次 亜 塩素 酸 ナトリウム。 次亜塩素酸ナトリウムの消毒効果は?作り方と一緒にご紹介!

次亜塩素酸ナトリウムの消毒効果は?作り方と一緒にご紹介!

次 亜 塩素 酸 ナトリウム

検査室でも『じあ』の略称で通じる馴染み深い試薬の一つである。 実際、検査室の中にある流し台下の隅や試薬庫中で数本の試薬容器を見つけることができる。 その用途としては、感染性微生物の不活化、遺伝子増幅産物や不要遺伝子の分解を目的に使用されている。 また、特殊な用途として、抗酸菌検鏡検査における喀痰の可溶化にも用いられている。 次亜塩素酸ナトリウムは、検査室や多くの分子生物学実験室で、一般的に常用される試薬であるため慣性的に使用され、その特質や注意点などを忘れがちである。 今回は、今一度、臨床検査室や研究室に不可欠な試薬として改めて整理してみたいと思う。 2:化学的な性質 次亜塩素酸ナトリウム(sodium hypochlorite:NaClO)は、次亜塩素酸のナトリウム塩で、酸化作用、漂白作用、殺菌作用を持ち、不安定で分解しやすい性質がある。 酸性では極めて急激に分解反応を起こし、塩素ガスを発生するが、アルカリ性では比較的安定なため、製造時は遊離アルカリを0. 4%前後に調整し、pH12以上の強アルカリ性にしている。 希釈した水溶液はアンチホルミンと呼ばれている。 特性としては、モル質量:74. 07-1. 通常、市販品は次亜塩素酸ナトリウム水溶液を希釈し、有効塩素濃度を、5%、6%、10%、12%にしたものがほとんどである。 緑黄色の透明な溶液で、塩素に似た臭気を持っている。 常温でも徐々に自然分解するが(図1)、日光特に紫外線や温度上昇により分解は促進する。 また、溶液中に重金属(コバルト、ニッケル、銅、鉄など)および塩類が存在すると著しく分解が促進する(表1)。 さらにpH値が低下すると分解が促進し、特にpH7以下の酸性になると分解反応が生じ、pH5より酸性下では急激に塩素ガスが発生するため危険である。 pH5~7の領域は、次亜塩素酸態濃度が最も高いため強い殺菌作用を示す。 使用法によっては、有効塩素濃度が著しく低下する可能性すらある。 一度、使用素材をチェックし放置時間に伴う有効塩素濃度の減衰を検証しておくと有効活用できるものと思われる。 耐食素材としては、チタン、ガラス、陶磁器などがある。 硬質塩化ビニール、ポリ塩化ビニリデン、ポリエチレン、フッ素樹脂、軟質塩化ビニール、エボナイトなども耐食性を示す。 ゴム類の耐食性は劣る。 また、次亜塩素酸ナトリウムは、取り扱いによっては爆発を危惧する報告がある。 1980年代に三重県四日市で、作業員が次亜塩素酸ナトリウム水溶液をタンクに移し替える際にホースが外れ、水溶液を浴びてしまった。 作業員はぬれた衣類を洗わずに日に干して乾かし、そのズボンをはいて歩いたところ、摩擦によって爆発が起き重体になったという事例がある。 この時の次亜塩素酸ナトリウムは高濃度のものであるが、一般的に使用する試薬は希釈されているため、このような危険性はないとされている。 しかし、衣類などの繊維にかかった場合は、すぐに水で充分に洗浄する習慣をつけておくべきである。 特に色物の衣類では脱色されるので注意が必要である。 一つは、被験材料に由来する微生物の検査作業域もしくは周辺に飛散した汚染対策の殺菌やウイルスの不活化である。 これらの作業では、環境中からの微生物対応も含まれる。 通常、一般細菌や酵母は濃度が0. 01~0. 1%(100~1,000ppm)の次亜塩素酸ナトリウム水溶液に20秒~10分、 結核菌は0. 1~2%(1,000~20,000ppm)の水溶液に10分~30分浸せば死滅する。 また、枯草菌の芽胞は0. 01%(100ppm)の水溶液に浸せば、5分以内に99. 9%が死滅するとされている。 一般のウイルスでは、0. 02~0. 1%(200ppm~1,000ppm)の水溶液に浸せば1~30分で不活化し、 B型肝炎ウイルス(HBV)は、0. 1~2%(1,000ppm~20,000ppm)の水溶液で20分~1時間の処理が必要とされている(表2)。 