か ふき あらすじ。 ふき|絵本ナビ : 斎藤 隆介,滝平 二郎 みんなの声・通販

【昔話】ふき姫物語【あらすじ・ネタバレ】

か ふき あらすじ

戸籍もなくなっているのに加え、前科持ちの未来子を持て余した家族は、果子の部屋に未来子をあてがったので果子は不満に思う。 未来子は肩すかしを食らい、果子は少し優越感を持つ。 未来子は来た時と同じように家を去り、また日常が戻る。 【起】 - ふきげんな過去のあらすじ1 東京都・品川区、北品川。 都会のど真ん中でありながら、運河もある下町情緒溢れる街に、女子高校生・果子(かこ)は住んでいます。 果子はバンドマンのヒサシに「いるわけがない」と言われながらも、いつも運河にワニを探していました。 そこでワニを目撃したと海苔屋の本田の奥さんが言っていたからです。 なんでも本田の奥さんは赤ん坊をワニに食べられたとかで、それ以来奥さんは毎日ずっと運河を眺めて暮らしていました。 果子の視線の先に、奥さんがいます。 しかし周囲の人間はそれを信じておらず、「恐らく奥さんが赤ん坊を殺したのだろう」と解釈していました。 淡水生物のワニが川に生息するならいざ知らず、海水も入っているこの運河に暮らしていけるわけがない…そう周囲の者も言います。 果子もそのくらいは知っています。 果子は「ワニが『いないこと』を確認するために」毎日運河を見つめていました。 果子の毎日は退屈でした。 だから果子はいつも不機嫌です(タイトル『ふきげんな過去』の「過去」は「果子」もかけている)。 長い夏休みをどう過ごせばよいか分からない果子は、だからこうして毎日ワニがいないことを確認しに、運河へやってくるのです。 続いて果子が習慣にしているのは、喫茶店『ルアン』に行くことでした。 そこの女性店主が、カウンターに座る謎の若い男性と親しげにしているからです。 謎の男は男性にしては美しく、浮世離れしたところがありました。 男性の謎も暴いてみたく、読書をしながら果子は女性店主とカウンターの男性を観察します。 男性が去った後、果子もお会計をしようとしました。 女性店主が「康則ちゃん誘拐事件って知ってる?」と聞くだけ聞いて、答えをくれずに去ります。 果子の家は母方の祖母・サトエと両親のタイチ&サトエ夫妻が経営している、エジプト風の豆料理店『蓮月庵』です。 豆の料理店ということもあり、女性連はみんな豆をむくのが日課であり仕事でした。 果子も帰るとすぐ豆をむく作業に入ります。 女性連は豆をむきながら、他愛もない会話をするのが常でした。 エジプト料理なのに『蓮月庵』という日本風の名なのは、昔は蕎麦屋だったからです。 ところがある日ノムラというカンボジア人男性の料理人がやってきて、豆料理店にかえました。 サトエもそれで文句もありません。 タイチとサトエ夫婦には生まれたばかりの赤ん坊がいますが、身じろぎもしません。 心配するタイチに対し、祖母のサトエは「未来子もサトエも身じろぎしなかった。 果子も動かなかった。 うちは代々、動かない赤ちゃんなんだ」と説明します。 店にはよく眼鏡をかけた小学生女児・カナが来ます。 カナと果子はいとこ同士で、カナの母親のレイがスナックをしている間、面倒を見てもらっているのです。 カナも豆をむく手伝いをします。 果子は女性連に交じって豆をむきながら「康則ちゃん誘拐事件」について聞きますが、みんなの記憶はあいまいです。 康則ちゃんなる人物が戻ってきたのか死んだのか、犯人が捕まったのか逃げおおせたのか分からないほど、昔の事件のようです。 父・タイチはセロハンテープを買いに行きました。 どうやらエアコンの羽か何かの部品が壊れて、それをくっつけるための用具が必要とかで、ガムテープだと分厚くなりすぎるので買いに行っています。 「お父さんよりかは、セロテープの方が必要かもね」と果子は辛辣な言葉を吐きます。 