わずにリウマチを治す5つのステップ」(コスモの本)など多数。

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湿疹の原因・仕組みを解説

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突然湿疹が全身に広がる「自家感作性皮膚炎」とは 自家感作性皮膚炎は、強い皮膚炎が体のどこかに起きた後に、その部位を原発巣(げんぱつそう)として、細かな湿疹が全身の皮膚に広がる皮膚炎です。 顔や胸や背中、おなか、手や足などに、直径1mm程度の細かな湿疹ができ、一部は大きくなったり、水ぶくれを起こしたりすることもあります。 皮膚の乾燥や、何かの刺激物質によって皮膚炎が起こって症状が悪化し、ジュクジュクしてくると自家感作性皮膚炎に繋がりやすくなります。 原因は、まだはっきりしていない部分もありますが、 原発巣で起きた免疫反応が関わっていると考えられています。 炎症が起きている部位で壊れた皮膚や感染した細菌の毒素・成分が体内に入ると、体の免疫細胞が活発になります。 そして、この免疫細胞が他の部位にも影響を与えることで、自家感作性皮膚炎の症状が起こるとされています。 自家感作性皮膚炎を発症したら、どうやって治療するの? 治療はステロイド外用薬を基本として、必要に応じて内服薬を併用します。 ステロイド剤は、人間の副腎(ふくじん)という臓器でつくられるホルモンと同じ成分の薬です。 外用薬では、表面にあらわれている炎症を抑えることと、炎症の原因となる免疫のはたらきを抑えることを目的にして使われます。 ステロイド剤には多くの種類があり、市販薬にも含まれていることがあります。 しかし、安易な使用は症状が改善しないばかりか、副作用につながることもあります。 医師の診断を受けて症状に合わせた薬の選択をしてもらい、適切な使用をすることが大切です。 自家感作性皮膚炎を予防することはできる? 皮膚は、全身を覆ってからだの水分の蒸発を防ぐ役割がありますが、冬の寒さや年齢、生まれつきの体質などによって、肌を守っているバリア機能が失われ、肌が乾燥してカサカサになっていることがあります。 肌の乾燥は、ちょっとした刺激で炎症や、かゆみを引き起こし、さらにかきむしって皮膚の炎症を悪化させるという悪循環に繋がります。 そして自家感作性皮膚炎は、悪化した原発巣を由来に全身に広がります。 そのため、 自家感作性皮膚炎を予防するためには、乾燥を防ぎ、原発巣の皮膚炎を悪化させないことが大切です。 入浴時は保湿力のある入浴剤を使ったり、乾燥する場所は乳液やクリームなどを使ったりして保湿を心がけましょう。 また、乾燥やかゆみ、湿疹など症状が悪化したときは早めに医療機関を受診することで、早期に治療を開始することができます。 早い段階で原発巣の症状が改善すれば、結果的に自家感作性皮膚炎の予防となります。 おわりに:ステロイド剤は医師に処方してもらうのが安心。 早めに皮膚科に相談しよう 自家感作性皮膚炎は、悪化した皮膚炎(原発巣)を原因として、全身に細かな湿疹がみられる症状です。 医療機関での治療は、ステロイド外用薬を中心に行われます。 ステロイド剤にはさまざまなものがありますが、医師の処方のもとで、症状に合った薬を適切な用法を守って使うことが大切です。 また、日頃から肌が乾燥しないようにケアを行ったり、湿疹が悪化しないよう早めの受診を心がけたりして、自家感作性皮膚炎の予防をしていきましょう。

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顔・腕・足・手・お腹・背中などのかゆくない湿疹の原因は?