表2 消毒薬と作用時間 微生物 次亜塩素酸ナトリウム 消毒用エタノール 濃度 作用時間 一般細菌・酵母 0. 01~0. 1% 20秒~10分 10秒~1分 糸状真菌 0. 01~0. 1% 10~30分 2~10分 結核菌 0. 1~2% 10~30分 20分 細菌芽胞 1% 3時間 (無効) ウイルス 0. 02~0. 1% 1~30分 1~30分 B型肝炎ウイルス 0. 1~2% 20分~1時間 (効果あり) もう一つは、遺伝子検査で実施する、不要遺伝子もしくは作業中に飛散した増幅産生DNAの分解を目的とするものである。 この場合、有機物の混入は限定的であるが、TE buffer混入の可否により変わってくる。 日常の机上や作業台を清拭する場合は0. 1%程度の濃度で、 汚染が強く疑われる場合は0. 5%程度に上げるのが望ましい。 また、作業に使用した 器具や機器類は1~0. 1%の水溶液に数分~1時間位作用させ、汚染が強い場合は一晩浸漬するのが良いが、この場合は材質の腐食との兼ね合いが重要である。 増幅産物の汚染対策としては、TE bufferの使用が頻繁な遺伝子増幅検査では、0. 5%程度の濃度での使用が安全であり、処理後の中和や水での洗浄操作が重要と思われる。 使用濃度が濃すぎた場合もしくは中和処理や水での洗浄を怠ると残留塩素が高くなり、次の分析作業に弊害を生じることがある。 例えば、汚染DNAを除去する目的で濃い次亜塩素酸ナトリウム水溶液を使用し遺伝子増幅器を清拭した後にそのまま分析した結果、遺伝子検査が偽陰性化した事例などがある。 濃い次亜塩素酸ナトリウム水溶液を使用した場合は、器材の腐食を加味した使用時間の配慮と使用後の水による充分な洗浄もしくはハイポ液による中和などが必要となる。 さらに、次亜塩素酸ナトリウム水溶液はアルカリ性に保持されているため、pHの影響を受ける検出反応系では充分な洗浄とpHの中和も念頭におく必要がある。 特に生体試料については、個別の成分についての有効濃度や処理時間などの詳細なデータ数が乏しいため、有機物による有効塩素の不活化などを推定して使用するなど考慮すべき要因が多く存在する。 5:殺菌作用 次亜塩素酸ナトリウムの水溶液中には、遊離残留塩素または有効塩素と呼ばれる次亜塩素酸と次亜塩素酸イオンとが存在する。 これは、図2に示したように溶液のpHに依存しアルカリ性では次亜塩素酸イオンが、中性から酸性域では非解離型次亜塩素酸が多く存在する。 また、非解離型次亜塩素酸はpH5、6より低いと急速に塩素ガスを発生し分解する。 図2 温度とpH値の変化に対応する水中の塩素酸、 次亜塩素酸の分布(Morris J. による) 次亜塩素酸ナトリウムによる殺菌作用機序は充分には解明されていないが、この有効塩素の強い酸化力により、微生物やウイルスなど病原生物の細胞膜や細胞壁(形質膜など)の損傷、酵素活性の失活(表3)、内部のタンパク質や核酸を変性させるといわれている。 0 100 100 100 5 3. 0 80. 0 100 100 10 6. 0 56. 5 100 100 25 15. 0 45. 0 100 100 50 30. 0 26. 0 100 100 100 60. 0 10. 0 100 100 *脱水素酵素群も影響を受ける 微生物制御実用辞典(フジ・テクノシステム:1993年)より一部抜粋 次亜塩素酸と次亜塩素酸イオンの有効塩素のうち、次亜塩素酸イオンは、微生物細胞の脂質二重層を透過できないため細胞の外からの酸化作用であるが、非解離型次亜塩素酸は適度の分子サイズと電気的に中性なため受動拡散により細胞壁と形質膜を透過して細胞の内部に入り、細胞の中と外の両面から酸化作用を及ぼす。 そのため強い殺菌作用を発揮するといわれている。 有効塩素(残留塩素)には遊離有効塩素と結合有効塩素がある。 次亜塩素酸(HOCl)と次亜塩素酸イオン(OCl —)は遊離有効塩素だが、殺菌作用(滅菌効果)は前述の理由により次亜塩素酸(HOCl)の方が大きい。 