セロテープを買いにいったタイチは、そのまま店主と話しこんでいました。 そういえばサトエの姉の未来子が死んでもう20年近く経過するのではないかと、店主は言います。 【承】 - ふきげんな過去のあらすじ2 赤ん坊の面倒をみてくれと言われた果子は、本当に立ってじっと赤ん坊を観察していました。 赤ん坊も身じろぎしません。 カナがやってきて「それ、妹なんだよね」と言います。 まだ名前を決めていないので、呼び名がないのです。 赤ん坊を見ながら、果子は「なぜ海苔の本田の奥さんはワニに食われるところに赤ん坊を置いたのだろう。 なぜ奥さんは食われなかったのだろう」と考えており、それをカナに言います。 カナは赤ん坊が人さらいにさらわれた説を披露しました。 人さらいの方が現実的だとカナは言いますが、人さらいはいてワニがいないという説は証明されません。 その日は未来子の命日でした。 夜、果子は近所のマンションの給水塔の上から、マントを羽織った男が降りるのを見て驚きました。 だれかに伝えたいのですが、深夜にひとりなので、どうしようもありません。 翌日、またいつものようにいないワニと本田の奥さんを観察していた果子は、向こう側の鉄橋で交通事故と男女が揉めているのを目撃します。 バンドマンのヒサシは滅多に見られない光景に興味津々ですが、果子はどうでもよいと思います。 帽子の男女が果子の横を通りすぎました。 男女ともに顔は見えなかったのですが、男性が喫茶店『ルアン』の謎の男に見え、果子ははっとします。 家に帰ると、父・タイチはセロテーププランに失敗していました。 ボンドだと風が回らないだろうとぼやきます。 そんな時、店に女性が立ちました。 果子は、昼間に逃げていた帽子の男女の女の方だと思います。 客かと思って「まだ営業はやっていない」と言いかけた祖母・サチは驚きます。 そこに立っていたのは、18年前に死んだはずの伯母(サトエの姉)・未来子でした。 祖母・サチ、両親のタイチ&サトエは動揺しますが、果子といとこのカナは面識がないのできょとんとします。 一般的には死んだことになっている未来子なので、家族は持て余しました。 そもそも、なぜ死んだことになったかというと、若い頃の未来子は爆弾作りに夢中になっており、作った爆弾を近所の暴力団の窓に投げ入れるなど無茶をしたからです。 父・タイチの右の人差し指と中指の先がないのは、未来子の爆弾のせいでした。 そんな未来子がある日街からいなくなったので、みんな死んだものと思っていました。 もう死者としての手続きを取っているので戸籍もなく(不在者の生死が明らかでない時、7年で死んだものと宣告される)、帰ってきた未来子は果子の部屋に身を寄せます。 未来子は海外をずっと転々としており、帰国してからは埼玉県飯能市のあたりに潜伏していたそうです。 なぜ潜伏していたのかと問うと、未来子は4~5年前に爆発に巻き込まれて、以来脳に爆弾が入っているから「脳がアレしてて記憶がアレなの」と、よく分からない言い訳をします。 そのまま未来子に部屋を占拠されるのは嫌だなと思いつつ、果子はほかに居場所のない未来子を受け入れます。 喫茶店『ルアン』に行った果子は、思い切って男性を尾行しました。 男性はあるビルに入っていきますが、気づくと背後に立っており、「君、果子でしょ」と言いました。 やはりあの時に逃走していた帽子の男女は、この男性と未来子でした。 男性は自分のことを、昔誘拐事件でさらわれた康則ちゃんだと言います。 康則は、未来子がある組織に軟禁されており、そこから逃げてきたと告げました。 【転】 - ふきげんな過去のあらすじ3 そして康則も次に未来子をさらい、ここじゃない世界に未来子を連れていくつもりだと話します。 謎は深まるばかりで、果子はちっとも理解が追いつきませんでした。 