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全身の湿疹や発疹の原因は何? 全身に発疹や湿疹ができる原因は大別すると5つあって、 ・外的刺激 ・内的刺激 ・急性湿疹 ・じんましん ・貨幣状湿疹 というものになります。 外的刺激とは? 化学物質やハウスダスト、花粉やダニや細菌、紫外線や相性の悪い化粧品などが該当し、見た感じで何が原因なのかもある程度特定することができます。 内的刺激とは? こちらはアレルギー体質や発汗異常、乾燥肌や皮脂分泌異常などの体の中から症状が出てくるものが原因で、こちらはなかなか気がつきにくく検査をしないと発覚しないことが多いようです。 急性湿疹とは? これは手足や背中といった部分が主体ですが、全体にも広がる湿疹のことで、かゆみがかなり強く湿っている状態なので、できものとは違うと気がつけるでしょう。 じんましんとは? これはアレルギー性のものも多いのですが、実は非アレルギー性のものもあり、仮に全身に広がるようなじんましんならばそれは急性じんましんと言えるでしょう。 貨幣状湿疹とは? これは聞いたことがない人もいるかもしれませんが、強い痒みを伴う10円硬貨程の湿疹が大量に発生し、主な原因は皮膚の乾燥と金属アレルギーや歯周病などの細菌感染と考えられているようです。 そして、このように大別させられるのですが、基本的に全身に発疹や湿疹が出ている人は、アレルギー反応や何らかの細菌感染が疑われますので、どのようなものを食べたのか、どのような行動をとったのかを考え直すことから始めてくださいね。 また、薬の副作用によっても発疹が出てしまうこともありますが、これは身体がその薬に対してアレルギー反応を起こしてしまっている状態なので、これもアレルギー反応と言えるでしょう。 これ以外に、病気では毒性を持った植物などに触れることで発生する接触皮膚炎、原因となる物質が触れたことで発生するアレルギー性接触皮膚炎、お年寄りに多い水疱性類天疱瘡、薬物性肝障害などの病気になることで全身に湿疹ができてしまう要因となります。 もちろん、薬物性肝障害や有名どころの風疹と水疱瘡の場合は発熱症状も出てくるようになるので、熱を伴うときもあれば熱がない時もあると思ってください。 ストレスとの関係性について ストレスが主要因となって湿疹やじんましんを引き起こすわけではありませんが、ストレスが溜まりすぎている人は免疫力の低下や皮膚の水分量の低下が発生するので、アレルギーも発症しやすくなるので、湿疹が発生する確率を引き上げてしまいます。 また、ストレスによる自律神経やホルモンバランスの乱れが発生することで血管から分泌されるヒスタミンの量を増やしてしまうので、じんましんが発生する確率が上がってしまいます。 性病について 性病になってしまうことで、性器周辺だけではなく全身の皮膚に悪影響をもたらしてしまうようになり、赤く腫れたコブができてしまったり、ミミズ腫れのような発疹が出るようになってしまいます。 たとえば、梅毒の場合は感染した部位に1~2センチほどの小さいコブができますが、疥癬(かいせん)の場合は全身に小さな赤いブツブツとしたしこりが発生するようになり、大きなかゆみが出るようになってしまうのです。 なので、性病の疑いがある人が湿疹症状を訴えた場合はそちらの面からも疑いを持った方がいいでしょう。 スポンサーリンク 赤ちゃんや子供、大人の湿疹について 湿疹が出やすいのはやはり大人ではなく子供、そして赤ちゃんで、この発症確率は昔と同じで変わることがないようです。 まず、赤ちゃんの全身湿疹は乳児湿疹やあせも、虫刺されが考えられますが、赤ちゃんは本当に軽い刺激、それこそ鼻水やよだれといった刺激でも簡単に湿疹がでてしまうので、熱を伴わない湿疹も多発しやすいです。 そして、3~4歳以降は湿疹症状が出る細菌に感染する確率が上昇し、赤い斑点状の発疹がでる水疱瘡や風疹やりんご病を発症する確率が高くなるので、そちらを疑うようにしてください。 また、風疹や水疱瘡は子供がなる確率の高い病気ではありますが、ワクチン接種を受けていない人は大人でも発症することがありますし、水疱瘡も大人になってから感染して発症する人もいます。 かゆみがない湿疹にはどんなものがある? かゆみがない湿疹として考えられるのはジベル薔薇色粃糠疹で、これは皮膚病に有りがちな痒みもほとんどないことが特徴的で、医師も気がつかないことがあるようです。 ほかにも、じんましんの場合はかゆみが発生しないときもありますし、ダニの種類によっては刺されても湿疹が出るだけでかゆみが出ないときもあります。 あとは、アトピー性皮膚炎も最初のうちはかゆみがほとんど出ないこともあるので、最初の時の状況のみで判断しないように注意しましょう。 まとめ 以上、いかがだったでしょうか。 今回は、全身に湿疹や発疹が出る時の原因と病気ついて、様々な疑問にも回答し、かゆみなしの時はどういう状態なのかも解説いたしました。 湿疹が出る原因は大別することができますが、主な要因はアレルギーか細菌感染ということでしたね。 また、ストレスによって免疫力の低下や自律神経の乱れを引き起こしてしまうと湿疹やじんましんの出る確率が上がるのでした。 そして、赤ちゃんは刺激に弱く熱が出ない湿疹がよく出てしまうのですが、子供は湿疹が出る病気になりやすく、大人でも一部の病気にはなってしまうのでしたね。 最後に、湿疹症状が全身に出ることは子供以外に大人でもありますので、発疹が全身に広がって炎症によって赤くなってしまうような状況ならば、速やかに皮膚科を受診するようにしてください。 スポンサーリンク カテゴリー•

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