水中の遊離有効塩素である次亜塩素酸(HOCl)は、pH5~6付近で最も濃度が高く、溶解水のpH5程度のときに最も多く存在するため、溶解水のpH5程度のときが最も殺菌作用(滅菌効果)が強いとされている。 6:使用上の注意点 次亜塩素酸ナトリウム水溶液による反応は遊離塩素化反応なのでトリハロメタンなどの有機塩素化合物類を生成する。 次亜塩素酸ナトリウム水溶液を塩酸などの強酸性物質と混合すると、黄緑色の有毒な塩素ガスが発生する。 5%中でも数時間以上生存しているという報告もあり、喀痰の可溶化に次亜塩素酸ナトリウムを使用した場合、菌体の死滅化という観点からは、熱処理法など他方との併用が必要である。 7:中和法 次亜塩素酸ナトリウム水溶液は低い濃度でも水生生物に毒性を示すため、廃棄する場合は必ず有効塩素を中和して廃棄すべきである。 また、次亜塩素酸ナトリウムを用いた実験での反応停止や機器内の洗浄に使用した後などには中和反応が必要で、有効塩素の中和にはチオ硫酸ナトリウム(Na 2S 2O 3・5H 2O)を使用する。 高い濃度の次亜塩素酸ナトリウム水溶液の中和には固形のチオ硫酸ナトリウムを使用する。 注意点は、有効塩素1%以上の濃度で中和を行うと急激な反応によりpHが低下しガスが発生する事があるので必ず1%以下に薄めてから中和することである。 また、この中和反応は、有効塩素の中和であり、pHを中性にするものではない。 使用量としては、6%の次亜塩素酸ナトリウム水溶液1Lに対してチオ硫酸ナトリウム5水和物約150gを、12%の水溶液1Lには約300gを使用する。 8:有効塩素量を調べる 次亜塩素酸ナトリウムの濃度は、含まれる塩素量を表しているのではなく、有効塩素として表示する。 有効塩素は、次亜塩素酸ナトリウム(NaClO)の分解によって生成する酸素原子の酸化力に相当する塩素原子の量を表す。 実際の測定法は以下の通りである。 『試験液10mlを正確に量り,水を加えて正確に100mlにする。 遊離したヨウ素を0. 1Nチオ硫酸ナトリウム液で滴定する(指示薬:デンプン試液3ml)。 同様の方法で空試験を行ない補正する。 1Nチオ硫酸ナトリウム液1ml=3. などが市販されている。 9:有効塩素と残留塩素の違い 次亜塩素酸ナトリウム水溶液中に存在する酸化力のある塩素を有効塩素と呼ぶ。 次亜塩素酸(HClO)や次亜塩素酸イオン(ClO —)がこれに相当する。 残留塩素とは、有効塩素が処理水中で酸化作用(殺菌作用)を起こしたり、処理水中の有機物などと反応したり、分解したりした後に残留している有効塩素のことを残留塩素と呼ぶ。 残留塩素には、遊離塩素と結合塩素があり、次亜塩素酸や次亜塩素酸イオンを遊離塩素、処理水中のアンモニアと反応して生じたクロラミン(NH 2Cl)のうちモノクロラミンとジクロラミンは結合塩素と呼ばれ、遊離残留塩素に比べればおよそ数分の1の効果ではあるが、酸化力による殺菌、消毒作用を持っている。 10:使用上の安全性 一般的に普及した試薬だが、危険性と健康管理上からの取り扱いの注意点は守るべきである。 使用前に製品安全データシート(MSDS)を読み、薄めたアンチホルミンであっても刺激は強いので、使用時の保護具(保護メガネ、手袋、保護マスク、保護着など)の着用は順守し、長時間の使用は避けるべきである。 また、容器の横転、転倒、落下などの衝撃は容器の破損などによる液漏れにつながるため充分に注意が必要である。 参考文献・web site 1 消毒薬 2 次亜塩素酸ナトリウム 出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 3 白川 卓、ほか:次亜塩素酸ナトリウムによる核酸の分解 神大医短紀要、7:17-21(1991) 4 福崎 智司:次亜塩素酸ナトリウムの特性と洗浄・殺菌への効果的な利用、食品工業、8月30日号,36-43(2006) 5 高杉製薬工業株式会社:次亜塩素酸ソーダ 取扱説明書、2009年6月22日(改定) 6 日本ソーダ工業会:安全な次亜塩素酸ソーダの取扱い、平成18年11月20日(改定) 7 石井泰造監修:微生物制御実用辞典、フジ・テクノシステム(1993).