帰り道、また運河からカナと一緒にワニを探します。 近所の右足のない男性が通りかかり、果子たちに話しかけました。 その男性の右足がない理由は、一般的には「サメに食われた説」が有力でした。 あるいは「未来子に爆破された説」もあります。 しかし男性は真相を話しました。 当時付き合っていた女性が飼っていた犬がエレベーターから逃げそうになり、慌ててリードを足で押さえたところ、エレベーターの扉に挟まって神経が死んでしまい、足の切断を余儀なくされたそうです。 でも格好が悪いからサメに食われた説にしておいてくれと、男は言いました。 「未来子に爆破された説」のついでに、未来子の話を果子は男から聞きます。 ちょうど果子の年の頃から火薬づくりを始めた未来子は、やくざの組の事務所を爆破して逮捕されたそうです。 それが元で、当時、未来子の恋人だったタイチは賠償金のために土地を手放しました。 出所した後、未来子は北海道へ渡りました。 タイチもそれを追って北海道に行きますが、事故に巻き込まれて以来、未来子は行方不明で、タイチは戻ってきて未来子の妹・サトエと結婚したとのことでした。 もやもやする果子は未来子に食ってかかり、部屋が誰のものかで揉めます。 未来子が果子に対して「上から目線」でものを言うのも、果子は不満でした。 未来子がいなかった頃は、自分よりはるかに年下のいとこ・カナがぶつける質問に、抽象的な答えをして煙に巻いていた果子でした。 ところが未来子がやって来てからは、果子がぶつける質問に対し、未来子がアバウトな答えを返して煙に巻く…というふうに、立場が変わってしまっているのも苛立ちの原因です。 取っ組み合いの喧嘩をした未来子と果子は、「ボンドどこだっけ?」と探しに来たカナが部屋に入っても喧嘩をやめず、やがて暑くて疲れて2人とも大の字に横たわりました。 喧嘩の後、ぽつりと未来子は「私、果子に会いに来たのよ」と唐突に言いました。 そして夜に時間があるか、つきあえと言います。 横でカナが聞き耳を立てていました。 その夜、未来子はスコップを、果子はシャベルを手にして出かけようとします。 そこへ話をきいていたカナもやってきました。 3人は小舟に乗って(たぶん拝借した)運河を渡り、川べりの葦などが群生する地域へ行きます。 そこは昔、人が住んでいた集落でした。 ランタンを持って歩いた未来子は、康則ちゃんのお屋敷の跡地に行き、トイレの側を掘れと言います。 トイレの側には火薬の原料となる硝石が埋まっているからです。 店で買えばいいのにと果子が言いますが「画家が絵具を市販店で買うか」と切りかえされ、購入するのではないのかと論争になります。 取ってきた硝石で果子は、初の爆弾を作りました。 河原で雨の日、爆発させてみます。 爆発は小さくて、未来子もカナも「しょぼい」と感想を言いました。 カナは爆発物の様子を見に、爆弾に近寄ります。 満を持した感じでキメ顔の未来子が「果子、私があんたの本当の母親よ」と言いますが、果子が「あ、やっぱり?」と全く動揺せずに受け入れたので、初めて未来子が慌てました。 【結】 - ふきげんな過去のあらすじ4 誰かに言われたわけではありませんが、果子は、自分の本当の父親はタイチで、母親は未来子で、生まれたばかりの赤ん坊に困った未来子が祖母のサチに預け、後日結婚したタイチとサトエが両親ということにして育てているのだろうと、そう思っていました。 果子の推理は100%当たっていました。 その瞬間、爆発が起こります。 果子との会話に夢中だった未来子は爆発の瞬間を見逃して、悔しがりました。 対照的に、盛大に爆発したことを果子は喜びます。 爆発の瞬間、近くにいたカナは怪我をしてしまいました。 カナの母・レイは怒りまくりますが、怪我をしたカナはさほど気にしていないようです。 