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【医師監修】次亜塩素酸水とは?次亜塩素酸ナトリウムと何が違うの?

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安定型次亜塩素酸ナトリウム さまざまな細菌・ウイルスを瞬間に強力除菌 気になる臭いまで同時に瞬間消臭 人と環境に安心の安定型次亜塩素酸ナトリウム アルコール製品では対処できないものから、さまざなな細菌・ウィルスまで、脅威の瞬間除菌率99. 9%以上でしっかり除菌。 時間をかけずに一瞬で除菌するので空気中に浮遊する細菌やウィルスにも有効です。 同時に環境省指定の8大悪臭をはじめ、気になる嫌な臭いを強力に瞬間消臭。 塩素系製品にありがちな特有の不快臭もありません。 また弱アルカリ性で無揮発で、手荒れや乾燥、痛みを伴う心配もなく、敏感肌や肌の弱い人でも安心してお使いいただけます。 もちろん、さまざまな安全性試験を行って人体などへの安全面も確認済み。 塩素系製品で問題となる発癌性物質のトリハロメタンをはじめ人体に有毒なガスの発生もありません。 さらに金属製品や繊維に対する腐食の心配もなく、繊維に対する漂白の心配もありませんので使用場所を選びません。 1 年以上も有効塩素濃度が変わらず品質が維持され効果が持続、さまざまな環境で安心してお使い頂けるのが安定型次亜塩素酸ナトリウムです。 本製品の特徴• 高い除菌・消臭能力• 無揮発• 非腐食性• ほぼ無臭• 非漂白性• 非可燃性• 高い安全性• 長期成分安定性• ) それらの増植・感染を防ぐため、細菌や真菌、ウイルスにはそれぞれ中心に核酸という生命をつかさどるものがあり、その核酸を遊離有効塩素による核酸の構成成分に浸透接触し変異・分解することで生存機能を停止させ、不活化します。 また同時にpHのアルカリ性が活動エネルギー源となるたんぱく質を構成するアミノ酸の結合を崩壊させたり、分解させ変異させて無効化することで遊離有効塩素との相乗効果により素早く効果的に不活化させます。 このことで接触時に、時間をかけずに効果を得ることで、拡散・増植する間を与えず不活化させることが出来ます。 不活化後は水と酸素とごく微量の塩に分解されるので、次亜塩素酸水など他の次亜塩素製品にみられるような残留塩素や酸性物質などをつくらず腐食などの影響をおこさないため使用後も安心です。 この不活化は細菌、真菌、ウイルスの構造を持つものには有効で、その大きさや細胞膜の厚さ・強度により子有効塩素に濃度と接触時間による差はありますが不活化プロセスは同じで、芽胞菌類は核酸への成分接触を阻止する強い外殻(芽胞)を持っていますが、定期的にその外殻が開くため、その瞬間に成分が接触し核酸を分解するので、芽胞が開き成分接触までの時間を要しますがこちらも不活化します。 主な既存商品との比較 数多くまた豊富な種類が発売されている既存の商品と比べて、どのような違いがあるのか。 またこれまで何となく効果があるようにおもっていた既存商品は、実際にはどのような特徴を持つものなのかを知ることで、当製品の良さをご理解いただけるはずです。 季節性インフルエンザはもちろんサルモネラ菌や、動物感染で恐れられる犬パルボウイルスや豚コロナウイルス、食中毒で問題となるO-157やノロウイルスまでに有効であるということが実証されました。 しかも除菌能力は、現在最も有効であるとされる塩素除菌能力を発揮し、多くの細菌・ウィルスに対して、ほぼ一瞬で99. 9%以上を除菌します。 除菌効果が一瞬で得られるので付着しているウィルスはもちろん、空間に浮遊する細菌・ウィルスに対しても効果を発揮するため、感染予防などにも絶大な効果を発揮します。 瞬間除菌能力が大切な理由 よく数十秒後、数分後に99. 9%以上の除菌ということを使われることがありますが、それはシャーレなど器の中に菌を入れて行う試験であり、あくまで菌がその器の中でしか動かない環境での結果です。 実際の環境は、空間いっぱいに浮遊し増殖をするために、時間のかかる試験結果は、除菌能力においての良さをアピールしても現実的ではありません、だからこそ、接触と同時に瞬間で99. 9%以上の除菌効果を持っていることが大切になるのです。 瞬間・強力消臭 タバコや加齢臭をはじめとする有機臭の消臭に特に効果があり、アンモニア臭は分解されて無害・無臭に。 抜群の消臭効果で生ゴミなどはもちろん、環境省指定の8大悪臭などなかなか消せなかった気になる臭いを瞬間消臭。 微生物から有機物分解により発する悪臭や、有機系の液剤(パーマ液など)にも効果があり、空中に散布することで空間に漂う臭いもしっかりと消臭。 従来に見られるような、臭い成分を包んacで隠したり、他の臭いでごまかすなどということなく、臭い成分そのものを分解し消臭します。 【環境省指定8大悪臭に対応】 非腐食・無漂白 現代社会の環境で電子機器をはじめとする金属が多く使われて。 酸性や弱酸性の塩素系製品で特にみられるような腐食の心配がないので金属加工品や精密機器、繊維製品や衣類などがある場所においても安心してお使いいただけます。 もちろん腐食試験については、信頼のおける検査機関で実証済みです。 (電子部品その物への直接使用は注意下さい)また漂白するような恐れもないので、繊維に付着して脱色されるような心配もなく、色柄物の繊維などに(一般洗剤と同程度とお考えください)も安心してご利用いただけます。 大手民間検査機関にて、金属腐食試験の結果、水道水と同等の腐食レベルを確認 無臭 アルコール製品はシンナー系特有の臭いがあったり、塩素系製品では、プールなどで感じるような塩素臭や独特な香料臭などで不快感を持つ場合があります。 しかしこの製品は、ほぼ無味・無臭です。 当然、香料などは一切使用していないので、使用時や使用後に臭いが気になることなく安心してお使いいただけます。 また、細菌やウイルスと接触している間は持続的に商品の成分が残る限り持続して除菌をし続けます。 安全性 アルカリ性ですが、万が一、直接口についてしまったりといった場合も人体に危険がなく、皮膚の弱い方や炎症などを起こしている部分に直接付着しても刺激もなく悪影響はありませんので、お子様やお年寄り、妊婦の方がいらっしゃる場所でも安心してお使いいただけます。 さらに除菌した後は、水と酸素になるために、人や環境に非常に安全です。 また、アルコール製品のような可燃の心配や、塩素系製品の有害な塩素ガスやトリハロメタンの生成、など人体に危険を及ぼすようなものを発生させる恐れもありませんのでどこででも安心してお使いいただけます。 比較的長い保存期間をメリットとしている次亜塩素酸水でも約6ヶ月で50%以下の有効塩素濃度になってしまうため強いとされるノロウイルスなどはいざ使用する際に十分な効果を得られているかが疑問です。 本製品は成分純度がとても高いため成分が安定し自然分解が起こりにくく、約1年で有効塩素濃度の減少率が10%未満と成分保持が非常に長期間持続するため、いざ使用時に十分な効果を発揮することができます。

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次亜塩素酸ナトリウムはコロナウイルスに効果はあるの?消毒液の濃度や問題点など

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新型コロナウイルスの感染拡大防止について、手指のアルコール消毒が有効である。 ところが、消毒用アルコールが品薄になってきたため、次亜塩素酸を入れた水を使い始めている。 また、空間除菌と称して、次亜塩素酸の入った水を噴霧しているところもある。 この問題点についてまとめておく。 厚生労働省の注意喚起 まず、次亜塩素酸を含む消毒薬(次亜塩素酸水・次亜塩素酸ナトリウム液の両方が該当)については「 」によると、 新型コロナウイルス感染が疑われる者の居室及び当該利用者が利用した共用スペースについては、毒・清掃を実施する。 具体的には、手袋を着用し、消毒用エタノールで清拭する。 なお、 次亜塩素酸を含む消毒薬の噴霧については、吸引すると有害であり、効果が不確実であることから行わないこと。 とある(強調筆者)。 噴霧したものを吸ってはいけないのである。 そこで、このマニュアルを見ると、次のような表が出ていた。 手指の消毒には、次亜塩素酸ナトリウム液は使わないことになっている。 次亜塩素酸ナトリウム液はモノの消毒に用い、その使用濃度は0. 