成功を信じた果子はタッパーに詰めた爆弾を持ち歩きますが、みんなからは「なにそれ、煮物?」と言われます。 タッパーの中央から導火線が出ているのに、です。 果子はそれを持って康則宅を訪れ、爆弾をやるから未来子を連れて行くなと言いました。 「こんな爆弾じゃ話にならない」と言った康則は、果子に「違う世界にさらっていってほしいんだね(初体験をしたいのだね)」と言うと押し倒そうとします。 誤解された果子は違うと拒否し、「私は果子よ」と言って部屋を去りました。 康則が言う「違う世界」とは意味が異なりますが、別の世界に行きたいと思った果子は、未来子についていこうかと洩らします。 その夜。 果子がうとうとと眠っていると、給水塔の上にマントを着た康則が立ち、また次に果子がまぶたを開けると康則と未来子が窓のひさしに立って、2人で立ち去りました。 果子は夜のうちに、未来子が家を出たと気づきます。 家の者はだれも気づいていませんでした。 また家族に日常が戻ります。 未来子に何か聞いたかとサトエから質問された果子は、母娘の名乗りをあげたことを告げました。 でも自分で先に気づいていたと言います。 サトエは「うすうす気づかせてごめん」と謝り、妹の名前を考えてくれと頼みました。 2学期が始まりました。 果子がふと思い立って登校時に康則宅へ行くと、なんとまだ2人は部屋にいました。 「せめて引っ越すとかしててよ」と果子は文句を言います。 綺麗に消えてくれていない2人にキレた果子は、康則を「運命が数奇なだけで中身が空疎なだけ」とけなし、未来子の腹を傘で刺しました。 病院に行けない未来子はガムテープで止血しようとします。 医者は駄目と言った未来子は、肌色の糸と針を買って来てくれと言いました。 おろおろと心配する果子に、「傘が刺さったくらいで人間は死なない」と未来子は言いますが、果子は「傘の先っぽに犬の糞、塗りつけてたのよ」と返しました。 傷口から菌が入ったのか、糞のせいか、未来子は熱が下がりません。 今日もまた果子は運河を見ていました。 いとこのカナも並びます。 しかし、なんと、今日の運河は一味違います。 ワニが見つかったのです。 みんなで寄ってたかってやっつけたので、ワニは弱って動かなくなっており、死んだと目されました。 ワニは全長6mくらいありそうですが、青いビニールシートに覆われて姿は直接見えません。 しかし警察も来て人払いをし、取材のヘリらしきものも飛んでいます。 海苔屋の本田の奥さんの言うとおりだったのだと、みんなは騒ぎますが、果子は少しつまらなく感じていました。 結果が分かると楽しくないのです。 (ワニがいるかいないか探している間が楽しかった) ちぇっと思った果子でしたが、死んだと思われていたワニがその時暴れ始め、しかも川にぼちゃっと落ちて逃亡しました。 ワニ周辺の人物は大騒ぎしますが、果子は嬉しそうな顔をしました。

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映画ネタバレあらすじ結末

か ふき あらすじ

戸籍もなくなっているのに加え、前科持ちの未来子を持て余した家族は、果子の部屋に未来子をあてがったので果子は不満に思う。 未来子は肩すかしを食らい、果子は少し優越感を持つ。 未来子は来た時と同じように家を去り、また日常が戻る。 【起】 - ふきげんな過去のあらすじ1 東京都・品川区、北品川。 都会のど真ん中でありながら、運河もある下町情緒溢れる街に、女子高校生・果子(かこ)は住んでいます。 果子はバンドマンのヒサシに「いるわけがない」と言われながらも、いつも運河にワニを探していました。 そこでワニを目撃したと海苔屋の本田の奥さんが言っていたからです。 