05〜0. 追記 「」によると, 新型コロナウイルス感染者の居室及び当該利用者が利用した共用スペースについては、消毒・清掃を実施する。 具体的には、手袋を着用し、消毒用エタノールで清拭する。 または、次亜塩素酸ナトリウム液で清拭後、湿式清掃し、乾燥させる。 なお、次亜塩素酸ナトリウム液を含む消毒薬の噴霧については、吸引すると有害であり、効果が不確実であることから行わないこと。 トイレのドアノブや取手等は、消毒用エタノールで清拭する。 または、次亜塩素酸ナトリウム液(0. 05%)で清拭後、水拭きし、乾燥させる。 保健所の指示がある場合は、その指示に従うこと。 となっていて,古いバージョンでは次亜塩素酸,となっていたものが,次亜塩素酸ナトリウムに変わっている(強調部分筆者)。 この文書を読んでも,消毒法として想定されているのは次亜塩素酸ナトリウム液のみであり,次亜塩素酸水には何の言及もない。 このあたりの文書の読み方を分かってない人がちらほらというか,販売側が意図的に誤解させる方向に誘導してる可能性があるので要注意。 感染症防止目的の消毒マニュアルには,次亜塩素酸ナトリウム液は登場するが,強酸性電解水(次亜塩素酸水)は,製造装置がクラスII医療機器に認可されてずいぶんたっているのに全く登場しない。 使うことが想定されている次亜塩素酸ナトリウム液については噴霧して吸い込むなという注意が出たが,そもそも使用が想定されていない次亜塩素酸水については注意すら出ていない(使わないはずだから)。 そこを曲解して,次亜塩素酸水については吸入するなという注意が出ていないから空間除菌目的で噴霧しても大丈夫,と主張する人や誤解する人が居る模様。 そうじゃなくて,やり方が確立してマニュアル化されているものだけが信頼できるという世界なので,条件や手順が確立していないものに非専門家が手出しをするな,病院でも使えるような信頼できるマニュアルが出るまで待て,ということである。 バッチでは次亜塩素酸水にも消毒作用ありの実験結果が出ているので,使えるものなら,近々に,安全確実に使う方法が決まるはずだから,手出しはその後にすべきである。 消毒とは 病院での消毒の標準となっている「2020年版 消毒と滅菌のガイドライン」が手元にあるので、消毒とは何か、ということと、新型コロナウイルスに対して有効な方法についてまとめておく。 「滅菌」とは、すべての微生物が存在しないようにすることをいい、「消毒」とは、生存する微生物の数を減らすことをいう。 感染症の原因となる微生物の数が減ると、感染の危険がほとんどなくなる。 消毒法には、物理的消毒法といって、煮沸・熱水・蒸気・紫外線などを使う方法と、化学的消毒法といって、薬液や気体を使う方法がある。 アルコールで手指を拭いたり、次亜塩素酸ナトリウム液に物を浸したりするのは、化学的消毒法である。 消毒薬の特徴をまとめると、次のようになる。 効果のある微生物、効果のない微生物がある。 消毒薬を選ぶ時には、ターゲットにしている微生物と消毒薬との相性(?)が重要である。 少し待つ必要がある。 消毒薬の効果は瞬時に現れるわけではない。 一定の接触時間が必要である。 有機物で汚れていると殺菌効果が弱くなる。 生体毒性がある。 人体に使うと、皮膚・呼吸器に障害を起こす。 化学的に不安定である。 長期保存はできない。 物に対しても腐食作用、素材の劣化を起こす。 これも、物と消毒薬の組み合わせによる。 正しい濃度で使う。 効果が温度に依存することもある。 化学的に消毒する時に起きているのは、微生物の膜などの構造を溶かしたり、化学反応によって壊したりする、ということである。 構造が壊れると微生物は機能を維持できなくなり、感染もできなくなる。 化学反応の基本は、化学的にエネルギーの高いもの(=消毒薬)は何とでも反応しやすい、というところにある。 反応の後では消毒薬は別のものに変わってしまう。 消毒薬は化学的に不安定、というのは、もともと化学的エネルギーが高くて何とでも反応しやすいので、壊れてしまいやすい、ということである。 何かと反応する前に自然に分解する、ということも起きる。 また、何とでも反応しやすい、というのは、人体とも反応するということを意味している。 つまり、消毒薬は、程度の差があるだけで、人体にとっては劇物や毒物である。 従って、 菌やウイルスとだけ反応して、人体とは反応しないような、都合の良い消毒薬は存在しない。 そうはいっても消毒用アルコールを気軽に指先につけているではないか、と反論したくなるだろう。 それは、量が少なくて短時間で指先だから大丈夫なのである(アルコールアレルギーの人や元々皮膚が過敏な人を別にすれば)。 もし、目や鼻の奥などの粘膜に消毒用アルコールを入れたら刺激が強く炎症を起こす。 アルコールの蒸気を吸っていれば肺を痛めるだろう。 指先であっても長時間消毒用アルコールに浸したり、何回も使うと、手荒れを起こす。 ここで、もう一つ、化学反応の基本である「質量作用の法則」 law of mass action を思いだそう(この呼び方はいささか古く、最近の高校の教科書では、化学平衡の法則、と呼ぶようになっている。 また、そもそもmassの意味は質量ではなく集団の、とか、多数の分子の、という意味なので、直訳するにしても多くの分子が関わる時の反応の法則、の意味だった。 高校化学では、化学平衡になっているときの濃度の間に成立する関係として、公式を暗記させられるが、この際、公式ははどうでもい い。 この法則が意味することは、化学反応が起きる時は存在量が多いもの、濃度の高いものの反応が支配的になる、ということである。 原料になるものがちょっとしか無かったら、生成物もちょっとしかできないよ、という、まあ、当たり前の話である。 このことを踏まえ、消毒薬は、菌やウイルスに効果があり、かつ、ある程度安全に取り扱える種類・濃度のものを利用している。 「空間除菌」の方法はない 「2020年版 消毒と滅菌のガイドライン」には、空気感染・飛沫感染への対策も書いてあるので、ざっとまとめると• 空気感染への対策が必要な、病院の病室における感染対策がこの2種類である。 なお、(空気中に)「 消毒薬を散布してはいけない」 「 消毒薬を用いた有効な対策は実証されていない」と明記されている。 空気感染対策が最も必要な病院においても、薬剤を噴霧する方法は用いられていないどころか禁止事項なのである。 なお、噴霧器で消毒薬を散布をすることもあるが、物の表面に迅速に均一に薬剤を振りかけるためであり、散布している人の方は防護服・防護メガネ・マスク・手袋を着用し、消毒薬に直接触れないようにしている。 このことを踏まえると、クレベリンゲル、などの、二酸化塩素を用いた空間除菌グッズも無意味、あるいは有害(高濃度の場合)と言える。 次亜塩素酸ナトリウム液と次亜塩素酸水 次亜塩素酸ナトリウムは、塩素系漂白剤の主成分で、消毒薬としても濃縮したものが販売されている。 使う時は、適切な濃度に薄めて使う。 次亜塩素酸水は、強酸性電解水のことで、専用の装置で電気分解をして作るものである。 製造装置の設置が前提で、電解水そのものは販売しない。 装置はクラスII医療機器として認定されている。 手指の消毒に使うことになっている。 「強酸性電解水生成装置(クラスII)の定義は、「水道水に食塩を微量添加した原水を有隔膜式電解槽内で電気分解して、陽極側から得られる次亜塩素酸を主生成成分とする酸性の水溶液(強酸性電解水)を連続的に製造する装置をいう。 製造された水は殺菌消毒能力を有し、手術者、介助者等に手洗い用として使用される。 」で、以下のように定められている。 被電解水 0. 次亜塩素酸ナトリウム液も、次亜塩素酸水も、消毒の原因となる物質は次亜塩素酸である。 濃度が全く違うので、次亜塩素酸水は手指の消毒に使えるのに対し、次亜塩素酸ナトリウム液による物の消毒では手袋を着用すること、となっている。 次亜塩素酸は酸性条件下で分解しやすいことがわかっている。 このため、製造装置を設置し、作ったらすぐに使うこととし、製造した次亜塩素酸水は流通させないことになっている。 また、有機物があると消毒効果がなくなってしまうので、流しながら使うことになっている。 もともと薄いので、流すことで次々に次亜塩素酸を供給すれば、消毒効果が十分に得られる、ということである。 その他の電解水 独立行政法人製品評価技術基盤機構が、している。 によると、強酸性電解水以外に、弱酸性電解水、微酸性電解水についても評価している。 有効塩素濃度は30ppm以上である。 