なんでも本田の奥さんは赤ん坊をワニに食べられたとかで、それ以来奥さんは毎日ずっと運河を眺めて暮らしていました。 果子の視線の先に、奥さんがいます。 しかし周囲の人間はそれを信じておらず、「恐らく奥さんが赤ん坊を殺したのだろう」と解釈していました。 淡水生物のワニが川に生息するならいざ知らず、海水も入っているこの運河に暮らしていけるわけがない…そう周囲の者も言います。 果子もそのくらいは知っています。 果子は「ワニが『いないこと』を確認するために」毎日運河を見つめていました。 果子の毎日は退屈でした。 だから果子はいつも不機嫌です(タイトル『ふきげんな過去』の「過去」は「果子」もかけている)。 長い夏休みをどう過ごせばよいか分からない果子は、だからこうして毎日ワニがいないことを確認しに、運河へやってくるのです。 続いて果子が習慣にしているのは、喫茶店『ルアン』に行くことでした。 そこの女性店主が、カウンターに座る謎の若い男性と親しげにしているからです。 謎の男は男性にしては美しく、浮世離れしたところがありました。 男性の謎も暴いてみたく、読書をしながら果子は女性店主とカウンターの男性を観察します。 男性が去った後、果子もお会計をしようとしました。 女性店主が「康則ちゃん誘拐事件って知ってる?」と聞くだけ聞いて、答えをくれずに去ります。 果子の家は母方の祖母・サトエと両親のタイチ&サトエ夫妻が経営している、エジプト風の豆料理店『蓮月庵』です。 豆の料理店ということもあり、女性連はみんな豆をむくのが日課であり仕事でした。 果子も帰るとすぐ豆をむく作業に入ります。 女性連は豆をむきながら、他愛もない会話をするのが常でした。 エジプト料理なのに『蓮月庵』という日本風の名なのは、昔は蕎麦屋だったからです。 ところがある日ノムラというカンボジア人男性の料理人がやってきて、豆料理店にかえました。 サトエもそれで文句もありません。 タイチとサトエ夫婦には生まれたばかりの赤ん坊がいますが、身じろぎもしません。 心配するタイチに対し、祖母のサトエは「未来子もサトエも身じろぎしなかった。 果子も動かなかった。 うちは代々、動かない赤ちゃんなんだ」と説明します。 店にはよく眼鏡をかけた小学生女児・カナが来ます。 カナと果子はいとこ同士で、カナの母親のレイがスナックをしている間、面倒を見てもらっているのです。 カナも豆をむく手伝いをします。 果子は女性連に交じって豆をむきながら「康則ちゃん誘拐事件」について聞きますが、みんなの記憶はあいまいです。 康則ちゃんなる人物が戻ってきたのか死んだのか、犯人が捕まったのか逃げおおせたのか分からないほど、昔の事件のようです。 父・タイチはセロハンテープを買いに行きました。 どうやらエアコンの羽か何かの部品が壊れて、それをくっつけるための用具が必要とかで、ガムテープだと分厚くなりすぎるので買いに行っています。 「お父さんよりかは、セロテープの方が必要かもね」と果子は辛辣な言葉を吐きます。 セロテープを買いにいったタイチは、そのまま店主と話しこんでいました。 そういえばサトエの姉の未来子が死んでもう20年近く経過するのではないかと、店主は言います。 【承】 - ふきげんな過去のあらすじ2 赤ん坊の面倒をみてくれと言われた果子は、本当に立ってじっと赤ん坊を観察していました。 赤ん坊も身じろぎしません。 カナがやってきて「それ、妹なんだよね」と言います。 まだ名前を決めていないので、呼び名がないのです。 赤ん坊を見ながら、果子は「なぜ海苔の本田の奥さんはワニに食われるところに赤ん坊を置いたのだろう。 なぜ奥さんは食われなかったのだろう」と考えており、それをカナに言います。 カナは赤ん坊が人さらいにさらわれた説を披露しました。 人さらいの方が現実的だとカナは言いますが、人さらいはいてワニがいないという説は証明されません。 その日は未来子の命日でした。 夜、果子は近所のマンションの給水塔の上から、マントを羽織った男が降りるのを見て驚きました。 だれかに伝えたいのですが、深夜にひとりなので、どうしようもありません。 翌日、またいつものようにいないワニと本田の奥さんを観察していた果子は、向こう側の鉄橋で交通事故と男女が揉めているのを目撃します。 バンドマンのヒサシは滅多に見られない光景に興味津々ですが、果子はどうでもよいと思います。 帽子の男女が果子の横を通りすぎました。 男女ともに顔は見えなかったのですが、男性が喫茶店『ルアン』の謎の男に見え、果子ははっとします。 家に帰ると、父・タイチはセロテーププランに失敗していました。 ボンドだと風が回らないだろうとぼやきます。 そんな時、店に女性が立ちました。 果子は、昼間に逃げていた帽子の男女の女の方だと思います。 客かと思って「まだ営業はやっていない」と言いかけた祖母・サチは驚きます。 そこに立っていたのは、18年前に死んだはずの伯母(サトエの姉)・未来子でした。 祖母・サチ、両親のタイチ&サトエは動揺しますが、果子といとこのカナは面識がないのできょとんとします。 一般的には死んだことになっている未来子なので、家族は持て余しました。 そもそも、なぜ死んだことになったかというと、若い頃の未来子は爆弾作りに夢中になっており、作った爆弾を近所の暴力団の窓に投げ入れるなど無茶をしたからです。 父・タイチの右の人差し指と中指の先がないのは、未来子の爆弾のせいでした。 そんな未来子がある日街からいなくなったので、みんな死んだものと思っていました。 もう死者としての手続きを取っているので戸籍もなく(不在者の生死が明らかでない時、7年で死んだものと宣告される)、帰ってきた未来子は果子の部屋に身を寄せます。 未来子は海外をずっと転々としており、帰国してからは埼玉県飯能市のあたりに潜伏していたそうです。 なぜ潜伏していたのかと問うと、未来子は4~5年前に爆発に巻き込まれて、以来脳に爆弾が入っているから「脳がアレしてて記憶がアレなの」と、よく分からない言い訳をします。 そのまま未来子に部屋を占拠されるのは嫌だなと思いつつ、果子はほかに居場所のない未来子を受け入れます。 喫茶店『ルアン』に行った果子は、思い切って男性を尾行しました。 男性はあるビルに入っていきますが、気づくと背後に立っており、「君、果子でしょ」と言いました。 やはりあの時に逃走していた帽子の男女は、この男性と未来子でした。 男性は自分のことを、昔誘拐事件でさらわれた康則ちゃんだと言います。 康則は、未来子がある組織に軟禁されており、そこから逃げてきたと告げました。 【転】 - ふきげんな過去のあらすじ3 そして康則も次に未来子をさらい、ここじゃない世界に未来子を連れていくつもりだと話します。 謎は深まるばかりで、果子はちっとも理解が追いつきませんでした。 帰り道、また運河からカナと一緒にワニを探します。 近所の右足のない男性が通りかかり、果子たちに話しかけました。 その男性の右足がない理由は、一般的には「サメに食われた説」が有力でした。 あるいは「未来子に爆破された説」もあります。 しかし男性は真相を話しました。 当時付き合っていた女性が飼っていた犬がエレベーターから逃げそうになり、慌ててリードを足で押さえたところ、エレベーターの扉に挟まって神経が死んでしまい、足の切断を余儀なくされたそうです。 でも格好が悪いからサメに食われた説にしておいてくれと、男は言いました。 「未来子に爆破された説」のついでに、未来子の話を果子は男から聞きます。 ちょうど果子の年の頃から火薬づくりを始めた未来子は、やくざの組の事務所を爆破して逮捕されたそうです。 