A型インフルエンザウイルス(新型コロナウイルスと同様にエンベロープ有りのRNAウイルス)を用いて、消毒薬:ウイルス液=9:1で試験管中で混合し、1分および5分後に中和した後ウイルス価を測る、という方法である。 この試験で、いずれの電解水も、1分、5分でウイルス価を4桁以上減少させることができた。 消毒の効果は有効塩素濃度で決まるので、30ppm以上あればどれでも一定の殺菌効果がある、という結果になったのだろう。 ただしこれは、試験管内で混ぜた時の効果である。 消毒は、やったつもりでできてなかった、ということになると危ない。 この先は、有効塩素濃度を維持するような取り扱いの方法の確立を待って使うべきで、今飛びついて電解水の装置を買うのは止めた方が良い。 具体的には、装置で作った直後に流して使うのかバッチでも使えるのか、遮光がどの程度必要か、手指の場合は皮脂などもあるがその場合の使い方はどうか、といった、使用法も含めたガイドラインが決まるのを待つ必要がある。 なお、これまで、電解水として、飲用の、いわゆるアルカリイオン水を作っていた業者が、酸性側の水を消毒目的に使えると称して売りつけに来る可能性があるが、あくまでも消毒効果は有効塩素濃度に依存するので、飛びついてはいけない。 なお、 この実験結果は、試験管内で混合した場合の結果であり、空気中に散布して空間除菌できることは意味していない。 空気中に散布したものを吸ってはいけないことに変りはない。 補足:食品添加物,の意味 この内容を公開していたら,食品添加物として認められているから安全,という理屈で,亜塩素酸水の噴霧が職場で行われている,という連絡をもらった。 確かに,強酸性電解水も亜塩素酸水も食品添加物としての使用は認められている。 しかし,厚生労働省が出している文書によると,どちらも,加工の時に使うのはかまわないが,口に入るものには残留していないあるいは分解済みである,という条件で使用が認められている。 食べ物と一緒に口に入ってもかまわないというわけではない。 でもって,加工時の使用が認められている理由が,水で洗えばすぐ落とせるので問題なかろう,というものだったりする。 食品添加物として認められていることと,噴霧して吸入しても安全,ということには何の関係もないので,変な理屈に騙されないように注意すること。 追記:次亜塩素酸水噴霧による被害事例 GSEという観光バスの会社が,してくれている。 )における、除菌消臭目的に「次亜塩素酸水によるバス車内噴霧器搭載」しておりましたが、常時噴霧によるバス運転席電子計器類関連すべてに、次亜塩素酸水噴霧による故障や不具合など影響及ぼすことや、これまでのお客様に乗車運行中噴霧による不快など、ご指摘懸念生じたことから搭載しておりましたバス車両全て搭載撤去させていただいております。 ついては、乗車前・待機中など「ピーズガード社」の「次亜塩素酸ナトリウム」成分の手動容器スプレーにて、運転士が随時「除菌・消臭」目的に消毒および除菌させていただいております。 とのこと。 リンク先には,「バスにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン(第1版) 添付ご覧ください。 発行:2020年5月14日 公益社団法人日本バス協会)」も掲載されている。 換気や清拭や洗濯などが方法として挙げられているが,消毒薬の噴霧は書かれていない。 この会社のケースでは,目立った健康被害は無かったようだが,電子計器類が壊れた。 肺の交換はおおごとだが機器の交換は何とでもなるので、まだましな状況だろう。 失敗事例をきちんと出してくれたありがたい会社である。 もし、噴霧装置の会社が、安全ですとか被害なんてありません、などと言って売り込んでいたなら、損害賠償請求しても良さそう。 この会社の経験を踏まえると,オフィスで次亜塩素酸水を噴霧した場合,特に,パソコンなど,ファンで装置内部に空気を強制循環させるものの故障確率が上がりそうである。 この例があるのに、これから噴霧装置を設置して被害が出たら、「先人の経験活かさなかったアホ」と評価すべき。 追記 に続く。

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