それが元で、当時、未来子の恋人だったタイチは賠償金のために土地を手放しました。 出所した後、未来子は北海道へ渡りました。 タイチもそれを追って北海道に行きますが、事故に巻き込まれて以来、未来子は行方不明で、タイチは戻ってきて未来子の妹・サトエと結婚したとのことでした。 もやもやする果子は未来子に食ってかかり、部屋が誰のものかで揉めます。 未来子が果子に対して「上から目線」でものを言うのも、果子は不満でした。 未来子がいなかった頃は、自分よりはるかに年下のいとこ・カナがぶつける質問に、抽象的な答えをして煙に巻いていた果子でした。 ところが未来子がやって来てからは、果子がぶつける質問に対し、未来子がアバウトな答えを返して煙に巻く…というふうに、立場が変わってしまっているのも苛立ちの原因です。 取っ組み合いの喧嘩をした未来子と果子は、「ボンドどこだっけ?」と探しに来たカナが部屋に入っても喧嘩をやめず、やがて暑くて疲れて2人とも大の字に横たわりました。 喧嘩の後、ぽつりと未来子は「私、果子に会いに来たのよ」と唐突に言いました。 そして夜に時間があるか、つきあえと言います。 横でカナが聞き耳を立てていました。 その夜、未来子はスコップを、果子はシャベルを手にして出かけようとします。 そこへ話をきいていたカナもやってきました。 3人は小舟に乗って(たぶん拝借した)運河を渡り、川べりの葦などが群生する地域へ行きます。 そこは昔、人が住んでいた集落でした。 ランタンを持って歩いた未来子は、康則ちゃんのお屋敷の跡地に行き、トイレの側を掘れと言います。 トイレの側には火薬の原料となる硝石が埋まっているからです。 店で買えばいいのにと果子が言いますが「画家が絵具を市販店で買うか」と切りかえされ、購入するのではないのかと論争になります。 取ってきた硝石で果子は、初の爆弾を作りました。 河原で雨の日、爆発させてみます。 爆発は小さくて、未来子もカナも「しょぼい」と感想を言いました。 カナは爆発物の様子を見に、爆弾に近寄ります。 満を持した感じでキメ顔の未来子が「果子、私があんたの本当の母親よ」と言いますが、果子が「あ、やっぱり?」と全く動揺せずに受け入れたので、初めて未来子が慌てました。 【結】 - ふきげんな過去のあらすじ4 誰かに言われたわけではありませんが、果子は、自分の本当の父親はタイチで、母親は未来子で、生まれたばかりの赤ん坊に困った未来子が祖母のサチに預け、後日結婚したタイチとサトエが両親ということにして育てているのだろうと、そう思っていました。 果子の推理は100%当たっていました。 その瞬間、爆発が起こります。 果子との会話に夢中だった未来子は爆発の瞬間を見逃して、悔しがりました。 対照的に、盛大に爆発したことを果子は喜びます。 爆発の瞬間、近くにいたカナは怪我をしてしまいました。 カナの母・レイは怒りまくりますが、怪我をしたカナはさほど気にしていないようです。 成功を信じた果子はタッパーに詰めた爆弾を持ち歩きますが、みんなからは「なにそれ、煮物?」と言われます。 タッパーの中央から導火線が出ているのに、です。 果子はそれを持って康則宅を訪れ、爆弾をやるから未来子を連れて行くなと言いました。 「こんな爆弾じゃ話にならない」と言った康則は、果子に「違う世界にさらっていってほしいんだね(初体験をしたいのだね)」と言うと押し倒そうとします。 誤解された果子は違うと拒否し、「私は果子よ」と言って部屋を去りました。 康則が言う「違う世界」とは意味が異なりますが、別の世界に行きたいと思った果子は、未来子についていこうかと洩らします。 その夜。 果子がうとうとと眠っていると、給水塔の上にマントを着た康則が立ち、また次に果子がまぶたを開けると康則と未来子が窓のひさしに立って、2人で立ち去りました。 果子は夜のうちに、未来子が家を出たと気づきます。 家の者はだれも気づいていませんでした。 また家族に日常が戻ります。 未来子に何か聞いたかとサトエから質問された果子は、母娘の名乗りをあげたことを告げました。 でも自分で先に気づいていたと言います。 サトエは「うすうす気づかせてごめん」と謝り、妹の名前を考えてくれと頼みました。 2学期が始まりました。 果子がふと思い立って登校時に康則宅へ行くと、なんとまだ2人は部屋にいました。 「せめて引っ越すとかしててよ」と果子は文句を言います。 綺麗に消えてくれていない2人にキレた果子は、康則を「運命が数奇なだけで中身が空疎なだけ」とけなし、未来子の腹を傘で刺しました。 病院に行けない未来子はガムテープで止血しようとします。 医者は駄目と言った未来子は、肌色の糸と針を買って来てくれと言いました。 おろおろと心配する果子に、「傘が刺さったくらいで人間は死なない」と未来子は言いますが、果子は「傘の先っぽに犬の糞、塗りつけてたのよ」と返しました。 傷口から菌が入ったのか、糞のせいか、未来子は熱が下がりません。 今日もまた果子は運河を見ていました。 いとこのカナも並びます。 しかし、なんと、今日の運河は一味違います。 ワニが見つかったのです。 みんなで寄ってたかってやっつけたので、ワニは弱って動かなくなっており、死んだと目されました。 ワニは全長6mくらいありそうですが、青いビニールシートに覆われて姿は直接見えません。 しかし警察も来て人払いをし、取材のヘリらしきものも飛んでいます。 海苔屋の本田の奥さんの言うとおりだったのだと、みんなは騒ぎますが、果子は少しつまらなく感じていました。 結果が分かると楽しくないのです。 (ワニがいるかいないか探している間が楽しかった) ちぇっと思った果子でしたが、死んだと思われていたワニがその時暴れ始め、しかも川にぼちゃっと落ちて逃亡しました。 ワニ周辺の人物は大騒ぎしますが、果子は嬉しそうな顔をしました。

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中国ドラマ「花不棄〈カフキ〉

か ふき あらすじ

Contents• yapy. 育てのおじさんと物乞いとして生活してきました。 しかしそのおじさんが死期を覚り、自分の正体を知りたければ、都に行くように言います。 花不棄は、皇帝の甥・陳煜を利用して都にいこうと考えます。 そんな折、育てのおじさんが刺客に殺されてしまいます。 悲しみに暮れる花不棄。 そんな彼女に手を差し伸べてくれたのは、仮面を着けた正体不明の義侠・蓮衣客でした・・・ 中国では数々の話題をさらった今作。 テレビでは同時間帯視聴率1位を獲得し、配信では総再生数 100億回越えを記録しています。 つまりかなりの人気ドラマだったんですね。 時代背景がこのあらすじだけではよくわかりませんが、 ファンタジーの可能性が高いですね。 中国ではファンタジーものが大ヒットを飛ばしているんですね。 原題は? 原題をチェック! 調べたところ・・・ 小女花不棄という名前ということが発覚! 日本語で言うと、少女かふきといったところでしょうか。 ちなみに、英語タイトルは少し変わっていて、 「I Will Never Let You Go」になりますね。 私は決してあなたを行かせない・・・ いやぁー少し意味深ですねぇ~ こちらのタイトルがかなり物語の内容にかかわっていそうです。 blog82. fc2. 歌手でもありますね。 台湾のドラマにも多く出演していますが、近年は中国ドラマに出演。 その知名度をほしいままにしています。 詳細はこちらからどうぞ!.

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